2023年SUPER GT第7戦オートポリス観戦記 その壱

2023年10月14日(土)、15日(日)に九州オートポリスで開催された「2022 AUTOBACS SUPER GT ROUND7」を観戦してきました。

オートポリスのスーパーGT観戦は、昨年に続き2年連続です。

2022年SUPER GT第7戦オートポリス観戦記 その壱

 

今年は感染症の影響がほぼなくなり、パドックパスやグリッドウォークも復活しています。

とても楽しかった2日間のスーパーGT観戦について、観戦記をまとめてみます。

購入したチケットはロイヤルウエストウイング+TGRファンシート

今年はプレミアムシートをご購入

今年はパドックへの立ち入り、グリッドウォークなどが復活したので、プレミアムチケットを購入しました。

購入したのは、「ロイヤルルームウエストウイング観戦券」44,000円なり。

以前は同じ特典のチケットが「スタンダードプレミアム(27,000円)」だったので、かなりの値上げです。

正直なところ「高いな~」と思うのですが、受けられる特典を考えると、「ロイヤルルームウエストウイング観戦券」一択だった感じです。

 

まず、どうしても利用したかった特典は

  1. グリッドウォーク
  2. フェスティバルゲート専用駐車場

の2点です。

特に、グリッドウォークは「2019年のSUGO以来」なので、絶対に参加したいところ。

また、フェスティバルゲート専用駐車場が利用できると、入場時の長蛇の列をショートカットできるので、これも必須。

なので、この2点が利用できるプレミアムチケットということで、「ロイヤルルームウエストウイング観戦券」を購入しました。

チケットの詳細については、こちらにまとめてあります。

2023年SUPER GT Rd.7オートポリスのチケット発売!入場券の取り方とおすすめ観戦ポイントまとめ!

グランドスタンド利用のため「TGRファンシート」も購入

「ロイヤルルームウエストウイング観戦券」は44,000円もする高額チケットのくせに、日曜日のグランドスタンドに入ることができません。

なので、追加で「TGRファンシート8,000円」を購入しました。

入場券部分がダブるのでもったいないけど、仕方ないです。

まあ、オートポリスはファンシートの設定エリアが広いので、通常のグランドスタンド入場券だと座る場所に困ると考えればアリかな。

博多でレンタカーを借りてサーキットへ!

サーキットの朝は早い

今年は博多まで新幹線を利用して駅周辺で宿泊、翌朝にレンタカーを借りてオートポリスへ向かうというスケジュールを組みました。

レンタカーを借りてサーキットに行く場合、一番ネックになるのが「サーキットの朝が早いため、レンタカー店舗の開店前に出発する必要がある」という点です。

 

サーキットの朝はとても早く、ゲートオープンは朝6時とかです。

ちょっと遅めの8時にサーキット着としても、博多発は朝6時とかになるので、レンタカーのお店が営業時間外なんです。

今まではこれがネックでレース観戦時のレンタカーは見送ることが多かったのですが、今回は日産レンタカーの「セルフライドゴー」を利用しました。

日産レンタカーの「セルフライドゴー」

日産レンタカーの「セルフライドゴー」は、事前に手続きをしておくと、アプリ経由で開錠してレンタカーをそのまま利用できるサービスです。

全て自分で手続きを行うので、店舗営業時間外でもレンタカーの受け取り、返却ができるのが大きなメリットです。

 

今回は、博多駅近くの「日産レンタカー博多駅南店」を利用してみました。

いつものように「コンパクトクラスおまかせ」プランを利用してアップグレードを狙ったのですが、残念ながら今回は「マーチ」が割り当てられました。

前回のキックスがとても良かったので残念。

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朝6時過ぎに店舗に行くと、黒色のマーチが駐車場に置いてありました。

アプリで開錠すると、すぐに利用できる状態になっています。

 

 

ダッシュボードの中に、カギを取り付けるスペースが付いています。

ここからカギを取り出して利用、返却時はここに差し込んでおく形式です。

 

 

「セルフライドゴー」を使った感想ですが、

【メリット】

  • 店舗の営業時間外に受け取り、返却ができる。AM5時~PM10時の間であれば割増料金もかからないのでお得。
  • 店舗の混雑状況に左右されないので快適。
  • 事前に割り当てられる車がわかる。

【デメリット】

  •  全て自分で手続きするので、ある程度の慣れが必要。
  •  セルフライドゴー対応の車が少ないので、お任せプランでボロい車が割り当てられる可能性がある。
  •  トラブルのことを考えると、事故発生時に自己負担が0円の「フルサポートプラン」への加入は必須。

 

こんな感じかな。

私は今後も積極的に「セルフライドゴー」使うと思います。

店員さんとのやり取りがないのは快適です。

2023年10月14日(土)予選日の駐車場の様子

博多からドライブすること約2時間、午前8時過ぎにオートポリスへ到着しました。

今回はいいチケットを購入しているので、フェスティバルガーデンに駐車できます。

受付で駐車パスをもらって、バックミラーのところにかけておけばOK。

 

 

