2023年9月の北海道旅行は、初日にお目当ての「北の縄文世界と国宝」展を堪能しました。
じっくりと国宝の土偶たちを見るとかなり体力も使うので、その後はのんびりと過ごして1日目は終了です。
2023年9月北海道旅行その壱「北の縄文世界と国宝」展
2日目は、札幌からちょっと足を延ばして美瑛と富良野に向かいます。
札幌からレンタカーで美瑛までドライブ
ホテルは札幌駅近くに確保していたので、朝5時に出発して美瑛に向かいます。
もっとゆっくりでもいいのですが、中国人の団体客が来ると五月蠅くて雰囲気が台無しになるんですよね。
なので、中国人がバスでわらわらと来る前の早朝が狙い目です。
札幌から高速道路と一般道を使ってドライブすること約2時間で、美瑛の「青い池」到着です。
青色の池の中に枯れたカラマツが並ぶ風景が幻想的ですよね。
美瑛の青い池は、天然の池ではなく、ある意味「人工の池」です。
もともとこの辺りは森だったのですが、十勝岳の火山泥流災害を防ぐ工事で水が溜まり、このように池ができました。
また、この付近の湧き水に含まれる水酸化アルミニウムが美瑛川の水と混ざると、美しい青色になります。
この青い色と立ち枯れた木の幻想的な風景が口コミで広がり、「青い池」として観光名所になったという経緯です。
美しい「青い池」ですが、前日に雨が降ると水が濁って青みが薄くなります。
また、周囲遊歩道は舗装されていないので、雨上がり後はかなりドロドロになり歩きにくくなります。
なので、おすすめは「前日に雨が降っていない、風が少ない、静かな早朝」となります。
この幻想的な風景も、大声で騒ぐ中国人がいると台無しです。
【青い池】
青い池の幻想的な景色を見た後は、車で5分ほどのところにある「白ひげの滝」へ向かいます。
白ひげの滝から落ちる水はアルミニウムを含んだ白色の水ですが、美瑛川と混ざると青色になるのがよくわかります。
白ひげの滝は、美瑛川にかかる「ブルーリバー橋」からよく見ることができます。
ちなみに、このブルーリバー橋は観光用ではなく、十勝岳が噴火した時の避難に使用する橋です。
万が一の時はこの橋を渡って、安全な山の向こうまで退避できるように、避難用のルートがしっかりと準備されているんですね。
美しい十勝連峰ですが、噴火した場合はこの周辺に甚大な被害が想定されているとか。
この、のどかな風景からは想像できないですね。
【ブルーリバー橋】
ちょうど9時になったので、道の駅 びえい「白金ビルケ」によって朝ごはんにします。
よくわからないハンバーガー屋さんがあったので、とりあえず「美瑛豚のバーガー」をオーダーしました。
店員さんの要領が悪くて、かなり時間がかかる感じ。
美瑛産もち豚バーガー セット1,814円なり。
「美瑛小麦のバンズ」と「美瑛産もち豚」で美瑛づくしのハンバーガーらしいのですが、味付けが濃すぎです。
四季彩の丘でカートに乗る
次は、美瑛のもう一つの有名観光スポット「四季彩の丘」に向かいます。
発券機で500円/人のチケットを買って、さっそく施設内へ。
ロールちゃんと、ロールくんが出迎えてくれます。
四季彩の丘はかなり面積が広いので、歩くと結構疲れます。
園内の移動はノロッコ号というトラクターバスか、自分で運転するカートがおすすめです。
バギーはかっこいいけど花畑エリアに立ち入りできないので、ちょっと無し。
こちらが、ノロッコ号というトラクターバスです。
トラクターが引く客車に乗るのですが、路面が悪いので乗りごちがかなり悪いです。
また、特に音声案内とかもないので、1人ならともかく2人以上ならトラクターバスを利用するメリットは薄いと思います。
おすすめは、こちらのカートです。
ゴルフ場にあるカートと同じで、自動車の運転免許があれば誰でも乗りこなせると思います。
トラクターバスと違って、自分が行きたいところに行けて、自由に写真などを取れるのがいいですよね!
ただ、こちらも乗り心地はかなり悪いので要注意。
ちょうどヒマワリが満開になってました。
むっちゃキレイ!
