2023年マツダスタジアム開催オールスター「ローチケ先行」申し込み方法を考えてみる

2023年のプロ野球オールスターゲームは、

• 第1戦：7月19日(水)バンテリンドームナゴヤ
• 第2戦：7月20日(木)マツダスタジアム

の2試合が開催される予定です。

今年のオールスターゲームは声出しOKで以前の開催スタイルに戻っています。

なので、オールスター独特のお祭り騒ぎ感を久しぶりに楽しめそう。

また、敵チームの選手を応援＆応援歌を歌えるのはオールスターならではの楽しみです。

私は2019年の甲子園が最後のオールスターゲーム観戦なのですが、今年はマツダスタジアムで観戦したいなと思ってます。

2019年オールスターゲーム第2戦・甲子園球場開催試合の観戦記まとめ

オールスターのチケットが欲しい場合、ローチケの有料会員枠を利用するのが必須です。

ですが、ローチケには「当選しやすい申し込み方法」と「ほぼ自動落選になる申し込み方法」があるので、適当に申し込んでしまうと、せっかくの有料会員のアドバンテージを生かすことができません。

なので、今回は「ローチケ有料会員枠で当選確率を上げる申し込み方法」についてまとめてみます。

なお、この記事をUPした5月28日(日)時点ではチケット発売概要の詳細が不明です。

このため、昨年の情報を元にまとめていますが、情報が発表され次第、内容も更新していきます。

【2023年6月16日追記】

今年もグッズ付きのチケットとして、「オリジナル炭酸ボトル付きチケット」が発売されます。

通常チケット価格に＋6,000円という強気の値段設定ですが、グッズ付きチケットのほうが当選確率が高いと言われているんですよね。

悩みどころですが、個人的には「なし」かな、ちょっとお値段が高すぎでは？

プロ野球オールスターのチケットはローチケが圧倒的に有利

オールスターゲーム、日本シリーズなどの日本野球機構（NPB）が主催する試合の場合、ローチケが圧倒的にチケットを多く保有しています。

このため、オールスターゲームのチケットを取りたい場合、とにかくローチケの先行抽選を利用しましょう。

１．ローチケ先行には3つの申し込み枠がある

ローチケの先行抽選には、

1. エルアンコール会員（有料）
2. ローチケHMVプレミアム会員（有料）
3. プレリクエスト（無料）

という3つの申し込み枠があります。

この3つの申し込み枠はそれぞれ別に申し込み可能ですが、同一名義での重複当選はありません。

２．「エルアン」と「HMVプレミアム」の違い

オールスターゲームのローチケ枠は、有料会員のほうが圧倒的に優遇されます。

なので、「エルアンコール会員」、「ローチケHMVプレミアム会員」どちらかには必ず加入して申し込みましょう。

（１）エルアンコール会員

クレジットカードの「エルアンコールカード」を保有していると加入可能な有料会員です。

クレカ作成が必要なこと、申し込みから会員資格取得まで10日前後かかることから、利用のハードルは高めです。

ただし、年会費が1,500円（税別）と比較的リーズナブルなこと、プロ野球日本シリーズでも効果があることから、エルアンが強い公演のファンであれば持っていても損はないと思います。

「エルアンコール会員」の特徴とメリットまとめ

（２）ローチケHMVプレミアム会員

月額500円で「必要な時だけ加入できる」有料会員です。

エルアンコール会員より有利なことも多いので、通常はこちらを利用することをお勧めします。

「ローチケHMVプレミアム会員」の特徴とメリットまとめ

３．ローチケで発売されるチケットは全て電子チケット

ローチケが販売するオールスターゲームのチケットは、全て電子チケットです。

採用されるのはローチケアプリなので、ローチケ枠を利用する場合は、「電子チケットが利用できるスマートフォン」が必須です。

ただし、オールスターゲームの場合「代表者が同行者の電子チケットを掲示すればOK」という仕様なので、二人以上で観戦する場合は、誰か一人が電子チケットを利用できれば入場可能です。

