【2025オールスターゲームのチケットを取る】販売枠の特徴と対策まとめ!京セラドーム大阪、横浜スタジアム

2025年のオールスターゲームは

  • 第1戦:7月23日(水)京セラドーム大阪
  • 第2戦:7月24日(木)横浜スタジアム

の2試合が開催されます。

オールスターゲームは、今年もローソンチケットがメインプレイガイドとなります。

チケット販売は、7月1日(水)のローチケ先行販売から始まり、7月18日(金)10:00 に一般発売される予定です。

 

今回は、過去の実績をもとにオールスターゲームのチケットを自力で確保するための方法と基本的な作戦についてまとめてみます。

オールスターゲームの開催概要、チケット発売日程などについては、こちらにまとめてあります。

【2025オールスターゲームのチケットを取る】開催概要、チケット発売日程発表!京セラドーム大阪、横浜スタジアム

オールスターゲーム2025のチケットを取るための基本知識

オールスターゲームのチケットというと、競争率が凄くて一般人では取れないイメージがあります。

ですが、実はちょっとしたコツを知っていると意外と簡単に取れるんです。

ポイントは、オールスターゲーム独特の「特徴」と「クセ」を掴むことです。

特徴1:オールスターゲームのチケットを一番多く持っているのはローチケ

オールスターゲームは、日本野球機構(NPB)が主催する試合です。

日本野球機構が主催する試合はローチケが非常に強い傾向があり、チケットの種類や販売枚数は、ローチケが他のプレイガイドより圧倒的に多くなります。

また、ローチケだけの優先販売も設定されるので、オールスターゲームのチケットを取ろうとした場合、まずはローチケをターゲットにする必要があります。

中でも、ローチケの有料会員枠「エルアンコール枠」と「ローチケHMVプレミアム枠」は当選確率が高いのでおすすめです。

特徴2:ローチケで発売されるチケットは全て電子チケット

2021年から、ローチケで発売されるオールスターゲームのチケットは、全て電子チケットになりました。

採用されるのはあまり評判がよろしくない「ローチケ」アプリです。

一番チケットを取りやすローチケが電子チケットのみとなったので、ローチケアプリを使えるようにしておきましょう。

 

ローチケアプリについて、詳しくはこちら。

ローチケアプリ(ローチケ電子チケット)の使い方とメリット、デメリットまとめ

特徴3:先行抽選販売が特殊な形態で実施される

オールスターゲームの先行抽選は、

  1. ローチケ会員先行
  2. コンビニ(ローソン、ファミリーマート)先行

と2回に分けて設定されます。

 

コンビニ先行は、

  • ローソン:ローソンチケット
  • ファミリーマート:イープラス、チケットぴあ

が実際の販売を取り扱うのですが、あくまで各プレイガイドのシステムを利用しているだけです。

なので、コンビニ先行については、チケットぴあの「ぴあプレミアム会員」、ローチケの「エルアンコール会員」などのご利益は全くないので注意が必要です。

特徴4:一般先着販売でチケットを取るのは難しい

オールスターゲームのチケットは「先行抽選」と「一般先着」という2つの方式で販売されます。

残念ながら、オールスターゲームのチケットを「一般先着」で取るのは厳しいです。

そもそも一般販売にまわるチケットが少ない上に、チケットを購入したい人が集中するので、かなりの競争率になります。

 

また、オールスターゲームの一般発売はWEBのみで、発売初日のコンビニ店頭端末での取り扱いがありません。

一般人でも唯一チャンスがある「コンビニ店頭に並んでチケットを買う」という方法が使えないのも致命的です。

なので、オールスターゲームのチケットは、ローチケを最優先に、できる限り先行抽選販売で確保する必要があります。

特徴5:ローチケ名物のゲリラ放流は電子チケットでもあるけど減少傾向

ローチケは、ゲリラ放流が多いプレイガイドとして有名です。

ゲリラ放流とは、一度売り切れたはずのチケットが何らかの理由で突然再販売されることです。

しかもローチケのゲリラ放流は超良席が多いので、うまく掴めるとベンチ上最前列なんかもありえます。

 

紙チケット⇒電子チケットに変わり、ゲリラ放流はどうなるかなと思っていたのですが、2023年くらいまでは、オールスターゲーム、プロ野球日本シリーズどちらも放流がありました。

