岡山国際サーキットは、岡山県美作市にあるサーキットです。
全長3,703mと比較的コンパクトで、設備も老朽化が目立ち始めているのですが、他のサーキットにはない特徴があります。
それは、「コースに近いところで観戦できる」ということで、2メートルほど前をレースカーが走る光景は、まさに迫力満点です。
一方、岡山国際サーキットは山奥深くにあるので、アクセス面が非常に悪く、周辺には何もありません。
コンビニはもちろん、飲食店も皆無なので、レース観戦時には事前準備が大切になります。
私は何回も岡山国際サーキットに行っているので、岡山国際サーキットの特徴と、レース観戦時に持って行くと便利なものをまとめてみます。
Contents
岡山国際サーキットでの食事について
岡山国際サーキットでのレース開催中は、イベント広場にいろいろな屋台が出ています。
「津山のホルモンうどん」のように地元色が強い屋台や、吉野家の牛丼トラックもあるので、食べるものには困らないと思います。
ただし、お昼時はそれなりに混雑するので、ちょっと早めに購入しておいたほうがいいかも。
一方、イベント広場を外れると屋台の数がかなり減ります。
駐車場の近くに数店舗の屋台がありますが、かなり限定的なので要注意です。
岡山国際サーキットは飲食物の持ち込みOKで、スタンドでの飲食も可能です。
また、「サーキット名物」という食べ物はないので、これがおすすめという商品も特にありません。
屋台はお昼時にはそれなりに混雑すること、お値段がそれなりにすることから、あらかじめコンビニで購入しておくのもアリかな~。
飲み物については、場内に自動販売機があるのですが、万が一の売り切れが怖いので、できれば持ち込んだほうがいいと思います。
岡山国際サーキットでのテント使用、車中泊、バーベキューなどについて
SUPER GTのレースが富士スピードウェイで開催される時、車中泊やテントをはってバーベキューをする方も多いと思います。
駐車場のスペースが多く、車のすぐ近くで観戦できて、バーベキューもできるって楽しいですよね。
残念ながら、岡山国際サーキットでは、基本的に「車の近くでバーベキューをしながら観戦」というのはできません。
車からコースを見ることができる駐車場がほぼないこと、バーベキューができるスペースがないためです。
ですので、観戦は基本的にスタンドかコース脇ということになります。
コース脇は、場所によっては「交通の妨げになる」ということで立ち止まっての観戦が禁止されているエリアもあるので要注意です。
車中泊については、年によって取り扱いが変わりますが、基本的に「土曜日、日曜日の駐車券を持っていること」、「追加の車中泊料金を支払うこと」の2点を満たせば可能です。
岡山国際サーキットの特徴
1.コースまでの距離が近い
岡山国際サーキットの特徴として、「とにかくコースと観客の距離が近い」が一番話題になります。
近いところだと2メートルほど先をGTマシンが走り抜けて行くので、迫力は満点です。
音もスピード感も、とにかくすごい!!