とはいえ、トラブル防止のためにできれば一人1台スマートフォンを持っておくのがおすすめです。

ローチケアプリ（ローチケ電子チケット）の使い方とメリット、デメリットまとめ

2023年オールスターゲーム「ローチケ先行」申し込みのポイント

１．エルアン、HMVプレどちらを利用する？

オールスターゲームのローチケ枠は、有料会員のほうが圧倒的に優遇されます。

まず、エルアンコールカードを持っている場合は、迷わずエルアン枠を利用すればOKです。

更に当選確率を上げたい場合は追加で「ローチケHMVプレミアム会員」に加入して申し込みしておきましょう。

同一名義での重複当選はないので、安心して両方に申し込めます。

エルアンコールカードを持っていない場合は、月単位で加入可能な「ローチケHMVプレミアム会員」に加入しておきましょう。

「7月になってローチケHMVプレミアム会員に加入⇒当落発表後に解約」であれば500円しか必要ありません。

日本シリーズにも興味があればエルアンを作る選択肢もありますが、カード到着まで10日は必要なので、時間的に間に合うか確認が必要です。

２．名古屋、広島両方申し込みOK？

ローチケは、人気公演の抽選作業ではかなり複雑な処理作業をすることが分かっています。

今年のオールスターゲームは「平日の地方開催」ということで人気が読みにくいのですが、もし応募が集中した場合は「当選は一人1試合まで」、「第1希望の席しか当選しない」といった制限が発動する可能性があります。

個人的には、特にキャパが少ない広島の場合、マツダスタジアムだけ申し込む「広島単願」が有利だと思います。

申し込みが集中した場合、高確率で「名古屋と広島両方に申し込んだ人は強制的に名古屋に割り振られる」と予想するので、広島本命の場合は名古屋の申し込みは見送りましょう。

３．「第1希望の席だけにする」のが有利？

ローチケ人気公演では、「上位席は席種単しか当選しない」というケースが多々あります。

例えば「S席、A席、B席」という3つの席があった場合、上位席であるS席に当選するのは「第1希望S席のみ」で申し込んだ人だけとなります。

この場合、「第1希望S席、第2希望A席」とした時点でS席は強制落選となるので、特に上位席狙いの場合は席種単願がおすすめです。

また、ローチケの場合「第1希望の席が当選する確率が非常に高い」という傾向があります。

応募が集中した場合は「当選は第1希望で申し込んだ席のみ」という極端な抽選もあり得るので、第1希望をどうするかは慎重に決めましょう。

適当に「第1希望SS席、第2希望S席、第3希望A席」とかした時点で落選決定という可能性もあるので要注意です。

４．席によって当選確率が変わる？

マツダスタジアムの場合、

1. SS指定席 11,000円
2. S指定席 10,000円
3. A指定席 8,300円
4. B指定席 5,200円
5. C指定席 4,000円
6. スカイシート 5,500円
7. 外野指定席 4,000円
8. 内野砂かぶり 11,000円
9. 外野砂かぶり 7,000円
10. 鯉桟敷（8名1組） 48,000円
11. プレミアムテラス（8名1組） 48,000円
12. コージーテラス（7名1組） 38,500円
13. パノラマテラス（10名1組） 55,000円
14. ゲートブリッジ（6名1組） 36,000円
15. テラスシート（5名1組） 30,000円
16. テラスシート（6名1組） 36,000円
17. テラスシート（7名1組） 42,000円
18. 寝ソベリアグランデ（5名1組） 20,000円
19. 寝ソベリア（2名1組） 11,000円
20. ユッタリーナ（7名1組） 42,000円
21. パルテラス（6名1組） 36,000円
22. パルテラス（8名1組） 48,000円

