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2022年11月時点での私のメインカードは、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」です。
- 年間200万円利用で年会費が1.1万円に割引される
- セゾンマイルクラブの年会費が無料
- JALマイル1%に加えて、クラッセ星6特典でさらに+0.5%還元
- プラチナカード限定の特典を使うと、年間5万円以上の還元がある
ということで使っていたのですが、2021年以降のセゾンカード改悪ラッシュで事情が変わってきます。
特に
- クラッセサービスの終了で+0.5%の還元がなくなる
- 超優待の廃止でプラチナ限定の還元がなくなる
この2点が致命的で、果たしてこのままプラチナカードを維持する必要があるのか、よく検討する必要があります。
という訳で、自分自身の情報整理という意味も含めて、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」を今後も保有する価値があるのか考えてみます。
【2023年2月16日追記】
2023年2月16日(木)、セゾンマイルクラブの大改悪が発表されました。
ビジネスプラチナは、従来無料だったセゾンマイルクラブの加入料が有料化(5,500円)されています。
セゾンマイルクラブが大改悪!会費爆上げ&年会費無料ゴールドは対象外に!
【2023年10月16日追記】
ビジネスプラチナの年会費優遇サービスが廃止となりました。
今後は22,000円の年会費が必須となるため、ビジプラを作るメリットはゼロとなっています。
セゾン・ビジネスプラチナAMEXの年会費優遇サービス終了!Contents
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」の概要
セゾンプラチナ・アメックスには、大きく分けて「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」と、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」の2種類があります。
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」は、businessという単語がついてますが、普通に誰でも作れるクレカです。
以降、「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」をプラチナ、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」をビジネスプラチナと表記します。
ビジネスプラチナのメリット
(1)年間200万円の割引で年会費が1.1万円割引される
何といっても一番のメリットは、この「年間200万円の利用で年会費が11,000円割引される」という点です。
通常22,000円の年会費が半額になるのは大きい。
他社含めて、この価格で、このサービス内容のプラチナカードを維持出ることはまずありません。
(2)プラチナの特典が使える
ビジネスプラチナを保有していると、プラチナカード独自の特典が使えます。
主なサービスは次のとおりです。
- セゾンのコンシェルジュサービスが使える
- プライオリティパス:無料で利用可能
- ショッピング安心保険:年間300万円まで補償
- 海外旅行傷害保険:最高1億円補償(利用付帯)
- 国内旅行傷害保険:最高5000万円補償(利用付帯)
(3)ビジネスプラチナは、「初年度年会費無料キャンペーン」実施中
ビジネスプラチナは、「初年度年会費無料キャンペーン」を実施中です。
2023年3月時点では「終了時期未定」となっているので、いつまで継続かはわかりませんが、必ず初年度から2万2千円の年会費が必要なプラチナと比較して大きなメリットになります。
クレジットカード業界では改悪のスピードが速いので、今から作るのであればビジネスプラチナ一択だと思います。
ビジネスプラチナのデメリット
(1)年会費が必要
セゾンのプラチナカードは、年会費として22,000円が必要です。
ですが、「年間200万円利用したビジネスプラチナに限り年会費の割引サービスが適用される」という特典があります。
なので、ビジネスプラチナを年間200万円以上利用する場合は、プラチナカードなのに年会費がわずか11,000円でOKです。
プラチナカードとしては破格の年会費ですが、キャンペーンを利用すると年会費無料になる「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」のほうが年会費の面では有利です。
(2)カード券面が微妙
セゾン・アメックスは、比較的最近カード券面が変更されています。
