【2023年夏の甲子園高校野球】当日券の取り方・チケットの買い方と、おすすめ座席まとめ

2023年の甲子園・高校野球大会は、2023年8月6日(日)〜8月22日(火)までの17日間の日程で、阪神甲子園球場にて開催されます。

試合を現地観戦したい場合はチケットを購入する必要があるのですが、甲子園のチケット販売は以前と比較して大きく取り扱いが変わっています。

特に大きな変更点は

  1. 全席指定化され、チケット価格も大幅に値上げ
  2. 外野席も指定席&有料化された
  3. チケットぴあ・ローチケの前売り券は、前日まで販売
  4. 甲チケのみ、試合当日の最終試合終了まで販売
  5. 球場窓口での当日券は、売れ残りがある場合のみ販売

という5点です。

 

甲子園になじみがないと、どの席を買えばいいのか?どのプレイガイドがいいのか?など、色々と不安なことが多くなりますよね!

という訳で、2023年夏の甲子園・高校野球を観戦したくなった場合の当日券の買い方、注意点や、おすすめの席種についてまとめてみます。

令和5年 第105回全国高校野球選手権大会開催概要

開催概要

【日程】

2023年8月3日(木):組み合わせ抽選

※8/15(火)雨天中止によりスケジュール変更あり

  1. 8月6日(日):開幕日
  2. 8月7日(月):1回戦
  3. 8月8日(火):1回戦
  4. 8月9日(水):1回戦
  5. 8月10日(木):1~2回戦
  6. 8月11日(金祝):2回戦
  7. 8月12日(土):2回戦
  8. 8月13日(日):2回戦
  9. 8月14日(月):2回戦
  10. 8月15日(火):雨天中止
  11. 8月16日(水):3回戦
  12. 8月17日(木):3回戦
  13. 8月18日(金):休養日
  14. 8月19日(土):準々決勝
  15. 8月20日(日)休養日
  16. 8月21日(月):準決勝
  17. 8月22日(火):休養日
  18. 8月23日(水):決勝
    ※計17日間(休養日3日含む)

【会場】

阪神甲子園球場

【出場校】

北海道、東京から2校ずつ、45府県から1校ずつの計49代表校

令和5年 第105回全国高校野球選手権大会のチケット発売概要

2022年甲子園のチケットは、

  • 前売り券
  • 当日券(球場窓口)

という2つの窓口で販売されます。

それぞれ、発売期間や取り扱い席種が異なるので注意が必要です。

1.前売り券

【発売券種】

・中央指定席:4,200円
・一、三塁指定席(大人):3,700円
・一、三塁指定席(子供):1,200円
・アルプス席:1,400円
・外野指定席(大人):700円
・外野指定席(子供):200円

※「来場希望日(8月○日)」の単日券のみ。

【前売り券発売日】

(1)1~3回戦まで

WEB:7月20日(木)10:00~試合前日22時まで

コンビニ:7月22日(土)10:00~

(2)準々決勝、準決勝、決勝

WEB:試合前日の10時~22時まで

コンビニ:発売なし

【発売方法】

先着方式

【発売窓口】

チケットぴあ icon
・ローチケ
あさチケ
甲チケ

【購入可能枚数】

一人6枚まで

【その他】

  • 座席をしての購入はできませんが、座席番号は購入確認画面または発券の際に分かります。
  • 内野は3つのエリアから、外野は2つのエリアからエリアを選択して購入可能です。(アルプス席はエリア指定不可)
  • 前売り券は発売は試合前日の22時まで発売します。ただし、甲チケのみ試合終了まで継続販売します。
  • 残席に余裕のある場合に限り、阪神甲子園球場窓口および一部ネットで当日券(企画席除く)を販売します。
  • 球場を一旦退場しての再入場はできません。
  • 第1試合が成立した場合は、以降の試合が降雨などで中止の場合でも開催日成立となり払い戻しは致しません。

2.当日券(球場窓口)

【発売券種】

前売り券で売れ残っている席のみ

【発売日時】

開門時刻~最終試合終了まで

【発売窓口】

甲子園球場の窓口

【購入可能枚数】

6枚まで

【その他】

前売発売で完売となった日程の当日券の発売はありません

前売り券を購入する場合のおすすめ販売窓口

2023年夏の甲子園大会のチケットは、4回に分けて発売されます。

発売日 販売チケット
7/20(木)
10:00
8/6(日)~16(水)
1~3回戦まで
準々決勝前日
10:00
準々決勝
準決勝前日
10:00
準決勝
決勝前日
10:00
決勝

