鎌倉で私が好きなところの一つが、「稲村ケ崎」です。
子供の頃からよく通っていた場所で、気候がいい時期はのんびりと座っているだけでも癒されるスポットです。
11月~1月の天気がいい日であれば、遠くに富士山を望むこともできます。
江ノ電の稲村ケ崎駅から徒歩10分とアクセスも抜群なので、混雑する鎌倉の観光地に疲れたら、ちょっと稲村ケ崎で休んでみませんか?
稲村ケ崎とは
稲村ケ崎とは、神奈川県鎌倉市にある小さな岬で、由比ヶ浜と七里ヶ浜の間に位置します。
稲村ケ崎には鎌倉海浜公園が整備されていて、天気が良ければ富士山と江の島を望むことができる景色が有名です。
また、24時間自由に立ち入ることができるので、早朝には静かな風景を楽しむこともできます。
稲村ケ崎といえば、鎌倉時代末期に新田義貞が鎌倉を攻め滅ぼした逸話が有名です。
三方を山、一方を海に囲まれた鎌倉は天然の要害として有名でした。
難攻不落の鎌倉を攻めあぐねた新田義貞が稲村ケ崎から剣を海に投げ込むと、潮がみるみると引いていき、干潟となった稲村ケ崎から由比ガ浜を経由し、鎌倉を滅ぼしたといわれています。
【稲村ケ崎】
天気がいい気は富士山と江の島が見える
稲村ケ崎といえば、何といっても「江の島と富士山を望む絶景」が有名です。
特に11月~1月にかけての天気がいい日には、素晴らしい景色を望むことができます。
神奈川の景勝地にも選ばれています。
また、早朝は散歩している地元の人くらいしかいないので、とても静かな中でまったりできます。
日中でもそこまで混雑することがないので、どこへ行っても混む鎌倉の中では知名度が低め。
稲村ケ崎からは、サーファーを見ることができます。
気候がいい日は、サーファーを見ながらのんびりとコーヒーを飲むのもおすすめです。
個人的なお気に入りポイントはこのあたり。
稲村ヶ崎駅近くのセブンイレブンでホットコーヒーを買って、ここに座って飲むのが大好きです。
時間が経つのを忘れちゃいますね。
波の音も癒されます。
稲村ケ崎へ行くときは「磁石」を持っていこう!
稲村ケ崎のもう一つのおすすめポイントは、「砂鉄」です。
実は稲村ケ崎付近だけ、なぜか砂が黒いんですよね。
なぜ黒いかというと、この辺りの砂は「砂鉄」なんです。
なので、磁石を落とすと面白いことになります。
なので、稲村ケ崎に行くときは、ぜひ磁石を持って行ってください。
100均で売っている「強力磁石」がおすすめで、結構たのしいですよ!
ちなみに、砂鉄が多いのはこの稲村ケ崎周辺だけです。
東の由比ガ浜、西の七里ガ浜は普通の砂なのが不思議なんですよね。
しかも、なぜこのあたりだけ砂鉄なのかという理由ははっきりしてないんです。
近くにある「ヨリドコロ」もおすすめ
稲村が先から歩くこと5分で、ヨリドコロというカフェがあります。
ヨリドコロは超がつく人気店で、朝から行列ができています。
混んでいる時は連絡先を伝えると、空席が出た時に呼び出してくれることがあります。
なので、しばらく稲村ケ崎でまったりするも良し。
ただし、このあたりはトンビがむっちゃ多いので、食べ物を出すときは要注意です。
あいつら、背後から飛んできて普通に奪い取っていきます。
由比ガ浜あたりだと、よく観光客が襲われてますね~。
ヨリドコロについては、こちらにまとめてあります。


私も40年以上前の小さいころ、1年だけ鎌倉に住んでいたことがありました。
稲村ヶ崎といえば…「洞窟」でしょうか。その当時は特に制限もされてなかったので、干潮の時はなんどか探検に入っていた記憶があります。
後から調べると、何とも言えない歴史遺構ですね。