直近だと2022年1月にセゾンゴールド・アメックスの券面が変わっているのですが、正直微妙。
いまだにカード番号がエンボス加工でかさばるし、デザインも古臭いイメージが否めません。
また、プラチナカードにも高級感は全くないので、カードデザインという点ではあまりお勧めできません。
(3)セゾンマイルクラブに加入したい場合は有料になった
2023年2月16日(木)の大改悪で、ビジネスプラチナのセゾンマイルクラブは有料(5,500円)になりました。
通常のセゾンプラチナは引き続きセゾンマイルクラブが無料なので
- ビジプラ:年会費11,000円(200万円以上利用)+セゾンマイルクラブ5,500円=16,500円
- プラチナ:年会費22,000円
という比較になります。
セゾンマイルクラブについて、詳しくはこちら。
JALマイルを貯めるならセゾンマイルクラブ+セゾン・アメックスが最強!2021~2023年に廃止されたサービス
1.セゾンクラッセの星6サービス
セゾンクラッセの星6サービスとは、セゾンカードをよく利用して「クラッセ星6」というランクになると、永久不滅ポイントが倍になるという企画です。
特にセゾンマイルクラブとの相性が抜群で、クラッセ星6になると「JALマイル1%+永久不滅ポイント0.75%分還元」になるので、JALマイルを貯める場合は最強の組み合わせになっていました。
残念ながら2022年8月31日でクラッセは廃止となり、以降は「JALマイル1%+永久不滅ポイント0.25%分還元」と条件が大幅に劣化しています。
2022/8/31セゾンクラッセ サービス終了!永久不滅ポイント2倍付与も終了で解約祭りへ?2.セゾン超優待サービス
セゾンの超優待サービスとは、プラチナカード、ゴールドカードを持っていると、商品購入代金の5~10%が還元されるというサービスです。
この超優待でもらえる永久不滅ポイントが何気に大きくて、プラチナカードの場合は利用額の10%(年間5万円まで)付与されるという超太っ腹な企画でした。
じゃらんや日本旅行など旅行系サイトが充実していたので私もむっちゃ使っていたのですが、残念ながら2022年10月31日で廃止となりました。
セゾン「超優待」サービスが2022年10月31日(月)で終了!3.海外旅行補償の自動付帯⇒利用付帯
2021年7月、セゾン・アメックスの海外旅行補償が全て「自動付帯⇒利用付帯」に変更されました。
ゴールド、プラチナどちらも利用付帯になったので、旅行代金の一部をカードで支払わないと対象になりません。
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、多くのカードで同様の改悪が実施されているので、この点は仕方ないかなと思います。
ですが、ゴールドはともかく、せめてプラチナは自動付帯にしないと年会費分の優位性がないですよね。
セゾンアメックスの海外旅行傷害保険が2021年7月から自動付帯⇒利用付帯に大改悪!4.セゾンマイルクラブ年会費無料の廃止
2023年2月にセゾンマイルクラブが改悪されました。
この改悪で、年会費優遇ゴールドはセゾンマイルクラブに加入できなくなっています。
勝手に招待した「年会費無料のインビテーション」でこういう差をつけるのはいかがなものかと思います。
また、ビジネスプラチナのセゾンマイルクラブ加入料が有料になったのも大きな改悪です。
セゾンマイルクラブが大改悪!会費爆上げ&年会費無料ゴールドは対象外に!ゴールドカードと比較したプラチナカードの優位性
サービスが大幅に劣化したため、セゾンゴールド・アメックスに対するアドバンテージが大きく減ったセゾンプラチナ・アメックス。
現状で残された「セゾンゴールド・アメックスより優れた点」を考えてみます。
1.ポイント還元面でのプラチナの優位性はなくなった
以前は、セゾンプラチナ・アメックスの優位性として「クラッセ星6になりやすい」、「超優待の還元率と上限が高い」とうメリットがありました。
ですが、クラッセ、超優待どちらも廃止となった現状では、ポイントや還元面でプラチナカードの優位性はありません。
一応、「セゾンのふるさと納税ポイントで永久不滅ポイントがもらえる」キャンペーンは残りそうですが、そもそも「セゾンのふるさと納税」自体が品ぞろえが悪く割高なので微妙かな~。
2.プラチナ独自のサービスに価値を見出せるか
セゾンゴールド・アメックスになくてセゾンプラチナ・アメックスだけが利用できる主なサービスは
- プライオリティ・パスが無料で利用できる(ゴールドは+1万円)
- コンシェルジュサービスが利用できる
- 「SAISON MILE CLUB」にで加入でき、JALマイルを最大1.125%の還元率で貯めることができる
- 海外旅行傷害保険が最高1億円になる(ゴールドは5千万円)
という4点です。
改悪後もセゾンプラチナ・アメックスを保有すべきか?
