2022年のプロ野球オールスターゲームは、
- 第1戦:7月26日(火)福岡PayPayドーム
- 第2戦:7月27日(水)松山・坊っちゃんスタジアム
の2試合が開催される予定です。
昨年は金曜日、土曜日の開催だったのですが、今年は2試合とも平日開催、予備日の設定もありません。
オールスターゲームは、今年もローソンチケットがメインプレイガイドとなります。
チケット販売は、7月4日(月)のローソンチケット先行販売から始まり、7月21日(木)に一般発売される予定です。
昨年の一般発売は2021年7月13日(火)10:00だったので、発売スケジュールが一週間ほど早くなっているイメージですね。
今回は、過去の実績をもとに、オールスターゲームのチケットを自力で確保するための方法と作戦についてまとめてみます。
オールスターゲームの開催概要、チケット発売日程などについては、こちらにまとめてあります。
【2022オールスターゲームのチケットを取る】開催概要、チケット発売日程発表!福岡PayPayドーム、坊っちゃんスタジアムオールスターゲーム2022のチケットを取るための基本知識
オールスターゲームのチケットというと、競争率が凄くて一般人では取れないイメージがあります。
ですが、実はちょっとしたコツを知っていると意外と簡単に取れるんです。
ポイントは、オールスターゲーム独特の「特徴」と「クセ」を掴むことです。
特徴1:オールスターゲームのチケットを一番多く持っているのはローチケ
オールスターゲームは、日本野球機構(NPB)が主催する試合です。
日本野球機構が主催する試合はローチケが非常に強い傾向があり、チケットの種類や販売枚数は、ローチケが他のプレイガイドより圧倒的に多くなります。
また、ローチケだけの優先販売も設定されるので、オールスターゲームのチケットを取ろうとした場合、まずはローチケをターゲットにする必要があります。
中でも、ローチケの有料会員枠「エルアンコール枠」と「ローチケHMVプレミアム枠」は当選確率が高いのでおすすめです。
ただし、年によってエルアンが有利だったり、HMVプレミアムが有利だったりするので、このあたりは推理が必要です。
特徴2:ローチケで発売されるチケットは全て電子チケット
2021年から、ローチケで発売されるオールスターゲームのチケットは、全て電子チケットになりました。
採用されるのはあまり評判がよろしくない「ローチケ」アプリです。
一番チケットを取りやすローチケが電子チケットのみとなったので、ローチケアプリを使えるようになっておきましょう。
ローチケアプリについて、詳しくはこちら。
ローチケアプリ(ローチケ電子チケット)の使い方とメリット、デメリットまとめ特徴3:先行抽選販売が特殊な形態で実施される
オールスターゲームの先行抽選は、
- ローチケ会員先行
- コンビニ(ローソン、ファミリーマート)先行
と2回に分けて設定されます。
コンビニ先行は、
- ローソン:ローソンチケット
- ファミリーマート:イープラス、チケットぴあ
が実際の販売を取り扱うのですが、あくまで各プレイガイドのシステムを利用しているだけです。
なので、コンビニ先行については、チケットぴあの「ぴあプレミアム会員」、ローチケの「エルアンコール会員」などのご利益は全くないので注意が必要です。
特徴4:一般先着販売でチケットを取るのは難しい
オールスターゲームのチケットは「先行抽選」と「一般先着」という2つの方式で販売されます。
残念ながら、オールスターゲームのチケットを「一般先着」で取るのは厳しいです。
そもそも一般販売にまわるチケットが少ない上に、チケットを購入したい人が集中するので、かなりの競争率になります。
また、オールスターゲームの一般発売はWEBのみで、発売初日のコンビニ店頭端末での取り扱いがありません。
一般人でも唯一チャンスがある「コンビニ店頭に並んでチケットを買う」という方法が使えないのも致命的です。
なので、オールスターゲームのチケットは、ローチケを最優先に、できる限り先行抽選販売で確保する必要があります。
