初夏の函館旅行も3日目です。
函館といえば「函館山の夜景」、「五稜郭」と有名どころを抑えたので、今日はちょっと地味目の観光を予定してます。
2日目の様子はこちら。
2022年5月北海道函館の旅その2:函館といえばやっぱり五稜郭だよね~Contents
駅二函館朝市で活いか釣りにチャレンジ!
今日は早起きして、朝6時に函館駅近くにある駅二函館朝市に向かいます。
お目当ては、生きたイカを自分で釣って、その場でさばいてくれる「駅二函館朝市 元祖いか釣堀」です。
営業開始は朝の6時からですが、オープン直後はさすがにお客さんが少なくてガラガラです。
活いか釣り体験は「時価」で、お値段はその日ごとに違うらしいです。
本日のお値段は1,000円とのこと。
また、イカの種類も季節によって変わるらしく、1月~5月はヤリイカ、6月~12月はマイカ/スルメイカとのこと。
5月だとヤリイカっぽいですね、見てもわからないけど。
駅二市場の中は、よく観光地にある市場です。
お店の前を通ると積極的に声を掛けられちゃうので、あまりじっくり見ることができない感じです。
また、ゴールデンウィーク明けでお客さんが少ないのが関係するのか、表示価格からそれなりにお値引きしてくれるみたい。
お値段的に高いか安いかは・・・わかりません。
お目当ての、元祖活いか釣り堀です!
イカがホントに泳いでる!!
イカの釣り方ですが、イカの頭にあるヒラヒラしたところに釣り針を引っかけて釣る感じです。
いわゆる「餌をつけて食べに来たところを釣る」訳じゃないみたいですね。
そして、意外と簡単に釣れます。
釣ったイカは、その場でおばちゃんがさばいてくれるので、新鮮なイカをいただくことができます!
新鮮でおいしい気がする。
きくよ食堂でウニ、イクラ丼の朝ごはん!
活いか釣りをした後は、近くをフラフラ散策します。
駅二市場の近くには、海鮮関連のお店がたくさんあって、どのお店も愛想がよいです。
そして、本日の朝ごはんは元祖巴丼で有名な「きくよ食堂」です。
きくよ食堂といえば、うに、くらい、ほたてが乗った「元祖函館巴丼」が有名ですよね!
新千歳空港にも支店がありますが、やっぱり市場近くのお店のほうが「函館きた!」って感じがしておすすめ!
きくよ食堂の丼ものには、普通サイズとミニサイズがあります。
ミニサイズのほうが少しお安いのですが、サイズの違いはこんな感じ。
左がミニサイズの巴丼、右が普通サイズのウニ、いくら丼です。
お味は、やっぱりウニがおいしいです。
きくよ食堂のウニは、ミョウバンなどを使わない「無添加塩水」のウニなので、苦みがなくてウニ本来のお味を楽しめるとのこと。
無添加なのでかなり柔らかい触感ですが、変な苦みやにおいもなく、おいしかったです!
函館の元町エリアを散策
きくよで朝ごはんを済ませた後は、函館の元町エリアを散策します。
初めての函館、今回もガイドさんに色々と教えて欲しいということで、「函館まちあるき これぞ王道!函館の魅力凝縮コース」をお願いしました。
函館の観光サイト「はことれ」経由でも依頼できますが、じゃらん経由のほうが割引があるのでおすすめ!
【函館観光サイト「はことれ」】
https://www.hakotore.com/
集合場所の「まちづくりセンター」までは路面電車で向かいます。
女性のガイドさんと合流したあと、日本に3台しかないという手動式エレベーターに乗せてもらいました。
エレベーター自体は電動で動くのですが、動く、止まるが手動なので、各フロアに止まるときはテクニックが必要です。
電車を運転するようなイメージかな。
ガイドさんに連れられて、最初に向かったのが「二十間坂」です。
名前の由来は、道幅が二十間(約36メートル)あるからだとか。
道幅が広い理由は、函館は過去に何度も大火事があったので、少しでも火災が広がるのを防ぎたいという先人の知恵だそうです。
冬の間はライトアップも素敵みたいですね!
東本願寺函館別院の裏になる民家ですが、1階が和風、2階が洋風なのがわかりますか?
これは、「上下和洋折衷住宅」といって、江戸時代末期に建てられた、函館を代表する様式の一つということです。
色合いもかわいくて素敵ですね!
ガイドさんに教えてもらわなかったら、スルーしてたかも。
元町にはいろいろな宗教施設があり、その中の一つ「カトリック元町教会」です。
近くにある「函館ハリストス正教会」は残念ながら工事中でみることができませんでした。
こちらが「八幡坂」で、たぶん元町付近では一番有名な景色だと思います。
まっすぐ伸びた道の先に、函館湾を見ることができます!
