2022年10月1日(土)、2日(日)に九州オートポリスで開催された2022 AUTOBACS SUPER GT ROUND7を観戦してきました。
4年ぶりのオートポリスですが、やっぱり現地でのレース観戦は最高です!
あのエンジン音とオイルの匂いは現地じゃないと味わえないよね。
1日目はお昼過ぎにサーキットに到着、予選を見て熊本に宿泊しました。
2日目はついに決勝です!!
2022年SUPER GT第7戦オートポリス観戦記 その壱Contents
2022年10月2日(日)決勝日の駐車場の様子
朝6時30分、ただただ汚い「HOTEL AZ 熊本インター御領店」をチェックアウトしてオートポリスへ向かいます。
昨日の夕方は渋滞で1時間半ほどかかったのですが、早朝は空いているので50分もあればサーキットに到着します。
予定より早い7時ちょっとすぎにサーキット近くに着いたので、「朝8時のイベント整理券配布に楽勝で間に合うな」と思ったのですが、甘かったです。
サーキットに到着すると、ゲートのはるか前から車、車、車の大渋滞。
チケットと体温チェックをするゲートまで、30分以上かかりました。
何とか渋滞を抜け、前の車について場内を走ります。
昨日と同様、「サーキット内道路の路肩に車を順番に駐車」する方式なのですが、なかなか駐車できる場所にたどり着きません。
レイクサイドコースを一周して、最終的にフェスティバルガーデン近くに駐車することができました。
多分、30分ほど前だとレイクサイドコースの端っこに駐車することになるので、運がよかったと思います。
そのあとすぐにレイクサイドコース周辺は満車になり、サーキット西側の駐車場へ誘導されてました。
2022年10月2日(日)決勝日の場内駐車場満車時刻
私は朝7時半ごろにサーキット到着で、レイクサイドコースにギリギリ駐車できました。
以降はサーキット西側の駐車場に誘導されています。
オートポリスのツイッターをずっとチェックしていたのですが、9時20分ごろには、「10時には場内駐車場満車の可能性あり」の告知がありました。
結局、ほぼ予想通り、9時50分頃には場内駐車場が満車になったみたいですね。
ということは、ゲートの渋滞などを考えると、9時にサーキット着だと場内駐車場は厳しいと思います。
11時10分ごろには、「サーキット周辺で3~4キロの渋滞」とのこと。
オートポリス周辺は何もないところなので、ほぼ100%がレース観戦目的のはず。
渋滞に巻き込まれるよりは、やっぱり早めにサーキットに来たほうが結果的に楽ですね。
2022年10月2日(日)決勝日のメインスタンドの様子
駐車した後は、小走りでメインスタンドに向かい、とにかく今日一日観戦する席をキープします。
メインスタンドは、日曜日のみ有料となります。
入り口ではチケットチェックもしっかりしているので、事前に2,000円のメインスタンド入場券、ファンシートなどを購入する必要があります。
私は「TGRファンシート」を購入していたので、TGR応援シートの上から2段目を確保しました。
その後、近くのグッズ引き換えブースで応援グッズをもらうのですが、まあまあ微妙。
多分、帽子がもらえるスバルのグッズが一番いいと思います。
気になったのは、「TGRファンシート」のファンシートエリアに係員がいないことです。
一応、テープで仕切りはしてあるのですが、誰でも入れる状況でなのでTGR応援チケットを持っていない人が多数座っていました。
会話で「みんな同じバッグ持ってるけど、あれなに?」的なことが聞こえたので、かなりの人が知らずに座っていると思われます。
ARTAなどは、ファンシートエリアの入り口に係員がいて、「一人一人チケットチェック」をするため、こんなことはありません。
お昼過ぎには席がかなり埋まってきて、TGRファンシートのチケットを持っているのに前方の日が当たる席に座る人もいたので、これは運営が悪いです。
お金取る以上、ARTAみたいにしっかりして欲しいです。
私はオートポリスでは「TGRファンシート」もう買わないと思います、運営がダメダメだから。
オートポリスのスタンドは南西に向かって建っているので、夕方になると日差しが上のほうまで差し込みます。
お昼ごろはスタンドのほぼ半分が日陰ですが、16時くらいになると上から3段くらいまでしか日陰になりません。
なので、日陰で観戦したい場合はできるだけ後ろのほうの席を確保しましょう。
それに、上のほうが遠くまで見通せるので、1コーナーを通った車をしばらく追いかけたりもできます。
2022年10月2日(日)決勝日のイベント広場の様子
観戦場所をキープできたので、イベント広場へ行ってみます。
昨日と同じブース構成ですが、人の数は3倍くらい違いますね、さすが決勝日。
こちらは自衛隊のブースです。
今日はF15戦闘機のウェルカムフライトがあるんですよね!!F15を見る機会はあまりないので楽しみです。
予選上位ドライバーのトークショーを見てきました。
久しぶりにドライバーを近くで見たのでちょっと興奮!!
