2023年SUPER GT第7戦オートポリス観戦記 その弐

2023年10月14日(土)、15日(日)に九州オートポリスで開催された「2022 AUTOBACS SUPER GT ROUND7」を観戦してきました。

昨年に続いて2年連続でのオートポリスですが、今年はパドックパスやグリッドウォークが復活しているので楽しみです!やっぱり現地でのレース観戦は最高!

2日目はついに決勝です!!

 

1日目の様子はこちら。

2023年SUPER GT第7戦オートポリス観戦記 その壱

2023年スーパーGT第7戦オートポリス開催はチケット売り切れ!

今年のオートポリス第7戦は、なんとチケットが前売りの時点で売り切れるという異常事態でした。

なので、当日券は販売されず、チケットを持たずにサーキットに来ると、残念ながらレースが観れないという状況です。

地方開催のレースで「前売りチケット売り切れ⇒当日券販売なし」とか、あまり聞いたことないような。

2023年10月15日(日)入場ゲートの様子

2023年決勝日のゲートオープンは朝6時の予定でした。

サーキットには朝6時30分頃に到着したのですが、メインゲートは長蛇の列!!

ですが、私はフェスティバルガーデン駐車場を利用できるチケットを購入していたので、一番左の専用レーンをスイスイ進むことができました。

写真左側の専用レーンは全く渋滞無しです。

 

 

こちらがチケットをチェックするメインゲートです。

一般レーンだと、多分ここまでたどり着くのに30分以上かかると思います。

専用レーンなら待ち時間ゼロなので、これはお値段分の価値があるかと。

 

 

チケットチェックを抜けた後も、一般レーンは超渋滞です。

専用レーンだと、フェスティバルガーデンまで渋滞無しで進めるので、ここでも30分以上違うと思います。

 

 

メインゲートからフェスティバルガーデンまでは、こんなルートを通ります。

全く渋滞がないので、5分もあれば駐車可能です。

昨年は通常チケットだったので、メインゲートから実際の駐車までかなり時間がかかりました。

この「メインゲートの渋滞をスルーできる」、「サーキット内でも渋滞がない」というのは、かなりのアドバンテージだと思います。

2022年SUPER GT第7戦オートポリス観戦記 その弐

2023年10月15日(日)駐車場の様子

朝6時30分ごろのフェスティバルガーデン駐車場です。

土曜の8時ごろより車が多いので、やっぱり日曜日はお客さんの始動が早いですよね。

 

 

一般駐車場は、レイクサイドは満車になり、遠方の駐車エリアもかなり埋まってきている感じでした。

プレミアムチケットを選んでおいてよかった。

2023年10月15日(日)ロイヤルルームウエストウイングの様子

今回は、「ロイヤルルームウエストウイング観戦券」44,000円というプレミアムチケットを購入しています。

このチケットを購入していると入れるのが、こちらのロイヤルルームウエストウイングです。

隣にあるロイヤルルームイーストウイングと比較すると老朽化が目立ちます。

 

 

建物内からは、メインストレートとピットを見ることができます。

ガラス越しで音が聞こえないのがイマイチですが、悪天候時は風雨をしのげるので助かります。

 

 

ロイヤルルームウエストウイングの中はこんな感じで、今年はちょうどいい室温でした。

あと、場所取り禁止のはずなのに、荷物だけ置いているケースが目立ちます。

なのに係員は何もしないので、やったもん勝ちな感じ。

今回のロイヤルルームウエストウイングは、子連れ客も含め「客層が著しく悪かった」です。

運営も何も注意しないので、まさに無法地帯。

通常は「チケット価格と民度」は比例するのですが、今回は残念ながら違いましたね。

ちょっとこの民度だと利用する気にならないので、次回はよりお高いスーパー・プレミアム観戦券を検討します。

2023年10月15日(日)ロイヤルルームイーストウイングの様子

こちらがロイヤルルームイーストウイングで、スーパー・プレミアム観戦券60,000円を購入すると中に入ることができます。

熊本地震後に建てられた新しい建物で、とてもきれい!

