2022年9月初旬に北海道に行ってきました。
3日目は、念願の樽前山に登り、溶岩ドームを間近に眺め、支笏湖、太平洋、羊蹄山を望む絶景を楽しんできました。
3日目の様子はこちら。
2022年9月北海道の旅その3:樽前山登山
4日目は、千歳からちょっと足を延ばして洞爺湖、有珠山、そして登別くま牧場を巡る予定です。
Contents
千歳から高速道路を利用して洞爺湖へ
朝起きると、前日の樽前山登山の疲れが結構残っています。
そして、太ももとふくらはぎが痛い。
体調を崩しても大変なので、今日は余裕がある予定を組んでみます。
ANAクラウンプラザ千歳の朝ご飯を食べた後、高速道路を使って第一目的地の洞爺湖へ向かいます。
洞爺湖は、北海道の南西部にある「洞爺カルデラ」内にできた湖です。
カルデラ湖としては屈斜路湖、支笏湖に次いで日本で3番目の大きさがあり、2008年に「第34回主要国首脳会議」(北海道洞爺湖サミット)が開催されたのが有名ですね!
まずは洞爺湖の北にある浮見堂公園を軽く散策します。
浮見堂公園は訪れる人も少なく、中島もよく見えるので、のんびり過ごすにはいい場所ですね。
洞爺湖といえば、鉱山廃水の影響で水質の酸性化が進み、多くの生物が死滅したと聞いたことがあります。
でも、湖畔で見る限りとてもきれいな水で、小魚やエビもたくさん泳いでいました。
【浮見堂公演】
洞爺湖サイロ展望台と洞爺湖スカイクルージング
サイロ展望台
浮見堂公園でのんびりした後、有名な「サイロ展望台」へ向かいます。
サイロ展望台というので、てっきりこんなサイロに上がる展望台だと思ってました。
でも、現地にサイロはなく、普通の展望スペースがあるだけ。
人が多くて写真を撮りにくいので、ここだったら浮見堂公園のほうが静かだし、中島もよく見えると思います。
【サイロ展望台】
洞爺湖スカイクルージング
サイロ展望台をふらふらしていると、「ヘリコプターで空から洞爺湖を見ませんか?」と女性に声をかけられました。
この女性、愛想がよくて話が上手。
「今日みたいに天気が良い日はめったにない!」と言われると、乗らないともったいない気になります。
しかも、今なら特別料金とか。
洞爺湖スカイクルージングは、サイロ展望台の中庭ヘリポートから出発して、洞爺湖、有珠山、昭和新山などの上空を巡るクルージングです。
コースは全部で4つあって、人気はやっぱり「有珠山・昭和新山コース:12分」とのこと。
今日だけ特別に一人12,000円といわれたけど、公式サイト見ると普通に「一人12,000円」の文字があるので、これは嘘。
調べればすぐにわかるのにね~と思いながら、一番人気の12分コースをお願いします。
お支払いはクレカOKだったので、手持ちがなくても大丈夫です。
搭乗するのは、この黄色いヘリコプター。
パイロット1名、お客さん3名の合計4名が乗れる機体です。
「前方席が特等席よ!」と言われたので、パイロットの隣にお邪魔します。
計器類は意外とシンプルでコンパクト。
ヘリコプターに乗り込むと、あっという間に上空へ到達!
洞爺湖と中島が目の前に見えます。
洞爺湖温泉の温泉街上空も飛行します。
こうやって見ると、有珠山のすぐ近くに温泉があるのわかりますね。
頻繁に噴火する有珠山にこれだけ近いと、ちょっと怖い気もします。
有珠山の上空に到着しました。
下からだと絶対に見れない景色ですね!!
こちらが昭和新山です。
1943年の有珠山噴火時、普通の森が2年ほどでみるみる成長し、大きな溶岩ドームになったとか。
有珠山は、「噴火する時の噴火口が毎回違う」という特徴があるようで、そこらの道や森が、ある日突然噴火する可能性もあるとか。
昭和新山の上を旋回した後、有珠山を遠目に眺めます。
洞爺湖、中島、有珠山のスリーショットです。
そして、遠くには羊蹄山も見えます。
羊蹄山がこれだけはっきり見えるのは珍しいらしいので、ほんとに天気が良くて最高!
有珠山にはロープウェイが見えますね、この後に寄ってみよう。
約12分のフライトを終え、サイロ展望台へ帰ります。
12分で一人12,000円というと、ちょっと高く感じます。
ですが、洞爺湖、中島、有珠山、昭和新山、羊蹄山、太平洋と見どころ満載のフライトなので、天気がいい日であれば決して高くないと思います。
私は、値段分の価値があると思います。
【洞爺湖スカイクルージング】
https://toyako.biz/heri/
レークヒル・ファームのジェラード
最高のフライトを堪能した後、近くにあるレークヒル・ファームにジェラードを食べに行きます。
レークヒル・ファームは羊蹄山を望む高台にあり、花畑や牧場に囲まれた大自然の中でカフェやスイーツを楽しむことができます。
お店の前には可愛い花畑が!
