岡山国際サーキットで開催されるSUPER GTを観戦する際、一番問題になるのが、「場内駐車場に駐車するための駐車券をどうやって確保するか」です。
場内駐車券の発売日となると、チケット発売の数時間前から公式サイトは混雑し、まったく繋がらなくなります。
まさに、争奪戦です。
なぜ、岡山国際サーキットの場内駐車場はこんなに人気があるのでしょうか?
Contents
岡山国際サーキットの場内駐車券がプラチナチケットと化している理由
岡山国際サーキットまでの公共交通機関が貧弱
そもそも岡山県自体の公共交通機関が貧弱なのですが、岡山国際サーキットまでの公共交通機関はほぼないに等しいです。
レース開催期間は臨時バスが出ますが、途中の道路も狭く、バスの本数も圧倒的に足りません。
私はいつも車なのですが、レースが終わった後のバス待ち行列をみると、自分には無理だなって思います。
ものすごい列が長いし、山の中なので寒いんですね、時期的に。
あと、岡山県は晴れの国といわれて雨が少ないんですが、SUPER GTの開催日だけは雨がとても多いです。
雨の中、あの行列は修行に近いです。
こんな感じのバス待ち行列が延々と続きます。
駐車場の収容能力が少ない
SUPER GTは、現在日本で一番人気がある国内レースです。
現在の日本では自動車レースはあまり人気がありませんが、SUPER GTだけは別格で、ものすごいお客さんが来ます。
完全に岡山国際サーキットの駐車場のキャパを超えてしまうんですね。
そもそも山の中なのに駐車場が少ないのはどうなのっていつも思うのですが、要は需要と供給の関係で、来客数に対して駐車所が圧倒的に不足しています。
屋外駐車場が遠くて不便
サーキット外に無料の屋外駐車場があるにはあるんですが、とにかく遠い。
それに、地味に坂道なのでサーキットに着くまでに疲れます。
あと、場内駐車場に車があれば、悪天候時や疲れた時に車で休めるんですね。
屋外駐車場だとこれができないのも痛いです。
サーキット内には屋内の休憩スーペースがありません。
特に、お子さんや女性にとって、この休憩場所がないのはつらいです。
サーキットの朝は早い
実は、レース開催日のサーキットの朝はとても早いです。
ゲートオープンが6時とかなんですが、その前からゲート前に並んでいる車がたくさんあります。
ピットが動き出すのが朝7時とかで、早朝にはオープンピットといって普段は入れないピット前まで入れたりします。
というわけで、朝5時とか6時とかにはすでにサーキットにいる人が多いのですが、この時間にサーキットに来ようとすると、選択肢が車しかないんですね。
バスとか電車とか走ってないし。
なので、車で来る=駐車券がいる!
という図式になるわけです。
サーキットなので車で来たい人が多い
そもそも、レース見に来る人は車が好きです。
サーキット周辺も、(いろんな意味で)すごい車がいっぱいいます。
東京や、果ては東北から、高速道路を使って車で来る人も普通にいます。
なので、ほかのイベントに比べて、公共交通機関の利用率がそもそも悪いんですね。
岡山国際サーキット場内駐車場の駐車券を確保するには、岡山国際サーキットサポーターズクラブ会員になるのがおすすめ
SUPER GTが開催時の岡山国際サーキットの場内駐車券は、競争率が高くて非常にとりにくいことで有名です。
駐車券の発売後、数分で完売してしまう状況が、ここ数年続いています。
発売日にネットで購入はかなり厳しいので覚悟しておいてください。
おすすめは、あらかじめ「岡山国際サーキットサポーターズクラブ会員」になることです。
年会費がかかりますが、駐車券を優先的に購入することができます。
個人的には、あの混雑具合で駐車券確保に右往左往するくらいなら、「岡山国際サーキットサポーターズクラブ会員」になることを強くおすすめします。
「岡山国際サーキットサポーターズクラブ会員」の年会費は2本立てで、
- 岡山国際サーキット年会費の年会費:1,500円(初年度無料)
- 三菱UFJ NICOS VISAカード年会費:3,000円
合計4,500円(初年度以降)が必要です。
ですが、前売りチケットが10%オフになるので、観戦券やパドックパスを複数枚購入するとかなりの割引を受けることができます。
また、「岡山国際サーキットサポーターズクラブ会員」は一般会員とは別枠で駐車券を優先購入できるので、購入可能期間を忘れなければ、基本的に必ず駐車券を購入することができます。
「岡山国際サーキットサポーターズクラブ会員」になるにはクレジットカードを作成する必要があるので、レース開催の2~3か月前には手続きをしておきましょう。

岡山国際サーキット場内駐車場の位置とアクセス
場内駐車場へは、図の青の矢印のところから入場します。
一般道から場内に入るところで駐車券と乗車人数分の入場券をチェックされますので、事前に準備しておいてください。
駐車券の当日販売はないので、必ず前売り駐車券が必要です。
赤矢印はレース関係者か「ピットラウンジパス」を持っていないと入れません。
一般用の駐車場はこの辺。
数年前に舗装されれて、だいぶ良くなりました。
以前は舗装されてなくて、雨がふったら一面泥だらけになってましたから。
一般駐車場は、1コーナーやメインスタンド、イベント広場へのアクセスがいいです。
イベント広場では、屋台やレースグッズの売店、舞台でのイベントなどが開催されています。
まとめ:岡山国際サーキットの場内駐車券が人気でとれない理由
岡山国際サーキットは、山の中にあるのに駐車場が慢性的に不足しています。
場内駐車場が利用できないと、
- 場外駐車場を利用する場合は、長距離を歩く必要があったり
- バス利用の場合はかなりのバス待ち時間が必要だったり
ということで、大変疲れます。
また、場内駐車場を利用できれば、悪天候時や疲れた時に車内で休めるというメリットもあります。
個人的には、岡山国際サーキットでレース観戦する場合は場内駐車場は必須だと思います。
あらかじめ準備をしておきましょう!!
岡山国際サーキットのチケットの取り方、観戦ガイドは「こちら」。
- 岡山国際サーキットでレース観戦する場合は場内駐車場は必須です。
- なんですが、一般発売で駐車券を確保するのは非常に困難です。
- 年会費はかかりますが、「岡山国際サーキットサポーターズクラブ会員」に加入することをおすすめします。
入手困難なチケットの取り方、裏技はこちら


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