 

 

ロイヤルルームイーストウイングにはテラス席があるので、こちらを利用できればGTカーの音を聞きながら快適に観戦できそうです。

わたくし、サーキット現地観戦の一番の魅力は「GTカーのエンジン音、排気音を聞けること」だと思ってるので、この点はいいですね。

個人的には、エンジン音がしないEフォーミュラとか、現地観戦の魅力半減だと思います。

 

 

ロイヤルルームイーストウイングで気になったのは、「ロイヤルルームイーストウイング周辺まで誰でも立ち入れるようになっていた」点です。

以前はロイヤルルームイーストウイングの周辺は、ロイヤルルームイーストウイングに入れるパスを持っていないと入ることができませんでした。

なので、混雑無しでポディウムの様子を見ることができたのですが、今年は一般チケット購入者がなだれ込んで大混雑でした。

この点は大きなマイナスポイントだと思います。

2023年10月15日(日)ピットウォーク、パドック裏の様子

日曜日のピットウォークですが、土曜日よりかなり混雑してます。

レースクイーンはコースで撮影会をしていたので、レースクイーン目当てのお客さんはピットレーンにいないのですが、それでも大混雑。

 

 

優先入場が終わり、一般入場者が入ってくると、身動きができなくなります。

 

 

あまりの混雑ぶりに辟易したので、パドック裏へ退避しました。

このモーターガレージを見ると、サーキットに来たって感じがしますね。

 

 

実況のピエールさんと遭遇。

メガネはレンズ入ってない?

 

 

auトムススープラのピット内をぱしゃり。

伊藤監督、サングラスがむっちゃ似合いますよね。

若いころは立川選手のほうが圧倒的にイケメンですが、年を重ねた今は伊藤監督のほうが渋くて素敵かも。

 

 

日産ドライバー陣を発見!

左から、高星、佐々木、千代、松田、ロニー?(敬称略)

 

こちら、サーキット関係者におすすめしてもらった「うかれ亭」です。

パドック裏に入れるパスを持っていないと購入できない場所にあるのですが、どうもレース関係者にも人気があるお店とか。

 

 

おすすめの牛串700円なり。

確かにおいしいですね!

2023年10月15日(日)イベントスペースの様子

イベントスペースには、昨日と(多分)同じお馬さんがいました。

小さいほうは相変わらず草をもりもり食べてます。

 

 

土曜日とは違って、イベントスペースは大混雑!

お昼時はどの屋台も長蛇の列ができてました。

私は衛生面で屋台を信用してないので、いつもの「吉野家の牛どん」です。

 

 

なんと、公式プログラム売り切れ!

まあ、チケット自体が売り切れてるからね、レースに興味を持ってくれる人が多いのはうれしいです。

 

 

トヨタGAZOOレーシングのイベントに並ぶ人たちです。

前方の人は係員の指示に従ってちゃんと座ってました。

比較的マナーが良くて、客層はいいと思います。

 

 

場内シャトル乗り場の看板です。

私は使ってませんが、遠方の駐車場になったら便利かも。

 

 

今年もF15戦闘機のウェルカムフライトがありました。

久しぶりに航空祭にも行ってみたいですね。

岩国米軍基地の航空祭だと、AV-8B ハリアー 、A10、MV-22オスプレイみたいな自衛隊が保有していない機体を見れるのでおすすめ。

2023年10月15日(日)グリッドウォークの様子

今回のレースで一番楽しみにしていた、グリッドウォークの時間が近づいてきました。

集合時間については、ロイヤルルームウエストウイングに貼りだしてあったのでチェック。

 

 

グリッドウォークについても、ロイヤルルームイーストウイング利用者のほうが優先されてました。

さすがに昨日のピットウォークよりも並ぶ人が増えてますね。

 

 

ここで一つ苦言。

今回のオートポリスの運営は全体的に雑だったのですが、このグリッドウォークの案内は最悪でした。

  • 看板持っているアルバイトが仕事しない
  • 行列の並ばせ方が悪く無秩序
  • 並んだ順に入場させず「はいどうぞ!」だったので、並んでいた場所によっては、あとから並んだ人のほうが早く入場できた