旧函館区公会堂です。
元々は、明治43年に建てられた住民の集会所ですが、見晴らしがいいところにあるので、バルコニーからの眺めは素晴らしいです。
2021年4月にリニューアルオープンしたばかりなので、外観、内装共にとても美しいです。
中に入るのは有料ですが、お金を払ってみるだけの価値はあると思います。
その後、元町公園⇒ペリー提督来航記念碑⇒旧イギリス領事館⇒基坂と案内をしてもらい、ガイドさんとお別れしました。
お時間は約90分、一人1,500円ですが、じゃらん経由だと割引もあります。
自分だけで歩いたらスルーしてしまうところも案内してもらえるので、「これぞ王道!函館の魅力凝縮コース」もおすすめです!
縄文遺跡「大船遺跡」と「垣ノ島遺跡」
元町の散策をした後は、レンタカーを利用して函館の縄文遺跡群に向かいます。
北海道・北東北の縄文遺跡群は、2021年7月に世界文化遺産に登録されています。
その中の1つである「大船遺跡」に行ってみました。
【大船渡遺跡】
https://jomon-japan.jp/learn/jomon-sites/ofune
世界遺産にしては地味な管理棟です。
というか、普通の山の中にあるので、たどり着くのが結構大変で、周囲をウロウロしてやっとたどり着きました。
管理棟内の展示物も地味な感じ。
13時からの定時解説をお願いしてみました。
30分ほどかけて色々とガイドをしてくれるのですが、大船遺跡に来たらこのガイドは必須だと思います。
教えてもらってはじめてわかることがほとんどなので、お願いしないともったいないです。
縄文人が木の実や肉をすりつぶすために使った「石皿」ですが、雑に放置されてます。
ガイドさん曰く「別に盗っていく人なんていないから」とのこと。
竪穴住居です。
大船遺跡では、大型竪穴建物を含む100軒以上の住居跡が確認され、その一部が復元されています。
集落があった期間が長いこと、規模が大きなことが特徴で、深さ2mを超えるような大規模な建物跡も見つかっているようです。
施設内には説明看板などがないので、定時ガイドは必ず利用しましょう。
ただし、ガイドしてくれるのは4月~10月なので注意してください。
大船遺跡を後にして、本日のメインイベント、「垣ノ島遺跡」へ向かいます。
【垣ノ島遺跡】
https://jomon-japan.jp/learn/jomon-sites/kakinoshima
大船遺跡とは違って、とてもきれいに整備されていますが、復元された建物などはなく、だだっ広い草原が広がるだけです。
いちおう説明看板はありますが、こちらも定時ガイドさんがいるので、ぜひお願いしてみてください。
天気も良くなって来て気持ちいい!!
そして、知る人ぞ知る「函館市縄文文化交流センター」です。
ここには、北海道唯一の国宝である中空土偶、愛称「カックウ」が展示されてます。
大船遺跡の管理棟とは違って、キレイでお金かかってますね~。
【函館市縄文文化交流センター】
http://www.hjcc.jp/
こちらが「カックウ」です。
1975年、芋畑を耕していたおばちゃんが偶然発見した土偶で、北海道で唯一の国宝です。
間近で見ると、細かい細工がしてあって感動します。
(函館市縄文文化交流センター公式サイトより)
縄文時代というと、「狩猟が中心で不安定な生活をしていた」というイメージがあります。
ですが、最近の研究で、今までの想定以上に豊かで文化的な生活をしていたことがわかってきています。
文字がないので、発掘された物が何に使われていたのかは想像するしかないのですが、それが逆にロマンありますよね!
函館ラーメン「あじさい」とハセガワストア「やきとり弁当」
縄文遺跡群を後にして、レンタカーで40分ほどかけて函館市街地に戻ります。
本日の夕飯その1は、函館ラーメン「あじさい」です。
五稜郭近くの本店に行こうかと思っていたのですが、諸事情で函館駅ビル内のお店に向かいます。
オーダーしたのは、一番人気の味彩塩ラーメン750円なり。
昆布がベースなのかな?優しいお味でおいしいです!
麺は比較的しっかり目で、食べ応えもあり。
そして、夕飯その2がハセガワストアの「やきとり弁当」です。
函館駅近くのハセガワストア函館駅前店でオーダーしてみます。
お弁当のオーダー方法が変わっていて、専用の注文用紙に書いて店員さんに渡す必要があります。
紙に書くのは若干めんどいですが、郷に入っては郷に従え、仕方ないです。
ハセガワストアは、函館市で創業したコンビニエンスストアです。
そして、「やきとり弁当」なのに、なぜか乗っているのは豚肉です。
公式サイトに理由が載ってますが、読んでも意味が分からないのは私だけ?
今回頼んだのがこちら。
やきとり(といっても豚肉)の味は、タレ、塩、うま辛の3種類あるのですが、期間限定で1本づつ乗っている「やきとり弁当トリプル」です。
普通においしいけど、味が濃いので「塩⇒タレ⇒うま辛」の順で食べるのがおすすめ!
4日目に続く
2022年5月北海道函館の旅その4:五島軒のランチと最後の函館ドライブ How to get a Ticket
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