特徴5:ローチケ名物のゲリラ放流は電子チケットでも普通にある
ローチケは、ゲリラ放流が多いプレイガイドとして有名です。
ゲリラ放流とは、一度売り切れたはずのチケットが何らかの理由で突然再販売されることです。
しかもローチケのゲリラ放流は超良席が多いので、うまく掴めるとベンチ上最前列なんかもありえます。
紙チケット⇒電子チケットに変わり、ゲリラ放流はどうなるかなと思っていたのですが、オールスターゲーム、プロ野球日本シリーズどちらも放流がありました。
なので、2022年のオールスターゲームについても普通にゲリラ放流があると思います。
ゲリラ放流について詳しくはこちら。
再販売、復活、戻り、放流を利用してチケットを取る、買う方法まとめ特徴6:チケットリセールは相変わらずしょぼい
2021年のオールスターゲームから整備されたチケットリセールシステムですが、相変わらずショボイです。
というか、ローチケのリセールは他のプレイガイドと比較して圧倒的に劣っています。
- ローチケで購入した電子チケットしか出品できない
- 出品期間が超短い
- 2枚以上の購入ができない
- 申込時に「どのチケットが何枚出品されているかわからない」
- そのくせ申し込みは一人1席種のみなので、運が悪いと出品ゼロのチケットを申し込む可能性あり
と、チケプラあたりのリセールと比較すると話にならないレベルです。
リセールについては、詳細が分かった時点で別途まとめます。
オールスターゲーム2022のチケットをとるための作戦
1.ローチケの有料会員枠を利用する
何と言ってもポイントは、ローチケの有料会員枠を利用することです。
ローチケはチケットの種類も枚数も段違いで多く持っているので、ここに全力でチャレンジで間違いないです。
この時の注意点は次の2点です。
(1)ローチケHMVプレミアムとエルアンコール枠どちらが有利か
ローチケの先行販売は、有料会員のローチケHMVプレミアム枠、エルアンコール枠と、無料会員のプレリク枠があります。
ローチケHMVプレミアム枠は、月額500円の有料会員「ローチケHMVプレミアム会員」になっていると参加できます。
ローチケHMVプレミアム会員は月単位の課金なので、7月に入ってから加入、7月11日(月)の当選発表後に即解約すれば1か月分の500円で済みます。
いつでも、誰でも、気軽に加入できるのがローチケHMVプレミアム会員のメリットですね。
ちなみに、ローチケHMVプレミアム会員のもう一つの特典である「プレリク枠の当選確率UP」については、ほぼ効果ゼロですので期待しないように。
「ローチケHMVプレミアム会員」の特徴とメリットまとめ
エルアンコール会員枠は、クレジットカードのエルアンコールカードを保有していると参加できます。
年会費1,500円(税別)と会費が安いのがメリットですが、クレジットカードの作成が必要なので、2週間程度の時間が必要な事、クレジットカードの審査が必要なのがデメリットです。
「エルアンコール会員」の特徴とメリットまとめ
プレリク(無料会員)枠は、その名のとおりローチケへの登録だけで無料で参加できます。
まず、有料会員と無料会員では、圧倒的に有料会員が有利です。
無料会員は割り当てられるチケットが少なく、競争相手も多いので当選確率はかなり低めです。
まあ、これは当たりまえですよね。
問題は、ローチケHMVプレミアム枠とエルアンコール枠でどちらが有利かってことです。
これは公演によって異なっていて、HMVプレミアム枠が有利だったり、逆にエルアンが有利だったりと傾向が読めません。
個人的には、エルアンは「クレカ作成」というハードルが高いので、1ヵ月のみでも加入できるローチケHMVプレミアムのほうがおすすめかな。
(2)重複申し込みは可能か
今年のローチケ枠は、ローチケHMVプレミアム、エルアン、プレリクの申し込み期間が同じです。
ここで気になるのは、この3枠に申し込んでも大丈夫なのかってことです。
チケット発売概要には、「重複でのお申し込みは無効となります」との記載がありますが、果たしてどうなのか?