ジェラードだけではなく、軽いランチもあるみたいです。
ちょうどお昼時だったので、行列ができてました。
店内にはプリン、チーズなどの乳製品がたくさん!
どれも美味しそうですが、要冷蔵なので我慢。
お目当てのジェラードをお買い上げ、外のベンチに腰掛けていただきます!
青い空、緑の牧草と、白いジェラードの対比が素敵です。
遠くに見える三角の山は羊蹄山ですね。
敷地内には、犬小屋みたいな小さな建物があります。
何だろうと思って近づくと。
中にはヤギが寝てました。
こちらはHANAちゃんの小屋らしいです。
もう一つはYUKIちゃんでしたが、子ヤギではなく大ヤギでした。
敷地内にはウサギ小屋もありました。
100円で人参が売っているので、エサやり体験もできます。
気温は20度ほど、天気も最高だったので、いつまでものんびりしたくなる、素敵な牧場&カフェでした。
【レイクヒル・ファーム】
https://www.lake-hill.com/
有珠山噴火記念公園と有珠山火山科学館
最高の景色を見ながらジェラードを食べた後、洞爺湖の南にある温泉街方面へ向かいます。
途中、有珠山噴火記念公園に立ち寄ってみました。
こちらからも洞爺湖と中島がよく見えます。
人も少なめなので、ベンチに座ってのんびりもできますね。
9月初めなのに、もうトンボがいます。
さすが北海道、秋が早いですね~。
そして、謎な彫刻。
【有珠山噴火記念公園】
有珠山噴火記念公園でのんびりした後、洞爺湖火山科学館へ向かいます。
入場料600円が必要ですが、有珠山の火山活動を映像や体感装置などで知ることができます。
でも、展示内容がかなりしょぼいので、立ち寄る価値はないというのが正直な感想。
建物はきれいなんだけどね。
【有珠山火山科学館】
http://www.toyako-vc.jp/volcano/
有珠山ロープウエイと昭和新山
有珠山火山科学館で有珠山について勉強した後、有珠山ロープウエイに乗ります。
ロープウェイの駐車場に着くと、すぐ脇に昭和新山が!
近くで見ると迫力ありますね。
この山が2年ほどで盛り上がったと考えると、自然の力はやっぱりすごいです。
有珠山ロープウェイ乗り場は、建物もロープウェイもきれいで、よく整備されています。
また、ロープウェイは定員96名なので、行列が長くても意外と乗れます。
ロープウェイからは、羊蹄山がよく見えます。
羊蹄山がここまではっきりと見えることは少ないらしいです。
まあ、今日は雲一つないからね。
ロープウェイに乗ること約10分、有珠山の山頂付近に到着します。
駅を出るとすぐ、有珠山頂を見ることができます。
ロープウェイ山頂駅から10分ほど歩くと、有珠山火口原展望台に到着します。
有珠山山頂をより近くで見ることができますが、そこそこの階段を上る必要があります。
昨日の登山で筋肉痛があるので、階段を上り下りするのがツライ。
火口原展望台からは、さらに先に遊歩道が続いています。
ですが、かなりの高低差があり、距離も片道40分もかかるので、体力的に余裕がないと厳しいと思います。
私は、昨日の疲れがあるので迷わず断念。
有珠山と逆の方角を見ると、噴火湾と北海道駒ケ岳を見ることができます。
有珠山頂駅に戻り、カフェ「USU terrace」に立ち寄ります。
目の前に昭和新山が見えるテラスに、おしゃれなベンチが並んでいます。
目の前に見える昭和新山を見ながら、ソフトクリームをいただきます。
歩き疲れたのでソフトクリームがとてもおいしい!!
だいぶ日が傾いてきたので、ロープウェイで下山します。
この景色も見納めですね。
【有珠山ロープウェイ Mt.USU Ropeway】
https://usuzan.hokkaido.jp/ja/
ロープウェイ山麓駅の横に、昭和新山熊牧場があります。
疲れたので建物だけ見て、中には入りませんでした。
【昭和熊牧場】
https://kumakuma.co.jp/
新千歳空港の「札幌ラーメン雪あかり」
予定では、帰りに登別くま牧場に行く予定でしたが、登山の疲れもあり今日は断念。
後日、余裕があればチャレンジすることにします。
本日の夕ご飯は、新千歳空港でラーメンを食べることにしました。
ようこそ・ちとせ割の空港専用クーポンが8,000円分もあるので、そろそろ使い始めないと余っちゃうし。
選んだお店は、札幌ラーメン「雪あかり」です。
いかにもな札幌ラーメンが食べられるのがいいところです。
メニューはこちら。
オーダーしたのは、定番の「味噌バターコーンラーメン」です。
とてもおいしいラーメンでした!
【さっぽろラーメン雪あかり】
https://www.new-chitose-airport.jp/ja/spend/shop/s138.html
5日目に続く
2022年9月北海道の旅その5:神威岬に再チャレンジ How to get a Ticket
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