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2023年12月22日(金)、セゾンカードの「空港ラウンジの使用回数が年2回までに制限される」という改悪が発表されました。
今回の改悪は、年会費無料のセゾンゴールドアメックスを持っている場合限定です。
という訳で、2023年12月22日(金)に発表された改悪と、セゾンゴールドアメックス改悪の歴史についてまとめてみます。
Contents
「国内空港ラウンジサービス」一部カードにおけるサービス改定
2023年12月22日(金)発表
【変更内容】
回数制限なし⇒年間2回まで
※算定期間:4月1日~翌年3月31日までの1年間
【変更日】
2024年4月1日(月)
【対象カード】
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®カード(年会費優遇型)
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®カード(旧ウォルマートカード セゾン)
私はSFC、JGC両方を持っているので、基本的にカードラウンジは利用しません。
ですが、今まで無制限だったのが「たった2回しか利用できない」のは厳しいですね。
2回だと、旅行で往路と復路に使っちゃうと終了なので、せめて6回くらいないと実用性ないですねー。
というか、セゾンマイルクラブの取り扱いもそうですが、勝手にゴールドの年会費を無料にしておいて、あとから年会費無料ゴールドを「年会費優遇型」とか差別するってのが「なんだかなー」です。
セゾンゴールドアメックス改悪の歴史
ここで、セゾンゴールドアメックスの改悪の歴史をまとめてみます。
【2021年4月28日(水)発表】
海外旅行補償が自動付帯⇒利用付帯へ
セゾンアメックスの海外旅行傷害保険が2021年7月から自動付帯⇒利用付帯に大改悪!
【2022年6月1日(水)発表】
セゾンクラッセ廃止により還元率1.5%⇒0.75%へ大幅ダウン
2022/8/31セゾンクラッセ サービス終了!永久不滅ポイント2倍付与も終了で解約祭りへ?
【2022年8月29日(月)発表】
セゾンポイントモール還元サービス「超優待」廃止⇒年間数万円分の還元がゼロに
セゾン「超優待」サービスが2022年10月31日(月)で終了!
【2023年2月16日(木)発表】
- 「年会費優遇型」という謎差別の設定開始
- 「年会費優遇型セゾンゴールドアメックス」のセゾンマイルクラブ加入権はく奪
- セゾンマイルクラブの大幅値上げ
【2023年12月22日(金)発表】
「年会費優遇型ゴールドアメックス」の空港ラウンジ利用回数を2回に制限
うーん。
こうやって整理すると、すごい改悪の連続ですね。
残されたセゾンゴールドアメックスのメリットを考えてみる
数年前は超おすすめできた「年会費無料のセゾンゴールドアメックス」ですが、現状だとかなり微妙です。
2023年12月時点で残されたメリットを整理してみると
- SuicaやKyashへのチャージもポイント対象
- 海外旅行保険が比較的優秀
- アメックスキャッシュバックの枠を確保できる
- ゴールドカードを無料で保有できる
この4点かな。
1.SuicaやKyashへのチャージもポイント対象
セゾンカードは、SuicaやKyashなどへのチャージもポイント対象となる、非常に珍しいクレジットカードです。
私はカードの利用明細が増えるのが嫌いなので、
- コンビニなどはSuica利用
- PayPayはKyashを登録して利用
- 購入した商品の補償が不要な場合はKyash利用
と使い分けているので、この「SuicaやKyashなどへのチャージもポイント対象」というのは無茶苦茶メリットが大きいんです。
あと、「Kyashへのチャージを利用すると、アメックスが使えない店舗でもVISAとして利用できる」というのも便利かも。
ただ、基本還元が0.75%ってのが微妙。
2.海外旅行保険が比較的優秀
セゾンゴールドアメックスは、海外旅行の補償が優秀です。
補償金額も他の年会費無料ゴールドより高めだし、何といっても「家族まで補償範囲」と「航空機遅延補償がある」ってのがでかい。
