「ぴあプレミアム会員」の特徴とメリットまとめ

チケット販売を手掛けるプレイガイドでは、「有料会員」を設定しているケースがあります。

そして、チケットの抽選販売を実施する時には、有料会員を色々な面で優遇しています。

具体的には、有料会員限定の申し込み枠を設定したり、有料会員だけ当選確率を上げたりという感じです。

 

実は、人気のある公演の場合、この「プレイガイドの有料会員」になっていないと、まずチケットは当選しません。

最大手のプレイガイド「チケットぴあ」も同様で、有料会員である「ぴあプレミアム会員」がかなり優遇されます。

 

今回は、チケットぴあの有料会員「ぴあプレミアム会員」の特典とメリット、デメリットをまとめてみます。

チケットぴあの有料会員「ぴあプレミアム会員」とは

「ぴあプレミアム会員」とは、チケットぴあの有料会員の名称です。

クレジットカード「ぴあカード」を作成し、チケットぴあの決済方法に「ぴあカード」を登録してると「ぴあプレミアム会員」になることができます。

ぴあカードの概要

【年会費】

3,800円(税別)

※初年度無料

【家族会員】

なし

【ETCカード】

新規発行手数料1,000円(税別)

【申込資格】

18歳以上で安定した収入のある人、または18歳以上の学生(高校生を除く)

※未成年は親権者の同意が必要

【付帯保険】

  • 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
  • 国内旅行傷害保険:なし
  • ショッピングパートナー保険サービス:100万円
    ※購入から90日

【その他】

  • チケットぴあでチケットを購入すると「ぴあポイント」がたまり、ぴあのおすすめ商品と交換できる。

 

ぴあカードについては、こちらに詳しくまとめてあります。

ぴあカードのメリット、デメリット

ぴあプレミアム会員の概要

ぴあプレミアム会員になると、次の特典を受けることができます。

【特典】

  1. 「ぴあプレミアム会員限定プレリザーブ」、「ぴあプレミアム会員限定プリセール」を利用できる
  2. 先行抽選「プレリザーブ」の当選確率が自動的にUPする
  3. 一般発売のチケット発券手数料(110円/枚)が無料になる

チケットぴあプレミアム会員のメリット

1.ぴあプレミアム会員限定の先行販売に申し込める

ぴあプレミアム会員になると、ぴあプレミアム会員だけが申し込める先行販売を利用することができます。

ぴあプレミアム会員限定の先行販売には、次の2種類があります。

(1)ぴあプレミアム会員限定 先行抽選「プレリザーブ」

ぴあプレミアム会員だけが利用できる、抽選方式のチケット先行販売です。

人気公演はほぼすべてが「プレリザーブ=抽選方式」で販売されるので、利用する機会が多い販売方式です。

なお、プレリザーブの中でも、チケットぴあでの販売が一番早い抽選販売の場合は、特別に「いち早プレリザーブ」と呼ばれています。

(2)ぴあプレミアム会員限定 先行先着「プリセール」

ぴあプレミアム会員だけが利用できる、先着方式のチケット先行販売です。

人気公演の場合、プリセールが設定されるケースはほとんどありません。

2.先行抽選、追加抽選の当選確率が自動的にUPする

ぴあプレミアム会員になっていると、自動的に先行抽選販売の当選確率がUPします。

特別な手続きをしなくても、チケットの支払い方法を「ぴあカード」にするだけでOKです。

どのくらい確率がUPするのかは公開されていませんが、感覚的には「効果あるかも?」レベルです。

ぴあプレミアム会員枠ほどの効果はないので、お守り程度に考えておきましょう。

3.一般発売のチケット発券手数料が無料になる

ぴあプレミアム会員が一般発売のチケットをWEBから購入した場合、チケットの発券手数料100円/枚(税別)が無料になります。

例えば、4枚チケットを購入すると、100円×4枚=400円もお得になる計算です。

 

こう聞くと、結構お得!と感じますが、これ実は微妙な特典なんです。

なぜかというと、発券手数料が無料になるのは「一般発売のチケット」のみで、先行発売や抽選の場合は普通に発券手数料がかかります。

正直、チケットを一般発売で買う事って少ないので、活躍の場があまりありません。

4.プラチナパスが使える

ぴあプレミアム会員は、自動的にプラチナパスが使えるようになります。

 

プラチナパスとは、2017年からチケットぴあが開始したサービスです。

プラチナパスを持っていると、「WEBでの購入時、混雑していてもつながりやすくなる」という特典があります。

 

ですが、人気公演のチケットが発売される時は、パスがあってもなくても混雑して繋がりません。

色々比較したのですが、体感できるほどの優勢性を感じたことがないので、お守り程度に思っておきましょう。

 

プラチナパスについては別途こちらにまとめてあります。

チケットぴあ「プラチナパス」と「当選確率UP券」の効果を検証してみる

チケットぴあプレミアム会員のデメリット

1.ぴあカードの年会費がお高め

ぴあプレミアム会員になるためには、クレジットカードの「ぴあカード」を作る必要があります。

このぴあカード、初年度は無料ですが、2年目以降は年会費3,800円(税別)が必要です。

 

ライバルとなるローソンチケットの「エルアンコールカード」の年会費が1,500円です。

年会費分のメリットが十分にあるカードですが、割高感があるのは否めません。

2.プレミアム会員枠の座席がいいとは限らない

ぴあプレミアム会員は、優先枠が設定されたり当選確率がUPするという特典があるので、チケットを取れる確率は確実に上がります。

ですが、座席位置については特に優遇されません。

 

ぴあプレミアム会員だから良席が当選するというのはなくて、一般枠と条件は同じです。

なので、プレミアム会員枠で後方席、一般枠で前方席なんてことは普通にあります。

 

野球のように、「座席位置があまり影響なくて、観れればどこでもいい」という公演の場合は問題ありません。

ですが、演劇関連で前方座席を希望する場合は、「抽選の結果、後方席となるリスク」があることを知っておいてください。

どうしても前方席を希望する場合は、出演する俳優さんのファンクラブを利用したり、貸切公演などを狙いましょう。

まとめ:チケットぴあで人気公演に応募する場合、当選確率が高いぴあカードを作るのが効果的

チケットぴあの有料会員「ぴあプレミアム会員」は、チケットの販売でかなり優遇されます。

会員専用の申し込み枠が設定されたり、一般抽選の当選確率がUPしたりと、人気公演に申し込む時には力強い味方です。

 

とはいえ、ぴあプレミアム会員になったとしても、人気公演の場合は普通に外れることが結構あります。

わざわざ有料会員になったのに外れると「意味がない!」なんて怒る人が結構いますが、これは間違ってます。

というか、こういう人はプラチナチケットの争奪戦に向いてないです。

 

人気のあるプラチナチケットを取ろうとした場合、一般会員でチケット取るのは非常に厳しいです。

というか、競争率が高すぎてほぼ当選しないので、「一般会員では勝負権がない」と言っても過言ではないレベルになります。

考え方としては、「ぴあプレミアム会員になって、初めて勝負権を得ることができる」が正しいイメージです。

 

人気公演の場合、できる限り多くの申し込み窓口を使って、少しでも当選確率を上げる努力が必要です。

とあるアーティストのライブなんで、抽選販売で14回連続落選なんてケースもざらにあります。

 

世の中「これだけしておけば絶対」なんてことはあまりありません。

当選確率を上げるため、情報を集めて、できる限りの努力をする、その手段の一つが「ぴあプレミアム会員になること」です。

なので、本気でチケットが欲しい場合は「必要経費」と割り切って「ぴあカード」を作っておきましょう。

How to get a Ticket

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