改悪後が続くセゾンプラチナ・アメックスを保有するメリットがあるのは、次のケースです。
1.セゾンマイルクラブに加入する場合
2023年2月の改悪により、セゾン・ゴールドアメックスでセゾンマイルクラブに加入する選択肢はほぼ消滅しました。
なので、通常のプラチナか、ビジネスプラチナのどちらかを選択する必要があります。
維持費については、
- ビジプラ:年会費11,000円(200万円以上利用)+セゾンマイルクラブ5,500円=16,500円
- プラチナ:年会費22,000円
なので、ビジネスプラチナのほうが5,500円有利です。
2.プラチナ独自のサービスにメリットを感じている場合
セゾンプラチナ・アメックスだけが利用できるサービスに価値を見出している場合は、もちろん継続がおすすめです。
人それぞれ利用環境が違うので、この点は各自で確認してみましょう。
また、セゾンプラチナ・アメックスには、プラチナカード専用の問い合わせ電話番号があります。
この電話が地味に便利で、つながりやすくて対応してくれるスタッフの質もいいんです。
私、結構コールセンターに問い合わせることが多いのですが、ゴールドのコールセンターだと、普通に20分くらい待たされます。
これがプラチナ用の電話番号だと、よほど混雑していない限りすぐにつながります。
また、対応してくれるスタッフの質も段違いで、こちらの質問に対して適切な回答をしてくれます。
なので、
- コールセンターの電話の繋がりやすさ
- スタッフの質
- 万が一の不正利用時の対応の良さ(を期待)
という3点に年会費+αを支払ってもいいと考えるなら、ビジネスプラチナを維持してもいいと思います。
もし移行するならどのクレジットカード?
セゾンプラチナ・アメックスを解約する場合、その後のメインカードを決めておく必要があります。
1.セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード(無料化済み)
年1回の利用で年会費無料になるセゾンゴールド・アメックスを保有している場合、このカードが代替カードの第1位になります。
年1回利用すれば年会費無料だし、基本的なサービスはプラチナと変わらないしと、いいことずくめ。
プライオリティパスにしても、必要になったら加入すればいいので無駄がありません。
2.セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンゴールド・アメックスを年会費無料化できていない場合は、とりあえずセゾンパール・アメックスを作るのがおすすめです。
セゾンパール・アメックスは年1回の利用で年会費無料で維持できるうえ、しばらく使っていると「年会費無料のセゾンゴールド・アメックス作りませんか?」的なインビテーションが届きます。
最初からセゾンゴールド・アメックスを作るとインビテーションがないので、まずはセゾンパール・アメックスを作るのがおすすめ!
3.その他
その他のカードも検討したのですが、現状だとなかなかいいカードがないんですよね。
ネックになるのは
- Suicaなど電子マネーへのチャージがポイント付与対象外になるカードが多い
- 補償条件などがいいカードは年会費も高い
この2点です。
特に、電子マネーへのチャージがポイント対象となるカードがかなり少ないので、いまさらながらセゾンカードの優位性を再確認しました。
ちょっと前までは三井住友ゴールドNLが最有力だったのですが、CCCというきな臭い会社と提携してしまったので脱落しました。
まあ、ここ最近の三井住友NLの大盤振る舞いは、何か裏があるはずなんですよね~。
うまい話にはなんとやらで、少なくも私はお勧めしないです。
三井住友カード(NL)5%還元対象が9店舗追加という大盤振る舞いの裏で、Tポイントと統合という大改悪
【2023年1月30日追記】
とりあえず、「MileagePlusセゾンカード」をメインカードにしてみることにしました。
ユナイテッド航空のマイルを貯めるため「セゾンマイレージプラスゴールド」を検討している件まとめ:2022年改悪が続くセゾンプラチナ・アメックスを解約するか考えてみる
2021年から2022年にかけ大改悪が続くセゾンカード。