ですが、年々ゲリラ放流の枚数、頻度が少なくなっていて、2024年の神宮開催分はほぼゼロでした。

なので、最初からゲリラ放流狙いは危険だと思います。

特徴6:チケットリセールは相変わらずしょぼい

2021年のオールスターゲームから整備されたチケットリセールシステムですが、かなり「ショボイ」です。

今年は「ローチケのリセール」、「チケットぴあ」のリセールに加えて「チケプラのリセール」も使えるようになったのですが、正直なところ微妙。

まず、ローチケリセールは

  • 抽選方式
  • ローチケで購入した電子チケットしか出品できない
  • 出品期間が超短い
  • 2枚以上の購入ができない
  • 申込時に「どのチケットが何枚出品されているかわからない」
  • 申し込みは一人1席種のみなので、運が悪いと出品ゼロのチケットを申し込む可能性あり
  • そのくせ手数料がぼったくり

と、まあ出来が悪いです。

 

一方、チケットぴあのリセールは

  • 先着方式
  • チケットぴあで購入したチケットしか出品できない
  • 出品期間は長め
  • 2枚以上の購入可能
  • 先着方式なのでリセールサイトに張り付いていないと購入できない
  • 手数料はローチケ並みにぼったくり

と、ローチケより「受付期間、購入可能枚数」の面ではマシですが、手数料は驚きのぼったくりです。

オールスターゲーム2025のチケットをとるための作戦

1.ローチケの有料会員枠を利用する

何と言ってもポイントは、ローチケの有料会員枠を利用することです。

ローチケはチケットの種類も枚数も段違いで多く持っているので、ここに全力でチャレンジで間違いないです。

 

(1)ローチケHMVプレミアムとエルアンコール枠どちらが有利か

ローチケの先行販売は、有料会員のローチケHMVプレミアム枠、エルアンコール枠と、無料会員のプレリク枠があります。

 

ローチケHMVプレミアム枠は、月額500円の有料会員「ローチケHMVプレミアム会員」になっていると参加できます。

ローチケHMVプレミアム会員は月単位の課金なので、7月に入ってから加入、当選発表後に即解約すれば1か月分の500円で済みます。

いつでも、誰でも、気軽に加入できるのがローチケHMVプレミアム会員のメリットですね。

ちなみに、ローチケHMVプレミアム会員のもう一つの特典である「プレリク枠の当選確率UP」については、ほぼ効果ゼロですので期待しないように。

「ローチケHMVプレミアム会員」の特徴とメリットまとめ

 

エルアンコール会員枠は、クレジットカードのエルアンコールカードを保有していると参加できます。

年会費1,500円(税別)と会費が安いのがメリットですが、クレジットカードの作成が必要なので、2週間程度の時間が必要な事、クレジットカードの審査が必要なのがデメリットです。

「エルアンコール会員」の特徴とメリットまとめ

 

プレリク(無料会員)枠は、その名のとおりローチケへの登録だけで無料で参加できます。

 

まず、有料会員と無料会員では、圧倒的に有料会員が有利です。

無料会員は割り当てられるチケットが少なく、競争相手も多いので当選確率はかなり低めです。

まあ、これは当たりまえですよね。

 

問題は、ローチケHMVプレミアム枠とエルアンコール枠でどちらが有利かってことです。

これは公演によって異なっていて、HMVプレミアム枠が有利だったり、逆にエルアンが有利だったりと傾向が読めません。

個人的には、エルアンは「クレカ作成」というハードルが高いので、1ヵ月のみでも加入できるローチケHMVプレミアムのほうがおすすめかな。

 

(2)重複申し込みは可能か

今年のローチケ枠は、ローチケHMVプレミアム、エルアン、プレリクの申し込み期間が同じです。

ここで気になるのは、この3枠に申し込んでも大丈夫なのかってことです。

チケット発売概要には、「重複でのお申し込みは無効となります」との記載がありますが、果たしてどうなのか?

 

結論から言うと、ローチケHMVプレミアム、エルアン、プレリクの3枠に同時申し込みしても問題ないと思われます。

2020年日本シリーズの時にローチケに問い合わせてみたので間違いないかと。

3枠で申し込んだ場合、どこか1枠で当選すると他の2枠が自動落選になり、チケットの重複が無くなる仕様のようです。

なので、少しでも当選確率を上げたい場合は、3枠全てに申し込みがおすすめです。

 

詳しくはこちらを参照してください。

2020年プロ野球日本シリーズのチケット申し込みについてローチケに問い合わせてみた

 

