八戸観光と弘前の「冬に咲くさくらライトアップ」2022年12月青森旅行その弐

22022年12月2日(金)、青森県八戸市で開催された羽生結弦さんのアイスショー「prologue」を観るため、はるばる八戸まで行ってきました。

八戸観光をした後にプロローグを観たのですが、さすがの演技ですね!!ちょっとレベルが違う。

あと、フラット八戸という会場も素晴らしくて、コンパクトで選手と一体感もあるし、リンクがとても見やすい、大好きな会場になりました。

八戸観光記その壱はこちら。

初めての八戸観光と羽生結弦アイスショー「prologue」 2022年12月青森旅行その壱

 

プロローグを観た翌日以降も、引き続き八戸を中心に観光してきたので、その様子をまとめてみます。

八戸といえばここ!「八食センター」

前日はプロローグ八戸公演を観て体力を使ったので、今日の始動はゆっくり目にします。

朝9時半ごろにホテルを出て、まずは「八食センター」へ向かいます。

 

八食センターとは、八戸で水揚げされた魚介類や生鮮野菜、青森県の物産やおみやげなどがそろう巨大市場です。

全長170mもある建物内に多くの店舗が並んでいる、歩くだけでも楽しい市場です。

 

 

八食センターは朝10時にオープンなのですが、なにやら地元っぽい人が並んでいます。

何だろうと思って聞いてみると、「チョコQ助」を買うために並んでいるとか。

 

 

「チョコQ助」とは、八戸市の菓子製造販売業「しんぼり」が2021年春に発売した新感覚の南部せんべいで、せんべいの上にチョコレートがかかった人気商品です。

地元でも大人気で、入荷するとすぐに売り切れるのだとか。

さっそく私も並んで購入したのですが、「一世帯3袋まで」という制限がありました。

迷わず3袋購入して食べてみたのですが、意外と普通で、個人的には普通の南部せんべいのほうがいいかな、素朴な味がして。

 

 

「チョコQ助」を購入した後は、市場内をうろうろします。

色々な海産物が並んでいるのですが、なんか安い気がする。

 

 

むっちゃ大きな筋子も売ってます。

 

 

ひらめ、安くね?

昨日食べた「みなと食堂の平目漬丼」を思い出しました、また食べたくなるね。

 

 

八食センターには、市場で買った魚介類や食材を七輪で焼いて食べる「七厘村」というスペースがあります。

市場で買った新鮮な魚介をここで焼いて食べるのが人気なのですが、わたし七輪の煙が苦手なんですよね。

服や髪が煙臭くなるのがダメなので、「七厘村」は断念、こちらでお店の人が焼いてくれたホタテを食べることにしました。

 

 

焼きたてのホタテ~。

アツアツでとても美味しかったです!

 

 

八食センターは10時オープンなのですが、隣接する八食市場寿司は11時にオープンします。

市場内をウロウロしていると11時になったので、さっそくこちらに入ってみました。

お寿司のお味ですが、意外と普通で、お値段的にも「安いな~」という感じではなかったです。

 

 

意外と普通だった八食市場寿司にしょんぼりしながら八食センター内をうろうろしていると、「タコの白子」が200円であるじゃん!

これ、居酒屋新幹線というドラマで取り上げられていたので気になってたんですよね!

試しに食べてみると、「食感はチーズ、味はタコ」と説明書きそのままの味でした。

八食センターに来たら、ぜひ一度は食べてみてください。

 

【八食センター】

 

 

八食センターを堪能した後は、八戸駅へ戻ってきました。

ちょうど東北新幹線開通20周年記念イベントが開催されていたので、駅周辺をウロウロ。

青森出身の王林ちゃんのトークショーとかもしてたのですが、そこそこ人も多くてにぎやかでした。

翌日は朝早くから館鼻岸壁朝市に行く予定なので、早めにホテルで休みます。

館鼻岸壁朝市へ行きたかったけど雨で断念

翌12月4日(日)は、八戸で一番行きたかった館鼻岸壁朝市(たてはながんぺきあさいち)へ朝5時ごろに行く予定でした。

ですが、起きてみると結構な雨。

傘なしだと無理な降り方だったこと、濡れると風邪をひきそうなことから、泣く泣く館鼻岸壁朝市は断念しました。

 