もし、これから発売されるチケットが欲しい場合は、発売時刻にチャレンジすれば普通に取れると思います。

ただし、事前の練習と、どのプレイガイドをターゲットにするかはよく考える必要があります。

7月20日(木)の第1回販売の様子が参考になるので、詳しくはこちらを参照してください。

【2023年夏の甲子園高校野球】チケットの取り方・買い方と、おすすめ座席まとめ

 

既に発売済みの日程については、次の3点について確認が必要です。

1.欲しいチケットがまだ販売中のプレイガイドを探す

2023年夏の高校野球選手権大会は、

チケットぴあ icon
・ローチケ
あさチケ
甲チケ

という4つのプレイガイドで販売されます。

プレイガイドによってチケット残は異なるので、例えば「チケットぴあは売り切れだけど、甲チケは残っている」なんてことが普通にあります。

また、一度売り切れていても、未入金チケットの戻りは頻繁にあるので、マメにチェックしているとぽろっとチケットが取れることがあります。

再販売、復活、戻り、放流を利用してチケットを取る、買う方法まとめ

 

一応、公式サイトにプレイガイドごとの売れ残り状況がUPされていますが、更新頻度が怪しいので、最新の情報をUPしていないっぽいです。

なので、こちらは参考程度に、それぞれのプレイガイドを個別にチェックするのがおすすめです。

【第105回全国高等学校野球選手権大会 空席情報】
https://www.hanshin.co.jp/koshien/highschool/ticket/

2.購入前に座席の位置をよく確認する

夏の甲子園は日差しが強烈なので、とにかく日陰になる席を取ることが最優先です。

幸い、今年はどのプレイガイドもチケット購入手続きの途中で座席番号を確認することができます。

もしイマイチの席だったら「途中キャンセル⇒もう一度取り直し」ができるので、座席表を見ながらチケットを購入しましょう。

 

あと、個人的には通路横のお席がおすすめ!

通路横だと気兼ねなくトイレや買い出しに行けるので、選べるのであれば通路横を狙いましょう。

3.おすすめは甲チケ>>ローチケ>あさチケ>>>チケットぴあ

チケットを販売する4つのプレイガイドのうち、おすすめはダントツで「甲チケ」です。

何といっても手数料0円なのは大きいので、欲しいチケットが残っていれば、甲チケ一択です。

甲チケは、中止時の払い戻しも自動なので、この点も便利でおすすめ!

  ぴあ ローチケ 甲チケ
ID登録 必要 必要 不要
決済方法 コンビニ
クレカ
クレカ クレカ
座席表時 あり あり あり
システム
利用料
220円 220円 0円
発券
手数料
110円 110円 0円
コンビニ
支払手数料
110円

もし、甲チケで売り切れている場合は、ローチケかあさチケを利用しましょう。

あさチケは、ローチケのシステムを利用しているのですが、パスワードの処理などがちょっと面倒です。

「甲チケ⇒ローチケ⇒あさチケ」とチェックしても売り切れている場合はチケットぴあで購入します。

ぴあはコンビニ払いを選択した時に手数料を取られるので、4つのプレイガイドの中では一番割高です。

クレカ決済を利用すればローチケ系と同じ手数料なので、できればクレカを利用しましょう。

令和5年 第105回全国高校野球選手権大会を観戦したい場合の注意点

1.前売り券の購入がおすすめ

球場窓口で販売される当日券は、WEBで販売される前売り券が売れ残っている場合のみ発売されます。

個人的には、試合前日まで発売される「チケットぴあ、ローチケの前売り券」か、試合当日でも販売される「甲チケのチケット」を購入しておくことを強くおすすめします。

「甲子園のチケット売り場でチケットを購入する」という強い理由がない限り、わざわざ球場窓口で販売される当日券を選択する理由はないと思います。

2.座席は全席指定、外野席も有料化された

発売される席種は

  • 中央指定席:4,200円
  • 一、三塁指定席(大人):3,700円
  • 一、三塁指定席(子供):1,200円
  • アルプス席:1,400円
  • 外野指定席(大人):700円
  • 外野指定席(子供):200円