自動付帯⇒利用付帯という改悪は残念ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で多くのカードが「利用付帯」になっている現状では、これは仕方ないかと。
3.アメックスキャッシュバックの枠を確保できる
アメックスでは、月に1回「アメックスキャッシュバック」というキャンペーンを発表しています。
対象店舗でカードを利用すると30%程度の還元が受けられるのですが、これが地味に使えます。
アメックスキャッシュバックは上限が500円程度と低いのですが、複数の対象アメックスを持っていると、カードの枚数分だけキャッシュバックを受けることができます。
年会費無料ゴールドアメックスは、この「アメックスキャッシュバックの枠」としてはまぁまぁ優秀かと。
セゾン・アメックス・キャッシュバック対象ショップ情報まとめ
4.ゴールドカードを無料で保有できる
最近はクレカの色に全くステイタス性がないのですが、一応「アメックスブランドのゴールドカードを無料で保有できる」というアドバンテージはあるかなと。
あと、セゾンカード会員限定チケットのゴールドカード枠を利用できるので、特に東京ドーム巨人戦のチケットを取りたい場合は便利です。
「セゾンカード会員限定チケット」の特徴とメリットまとめセゾンゴールドアメックスをメインカードとして使うのはナシ
改悪が続くセゾンゴールドアメックス。
正直なところ、このカードを今後もメインカードとして利用するのは「なし」だと思います。
となると代替カードをどうするかですが、個人的におすすめは次の3パターンです。
1.マイレージプラスセゾンカード
2023年2月以降の私のメインカードが、この「マイレージプラスセゾンカード」です。
私は年間500万円利用まで1.5%還元となる「MileagePlus セゾンゴールドカード」を利用していますが、ゴールドは年会費として22,000円も必要です。
年間利用額が300万円以下で収まる場合は、「年会費1,650円+マイルアップメンバーズ5,500円=7,160円」で維持できる「MileagePlus セゾンカード」で十分だと思います。
(1)メリット
- 利用額の1.5%マイルがたまるという高還元率(一般カードは年間300万円まで、ゴールド会員は年間500万円まで)
- SuicaやKyashへのチャージもポイント対象
- アメックスを選択すればアメックスキャッシュバックの対象
- セゾンカード会員限定チケットが利用できる
- UAマイルは、本家ANAマイルよりコスパ、使い勝手の面で優れている
(2)デメリット
- 年会費が必須(一般:7,160円、ゴールド:22,000円)
- UAマイルのサイレント改悪のリスクがある
- ANAの特典航空券は取りにくい
2.セゾンプラチナアメックス+セゾンマイルクラブ
セゾンプラチナアメックスには「普通のプラチナ」と、「ビジネスプラチナ」があります。
おすすめは「普通のプラチナ」で、2023年12月時点で「ビジネスプラチナ」を作るメリットは皆無なので注意してください。
(1)メリット
- 利用額の1.0%マイル+0.25%永久不滅ポイントがたまるという高還元率
- SuicaやKyashへのチャージもポイント対象
- 専用コールセンター利用などプラチナカードの特典が利用できる
- アメックスキャッシュバックの対象
- セゾンカード会員限定チケットが利用できる
- 紙のカード利用明細が無料
(2)デメリット
- 年会費22,000円が必須
3.エポスカード
エポスゴールドカードは、何といっても年会費無料なのが大きなメリットです。
その他の使い勝手も抜群なので、年会費無料ゴールドが欲しい場合はお勧めです。
(1)メリット
- インビテーション経由で年会費無料
- 指定した3つの利用先は常時1.5%還元にUP
- 100万円利用時に1万円相当のポイント還元⇒100万円利用時の還元率は1.5~2.5%
- カード利用通知が非常に優秀でチケットの当落が発表前にわかる
- 優秀なバーチャルカードが無料で使える
(2)デメリット
- SuicaやKyashへのチャージはポイント3倍対象外
- 空港ラウンジ利用、旅行補償などは控えめ
- 通常還元率は0.5%と低い
この3つのカードの選び方としては
- ANAマイルを利用したい場場合は「セゾンマイレージプラス」
- JALマイルを利用したい場合は「セゾンプラチナアメックス」