ドライバーのトークショーを見る時、ちょっとだけ裏技があります。
私はSUPER GTサポーターズクラブに加入しているのですが、会員だけが入れる休憩スペースが設置されていました。
実は、この休憩スペースからイベントステージがよく見えるので、ここからだと「椅子&日陰付き」の最高のポジションでトークショーを見ることができます。
私が座っているのを見て何人かテントに入ろうとしてましたが、非会員だったので追い返されてました。
ちょっと優越感。
こちら「ピットウォークを待つ行列」ですが、すごく長くなってました。
ピットウォークとは、レース中にタイヤ交換などをするピットにファンが入れるイベントです。
以前はドライバーのサインやグッズが色々もらえたのですが、今は「ピットで車を眺める」だけになっています。
また、レースクイーンを間近で撮影できるので、そっち系が好きな人もかなり参加してます。
行列がすごく長いので、一番最後の人は開始から20分近く経過してやっとピットに入れてると思います。
私は現状のピットウォークに興味ないのでスルー。
うろうろしているとお腹がすいてきたので、お昼ご飯を物色します。
イベント広場にはたくさんのお店があるので目移りしますね~。
でも、結局選んだのは「吉野家の牛丼」だったり。
わたし、屋台がちょっと苦手なんですよね、衛生面の管理がひどいの知ってるので。
でも、ソフトクリームは買っちゃいました。
とってもおいしかったです。
2022年10月2日(日)決勝日の配信アプリ「Grooview Multi」と場内ラジオの様子
今年から試験導入中の「Grooview Multi」ですが、結論から言うと、オートポリスでは全く使えませんでした。
理由は、単純に繋がらないから。
いつまでたってもこんな感じ。
たまーに繋がったと思ったら、すぐにグルグルして固まります。
私は「シムフリーXperia5 II+ドコモのsim」を使っているのですが、試しに電波状況を調べてみると、BAND1をしっかり掴んでるじゃん。
ついでにBAND19も良好。
でもアプリは全然ダメ。
試しにSPEEDTESTしてみると、UP:0.48Mbps、DOWN:0.0Mbpsと、ほぼアップロードができずエラーとなる状況です。
電波状況はいいのに速度が出ないので、単純に利用者が多すぎて帯域が圧迫されていると思われます。
Grooviewに限らず、Twitterなんかも厳しかったので、レース中はスマートフォンがほぼ役に立たない状況でした。
岡山国際サーキットでは、それなりに使えたんですけどね、オートポリスでは少なくともドコモ回線は全然ダメでした。
そういえば、岡山はドコモの移動基地局車が来ていた気がするので、この影響かも。
2022年SUPER GT Round1 岡山国際サーキット観戦記
という訳で、オートポリスでは残念ながら「Grooview Multi」は全く使い物になりませんでした。
代わりに超使えたのが場内ラジオです。
オートポリスでは、実は場内ラジオでピエールさんの実況を聞くことができます。
なぜか公式パンフレットやチラシでPRしていないのですが、これが超使えます。
ほとんど途切れないし、イヤホンを使えばレースカーの爆音下でも実況を聞き取ることができます。
レースは見えないところで追い抜きや事故が起こったりするので、現地観戦時に実況が聞ける、聞けないでは楽しさが大きく変わります。
できればFMが入るラジオとイヤホンを持っていきましょう。
ちなみに、周波数は78.0MHzです。
2022年10月2日(日)決勝日のF15ウェルカムフライト
今年のオートポリスSUPER GTでは、自衛隊の西部航空方面隊によるF-15の飛行展示が実施されました。
F-15は、アメリカ合衆国のボーイング社が開発した戦闘機で、「F15イーグル」と呼ばれています。
2本の垂直尾翼が特徴で、とてもかっこいい戦闘機です。
私は、ずいぶん前に岩国の米軍基地航空祭で見た以来だったので、とても楽しみにしていました。
サーキット上空を2回飛んでくれたのですが、2回目はかなりゆっくりで、しかもかなりの低空飛行!!