とグダグダでした。

4万円超のチケットを買ってくれているお客さんに対してあまりに失礼な対応で、周りの人もかなり怒ってましたよ。

 

 

グダグダな運営に怒っている人が多かったのですが、グリッドに入ってしまえば話は別です。

久しぶりのスターティンググリッドは最高ですね、やっぱり楽しい。

ポールポジションを取った16号車の前で、最初に撮影。

 

 

19号車は、よくも悪くも「下品」ですよね。

レースクイーンのコスチュームも、ダントツで品がないです。

 

 

39号車は今年もパッとしなかったですね。

関口&中山コンビは今年が最後だと思うので、このレース頑張ってほしいところ。

 

 

ひときわ人だかりになっていたのが、やっぱり立川選手の周りです。

入れ替わり立ち代わりで、記念撮影会が開催されてました。

 

 

いい笑顔ですね!

GTドライバーは、基本的に人格者が多く、しかも頭の回転が速い人が多いです。

ファンに対してもフレンドリーだし、気軽にサインもしてくれます。

インタビューにも慣れていて、ファンサービスの一環としてしっかり対応するんです。

プロ野球選手のヒーローインタビューとかひどいもんなので、少しはレーサーを見習って欲しいですよね。

 

 

立川選手大好きの石浦さん。

来年、どうするんだろ?

 

 

グリッドでも、ビバンダムを撮影!

3号車は現時点でランキングトップですが、今年こそ年間チャンプを取って欲しいです。

 

 

4号車の初音ミクです。

この車の周辺だけは、ちょっとファン層が違うので遠目でもわかります。

今回はパンクしないで完走できるといいですね!

2023年10月15日(日)サーキット内の通信状況

ドコモとauは移動中継車でかなり改善

サーキット内の通信状況ですが、去年よりはだいぶマシでした。

サーキット関係者に聞いたのですが、今年はdocomoとauは移動中継車を準備してくれたらしいです。

ドコモの中継車はメインスタンド前に置いてあったので、メインスタンドに限ってはauよりドコモのほうが良好でした。

ちなみに、ソフトバンクはお願いしたけど対応してくれなかったとのこと。

無料Wi-Fiは微妙

今年はメインスタンドなどエリア限定でWi-Fiが準備されていました。

ですが、こちらは利用者が多すぎて全く使い物になりません。

まあ、ないよりは・・・という程度で。

◆2023年Wi-Fiマップ

 

 

決勝日お昼ごろ、メインスタンドの通信速度はこんな感じ。

日曜日のWi-Fiは遅すぎて計測不能だったので、Wi-Fiのみ土曜日の数値です。

各種アプリの動作状況

今年のオートポリスは場内FMラジオが廃止されたので、場内アナウンスを聞くには

  • GrooviewMulti
  • AUTOPOLIS Live Monitor

どちらかのアプリを利用する必要があります。

結論から言うと、「ドコモ回線+GrooviewMulti」なら、ギリギリ使えるかなと思います。

 

まず回線ですが、Wi-Fiは速度が遅すぎて論外です。

LTE回線だと、メインスタンドは目の前にある中継車のおかげか、ドコモは結構速度が出てました。

調子がいいと40Mbpsくらいの速度が出てるのですが、体感的には「あまり早くない」んですよね。

実際、GrooviewMultiもちょくちょく止まっていたので、下り通信速度以外の何かがボトルネックになってそう。

 

次に「GrooviewMulti」と「AUTOPOLIS Live Monitor」の比較ですが、GrooviewMultiの圧勝かな。

こちらのほうが安定しているし、とにかくAUTOPOLIS Live Monitorの「画面をオフにしたり、他のアプリにフォーカスを移すと音が切れる」という頭悪すぎる仕様は使い物になりません。