一般車とは違うルートを案内され、スムーズにフェスティバルガーデンへ移動できます。

 

 

土曜なので、朝8時過ぎでもガラガラ~。

 

 

でも、すいているのはフェスティバルガーデン駐車場だけで、一般駐車場はそれなりに車が停めてありました。

 

 

駐車後に、今回借りたマーチを記念撮影。

ノートやキックスと比較すると、高速や山道は普通に走るのもかなり厳しい感じで、完全街乗り用の車だと思います。

 

 

駐車場から階段を上がって、ロイヤルルーム(東)の前を通ります。

今回購入したのは「ロイヤルルームウエストウイング観戦券」なので、こちらの建物内には入ることができません。

 

 

レクサスブリッジの上からの風景です。

土曜なので、まだガラガラです。

 

 

ピットには、「激感ピット」というスペースが設定されていました。

どうも、パドックに入れるチケットを持っていれば、無料で入れる模様。

 

 

中に入ると、こんな感じでピットを走るマシンを間近に見ることができます。

マシンを間近で撮影したいなら、いいポイントだと思います。

2023年10月14日(土)パドックの様子

久しぶりに入るパドックは、やっぱり楽しいですね!

ドライバーがウロウロしてるし、オイルとタイヤのゴムが焼ける匂いで「サーキットにきた」と実感できます。

お天気がイマイチなのがちょっと残念。

 

 

左側の「のっぺりしたタイヤ」が晴れ用タイヤ、右側の水があるタイヤが雨用タイヤです。

今回のレースウィークは晴れ予報なので、レインタイヤの出番はなさそうです。

2023年10月14日(土)イベントスペースの様子

オートポリスはメインスタンドの裏に広いイベントスペースがあります。

イベントスーペースの入り口には、なぜかお馬さんが毎年います。

こちらは小さい馬(ロバ?)で、「餌やり200円」という看板があるのに、芝生をモリモリ食べてました。

 

 

土曜日のイベントスペースは、人が少なめ。

しかも、オートポリスは客層が比較的いいので、とても快適です。

 

 

今年で引退する立川選手の応援メッセージが至るところにありました。

立川選手、若いころはほんとにイケメンです。

この顔であの天才的な走りができるんだから、そりゃ人気でるよね。

 

 

トヨタGAZOOレーシングのトークショーをするトレーラーも、立川仕様でした。

 

 

ZENTの真っ赤なスープラが展示されてました。

この時代のスープラはあまり知らないのですが、まだ実車が残っていることに驚き。

 

 

ヘリコプター遊覧飛行の勧誘がすごかったです。

レース中、結構な頻度で飛んでいたので、それなりに人気があったのかな?

北海道の有珠山上空をヘリで飛んだことがあるのですが、サーキット上空を飛ぼうとはちょっと思わないかも。

2022年9月北海道の旅その4:洞爺湖、有珠山観光

 

 

インフォメーションでは、今年も公式プログラムを購入すると1回だけクジを引くことができます。

E賞の「オートポリチュウ」が欲しかったのですが、もらえたのは残念ながらD賞の入浴剤でした。

E賞よりD賞のほうがショボイとは、これいかに。

 

 

監督のトークショーもしっかりと楽しみました。

高木監督って、意外と面白いんですよね。

なんでも「カートに乗ればいいと思います」で解決させようとするのは笑えます。

あと、この4人では、伊藤監督が一番有能だと思う。

レーサーとしての実績と監督としての手腕は別ってことね。

 

 

イベントスペースには、シビックTpye-RのGT仕様が展示されていました。

NSXの発売終了を受けて、2024年からホンダのGT500参戦車両はこのシビックType-Rになります。

前から見た感じはまあいいのですが、

 

 

元の車両が4ドアなので、斜め後ろから見るともっさりしてますね、やっぱり。

そのうち慣れると思うけど、個人的にはNSXのほうが好きです。

 

 

当日は一日中曇りで、気温も20度まで上がりませんでした。

イベントスペースなどを歩いていれば問題ないのですが、メインスタンドで座っているとかなり寒い。

 

 

メインスタンドの上段に座ったのですが、屋根があるので当然日陰です。

そして、スタンド上段は地味に風が強いので、1時間も座っているとかなり冷え込みます。

なので、この時期のオートポリスでのレース観戦は、しっかりした防寒対策が必須ですね。

 

 

メインスタンドから、GTカーをぱしゃり。

今年で引退する立川選手の38号車です。

正直なところ、ここ数年は衰えが目立つ感じでしたが、全盛期はホントに速かったです。

2023年10月14日(土)ピットウォークの様子

今回は「ロイヤルルームウエストウイング観戦券44,000円」を購入していたので、ピットウォークの優先入場がありました。

ただ、上位の「スーパー・プレミアム観戦券60,000円」のお客さんが全て入場してから、「ロイヤルルームウエストウイング観戦券44,000円」保有者が入場するという順番でした。

 

ちなみに、「スーパー・プレミアム観戦券60,000円」のお客さんは少なくて、この人数+αくらいなのに対して、

 

 

 

