2019年8月3日(土)、「第49回みなとこうべ海上花火大会」に行ってきました。
こうべ花火大会は、約28万人もの観客が訪れる大規模な花火大会です。
なので、会場までの道路は超渋滞、会場も人、人、人であふれます。
猛暑日が続く中、混雑する会場に早めに行って場所取りなどは避けたかったので、ちょっと奮発して「一般協賛席=有料指定席」を購入してみました。
指定席があると、席が確保されているので、花火開始直前に開場に着けばOKです。
体力的にも楽なのですが、お値段がそれなりにするのが難点です。
今回は、2019年8月3日に開催された「第49回みなとこうべ海上花火大会」の有料指定席(ペアシート)の感想とおすすめポイントについてまとめてみます!
Contents
みなとこうべ海上花火大会とは
みなとこうべ海上花火大会とは、神戸市で開催される、今年で49回目となる花火大会です。
神戸市や神戸観光局、神戸新聞社などが主催する花火大会で、毎年28万人もの人が訪れる大イベントになっています。
みなと神戸花火大会の特徴
みなとこうべ海上花火大会では、1,000万ドルの夜景と言われるポートタワーや海洋博物館などの神戸を代表するランドマークを借景に花火が打ち上げられます。
なので、
- 花火打ち上げ地点近くのメリケンパークや新港突堤からは「間近で観る迫力のある花火」
- ポートアイランドからは六甲山系を望む神戸の夜景との「共演花火」
- 摩耶山など高台からは波間に輝く1,000万ドルの夜景との「リフレクション花火」
と、色々な楽しみ方できるのが特徴です。
特に、摩耶山からの夜景+花火のコラボは超おすすめ!
一方、花火の打ち上げポイントが海越しになり、メリケンパークからはかなり距離があります。
結果的に、迫力の点ではイマイチだったり、花火の高さが低くなるので、前方の席以外では花火があまり見えないというのが残念なポイントです。
第49回みなとこうべ海上花火大会の一般協賛席概要
みなと神戸海上花火大会では、一般協賛席というものが設定されます。
要は、お金を寄付してくれた人には有料席を用意するよ!っってやつですね。
協賛席は、海沿いの花火が見やすいエリアに設置されます。
今年からメリケンパークとハーバーランドに新たに設置され、計4か所になりました。
1.メリケンパーク展望広場
◆ペアシート:15,000円(2名での料金)
◆一般協賛指定席:4,500円
2.神戸ハーバーランド高浜岸壁
◆一般協賛指定席:4,000円
3.新港第2突堤
一般協賛自由席:3,100円
4.新港第4突堤
一般協賛自由席:3,100円
第49回みなとこうべ海上花火大会のペアシートの様子と感想、インプレ
どのエリアの一般協賛席を選ぶか?
一般協賛席は4か所に設置されます。
どのエリアにするか迷ったのですが、「3.新港第2突堤」と「4.一般協賛自由席」は自由席なので却下。
「2.ハーバーランド」と「メリケンパーク」では、メリケンパークのほうが花火が見やすいのでメリケンパークに決めます。
メリケンパークには、「ペアシート」と「一般協賛指定席」があるのですが、海に近いエリアに席が設定されるペアシートがよさそう。
ということで、「メリケンパーク展望広場・ペアシート:15,000円(2名での料金)」のチケットを買うことにしました。
一人当たり7,500円と、花火の指定席としてはかなりお高いのですが、このご時世で花火大会を継続してくれる運営への応援も込めてみます。
会場までのアクセス
会場となるメリケンパークまでは、混雑緩和のためルートが決められています。
元町駅から歩いて会場まで行くのですが、メリケンパークまではそれほど混雑なく、30分ほどで到着します。
問題はメリケンパークの中です。
とにかく人、人、人で、案内図にある通路がわかりません。
何とか人ごみの中から「ペアシート」の看板を探し出して歩きます。
案内図には、「カラーコーンの中を通って来てね!」って書いてあったけど、カラーコーンがあったのは最後の数十メートルだけです。
そこまでは、道なき道を人ごみをかき分けて進む必要があります。
何とか、ペアシートの入り口まで到着!