ちなみに、館鼻岸壁朝市とは「普段は何もない広大な岸壁に毎週日曜日の早朝にだけ出現する巨大朝市」のことです。

驚くのはその規模で、なんと全長約800メートルにわたって300店程が立ち並び、毎週数万人もの人出があるとか。

これは、もう一回八戸に来る理由ができましたね~。

 

【館鼻岸壁朝市】

ぽっかり予定が空いたので、弘前の「冬に咲くさくらライトアップProject」へ突撃

結構な雨が降っているので館鼻岸壁朝市を断念したのですが、そうすると予定がぽっかりと空いてしまいます。

代わりにどこに行こうかと考えて最初に思い付いたのが「十和田湖」なのですが、12月はシーズンオフで行っても何もない感じらしい。

しかも、積雪がすごいと普通に危ない。

 

どうしようかと思っていると、弘前の「冬に咲くさくらライトアップProject」のことを思い出しました。

弘前公園は桜の名所として有名ですが、5年ほど前から雪が積もった桜の木をピンク色にライトアップしてるんです。

これが、まるで冬に桜が満開になっているみたいだと話題になっているので、せっかくだから弘前まで行ってみることにします。

ちょうど弘前は雪予報なので、いい感じに見れるはず。

 

ルートを検索すると、東北自動車道経由で約2時間30分。

行けない距離ではないので、東横イン八戸駅前の予約をキャンセルして、弘前へ行くことにします。

勢いって大事。

 

【八戸⇒弘前のルート】

 

 

勢いで弘前行きを決めたのですが、2時間30分はやっぱり長い。

しかも、途中は結構な雪で路面状態もかなり悪い感じなので、安全運転で弘前に向かいます。

 

 

弘前に到着すると、なんか晴れてる。

雪なんて全然積もってないので、天気予報大外れだよね、これ。

この状態だとライトアップも望み薄だな~と思いながら、おなかが減ったので「高砂」というお蕎麦屋さんに向かいます。

 

 

私、実は今年の4月末に弘前に桜を見に来てるんですよね。

その時に来たのがこの「高砂」なのですが、おそばがとてもおいしかったんです。

もう一度食べたいなと思ってきたら、なんと臨時休業。

まじか。

 

 

ちなみに、高砂はお蕎麦もおいしいのですが「てんぷら」が絶品です。

オーダーが入ってからエビをさばくというこだわりがあるらしく、サクサクでほんとにおいしいんですよね!

 

【高砂】

 

 

2時間30分かけて弘前まで来たのに、雪積もってないし、お蕎麦屋さんお休みだしで、かなりしょんぼり。

とりあえず人気がありそうなお店を探して、ヒットしたのがこちらの「清水」というお蕎麦屋さんです。

 

 

店内はこんな感じ。

11時オープンですが、オープンしてすぐに満員になったので、それなりに人気店らしい。

 

 

メニュー。

 

 

この「海彦そば」、「山彦そば」が人気みたい。

でも、ここはやっぱりお蕎麦の味がよくわかる「天ざるそば」をオーダー。

 

 

そしてこちらが「天ざるそば」1,600円なり。

青森のお蕎麦は白っぽいのが多いですよね、お味もお上品でとてもおいしかったです。

でも、個人的にはお店の雰囲気も含めて「高砂」のほうが好きだな~やっぱり。

 

【そば処 清水】

 

 

お蕎麦をいただいた後、戸田うちわ餅店に向かいます。

ここの「うちわ餅」はとてもおいしいんですよね!特にゴマはすごい濃厚で風味が最高。

 

 

今日は並んでる人いないな~と思って車を降りてみると、なんとこちらも臨時休業。

何かあるのか、弘前で。

 

 

ちなみに、戸田うちわ餅店のお餅は、平べったいお餅に櫛が刺さっていて「うちわっぽい形」をしています。

そして個人的に大好きなゴマだれは、「お餅にタレがかかっている」ではなくて、「タレの中にお餅が入っている」という感じで超贅沢。

そして、タレ自体もとても濃厚でゴマの風味がおいしいので、個人的に大好きなお餅です。

この写真は春に食べた時のものですが、見た目にインパクトあるでしょ?