この「コースと観客の距離が近い」が、岡山国際サーキットの特徴で、一番のおすすめポイントだと思います。
2.場内FMラジオがない
岡山国際サーキットには、残念ながら場内FMラジオがありません。
ところどころにスピーカーがついていて、ピエールさんの実況が流れているのですが、これレースが始まると全く聞こえません。
場内実況が聞こえないと、レースが進むにつれて順位もわからなくなります、特にGT300のほう。
なので、観戦時には「現在の順位が確認できる方法」を確保しておくのがおすすめ。
あるとないとでは全然違いますよ。
3.雨が多い
岡山国際サーキットは、晴れる日が多い「晴れの国おかやま」にあるのですが、なぜかSUPER GTの開催日は雨が降ります。
そして、雨が降ると気温が低下するので寒いし、足元もかなり悪くなります。
山の天気は変わりやすいので、晴れ予想の時でも必ず雨対策をしておきましょう。
4.観客のマナーがいまいち
岡山国際サーキットの観客は、マナーがあまりよくありません。
少なくとも、私が行くサーキットの中ではワーストです。
平気でスタンド席で傘を差したり(それも日傘!!)、非常識な場所取りしたり、観客席の前で立ってカメラ撮影を続けたりします。
しかも運営が全く注意しないので野放し状態で、年々民度は低下してます。
準備しておいたほうがいいもの
1.防寒具
岡山国際サーキットは山の中にあるので、天気がすぐに変わります。
また、気温も低めのことが多く、朝晩の気温の変化も激しいので、防寒具はしっかり準備しておいてください。
あと、3月~4月開催の場合は花粉とホコリがすごいのでマスクも必須。
2.雨具
「晴れの国岡山」にある岡山国際サーキットですが、なぜかSUPER GT開催期間は雨が降ります。
晴れ予想でも一時的に豪雨となった年もあるので、雨具の準備はしっかりとしておきましょう。
ちなみに、サーキットで傘はだめですよ、レインコート準備は常識です。
3.日差し対策
岡山国際サーキットは、屋根のあるエリアがほとんどありません。
このため、紫外線があたる屋外に何時間も滞在することになり、しっかりした日差し対策も必要です。
日焼け止めクリームでは対処しきれないので、帽子とサングラスは必ず準備しましょう。
4.耳栓
レースカーのエンジン音はものすごい音がします。
初めて聞くと、その大きさに驚くと思います。
レースカーの音は現地観戦の醍醐味なのですが、あまり興味のない女性やお子さんには耳栓があったほうがいいかも。
5.クッションとレジャーシート
岡山国際サーキットのスタンドはコンクリートむき出しで、椅子なんて上等なものはついていません。
また、スタンド席で折りたたみの椅子は禁止されています。
なので、スタンド席で観戦する場合は、レジャーシートとクッションは必要です。
車で行く場合は、少々かさばってもしっかりしたクッションを持っ行きましょう。
コンパクトなクッションがいい場合は、こちらがおすすめ。
観戦に超おすすめの座布団・クッション「ザブポン」コンパクトで持ち運びしやすい!6.折りたたみの椅子(スタンドで観戦しない場合)
スタンドで観戦しない場合は、折りたたみの椅子が必要です。
これがないと地面に直接座ることになり、長時間の観戦は苦痛になります。
私は、スタンドで観戦しない時はこんな椅子を持って行きます。
準備しておいたほうがいいもの(パドックパス以上を持っている場合)
1.サインペンとサイン帳
SUPER GTのドライバーは、むっちゃフレンドリーで優しいです。
パドックに入れるパスを持っていると、普通にすれ違ったりするので、せっかくだからサイン貰いましょう。
サインペンは、ある程度の太さがあって、丸字で、ノック式のペンがいいです。
キャップ式はキャップがなくなったりするのでサインもらうには不向きなんです。
2.パスケース
岡山国際サーキットのパドックエリアに立ち入る際には、パスチェックがあります。
チェックのたびにパスを探すのは非効率&周囲に迷惑なので、あらかじめ首から下げるタイプのパスケースを準備しましょう。
パスの種類によっては、あらかじめ紐がついているチケットもありますが、そのまま首から下げると高確率でちぎれて飛んでいきます。
パスケースは好きなチームブランドでOKですが、できたら2か所で首ひもをとめているケースがおすすめ。
一か所でとめるタイプだと、ケースごとくるくる回ってすぐに裏面になってしまうんですよね。
サーキット内では頻繁にパスを掲示するので、簡単に裏返らない2か所で首ひもをとめる商品がおすすめです。
まとめ:岡山国際サーキット観戦ガイド
岡山国際サーキットは、中国地方で唯一SUPER GTのレースが開催されるサーキットです。
ここ数年は開幕戦が開催されているのですが、ものすごい山の中にあるので、コンビニなんてものはサーキット周辺にありません。
また、サーキットの1日は長いので、忘れ物をすると不便な思いをしながら長時間観戦することになり、色々な面で疲れます。
なので、必要なものは事前にしっかりと準備しておく必要があります。
特に
- 防寒具、雨具
- 日差し対策
- クッション、レジャーシート、椅子
は必須です。
せっかくの現地観戦が楽しめるよう、しっかりと準備をしてサーキットに向かいましょうね!
SUPER GT(OKAYAMA/AUTOPOLIS/SUGO/MOTEGI) How to get a Ticket
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