- マイルに興味がない場合orカード年会費を支払いたくない場合は「エポスカード」
かな、とりあえず。
あと、エポスの場合は「ちいかわエポス」もおすすめだったりします。
エポスの「ちいかわデザイン」が欲しくてたまらない件まとめ:セゾンゴールドアメックスの空港ラウンジ利用が「年2回まで」に改悪
2023年12月22日(金)、セゾンカードの改悪が発表されました。
今回の改悪は、「空港ラウンジ利用が年2回までに制限される」なのですが、年2回は少なすぎですよね。
往路と復路で使うとすると、実質的に年間1回しか利用できないという計算になります。
そもそも論で、勝手に無料ゴールドに招待しておきながら、後出しで「年会費無料ゴールドだけはこの特典を削るね!」的な対応に不快感を覚えます。
現状だと、セゾンゴールドアメックスのメリットは
- SuicaやKyashへのチャージもポイント対象
- 海外旅行保険が比較的優秀
- アメックスキャッシュバックの枠を確保できる
- ゴールドカードを無料で保有できる
あたりしかありません。
これなら、以前酷評した「セゾンゴールドプレミアムでもいいんじゃね?」というくらいの劣化ぶりですよね。
ちなみに、2023年12月時点だと、「年会費優遇型セゾンゴールドアメックスを保有していると、セゾンゴールドプレミアムのインビテーションが届かない」という制限があります。
なので、セゾンゴールドアメックスの年会費無料ご招待が届いたからと言って飛びつくのではなく、セゾンゴールドプレミアムのインビが届くまで待つという選択肢もアリかと。
セゾンゴールドプレミアムのメリット、デメリットHow to get a Ticket
年会費優遇型という謎区分があるセゾンはほんとわかりにくいですよね。
こういう改悪って大抵はヘビーユーザーしか影響を受けないですが、年2回は1往復で使い切ってしまう回数なので影響受けるユーザーも多そうです。
嫌なら辞めてもっらっても構いませんよって感じでしょうか。
ところで、EPOSカードはSuicaチャージちゃんとポイントつきますよ。
ゴールドのポイント3倍の優遇は無くなりましたが普通に0.5%は今でもつきます。
あああ。
ご指摘の通り、エポスカードは「ゴールドの選べる3選対象外」でした。修正しておきます。
ご指摘ありがとうございます。
ありがとうございます。セゾンゴールドAMEXは即解約です。旧ウォルマートカード セゾン保持者にカード保有を引っ張るだけひっぱっておきながら、カード配布時に落とすとはかなりやり方がひどいですね。信用が地に落ちました。
お役に立ててよかったです。
今回の件、信用というか「勝手に年会費優遇型ゴールド」とかいうなぞ区別を作るのが不快ですよね。こんなことするなら、最初から年会費無料とかするなと。
あと、振り返ってみると、ここ数年の改悪がすさまじいです。
あけましておめでとうございます。
セゾンカードのHPでも見つけにくい情報ですね・・
今年から息子に続いて娘も東京の人になるので
飛行機利用増える身としては2回まではキツイ。
ちいかわゴールドを期待ですね(笑)
ちいかわ、新券面って微妙ですよね。これならゴールド作ってたほうがいいのにー。
くるみっこさん、ご無沙汰してます。
これはビックリです。全然知りませんでした。私は、SuicaへのチャージはビックカメラSuicaカード(1.5%還元で金額制限なし)に変更しているので、今年の改悪後はセゾンゴールドアメックスは決済にはほぼ利用してません。主に空港ラウンジ要員という位置付けだったのですが、今後はその役割も果たせなくなるのですね。これで唯一の役割は東京ドーム巨人戦チケット要員ということになります。
空港ラウンジ要員のカードを探さないと。
今のメインカードはリクルートカード(JCB)です。アマゾン等で買物すると、JCBからの決済メールがアマゾンからの買物メールより早く飛んでくるのが気に入ってます。常に1.2%還元ですし。
野球その他がシーズンオフなので、ブログもちょっとお休み気味です。
セゾンゴールドAMEXをラウンジ要員にしている場合、今回の改悪は厳しいですね。私的な最後の砦は「Suicaチャージがポイント対象外になる」かな。こうなるとさすがに解約を検討するかも。
リクルートカードの1.2%還元はいいですね。アマゾンは事前にアマゾンギフトをチャージして使う派なので、利用通知の恩恵はなさそう。