という20種以上の席が販売されます。

これだけ多くの席種から第〇希望まで絞って申し込みする必要があるのですが、注意するポイントは次の３点です。

（１）販売枚数

マツダスタジアムには多種多様の席があるのですが、そもそもの設定数が非常に少ない席種があります。

例えば「鯉桟敷」などは、そもそも9席しか設定がありません。

この少ない席を、「関係者、年間指定席保有者、ローチケ、チケットぴあ、イープラス」などで分け合うので、そもそも販売ゼロの窓口もあり得ます。

販売ゼロだと当選確率もゼロなので、どのくらいの枚数が販売されるのかを予想したうえで申し込が必要です。

（２）人気

今年のマツダスタジアムの場合、1塁側がセリーグ、3塁側がパリーグとなっています。

また、カープファンは1塁側に対する思い入れが強いと思われるので、人気は圧倒的に「1塁＞＞＞3塁」と予想されます。

あと、普段は一般向けに発売されないSS席、S席あたりも人気になりそうです。

このあたりは皆さんのご意見うかがえると嬉しいです。

（３）第1希望の当選確率が非常に高い

ローチケ人気公演の場合、第1希望で申し込んだ席の当選確率が非常に高くなります。

また、「上位席は第1希望単願しか当選しない」という制限もよく発動します。

この制限があった場合、例えば「第1希望SS席、第2希望S席、第3希望A席」という申し込みは、申し込んだ時点でほぼ100%落選です。

なので、「第1希望をどの席にするかは重要」ということを認識しておきましょう。

５．枚数によって当選確率が変わる？

過去の経験上、申込枚数によって当選確率が変わることはほとんどありません。

1枚申し込みでも4枚申し込みでもあまり当選確率は変わらないので、必要な枚数を申し込みましょう。

６．決済に利用するクレカはどうする？

まず、エルアン枠を利用する場合は、決済カードは強制的にエルアンコールカードとなります。

一方、ローチケHMVプレミアム会員の場合、決済に利用するカードは好きなカードを選択可能です。

この際の注意点は「ローチケHMV枠の申し込みでエルアンを利用してもご利益が全くない」という点です。

ご利益がないどころか、エルアンコールカードのしょぼいセキュリティが暴走して強制落選となる可能性があるので、個人的には他のカードを利用することを強くおすすめします。

詳しくはこちらにまとめてありますが、結構被害者いますよ。

抽選方式のチケットを購入する際にはクレジットカードのセキュリティに要注意！

７．家族名義申し込みの是非

ローチケ先行は、同一名義での重複当選はないという仕様です。

この同一名義の判定は「電話番号、メアド、クレカ」あたりをキーにしているので、これらを別にしたアカウントを作れば、普通に重複当選します。

なので、「ダブった場合はリセール上等」という覚悟があれば、別アカウントでの申し込みもアリです。

ただ、ローチケは電子チケットなので知り合いに譲渡しにくいこと、リセールの手数料がぼったくりなことを考えると、個人的にはあまりおすすめできないかも。

まとめ：2023年マツダスタジアム開催オールスター「ローチケ先行」申し込み方法を考えてみる

2023年マツダスタジアム開催のオールスターゲームのチケットが欲しい場合、ローチケ先行でチケットを確保するのが重要です。

広島開催を狙う場合の共通注意点は

1. エルアン、HMVプレ、プレリク3つで申し込む
2. マツダスタジアム単願
3. 枚数は必要な枚数でOK
4. HMVプレ、プレリクの決済にエルアンコールカードは使わない
5. 1塁側より3塁側が当選しやすい

この5点です。

そして一番悩む「どのお席を申し込むか」ですが、本命の席はどこかで決めるのがいいと思います。

（１）SS席、グループ席などの上位席、希少席が本命

上位席は「第2希望を入れた時点で強制落選の可能性大」なので単願願一択です。

ただし、販売される席数を予想したうえで申し込まないと「空売り」の被害にあう可能性あります。

このため、年間指定席枠でどのくらい販売されたのかなどの情報収集が必須です。

（２）S席、A席、ライト外野などの普通席が本命

どうせ第2希望以下はほとんど当選しないので基本的に「第1希望のみの単願」がおすすめ。

ただし、第2希望以下でも当選する可能性がゼロではないので、心配な場合は第2希望以下申し込むのもアリです。

（３）レフト外野席、B～C指定席、3塁側の席が本命

こちらは好きに申し込めばOKだと思います。

ですが、当選は高確率で第1希望なので、どのお席を第1希望にするかは慎重に。

当選することが最優先であれば、「第1希望：レフト or B指定席」が最強だと思います。

以上が、マツダスタジアム開催のオールスターチケットをローチケ先行で申し込むときのポイントです。

ローチケの人気公演はかなり複雑な抽選をするので、「適当に第1希望～流す」とかなりの確率で全滅します。

皆さんの想像以上に申し込む席種や順序は大切なので、しっかりと情報収集しておきましょう。

という訳で、皆さんのご意見や情報などありましたら、ぜひぜひお寄せください。

特に年間指定席向けの販売や、お席の人気度などはとても参考になります。

また、今回はせっかくのマツダスタジアム開催なので、抽選結果発表後にはアンケートを実施する予定です。

こちらもよろしくお願いします！

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