美しい十勝連峰と花畑。
近くで見ると、赤がむちゃくちゃ鮮やかで驚きます。
青い空に映えますね。
レンタルしたカートをパシャリ。
カートを利用すると、トラクターバスが通らないルートも自由に移動できます。
トラクターバスが500円/人、カートが15分2,200円で4人まで利用可なのでちょっとお高めですが、値段分の価値はありますね!
そして定番のソフトクリーム。
【四季彩の丘】
四季彩の丘で「これぞ美瑛」という景色を堪能した後は、美瑛選果へ向かいます。
美瑛選果は美瑛の道の駅的な施設で、食を中心とした美瑛ブランドが集まる場所です。
美瑛といえば小麦が有名ですよね。
美瑛小麦をつかったパン屋さんもあります。
美瑛小麦を使ったいろいろなパンがありました。
びえいのあんぱんを買ってみましたが、普通においしかったです。
選果工房でイチゴジュースをオーダ。
果実たっぷりで、とてもおいしい!!
【美瑛選果】
富良野といえば、「ファーム富田」
美瑛の有名観光スポットを回った後は、富良野方面に向かいます。
目指すはラベンダー畑で有名な「ファーム富田」です。
ファーム富田の横には、とみたメロンハウスという施設があります。
どうもこの2施設は仲が悪いようで、「とみたメロンハウスで購入した飲食物は、ファーム富田に持ち込み不可」の看板がやたらと目立ちました。
時期的にラベンダーは見られませんが、美しいお花畑と十勝連峰を見ることができます。
この景色が観れて「入場料無料」はすごいですね。
ラベンダーが咲く時期にも来てみたいですね。
でも、ものすごく混雑するらしいので、ちょっと怖い。
園内を散策中にリスを発見!
ほふく前進みたいなポーズで歩いてます。
それにしても、しっぽが太いですね。
こちらでも、定番の「ラベンダーソフト」をオーダー。
自由に座れるテラス席があるので、美しい景色を見ながらぼんやり。
至福の時ですね!
唯我独尊のカレー
ファーム富田でのんびりした後、おなかがすいたので遅めの昼ご飯です。
向かったのは、唯我独尊というカレー屋さん。
なかなか味のある建物です。
柱にトタンが貼ってあるだけで、かなりワイルド。
これ、今の時期はいいけど冬場はすごく寒いのでは?
15時前という変な時間だったのですが、10人ほどの行列ができていました。
さすが富良野の人気店です。
あと、駐車場が狭いので、大きな車で来ると大変そうです。
行列に並ぶこと20分ほどで、店内に案内されました。
オーダーしたのは「オム+ソーセージカレー」1,700円なり。
卵がトロトロ、ソーセージもむっちゃジューシーなので、個人的には唯我独尊ならこのメニュー一択だと思います。
唯我独尊のカレーはかなりスパイシーなので、ちょっと人を選びそうです。
ジャガイモがゴロコロ入った、いわゆる日本の一般家庭のカレーとはかなり風味が違うので、子供には向いてないと思います。
あと、唯我独尊は「ごはんが残っていればルーのお替り無料」です。
ただし、ルーのおかわりをもらう時は、厨房にお皿を持って行って合言葉を言う必要があります。
合言葉は「るーるるるー」で、言わないと絶対におかわりがもらえません。
せっかくなのでメロンも頼んでみました。
甘くて無茶苦茶おいしかったです!
こんな感じで、北海道2日目を終了しました。
3日目はエスコンフィールで日本ハムの試合を観戦します。
2023年9月8日(土)北海道エスコンフィールドに行ってきた観戦記 How to get a Ticket
昨年6月に同じようなコース回りました。
青い池は曇りだったので、あんまり青くなかったです。
美瑛の花畑はまだ花が少なく土がみえてました。
富田ファームのラベンダーは結構咲いてました。
ソフトクリームが250円と安くてびっくり。
私達の年頃は、富良野といえば北の国から。
黒板家をまわったり、タウシュベツ川橋梁ツアーと
登別温泉行ったりと、北海道はひろくて
時間が足りないくらいでした。
コメントありがとうございます。6月でもラベンダー、結構咲いているんですね!お天気に恵まれて奇麗な景色を堪能できたのですが、次は7月頃に行って満開のラベンダー畑を見てみたいです。