SUPER GT公式サイトより
2022年10月2日(日)決勝の様子
決勝は13時30分スタート、65週で争われます。
決勝では、ポールポジションを取った24号車のペースが良くてトップを走っていたのに、ピット作業後にはなぜか3位に後退。
結局勝ったのは、意外といっては失礼ですが17号車Astemo NSX-GT。
感心したのは、決勝前にスタッフが日傘をさしている人に注意していたこと。
決勝日は天気が良くて日傘を使う人が何人かいたのですが、注意後はほとんどの人が傘をしまってました。
岡山国際サーキットでは絶対に見られない形式なので、ちょっと感動。
でもこの状態のスタンドで日傘をさす人って、「後ろの人がレースを見れない」とか思わないのかしら?
その程度の気遣いもできないほど頭が悪いのか、それもと面の皮が厚いのか、私には理解できません。
こういう人と関わりたくないので、早めにサーキットにきて日陰席を確保してます。
決勝が終わった16時過ぎには、スタンドのかなり上のほうまで日が差し込んでいます。
季節によって違うと思いますが、10月初めはこんな感じなので覚えておきましょう。
2022年10月2日(日)決勝日のコースウォーク
決勝レースが終わった後、今年もコースウォークが開催されました。
レースの余韻が残るコース内を歩くことができるイベントですが、意外と楽しいんです。
元気な人はコースを1周するみたいですが、オートポリスは1周5キロ弱もあるので私は遠慮しときます。
そして、コース内にたくさん落ちている黒い物体、何かわかりますか?
動物のフンみたいですが、これはタイヤのカスです。
レース終了後は、数センチもあるタイヤのカスが至る所に落ちてます。
これの上をレースカーが走ると、タイヤにタイヤカスがくっついてグリップが大幅に低下します。
こんな感じでピットを近くで見ることもできます。
遠目に見るレーシングカー。
以前はすぐ近くに行くことができたのですが、今は感染症対策で無理です。
タイヤカスがいっぱい落ちてるのがわかりますね。
こちら、おひとり様6万円もする最高級チケット「スーパー・プレミアム観戦券」を購入した人専用のお席です。
ピット前にあるロイヤルルームイーストの2階テラスからレース観戦が可能です。
スーパー・プレミアム観戦券を購入すると利用できる特典は、うらやましい順に
- ロイヤルルームウエストの2階から観戦できる
- 入場門が別なので、朝のゲート前渋滞を回避できる
- フェスティバルガーデン専用駐車場を利用できる
- 決勝日グリッドビューに参加できる
- ピットウォークに参加できる
- 土曜日軽食、日曜日昼食・フリードリンクサービスあり
- 公式プログラム・来場記念品プレゼントあり
- ロイヤルルームウエスト入場可
- オートポリスサーキットクィーンが訪問してくれる
です。
以前のようにグリッドウォークとパドックパスがあれば、6万円でも買っちゃうかも。
という訳で、2022年10月1日(土)、2日(日)に九州オートポリスで観戦したSUPER GT第7戦の様子をまとめました。
オートポリスは岡山国際サーキットより客層がいいので好きです。
そういえば、100号車の山本選手も「オートポリスのお客さんはガツガツしてなくて、マナーがいいので好き」って言ってました。
来年も来れたらいいな。
SUPER GT(OKAYAMA/AUTOPOLIS/SUGO/MOTEGI) How to get a Ticket
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