2023年6月の台湾旅行も、あっと言う間に4日目を迎えました。
明日の午前中には台湾を出発する予定なので、今日が観光できる最終日となります。
とはいえ、前日に九份と士林夜市で遅くまで遊んだので、無理せずゆっくり目にスタートします。
3日目の様子はこちら。
2023年6月台湾旅行記 その参阿宗麺線
今日もゆっくり目の8時ごろにホテルを出発、阿宗麺線(アゾンミェンシェン)へ台湾風そうめんを食べに行きます。
いちおう、これが本日の朝食となる予定です。
昨日は1日不安定な天気だったのですが、本日は快晴で青空が広がっています。
ホテルから歩くこと10分ほどで、西門町にたどり着きます。
西門町(せいもんちょう、シーメンディン)は、「台湾の原宿」と呼ばれ、活気溢れる若者の街です。
ただ、朝早すぎて人がほとんどいません。
お目当ての阿宗麺線に到着しました。
この周辺だけ人がいるので、遠目でもお店の場所がわかります。
メニュー。
大椀75元、小椀60元のシンプルな構成です。
とりあえず小椀をオーダー。
なんかよくわからない調味料があるけど、怖くて利用できず。
お店の前には椅子が置いてあるので、ここに座って皆さんいただいているようです。
店内にイートインスペースはありません。
こちらが、台湾風そうめん「麺線」です。
台湾の料理って、基本的に味付けが薄いのですが、こちらもあっさり目のお味です。
多分カツオだと思うのですが、おさかな系の味がするので、日本人でも食べやすい料理だと思います。
ただ、同じような味がずっと続くので、ちょっと飽きます。
【阿宗麺線】
麺線をいただいた後、周りをふらふらしているとタピオカ屋さんを発見!
せっかくなので1杯頼んでみました。
日本語の表記もありますね!
日本のタピオカよりちょっと柔らかめな気がしますが、おいしくいただきました。
さらに歩いていると、なんかインスタ映えしそうな場所を発見。
事前に調べた時は、こんな7色の舗装について情報なかったけど?と思って調べると、「6号彩虹/Rainbow Six」というスポットらしいです。
「人権を尊重し、男女平等とLGBTフレンドリーを主張するシンボル」とのこと。
あ、これ関わったらダメなやつだ。
龍山寺
気温が上がってきたので、西門駅から地下鉄に乗り、龍山寺駅まで向かいます。
お目当てはもちろん、台湾3大観光スポット最後の1つ「龍山寺」です。
龍山寺は、台北市内で最古の寺院です。
漢民族が台湾北部へ移民してきた当初は環境が非常に悪かったそうで、多くの方が病気で亡くなりました。
このため、移民たちは神様に守ってもらえるよう、龍山寺への信仰を強めたそうです。
また、良くも悪くも「なんでもあり」な寺院で、本尊は観世音菩薩ですが、孔子や三国志の関羽、同じく三国志の名医・華佗、道教の女神・媽祖など、100以上の神様が祭られています。
【龍山寺】
この独特な色使いは、現在の日本寺院では見られないですよね。
龍山寺は、入口と出口がはっきり決まっています。
向かって右側から入り、帰る時は左側から出てきます。
多くの地元民がお参り?お祈り?をしていました。
旧暦の1日、15日、お正月はむちゃくちゃ混むみたいです。
日本の参拝様式とは全く違うので、どうやってお参りすればいいのかわかりません。
この赤い三日月方の木片は 「ポエ」と呼ばれるもので、占いに使われます。
むっちゃ使い込まれてますね。
【ポエの使い方】
(1)ポエを2つ両手で持ち、額の前で「名前、生年月日、住所」を唱える
(2)そのままの姿勢で神様に尋ねたいことをYes/Noの2択で唱え、ポエを投げる
(3)転がったポエの向きで結果を占う
・一つが平面、一つが凸面:Yes
・両方とも凸円が上:No
・両方とも平らな面が上:質問を変えてやり直し
(4)黄色のくじを引き、記載されている番号の紙をもらう
こちら、振り返って入口の門を見たところです。
屋根に赤色の玉があって、多くの人がこの球に向かって何かを唱えていました。
境内は華やかです。
そして、多くの地元民に愛されてるのが良くわかります。
こちら、三国志に出てくる名医の華佗です。
病気関連のご利益があるのかと思ったのですが、台湾では学業成就の神様らしいですね。
そしてこちらも同じ三国志の関羽です。
顔が赤いのですぐにわかりますね。
周記肉粥店
龍山寺を後にし、近くにある「周記肉粥店」に向かいます。
龍山寺の付近は「萬華地区」と呼ばれ、台北でもかなり古い町です。
台北駅周辺や西門町とは違って年配の方が多く、独特な下町っぽい雰囲気が特徴です。
ちょっと歩くと、日本統治時代の建物が残るエリアがあります。
なかなか味があって、いい雰囲気です。
龍山寺から歩くこと10分ほどで、「周記肉粥店」に着いたのですが・・・
なんとお休み、のー。
月曜日はお休みという情報あったっけ?