 

【戸田うちわ餅店】

 

 

高砂、戸田うちわ餅店と連続でお休みだったのでテンションはダダ下がりです。

仕方ないので、次は手焼きせんべいで有名な「小山せんべい店」に向かいます。

こちらはちゃんと営業してました、よかった!

 

 

小山せんべいは「おやま」と読むのですが、昭和23年に青森県弘前市で創業したおせんべいのお店です。

職人さんが一枚一枚丁寧に焼き上げることにこだわっているので、お店ではおせんべいを焼く様子を見ることができます。

 

 

そして小山せんべいの特徴は、何といっても「大粒のナッツがせんべいに入っていること」です。

見た目で損してますが、これおいしいんです!

ナッツは、落花生、アーモンド、ピスタチオ、ピーカンナッツという4種類があるのですが、おすすめはピスタチオです。

ピスタチオの香りと味が、せんべいの素朴な味わいとマッチしておいしいんです!

ちょっとお高めのおせんべいですが、弘前に来たらぜひお土産に買って帰ってください。

 

【小山せんべい店】

藤田記念庭園の「大正浪漫喫茶室」でアップルパイを食べ比べ

小山せんべいでお土産を買った後は、藤田記念庭園内にある「大正浪漫喫茶室」へ向かいます。

弘前市役所の駐車場から徒歩数分の所にある、赤いとんがり屋根が目を引く洋館内のカフェです。

 

 

「大正浪漫喫茶室」の売りは、大正時代の面影が残るカフェでアップルパイの食べ比べができること。

お席はこのテラス席がおすすめですが、競争率が高いので混雑している時はかなり待つことになります。

私はテラス席希望に〇をしたのですが、タイミングが良かったのか15分程の待ち時間でテラス席に案内されました。

 

 

メニュー。

 

 

こちらが「タムラファーム」のあったかいアップルパイです。

紅玉というリンゴのパイで、ちょっと酸味があるのが特徴です。

 

 

「ル・キャッスル・ファクトリー」の冷たいアップルパイです。

シナモンの風味が強めで、パリパリな触感が特徴です。

 

 

「ニュートンのリンゴパフェ」990円です。

ゼリーとアイスが層になったパフェに「リンゴのムースケーキ」が載っています。

上のリンゴムースはお皿に取り分けて食べてねと言われました。

 

【大正浪漫喫茶室】

本日の宿泊はドーミーイン弘前

本日の宿泊先は、ドーミーイン弘前をセレクト。

弘前公園までも徒歩圏内なので、ライトアップを見るにはいい感じの場所にあります。

ドーミーイングループだけあって、施設もきれいで清潔でした。

あと、駐車場にロードヒーティング設備があるので、雪が降っても困らないのがいいところ。

 

【ドーミーイン弘前】

 

 

弘前公園のライトアップを見るので、暗くなるまでホテルでまったりします。

19時ごろにホテルを出てみると、なんかむっちゃ雪降ってる。

今回借りた「ヤリスハイブリット」がこんな感じに。

 

 

車道は雪が圧縮されてツルツル状態。

これ、明日帰れるのか不安になるレベル。

弘前の「冬に咲くさくらライトアップ」

歩道に積もった雪の上をザクザク歩くこと10分ほどで弘前公園に到着したのですが、もうライトアップが始まってます。

ピンク色のライトが当たるところは、木に積もった雪が桜みたいですよね!

 

 

ライトは時間によって色合いが変わるのですが、濃いピンクだとこんな感じ。

 

 

薄いピンクだと、また雰囲気が違いますよね。

そして、お堀の水面に映るピンクの桜も美しいです。

 

 

雪は降ったり止んだりしていたのですが、降りしきる雪にライトが当たると、これまた綺麗です。

 

 

弘前の「冬に咲くさくらライトアップ」は、2017年から始まったライトアップイベントで、今年で5周年を迎えています。

桜の木に積もった雪がピンクのライトに照らされることで、まるで冬に桜が満開になっているような景色を楽しむことができます。

また、さらに寒くなってお堀の水が氷ると、氷の上に積もった雪がピンク色になることで、「雪の花いかだ」が現れることも!!