特にプラチナカードの劣化は著しく、「クラッセ星6の永久不滅ポイント2倍」、「超優待」が廃止となった現状では、多くの人が解約を検討していると思います。
個人的な結論としては、現状だとセゾンマイルクラブに加入しない場合は、「セゾンプラチナ・アメックス」、「セゾンプラチナ・ビジネスアメックス」どちらも解約すべきだと思います。
年会費と比較して得られるメリットが、セゾンゴールド・アメックスのほうが完全に上です。
というか年会費無料のセゾンゴールド・アメックスがむちゃくちゃコストパフォーマンスが良すぎるんですけどね、正確には。
もし他のカードに移行する場合、第一候補は、年会費無料化済みのセゾンゴールド・アメックスです。
改めて考えると、このカードのスペックはあなどれないですね、特にSuica含めた電子マネーのチャージがポイント加算対象になるのは大きいです。
もし、セゾンゴールド・アメックスを無料化できていない場合は、とりあえず「セゾン・パールアメックス」を作ってください。
しばらく使うと年会費無料「セゾンゴールド・アメックス」へのインビが届く可能性が高いので、現状だとこれが一番おすすめ。
以上が、私的「セゾンプラチナ・アメックスを今後も維持するか?」のまとめになります。
皆さんのご意見があればお気軽にお寄せください。
セゾン・アメリカン・エキスプレス・カードのメリット、デメリット How to get a Ticket
くるみっこさん、記事化ありがとうございます!
私も検討した結果ビジネスプラチナは今月で解約することにしました。
私の中でも超優待とクラッセ廃止がおおきかったです。続いてれば更新したんですが…
私は次のカードにヒルトンアメックスを選んでみました。150万まではこれを使います。3月でプリンスクラブ降格なのとしばらくマイルは持ちそうなのでホテル系挑戦です。
またUAマイレージ関連の記事も宜しくお願いします!
拝読いたしました。ありがとうございます。
私もパール→ゴールド(無料)を所持しており、とても参考になりました。
お得界隈の評価は低いですが、良いカードですよね。
>3.海外旅行補償の利用付帯⇒自動付帯(2021年改悪)
こちら誤記ではないでしょうか。ご確認ください。
ご指摘ありがとうございます。全く逆の記載になっていましたので修正しました、ごめんなさい。
無料化したゴールドはかなりお得感あると思うのですが、電話が全く繋がらないのがちょっと困りものです。
どぉも
一時よりは、だいぶ繋がり易くはなったとは思いますよ。
第一に、0120への電話で『話し中』がなくなりましたから(笑)。これに関しては数名の上席に『いちおうゴールドカードなのだから、通話待ちの列に並ばせることぐらいは検討して欲しい。』と切に(苦笑)。
セゾンマイレージ『平』の電話では、電話が繋がったら直ぐに『折り返しでお願いします。』で折り返していただけるので、ラインモ5分無料が重宝しています(笑)。
これがMUFGマイレージ『平』の場合、『折り返しのお電話は致しておりません。』ときたもんです。
なので、これまたMUFGはお勧め致しかねます(汗)。14000マイルもらったら、秒で解約決定ですっ!
セゾンプラチナのメリットは招待日和だけですね。これが便利なので解約を躊躇してます。
招待日和は、ビジネスプラチナでは使えないんですよね、残念です。
どぉも
来年2月に終わるクラッセの『0.5ポイントプラス』ですが、残念ながら代替は無いと思います。理由は主様もお考えの通りです。
代わりですが。
無い(笑)。なので、マイレージプラスアメックス平捕獲(汗)。
来年のお盆にカープ現地応援に参戦するとして、往復10500マイルでチケットが取れるのが嬉しいマイレージプラスです。
電話が繋がり辛いのがネックですが、そこの上席さんと何度もコミュニケーションを取っており、万が一の時には備えております。
でも、多くの方々にお勧めは出来かねます。
クレカ保有で最初に考えるべき事は万が一の時の対応力ですから、主様のお勧めの方法が適切です。
セゾンのマイレージプラスは興味あるんですよね。確か「ベイスターズファンです」さんが詳しかった気がするので、メリット聞いてみます。