の6種類で、全て指定席となり自由席はありません。

以前は無料で誰でも観戦できた外野席も有料化され、当日ふらっと甲子園に行っても「チケットがないと観戦できない」ので注意しましょう。

3.雨天中止の場合は払い戻しとなりスライド利用できない

高校野球のチケットは、雨天中止の場合はチケット払い戻しとなり、翌日にスライド利用はできません。

つまり、大会の途中で雨天中止があると、日程がずれてお目当ての試合を観戦できないという可能性があります。

 

例えば、大会8日目・8月13日(日)の試合を観戦したい場合を考えます。

通常であれば、8月13日(日)のチケットを購入すれば観戦できるのですが、大会7日目までに雨天中止があると、8月13日(日)に開催が予定されていた試合は、スライドして翌8月14日(月)に開催となります。

高校野球のチケットは指定された日しか使えないので、8月13日(日)のチケットは8月14日(月)に利用できず、結果的にお目当ての試合が観戦できません。

中止順延が発生した場合については、こちらにまとめてあります。

【2023年夏の甲子園高校野球】雨天中止時のチケット払い戻しと日程の変更、入場券の再発売まとめ

令和5年 第105回全国高校野球選手権大会のおすすめ席種と特徴

2023年夏の高校野球選手権では、中央指定席、一塁指定席、三塁指定席、アルプス、外野席指定席の5種類の一般席が発売されます。

 

どの席種を狙うかは、次の3点を考えて選ぶことをおすすめします。

1.日陰になる席を選ぶ

夏の大会の場合、「お席が日陰かどうか」は、まじで生死に関わるほど重要な問題です。

日向の席だと、8月の強烈な日差しに照らされることになるので、よほど訓練されてないと1時間もするとギブアップしかねません。

暑いからといって日傘をスタンドで使用することはできないので、とにかく「日陰になる席はどこか?」を最優先で考えましょう。

 

甲子園で日陰になる席は、基本的に

  • 中央指定席のグリーンシート部分
  • 1・3塁指定席の中段~上段

のみです。

(1)中央指定席の日陰について

中央指定席の場合、中央通路より上側の座席であれば、日中はほとんど日陰になると思います。

図の緑色ラインより上ですね。

ただし、午前中は1塁側、午後は3塁側に日差しが差し込むため、緑ラインより上でも多少日が入ることもあります。

 

(2)1・3塁指定席の日陰について

阪神甲子園球場は、基本的に午前中は3塁側が日陰、午後からは1塁側が日陰になります。

なので、夏の大会では1塁側のほうが人気があります。

3塁側は、かなり上段でも夕方になると強烈な西日が差し込むので、「午前中日陰だった!」と余裕こいてると大変なことになるので要注意です。

 

例えば、8月6日16時頃の3塁側は、こんな感じでほとんどの席が日向になります。

 

 

同時刻の1塁側はほぼ日陰なのと対照的ですよね。

 

 

以上をまとめると、

  • 中央指定席の10段以上を確保できれば、直射日光については心配しなくてOK
  • 1・3塁指定席の場合は、午前と午後で大幅に日影が変わるのでよく確認しておく

となります。

甲子園の屋根下になるエリアや日陰の情報、詳細な座席表はこちらにまとめてあるので、参考にしてください。

【甲子園・高校野球】日陰・屋根下で快適に観戦できる座席と、おすすめ席種、座席表まとめ

 

幸い、今年の夏の選手権は、指定席を3つのエリアに分けて購入手続きが可能です。

間違っても「グラウンドに近い下段」なんかを選ばないように注意しましょう。

2.お値段を考える

2023年夏の選手権大会は、以前よりチケット高く設定されています。

・中央指定席:4,200円
・一、三塁指定席(大人):3,700円
・一、三塁指定席(子供):1,200円
・アルプス席:1,400円
・外野指定席(大人):700円
・外野指定席(子供):200円

と、もはやプロ野球並みのお値段なので、お財布とよく相談して席種を決めましょう

(1)中央指定席:4,200円/枚

いわゆるバックネット裏に該当する座席です。

座席にはテーブルもついていて、ほとんどのエリアに屋根もあるので快適に観戦することができます。

10段より後ろを選べば、ほぼ日陰で快適に観戦可能なので、一番おすすめの席種です。

 