(3)大阪、横浜の両方申し込みはリスクあり

ローチケは、人気公演の抽選作業ではかなり複雑な処理作業をすることが分かっています。

もし応募が集中した場合は「当選は大阪と横浜でどちらか1試合まで」といった制限が発動する可能性があります。

なので、本命がある場合はその球場一本勝負がいいです。

どうしても大阪と横浜の両方に行きたい場合は、別名義でそれぞれ申し込みがおすすめです。

特に首都圏で開催される横浜スタジアムの場合、横浜だけ申し込む「横浜単願」が有利となる可能性があると思います。

 

(4)当選は第1希望のみなので申し込み順序はよく検討する

過去のオールスターゲームでは、「第1希望しか当選しない」というはっきりとした傾向がありました。

ローチケの人気公演ではよくある傾向なので、今年も基本的に「当選するのは第1希望のみ」と考えたほうがいいと思います。

なので、どのお席を第1希望にするかが勝負の別れです。

適当に「第1希望:高望みの席、第2希望:本命席、第3希望:滑り止め席」なんて申し込みをした時点で落選決定となるので、第1希望をどのお席にするかはよーく考えましょう。

 

また、ローチケ人気公演では第1希望のみ申し込む「単願」が有利になるケースが結構あります。

当選するのはどうせ第1希望のお席のみなので、ここは割り切って「申し込みは第1希望のお席のみ=単願」がいいと思います。

 

(5)席によって当選確率が大きく変わるので特に空売り席には注意する

2023年のマツダスタジアム開催オールスターゲームでは、SS席やS席に座っている人が持っているチケットは「ローチケの紙チケット」がほとんどでした。

ローチケで発売される一般向けのチケットは全て電子チケットなので、要は「SS席やS席は年間指定席保有者やスポンサー枠などに割り振られた」ってことです。

販売数が少ない席=空売りの席を選択してしまうと、いくらローチケ有料会員に加入していても普通に落選します。

アンケート結果でも、申し込むお席によって当選確率が全然違うので、販売数が多い席数を第1希望にしましょう。

何度も言いますが、ローチケは第1希望しか当選しない可能性が高いので、第1希望で空売り席を申し込んでしまうと、その時点で試合終了ですよ。

 

そして一番悩む「どのお席を申し込むか」ですが、一般的に「バックネット裏席、グランドに近い席、ライト外野指定席」などは競争率が高めになります。

特に、バックネット裏やグランドに近い席はスポンサー枠などに割り振られて一般発売なし=ローチケ枠では空売りというケースが結構あるので要注意です。

また、オールスターの場合はレフト外野も人気席になるので、3塁側=ビジター側だから競争率が低いとはなりにくいという特徴もあります。

この辺りは推理力が試されるので、「観たい席を優先」するのか「当選確率を重視」するのかを考えて決めましょう。

 

(6)おまけつきチケットが有利なので上手に利用する

今年のオールスターゲームでは、「オリジナル炭酸ボトル付きチケット(通常料金に+6,600円)」が発売されます。

昨年も同様のチケットが発売されたのですが、過去の経験上「グッズ付きチケットのほうが当選確率が高くなる」という傾向があります。

ただ、グッズ付きチケットはお値段お高めなので、以前コメント欄で教えていただいたプチ裏技を利用するのがおすすめ!

  • ローチケに4枚申し込む際、ボトル付き1枚と普通3枚申し込んだ場合、連番になるのか問い合わせ、連番になると回答があったので保険で1枚ボトル付きで申し込みして当選。当たったので満足です。

 

(7)申込枚数によって当選確率が変わることはない

過去の経験上、オールスターゲームでは申込枚数によって当選確率が変わることはありません。

1枚申し込みでも4枚申し込みでもあまり当選確率は変わらないので、必要な枚数を申し込みましょう。

理論上は1枚申し込みのほうが有利なんですけどね。

 

(8)HMVプレ枠、プレリク枠ではエルアンコールカードを使わない

まず、エルアン枠を利用する場合は、決済カードは強制的にエルアンコールカードとなります。

一方、ローチケHMVプレミアム会員の場合、決済に利用するカードは好きなカードを選択可能です。

この際の注意点は「ローチケHMV枠の申し込みでエルアンを利用してもご利益が全くない」という点です。

ご利益がないどころか、エルアンコールカードのしょぼいセキュリティが暴走して強制落選となる可能性があるので、個人的には他のカードを利用することを強くおすすめします。

詳しくはこちらにまとめてありますが、結構被害者いますよ。

抽選方式のチケットを購入する際にはクレジットカードのセキュリティに要注意!