とはいえ、場内Wi-Fiを含め、色々と改善努力の跡はうかがえるので感謝です。

岡山国際とか、全くやる気ないですからね。

2023年10月15日(日)メインスタンドの様子

グリッドウォークを満喫した後、急いでメインスタンドへ向かいます。

オートポリスはメインスタンドが快適なので、レースを見るならここがおすすめです。

  • 1コーナーでのバトル間近にみることができる
  • 2コーナー以降も遠目に確認できる
  • スタンドのほぼ半分に屋根がある
  • 正面にビジョンがあるのでレース展開を把握できる
  • 今年はドコモの移動中継車が目の前にあるのでLTE通信環境が良い
  • 超遅いけど、一応Wi-Fiがある
  • 裏がイベントスペースなので買い出しが楽

 

ただし、決勝日はメインスタンドに入ることができるチケットが別途必要です。

私はTGRファンシートを購入したのですが、今年もTGRファンシートのスタッフは全く仕事をしてませんでした。

グッズを引き換えて終わり、あとは何もせずボーっとしているだけなので、一般の人がTGRファンシートエリアに多く座っていました。

結果、「TGRファンシートを購入しているのにファンシートエリアに座れない」という人が多くみられました。

昨年から全く改善していない運営、何もしないスタッフは最悪です。

 

 

メインスタンドからの眺めはこんな感じです。

GTカーの爆音を聞くと、サーキットに来たなって感じがしますよね!!

あと、日曜はかなり混雑するので、12時過ぎにはほぼ全席が埋まっていました。

座る席を選びたい場合、日曜日は早めにサーキットに来たほうがいいですね

 

 

1コーナーも目の前です。

オートポリスの1コーナーは、あまりオーバーテイクがないのが残念ですが、それでも迫力はあります。

 

 

遠目に、2コーナー以降も見ることができます。

この、確認できるコース範囲が広いのは、メインスタンドのメリットの一つです。

 

 

 

途中リタイアした中山選手が、目の前を歩いていました。

今年の39号車は、なんか歯車が合わないですよね。

予選も決勝も遅いので、来年は頑張ってほしいです。

 

 

レースはau TOM’S GR Supraが大逆転で優勝し、年間ランキングでもトップに立ちました。

メインスタンドでゴールを見届けた後、急いでポディウムへ向かいます。

 

 

GT300は埼玉トヨペットGB GR Supra GTが優勝。

この優勝で、ほぼ年間チャンピオンが確定した感じです。

2位になったmuta Racing GR86 GTは、むっちゃ残念そうでした。

そして、3位になったapr LC500h GTですが、嵯峨選手が乗らなかったので3位入賞です。

 

 

優勝した au TOM’S GR Supraのドライバーはうれしそう!

莉朋君はホント強くて速いドライバーになりましたよね、カートやF4の頃から知ってるので、なんか感慨深いです。

 

 

表彰式の後、ポディウムの裏でインタビューされている風景に遭遇しました。

ARTA MUGEN NSX-GTの二人は、さすがに残念そうでした。

 

 

表彰式が終わり、暗くなってきたコース上でのレースカーです。

かっこよくないですか?

 

 

毎年言ってる気がするのですが、コース上にあるこの「動物のフン」っぽいものは、レース中のタイヤから削り取られたタイヤカスです。

これがタイヤにくっつくとピックアップといってグリップ力が低下し、タイムが大きく下がります。

オートポリスは、他のサーキットよりもタイヤカスが多い気がします。

 

 

帰る頃には、フェスティバルガーデンの駐車場もガラガラになってました。

一般駐車場から出る車も多かったので、サーキットから出るには少し時間がかかります。

という訳で、あっという間に2日間のレースウィークが終了しました。

私は、サーキットではレースを見るだけではなく、パドック裏をうろうろして選手のサインをもらったり、グリッドウォークでGTカーを間近に眺めたりと、レース以外のイベントを見るのも好きです。

新型コロナウイルス感染症の影響でしばらくできなかった体験ができたのは、やっぱりとても楽しくて最高でした。

来年は「菅生」か「もてぎ」あたりにチャレンジしたいと思います。

 

SUPER GT(OKAYAMA/AUTOPOLIS/SUGO) How to get a Ticket

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