まだ全国的な知名度はイマイチですが、とても幻想的で素敵な光景を見ることができるので、ぜひ一度は冬の桜を見に弘前へ来てみてください。

 

【冬に咲くさくらライトアップエリアマップ】

 

 

私、実は2022年4月末に弘前公園に桜を見に来てます。

弘前の桜は「日本三大夜桜の一つ」「死ぬまでに見たい絶景」といわれているのですが、実際に見て称賛される理由がわかりました。

  • 弘前という地域全体で桜まつりを盛り上げている
  • りんごの木の剪定技術を活用しているので「モコモコと手まりのように多くの花を咲かせる桜」が多い
  • 満開時期がゴールデンウィーク時期と重なる

この3つが大きなポイントなんだと思います。

 

同じポイントでとった写真を並べてみると、春の昼間がこんな感じ。

 

春の夜のライトアップ

 

そして冬のライトアップ。

 

どれもホントに美しいですよね!!

ぜひ、皆さんも人生で一度は弘前の桜を見に来てください。

スターバックス弘前公園前

冬のライトアップは、弘前公園の大手門付近だけで実施されています。

春の桜祭りの時はもっとライトアップの範囲が広いので、人気が出ればさらに増えるかもしれませんね。

 

 

個人的には、このあたりも冬のライトアップの対象になると嬉しいです。

 

 

ライトアップに夢中になっていると、かなり体が冷えていることに気づきました。

風邪をひくと面倒なので、近くにあるスターバックス弘前公園前店でちょっと休憩します。

 

 

スターバックス弘前公園前店は、1917年に陸軍師団長の官舎として建設された「旧第八師団長官舎」を利用しています。

なんと国の登録有形文化財に指定されているという由緒ある建物なので、とても雰囲気がいいんですよね!

店内もおしゃれだし、こちらのスタバも超おすすめです!

 

【スターバックス弘前公園前】

 

 

あったかいコーヒーで暖を取った後は、ドーミーイン弘前までテクテク歩いて帰ります。

雪は10センチくらい積もってるかな?

明日の朝どのくらい積もっているか、ちょっと心配です。

 

 

ホテルに帰ってお風呂に入った後は、ドーミーイン名物の夜鳴きそばをいただきます。

これ、意外とおいしいんですよね!!

 

 

ホテルでゆっくり休んで、翌日の朝の様子です。

木に積もっている雪も、場所によってはかなり解けちゃってますね。

これ、昨日は奇跡的に条件が良かったみたいです。

いい条件でライトアップがみれるかどうかは、かなり運に左右されそうですね。

 

 

また、場所によってはお堀の水が凍って、上に雪が積もってまいた。

ここがライトアップされれれば「雪の花いかだ」がみれそうです。

 

 

今日は三沢空港から羽田までのフライトがあるので、三沢空港を目指してまた高速道路を走ります。

どのくらい雪が積もるか心配したのですが、朝10時頃には結構雪が解けていて、スリップの危険性はほとんどないレベルになってました。

帰りの高速道路もほぼ雪がなかったのでラッキーでした。

 

 

という訳で、羽生結弦アイスショー「プロローグ八戸公演」と、八戸観光、ちょっと足を延ばした弘前観光をまとめた旅行記は以上です。

八戸は館鼻岸壁朝市に行けなかったので、今度は違う季節にきてみたいな!

旅行記はこちら

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2 COMMENTS

chee

くるみっこさんこんにちわ 
冬の弘前を楽しまれて何よりです 機会が有りましたら館鼻朝市のリベンジも兼ねて十和田湖にも是非いらして下さい 紅葉が有名ですが新緑の奥入瀬渓流も美しいし旬のヒメマスも美味しいですよ 

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