三朝温泉は鳥取県中部にある温泉街で、鳥取県では皆生温泉に次ぐ2番目の入湯者数を誇ります。
三朝温泉の湯にはラジウム、ラジウムがアルファ崩壊したラドンが含まれていて、世界でも有数の放射能泉と言われています。
温泉療法のため岡山大学病院の三朝医療センターもあったりするので、ほんとに効用があるっぽいです。
三朝温泉はいわゆる「ひなびた温泉街」なので、観光したり城崎温泉のように湯めぐりを楽しむ温泉ではありません。
基本的に温泉宿での滞在を楽しむのが三朝温泉の楽しみ方かな。
三朝温泉でおすすめのお宿は、橋津津屋と大橋です。
今回は2020年12月に「橋津屋」へ宿泊した時の様子をまとめてみます。
橋津屋の基本情報
【所在】
〒682-0123
鳥取県東伯郡三朝町三朝886
【設備】
部屋数8室、貸切風呂あり
【連絡先】
0858-43-0719
三朝温泉までのアクセス
三朝温泉付近には高速道路が通っていないため、一般道をそれなりに走らないとたどり着きません。
また、冬季は積雪の可能性もあるので、自家用車で行く場合は要注意です。
JRを利用する場合、最寄り駅の倉吉駅までは乗り継ぎが必要で、倉吉駅から三朝温泉までもバスで20分くらいかかります。
車利用、JR利用どちらにしても、お世辞にもアクセスがいいとは言えません。
個人的には、JR乗り継ぎよりは自家用車が便利かなと思います。
詳しくは、三朝温泉の公式サイトを確認してみてください。
【三朝温泉ポータルサイト】
https://misasaonsen.jp/
あと、冬季であれば「カニバス」というのもおすすめ。
大阪、広島、岡山から高速バスで三朝温泉まで連れて行ってくれます。
2020年12月 三朝温泉・橋津屋 宿泊記
2020年12月、三朝温泉の橋津屋に宿泊しました。
数日前の大雪がまだ残っていて、道路以外はかなりの雪が残っていました。
こちらが、三朝温泉のシンボル的な「三朝橋」です。
橋の下には、こちらも有名な「河原風呂」があります。
気持ち程度の目隠しがありますが、道路からほぼ丸見え。
女性が入るのは無理ですね。
橋津屋は、温泉本通りという細い道を入ったところにあります。
車1台がやっと通れるような道を進みます。
徒歩数分で橋津屋に到着です!
駐車場は、橋津屋の右手側に数台分あるので、一度宿の前を通り過ぎる感じですね。
フロント前の待合はこんな感じ。
以前は、「シイタケ茶、茶菓子、おしぼりのサービス」があったのですが、新型コロナウイルス感染症対策のためか今回は無くなってました。
また、このスペースに座ってチェックイン手続き、貸切風呂の予約、食事時間の決定などができたのですが、今回はフロント前に立たされての手続きでした。
ちょっとサービス的には低下したかも。
あと、フロントの50代くらいの女性が感じ悪かったです。
本人は丁寧な接客のつもりかもしれないけど、早口で自己中心的な説明が気になりました。
例えば、貸切風呂の予約をしたいと伝えると「何時にしますか?」と威圧的に言われます。
いやいや、その前に「貸切風呂は何時から借りれるのか?」、「時間は何時であれば空いているのか?」「料金はいくらか?」などを教えてくれないとわからないよね。
なんか、相手の立場に立って考えたり話したりするという視点が抜けているので、とても不快でした。
この女性をフロントに配属するのはナシだな、教育とかで直るものじゃないです。
他に愛想がよくてしっかりしたスタッフはいるので、早めに対応したほうがいいと思います。
今回は、お部屋からの展望がないタイプの客室でした。
橋津屋の本館には、
- 三朝川側の角部屋
- 三朝川側の部屋
- 温泉本通り側の部屋
- 窓からの展望がない部屋
の4タイプがあります。
三朝川側の角部屋が一番高くて、後のお部屋は同一料金です(多分)。
今回は残念ながら展望がない部屋でしたが、個人的には温泉本通り側がおすすめかも。
三朝川側は、夜になるとそれこそ真っ暗で何も見れません。
温泉本通り側は、街灯に照らされた通りが味わい深かったりします。
荷物をお部屋に置いた後、買い出しに出かけます。
三朝温泉は小さな温泉街で、買い出しができるお店は、この「ぷちショップ三朝温泉」だけです。
こちらでお酒やおつまみを確保します。
買い出しが終わった後、貸切風呂へ!