 

(9)家族名義申し込みの是非

ローチケ先行は、同一名義での重複当選はないという仕様です。

この同一名義の判定は「電話番号、メアド、クレカ」あたりをキーにしているので、これらを別にしたアカウントを作れば、普通に重複当選します。

なので、「ダブった場合はリセール上等」という覚悟があれば、別アカウントでの申し込みもアリです。

ただ、ローチケは電子チケットなので知り合いに譲渡しにくいこと、リセールの手数料がぼったくりなことを考えると、個人的にはあまりおすすめできないかも。

 

以上をまとめると、申し込む際の注意点は、

1.エルアン、HMVプレの重複申し込みしても大丈夫
2.大阪、横浜の両方申し込みはリスクあり
3.当選は第1希望のみなので申し込み順序はよく検討する
4.席によって当選確率が大きく変わるので特に空売り席には注意する
5.おまけつきチケットが有利なので上手に利用する
6.申込枚数によって当選確率が変わることはない
7.HMVプレ枠、プレリク枠ではエルアンコールカードを使わない

という7点です。

2.コンビニ先行抽選は確率が低いけどとりあえず申し込む

ローチケ先行の次に設定されるコンビニ先行は、正直あまり当選確率が高くありません。

ですが、申し込まないと当選確率ゼロなので、とりあえず申し込みはしておきましょう。

 

こちらについても重複申し込みOKなので、可能な限り申し込んでおくのがおすすめ。

また、電子チケットが嫌で紙チケット希望の場合、先行抽選ではコンビニ先行のファミリーマート枠しか選択肢がありません。

クレカを使えない場合も同様にコンビニ先行のみが対象です。

ただし、過去の傾向から、ローチケ先行とコンビニ先行はチケットが重複するリスクがあります。

ちなみに、コンビニ先行は独自の販売枠なので、プレイガイドの有料会員になっても当選確率は全く変わりません。

ぴあプレミアム会員、ローチケ有料会員のご利益はないので、無理して加入する必要はないです。

3.一般発売はあまり期待せずにチャレンジ

オールスターゲームの一般発売は、競争率が高いのでチケットを取るのはかなり難易度が高いです。

ローチケ、イープラス、チケットぴあ、どのプレイガイドを狙うかですが、個人的にはローチケかなぁ。

なんだかんだ言ってチケットを一番持っているので、チケット取れる可能性が高いと思います。

また、「待合室方式」が採用されれば、複数の端末を準備する力技を使えば、かなりの高確率でチケット確保が可能です。

 

次点で、「事前に画面を進めて発売時刻にボタンを押すだけ作戦」が使えるイープラス。

空売りの可能性が高いのが難点ですが、一か八かこちらを狙うのもアリだと思います。

「e+イープラス先着発売」のチケットを取る、買う方法まとめ

 

チケットぴあは、一般人が先着方式のチケットを取るのに一番厳しいプレイガイドなのであまりおすすめできません。

紙チケットのみってのも転売屋が狙ってきそうだし。

4.ゲリラ放流はかなり望み薄

ローチケ名物の戻りチケット、放流チケットは「かなり少ない」と思います。

以前はかなりの良席が再販されたのですが、ここ数年はかなり減少傾向にあります。

ゲリラ放流を掴むのはかなり厳しいので、あくまで最後の手段として考えておいてください。

まとめ:マイナビオールスターゲーム2025のチケットをとるための準備

2025年のプロ野球オールスターゲームは、 京セラドーム、横浜スタジアムで開催されます。

 

オールスターゲームのチケットを取ろうとした場合、とにかくメインプレイガイドのローチケ有料会員になっておくことです。

中でも、ローチケHMVプレミアム会員は、誰でも月額500円で加入できるのでお勧めです。

ここ数年は当選確率も高いので、オールスターゲームのチケットが欲しい場合は必ず加入しましょう。

 

もう一つのエルアンコール枠については、既にカードを持っているのであればもちろん利用しますが、新たにこれから作成するのは微妙かな~。

ただし、プロ野球好きであればエルアンコールカードを持っておいて損はないので、この機会に作るのはアリです。

 

あとは、とにかく申し込めるだけ申し込むしかないので、プレリク枠、コンビニ枠(ローソン、ファミリーマート)など可能な限り申し込んでおきましょう。

それでもダメなら一般発売とゲリラ放流にかけるしかないです。

 

以上が、2025年オールスターゲームのチケットを取りたい場合の傾向と対策です。

しっかりと準備をすればお目当てのチケット取れそうなので、頑張ってくださいね!

 

Nippon Professional Baseball How to get a Ticket

コメントをどうぞ(名前にはニックネームを入力してください)

名前欄を入力し、「コメントを送信する」ボタンを押してください。

※JPEG・JPG・GIF・PNG形式のみ