【周記肉粥店】
「周記肉粥店」がお休みだったショックと暑さで体力を削られたので、近くの「スターバックス」でお休みすることにします。
スターバックス星巴克は、日本統治時代の建物を改築したお店で、1階と2階がスタバになっています。
外観は、とてもスタバが入っているとは思えないレトロな雰囲気です。
おしゃれな店内です。
店内もレトロで天井も高いのですが、しっかりクーラーが効いてて最高!
スタバで体力が少し復活したので、再度散策します。
この台湾っぽい景色がいいですね。
劉山東牛肉麺
台北駅まで戻ってきたので、台湾のソウルフード「牛肉麺」を食べに「劉山東牛肉麺」に来ました。
牛肉麺とは、簡単に言うと台湾風の牛肉うどんという感じで、お店によっていろいろな味が楽しめるのが特徴です。
ここ「劉山東牛肉麺」も牛肉麺の人気店で、いつも行列ができています。
15時頃という中途半端な時間なのに、結構な人が並んでいました。
店内は狭いです。
でもこれがいい。
メニュー。
人気なのは
・紅焼牛肉麺:濃い目の味
・清燉牛肉麺:薄味
この2つみたい。
他にもメニューがあるのですが、観光客にはハードル高し。
濃い目の味の「紅焼牛肉麺」でも辛くなくておいしいです。
日本人にも食べやすいお味なのでおすすめです。
【劉山東牛肉麺】
峰圃茶荘
牛肉麺を堪能した後は、近くにあるお茶屋さんへお土産用のお茶を買いに出かけます。
目指すは「峰圃茶荘」。
こちらのお茶は、おしゃれで「ちょうどお土産にいい大きさのお茶」が売っているのでおすすめです。
そして、峰圃茶荘の隠れたおすすめポイントは、なんとお店で淹れたてのお茶をテイクアウトできることです。
ちょっと時間がかかりますが、ホット、アイスどちらでもOKです。
プロが入れたウーロン茶は、味が全然違うので驚きます。
【峰圃茶荘】
寧夏夜市
台湾最後の夜は、寧夏夜市へ行くことにします。
昨日言った士林夜市とは違って、食べ物系が充実しているのが特徴です。
こんな感じで屋台が並んでいます。
まだ時間が早いので、そこまで混雑してません。
ホントは屋台の「方家雞肉飯」で雛肉飯を食べたかったのですが、出店お休みで断念。
代わりに「鬍鬚張魯肉飯」で夜ごはんにします。
魯肉飯(小)、鶏肉飯(小)、唐山排骨です。
私、ここではっきりと気づいたのですが、台湾料理に入っている「八角」という調味料が苦手みたいです。
なんか苦手な匂いと味がする時があるなとずっと思っていたのですが、魯肉飯で確信しました。
八角、パクチー、臭豆腐の3点は、どうにもこうにもダメです。
【鬍鬚張魯肉飯】
お口直しに、近くにある豆花の有名店「古早味豆花」でスイーツをいただきます。
豆花とは、豆腐のゼリーのようなスイーツで、昨日寄った「建発号伝統豆花」も有名店の一つです。
メニュー。
このお店、実は「孤独のグルメ Season5 台湾編」でも取り上げられています。
店内にはイートインスペースもあります。
なんか台湾でこんな綺麗なイートインスペースは初めてかも。
芒果雪花冰(マンゴーかき氷)と、豆漿豆花(+タピオカ、芋圓トッピング)です。
マンゴーかき氷は、圧倒的に辛發亭のほうがおいしいです。
氷のふわふわ度が全然違います。
豆漿豆花は、豆乳の中に豆花が入っているのですが、こちらはおいしかったです。
台湾にはめずらしく「甘くない豆漿」に優しい甘さの豆花とタピオカ、芋圓が入っているので、こちらは超おすすめ。
お店を出ると、すっかりあたりは暗くなっていました。
屋台はやっぱり暗くなってからが本番ですね。
人も多くなって、通り全体が活気にあふれてます。
地元の人や観光客であふれています。
このカエルマークのお店は色々なところで見かけました。
どうもカエルを売っている訳ではない模様。
色々なものが売ってます。
ただ、屋台は衛生面が気になるので、生ものはちょっと手を出しにくいです。
バスツアーのガイドさんも「水道水を使えない屋台のお店は絶対利用しません」と言ってたし。
帰りに台湾のポストがあったので記念撮影。
今回はいけなかったのですが、傾いたポストにも機会があれば行ってみたいです。
楽しかった台湾とも、今夜でお別れです。
この雰囲気、個人的に大好きなので、ぜひまた来てみたいと思いました。
ただ、私、基本的に台湾のご飯は合わないみたいです。
小籠包や肉まんのような癖のない食べ物はおいしくいただけるのですが、パクチー、八角、臭豆腐はどうにもダメですねー。
というわけで、2023年6月の台湾旅行記でした。
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