「ロイヤルルームウエストウイング観戦券44,000円」保有者はかなり多いです。

「ロイヤルルームウエストウイング観戦券44,000円」の先頭に並んで待つより、「スーパー・プレミアム観戦券60,000円」の最後尾のほうが早く入場できるので、この点にメリットを見いだせるかもポイントですね。

 

 

ピットウォークに優先入場できることもあり、最初はかなりガラガラで自由に動くことができました。

 

 

立川選手のサイン会は超人気。

ですが、定員が少ないので、優先入場以外だと絶対に無理ですね。

 

 

ランキング1位のNiterra MOTUL Zです。

個人的に、このチームが今年イチオシだったりします。

高星選手のスポンサーが増えるといいな。

 

 

ミシュランマンと記念撮影。

ミシュランタイヤは、今年限りでSUPER GTのGT500クラスから撤退するので、これが見納めになるかも。

それにしても、ウェットコンディションでのミシュランタイヤは別カテゴリーの車かと思うほど速いですよね。

わたし、BSがあまり好きじゃなないので、ミシュランの撤退はとても残念。

2023年10月14日(土)予選の様子

予選時のメインスタンドはこんな感じで、お席には結構余裕があります。

土曜日はARTA以外のファンシート設定がないので、一般客でも座れるエリアがたくさんあります。

また、そもそも人が少なめなので、メインスタンドのお席には困らないと思います。

 

 

予選中「AUTOPOLIS Live Monitor 」を使って観戦しました。

このアプリ、正直な感想は「かなり微妙」ですね。

まず、画面がオフになったり、他のアプリにフォーカスが移ると、音声が切れます。

なので、場内音声を聞こうと思ったら、常に画面にこのアプリを表示しておく必要があるというダメ仕様です。

 

あと、通信環境が悪いオートポリスでは頻繁に途切れたりするので、やっぱりFMラジオのほうが安定性で断然上ですね。

オートポリスの場内FMラジオは今年から廃止になっているのですが、このアプリの出来だとかなり苦しい。

麻生釣温泉 亀山の湯・宿

予選終了後の混雑状況ですが、土曜日ということもあり、サーキット内や周辺道路に目立った混雑はありませんでした。

例年だと熊本市内方面に宿をとるのですが、熊本への渋滞がひどいこと、昨年のAZホテルでひどい目にあったことから、今年は小国方面の宿「麻生釣温泉 亀山の湯・宿」を確保してみました。

オートポリスからは約35キロあるのですが、渋滞がほぼないルートなので、30分ちょっとで到着です。

ただし、宿の周辺には何もないので、途中の小国町宮原で買い出しは必須です。

ファミマと地元スーパーがあるよ。

【麻生釣温泉 亀山の湯・宿】

 

 

本日のお宿「麻生釣温泉 亀山の湯・宿」へ到着しました。

なんかもくもくしてる。

 

 

隣接している「蒸し工房」には、こんな感じで蒸気で食材を蒸せるようになっています。

お野菜とかお肉を蒸していただける感じで、宿泊者以外も利用できるので、人気っぽい。

 

 

駐車場の奥にある受付でチェックイン&お支払いしたのですが、お部屋の案内板が怪しすぎる。

 

 

ちなみに、こちらの受付ではアイスクリームなどを販売していますが、蒸し工房で調理できるような食材は基本的に売ってません。

今回はたまたま里芋が売ってましたが、事前に食材確保はやっぱり必須。

 

 

なんか、敷地内のあちこちから蒸気が出てます。

適当に卵とか置いとけば、ゆで卵ができそう。

 

 

本日のお部屋は、「あざみ」です。

宿泊者専用の駐車場から歩いてすぐのところにありました。

 

 

周囲が暗いせいもあり、なんか玄関が怪しい。

ちょっと不安。

 

 

中はこんな感じ。

掃除も行き届いているし、意外と快適。

なんか、田舎のおばあちゃんの家に来た的な。

 

 

事前情報が少なくてわからなかったのですが、冷蔵庫、電子レンジ、テレビ、タオル、歯ブラシ、浴衣などは一通りそろってました。

これなら特別な準備をしなくても大丈夫そうですね。

 

 

そして、こちらが売りの「源泉かけ流しの温泉」です。

ボタンを押すと、結構な勢いで温泉の湯が出てきます。

湯加減はいい感じで、泉質もクセがなくていいです。

いつでも新鮮な温泉に入ることとができるのはいいですね!!

ただ、温泉水を出している間は、手前にあるシャワーから「ちょろちょろ」しかお湯が出ません。

 

 

こちらが、温泉のお湯を貯めるボタンです。

最初はお風呂の中を探したのですが、玄関を入ってすぐのところにありました。

 

 

晩御飯は、「蒸し工房」で蒸し料理をつくりました。

調味料がないと聞いていたのでお塩を持参したのですが、塩だけで十分おいしいです!!

ちなみに、宿泊者には無料でカゴを貸してくれます。

 

2日目決勝日に続く。

2023年SUPER GT第7戦オートポリス観戦記 その弐 SUPER GT(OKAYAMA/AUTOPOLIS/SUGO) How to get a Ticket

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