結論から言うと、ローチケHMVプレミアム、エルアン、プレリクの3枠に同時申し込みしても問題ないと思われます。
2020年日本シリーズの時にローチケに問い合わせてみたので間違いないかと。
3枠で申し込んだ場合、どこか1枠で当選すると他の2枠が自動落選になり、チケットの重複が無くなる仕様のようです。
なので、少しでも当選確率を上げたい場合は、3枠全てに申し込みがおすすめです。
詳しくはこちらを参照してください。
2020年プロ野球日本シリーズのチケット申し込みについてローチケに問い合わせてみた2.コンビニ先行抽選は確率が低いけどとりあえず申し込む
ローチケ先行の次に設定されるコンビニ先行は、正直あまり当選確率が高くありません。
ですが、申し込まないと当選確率ゼロなので、とりあえず申し込みはしておきましょう。
こちらについても重複申し込みOKなので、可能な限り申し込んでおくのがおすすめ。
また、電子チケットが嫌で紙チケット希望の場合、先行抽選ではコンビニ先行のファミリーマート枠しか選択肢がありません。
クレカを使えない場合も同様にコンビニ先行のみが対象です。
ただし、過去の傾向から、ローチケ先行とコンビニ先行はチケットが重複するリスクがあります。
このため、できれば「ローチケ先行が落選したことを確認してからコンビニ先行を申し込む」のがおすすめです。
ローチケ先行の当選発表が「7月11日(月)15:00」、コンビニ先行の申込期限が 「7月11日(月)23:59まで」なので、申し込み可能な時間は9時間ほどしかありません。
「発表前にチケットの当落が分かる方法」を利用すれば、7月11日(月)午前2時ごろには当落が分かるので、こちらの利用がおすすめです。
チケットの抽選結果が発表される前に当落を知る方法まとめ
ちなみに、コンビニ先行は独自の販売枠なので、プレイガイドの有料会員になっても当選確率は全く変わりません。
ぴあプレミアム会員、ローチケ有料会員のご利益はないので、無理して加入する必要はないです。
3.一般発売はあまり期待せずにチャレンジ
オールスターゲームの一般発売は、競争率が高いのでチケットを取るのはかなり難易度が高いです。
ですが、新型コロナウイルス感染症の関係で意外とスムーズに取れる可能性もあるので、こちらもあきらめずにチャレンジしましょう。
ローチケ、イープラス、チケットぴあ、どのプレイガイドを狙うかですが、個人的にはローチケかなぁ。
なんだかんだ言ってチケットを一番持っているので、チケット取れる可能性が高いと思います。
次点で、「事前に画面を進めて発売時刻にボタンを押すだけ作戦」が使えるイープラス。
空売りの可能性が高いのが難点ですが、一か八かこちらを狙うのもアリだと思います。
「e+イープラス先着発売」のチケットを取る、買う方法まとめ
チケットぴあは、一般人が先着方式のチケットを取るのに一番厳しいプレイガイドなのであまりおすすめできません。
紙チケットのみってのも転売屋が狙ってきそうだし。
4.ゲリラ放流はあきらめずにマメにチェック
ローチケ名物の戻りチケット、放流チケットはお約束として「それなり」にあると思います。
電子チケット化され、ゲリラ放流が無くなるかと思ったのですが、2021年オールスター、日本シリーズどちらもありました。
なので、最後の手段として再販を狙うのはアリです。
ですが、ゲリラ放流を掴むのはかなり厳しいので、あくまで最後の手段として考えておいてください。
まとめ:マイナビオールスターゲーム2022のチケットをとるための準備
2022年のプロ野球オールスターゲームは、 福岡PayPayドーム、坊っちゃんスタジアムで開催されます。
昨年までの「座席間隔を空けての発売」ではなく、ほぼ定員いっぱいまでの販売となるので、チケットはかなり取りやすいのではと予想します。
オールスターゲームのチケットを取ろうとした場合、とにかくメインプレイガイドのローチケ有料会員になっておくことです。
中でも、ローチケHMVプレミアム会員は、誰でも月額500円で加入できるのでお勧めです。
ここ数年は当選確率も高いので、オールスターゲームのチケットが欲しい場合は必ず加入しましょう。
「ローチケHMVプレミアム会員」の特徴とメリットまとめ
もう一つのエルアンコール枠については、既にカードを持っているのであればもちろん利用しますが、新たにこれから作成するのは微妙かな~。
ただし、プロ野球好きであればエルアンコールカードを持っておいて損はないので、この機会に作るのはアリです。
「エルアンコール会員」の特徴とメリットまとめ
あとは、とにかく申し込めるだけ申し込むしかないので、プレリク枠、コンビニ枠(ローソン、ファミリーマート)など可能な限り申し込んでおきましょう。
それでもダメなら一般発売とゲリラ放流にかけるしかないです。
プロ野球オールスターゲームについては、同じ販売方法の2021年日本シリーズが参考になります。
特に皆さんからいただいたコメントはとても貴重な情報なので、ぜひ一読してください。
先行抽選については、こちらのコメント欄が参考になります。
【2021日本シリーズのチケットを取る】開催概要、発売日程発表!チケットを取る方法、買い方
一般発売、ゲリラ放流については、こちらのコメント欄が参考になります。
2021年プロ野球日本シリーズのチケット一般発売・再販・ゲリラ放流情報まとめ
以上が、2022年オールスターゲームのチケットを取りたい場合の傾向と対策です。
基本的に例年と同じですが、今年は地方開催2試合+平日開催なので、比較的チケット取りやすいと思ってます。
しっかりと準備をすればお目当てのチケット取れそうなので、頑張ってくださいね!
Nippon Professional Baseball How to get a Ticket
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