ここでペアシートのチケットをもぎってもらいます。
ペアシートの様子
今年のペアシートには、お菓子券がついていました。
会場の入り口でお菓子券を渡すと、おつまみとしてお菓子がもらえます。
貰えたお菓子がこちら。
こちらがペアシートの座席割です。
全体で4列ありますが、結構段差があるので最前列でも最後列でも展望に変わりはありません。
出入りしやすい分、最後列の4列目が便利かも。
で、ペアシートと言いながら椅子などはなく、タイル張りの階段に座るだけなのにびっくり!
近くの一般協賛指定席には椅子があるのに、ナニコレ?
このタイルに長時間座るのはかなり厳しいです。
今年から新設されたペアシートですが、7,500円もするのに椅子無しはあり得ないです。
いちお、ペラペラの座布団を希望者に配ってましたが、この点は運営に反省して欲しいと思います。
あと、タイルには、なんか座席位置を記したシールが貼られてます。
ペアシートからの花火の見え方
ペアシートからの花火の見え方は100点満点です。
これはお値段分の価値が十分あります。
神戸の花火大会は、打ち上げ地点が海の向こうなので、花火まで結構距離があります。
なので、結果的に花火が打ち上げられる高さが低く感じられ、前方席以外では花火が良く見えません。
ペアシートは全部で4段あったのですが、どの段からも非常に展望が良く、花火の打ち上げからよく見えました!
最近の花火は低い位置での演出も多いので、「打ち上げ食後から花火が開くまで」を素晴らしい展望で観ることができるペアシートは最高でした。
会場から帰る時の混雑
花火大会が終わると、混雑緩和のため、会場からの移動にはエリアごとに制限されます。
ペアシートも花火大会終了後、15分ほど待たされました。
途中までは意外なほどスムーズに帰れたのですが、問題は国道2号線を北に向かう部分です。
信号待ちのため、ここがボトルネックとなり、周りはかなり混乱していました。
このポイント以外は、警備などもしっかりしていたので混乱はなかったようです。
まとめ:「第49回みなとこうべ海上花火大会」を観に行ってきた!有料指定席の一般協賛席(ペアシート)はおすすめ?
2019年8月3日(土)に、第49回みなとこうべ海上花火大会に行ってきました。
今年は、有料シート「ペアシート」を購入して花火を見てきたのですが、点数としては70点くらいかな。
【ペアシートのいい所】
- 何時に行っても指定席があるという安心感
- 前方で花火を観れるので、打ち上げから花火が開くまでの全てを楽しめる
- ペアシートはいいお値段するだけあって、客層がいい
【ペアシートのダメな所】
- お値段が一人7,500円と高い
- 椅子がなく、硬いタイルの上に座らされる
- スピーカーが遠くて花火の説明などアナウンスが聞き取れない
- 売店が近くにない(一般協賛席にはある)
- 海に一番近い地点なので、行きも帰りも歩く距離が長い
もし、来年行くとしたらペアシートは使いません。
展望はいいのですが、タイルに座るなんて7,500円もするのにありえません
なので、同じメリケンパーク展望広場に設定される「一般協賛指定席:4,500円」を利用します。
ペアシートより後方に設置されますが、こちらであれば椅子が準備されるし、場内放送もよく聞こえます。
今年から設定されたエリアなので、来年は改善されるかもしれませんけどね。
まとめとしては、ペアシートは値段の割にイマイチでしたが、何時間も前から席取りしなくていいのはほんとに楽です。
また、神戸の花火は高さが低いので、前方席で観るか後方で観るかで全然花火の見え方が違います。
来年、神戸の花火大会に行く予定がある方は、一般協賛指定席を検討してみてください。
お値段だけの価値は十分にあると思いますよ!
ちなみに、2020年は8月にオリンピックが開催されるため、花火大会の開催時期が変更される可能性があるそうです。
開催概要が決定次第、公式ホームページで発表されるそうなので、チェックしておきましょう。
How to get a Ticket
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