橋津屋には、「檜の貸切風呂」と「槇の貸切風呂」があるのですが、まずは、檜の貸切風呂「檜の湯」を利用します。
貸切風呂は、お宿からちょっと歩いた先にあります。
檜の湯では、「大きな檜の湯」と「小さな岩風呂」がお庭の中に配置されています。
お湯加減もいい感じ!!
定員は7名らしく、45分間1,800円で利用できます。
お風呂の後は、お食事です。
カニとアワビと鳥取牛のコースにしました。
ボリュームがあるので、女性だと食べきれないです。
橋津屋は部屋数が8部屋と少ない関係で、食事は「お部屋食」が基本になります。
追加料金なしで夕食も朝食も部屋食となるので、部屋食希望の場合はおすすめです。
最近は部屋食のお宿は少なくなっているので、橋津屋のメリットの1つかな。
食後に2回目の貸切風呂タイムです。
次に入るのは槇のお風呂、「槇の湯」です。
こちらは45分1,300円なので、ヒノキの湯より500円お安くなっています。
檜のお風呂より狭いお庭ですが、竹林がいい雰囲気を醸し出しています。
いいお湯につかってぐっすり眠ります。
朝はちょっと早めに起きて大浴場へ!!
橋津屋には本館地下の浴場(男女別)と、離れにある浴場(時間により男女別)があります。
本館地下のお風呂は古いのですが、泉質は多分ここが一番いいと思います。
離れにある浴場は、何と言ってもおしゃれ!
朝のお風呂に入った後は朝食です。
橋津屋の朝食は、追加料金でランクアップすることができます。
ですが、追加されるのはお刺身など数品が増えるだけなので、ランクアップは必要ないかな。
通常の朝食でも十分なボリュームです。
あと、三朝米がおいしい!
まとめ:貸切風呂と部屋食をリーズナブルに楽しめる温泉宿「橋津屋」
2020年12月に三朝温泉の橋津屋に宿泊した様子をまとめました。
橋津屋はお気に入りのお宿で、けっこうリピートしてます。
気に入っているポイントは次の4つです。
1.お値段がリーズナブル
橋津屋はお値段がかなりリーズナブルです。
1泊2食付き、お部屋食で1人1万円台~なので、他の旅館よりかなりお得だと思います。
特に、部屋食希望の場合は追加料金が不要なのは大きいですよね。
2.貸切風呂がある
橋津屋には、貸切風呂が2つあります。
別料金になりますが、広くて快適な貸切風呂はおすすめ!
お湯の質もいいし、ゆっくりつかると疲れが取れます。
プランによっては貸切風呂の料金が含まれているケースもあるので、上手に利用してください。
3.お部屋数が少なくてアットホームな雰囲気
橋津屋は、客室数が8部屋の小さなお部屋です。
好みになりますが、私は温泉宿はこじんまりしたほうが好きなので、ここもおすすめポイント。
お布団やお食事の準備をしてくれる仲居さんとの触れ合いも楽しいです。
最近では少なくなった、温泉宿の楽しみ方ができる貴重なお宿だと思います。
4.施設がきれいで従業員の対応もいい
橋津屋は定期的にリニューアルなどをしているので、お宿がきれいです。
館内は全館畳敷きなので、はだしで歩くことができます。
フロント、お部屋、お風呂などが清潔感があって奇麗なので、女性でも抵抗なく利用できます。
また、フロントの男性や若い女性は感じが良くて好感触です。
でも、今回初めて対応してくれた50代くらいの女性、あなたはダメです。
お客さんの話をちゃんと聞くのは、接客マナー以前の問題ですよ。
という訳で、三朝温泉で私が好きなお宿の1つ、橋津屋を紹介しました。
あと、橋津屋には離れのスイートルームがあるのですが、いつも満室でなかなか予約が取れません。
いつか予約が取れたらその様子もUPしてみたいと思います。
という訳で、三朝温泉、素敵な所なのでぜひお泊りしてみてください。
How to get a Ticket
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