(2)1・3塁指定席:3,700円/枚

阪神タイガースの試合では、ブリーズシート、アイビーシートと呼ばれる座席で、午前中は1塁側が日向、午後は3塁側が日向になります。

夏の甲子園の場合は、日向かどうかが死活問題になるため、午後が日陰になる1塁側が人気です。

また、エリアの後ろ部分には屋根もあるので、雨をしのぐこともできます。

 

野球の場合、応援したいチームのベンチ側スタンドが「ホーム」になります。

なので、思いっきり応援したい場合は「応援したい学校が1塁側、3塁側どちらになるか」を確認してチケットを購入してください。

 

(3)アルプス指定席:1,400円/枚

出場校の応援団やブラスバンドが利用する席なので、とにかく応援が盛り上がります。

半面、屋根が一切ないので、強烈な日差しが1日中降り注ぐエリアでもあります。

応援したい学校の試合を「1試合だけ集中して観戦したい」という場合のみおすすめします。

 

(4)外野指定席:700円/枚

以前は無料で観戦できましたが、現在では有料指定席となりました。

強烈な日差しを受け続けること、背もたれがなく座席の間隔もかなり狭めなことから、長時間の観戦は厳しいと思います。

個人的には、1試合が限界かと。

 

(5)その他企画席

ボックス席、ペア席、マス席などが設定されますが、これらの席は設定数が少ないので、購入難易度が非常に高くなります。

平日の不人気日程なら買えるかもしれませんが、一般人が狙って取るのはほぼ不可能です。

なので、個人的にはこれらの企画席を狙うくらいなら、中央指定席にチャレンジしたほうがいいと思います。

3.応援する学校を考える

2023年夏の選手権大会は、8月3日(木)に組み合わせ抽選会が実施され、対戦カードが決まります。

対戦カードが決まれば、どのチームが1塁側、3塁側になるかもわかります。

もし8月3日(木)以降にチケットを購入する場合は、応援したい学校のベンチ側になる内野指定席をとるのもおすすめです。

高校野球の場合、そこまで1塁側、3塁側の差はないのですが、せっかくなら応援したいチーム側のスタンドが楽しく観戦できます。

 

甲子園で応援したい学校が1塁側、3塁側どちらになるか調べる方法はこちらにまとめてあります。

【2023年夏の甲子園高校野球】対戦カードと応援する学校が1塁側、3塁側どちらのベンチになるかを確認する方法

まとめ:2023年夏の甲子園・高校野球で当日券は発売される?

2023年夏の甲子園・高校野球大会は、球場窓口での当日券の発売が復活しています。

ですが、

  • 球場窓口での当日券販売は、WEBの前売り券が売れ残っている場合のみ販売
  • WEBの甲チケでは試合当日もチケット販売

なので、個人的には「甲チケで事前に購入」することを強くおすすめします。

というか、わざわざ球場窓口でのチケット購入を選択する理由がないんですよね。

チケットを持たずに球場に行くのはいろいろな面でリスクが高すぎるので、最後の手段として考えおくのが無難かな~。

 

甲子園に持っていくといいもの、おすすめグルメはこちらにまとめてあるので、よければ参考にしてみてください。

夏の甲子園・高校野球観戦に持っていくと便利なおすすめグッズまとめ 【甲子園・高校野球】おすすめグルメ情報!夏・春の高校野球でおすすめの美味しい食べ物、飲み物

随時追記:入場券の売れ行きについて

7月20日(木)に発売された「大会初日8/6(日)~大会11日目16(水)までのチケット」について売れ行きを随時確認します。

1.7/20(木)チケット発売時

発売翌日となる7/21(土)10:00時点でのチケット残状況です。

  • 8/6(日)開幕日の中央指定席は全て売り切れ
  • 8/7(月)~8/10(木)お盆までの平日は余裕
  • 8/11(金祝)~8/13(日)までの中央指定席もほぼ売り切れ
  • 8/14(月)~8/16(水)のお盆期間は平日でも売れ行き好調

2.8/2(水)組み合わせ抽選前日

組み合わせ発表前日となる8月2日(水)10:00時点でのチケット残状況です。

 

Koushien High School Baseball How to get a Ticket

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