2024年夏の高校野球は午前と午後の「2部制」を一部導入！！

2024年4月19日(金)、日本高校野球連盟は、第106回全国高等学校野球選手権大会を「試合を午前・夕方に分ける2部制を試験導入して開催する」と発表しました。

2部制となるのは全試合ではなく、1日に3試合開催される日程のみです。

また、合わせてチケット価格についても発表されています。

【2024年7月11日追記】

2024年夏の選手権大会のチケット発売概要が発表されました！

【2024年夏の甲子園高校野球】チケットの取り方・買い方と、おすすめ座席まとめ

試合を午前・夕方に分ける「2部制」を3日間の日程で導入

阪神甲子園球場で8月7日(水)に開幕する第106回全国高校野球選手権大会は、暑さ対策のため、「試合を午前・夕方に分ける2部制」が一部日程で導入されます。

2部制が導入される日程では、チケットもそれぞれ別に発売されます。

【2部制導入日程】

1日に3試合開催される日程のみ
※大会1日目～3日目の3日間のみ

【試合開始時刻】

◆第1日目

8:30　開会式
10:00　第1試合
16:00　第2試合
18:30　第3試合

◆第2～3日目

8:00　第1試合
10:30　第2試合
17:00　第3試合

【チケット販売】

1部、2部でそれぞれ別に販売

※入場券（販売）に関する詳細は7月上旬ごろ発表予定

【チケット価格】

※()は子供料金
※2部制の日程は1日券の発売なし

【その他】

第1日は第1試合が13時半、第2日と第3日は第2試合が14時半で終了していない場合、原則として継続試合とします

その他の変更事項

１．準決勝、決勝の開始時刻繰り上げ

準決勝、決勝の開始時刻が繰り上げされ早くなります

【準決勝】
・第1試合：8:00
・第2試合：10:35

【決勝】
10:00

２．クーリングタイム

昨年の第105回大会に引き続き、5回終了時に10分間のクーリングタイムが設定されます。

ただし、16時以降に始まる試合では原則としてクーリングタイムの設定はありません。

2024年　第106回全国高等学校野球選手権大会日程（予定）

令和6年の夏の選手権大会は、8月7日(水)から14日間の日程で開催される予定です。

【抽選会】

8月4日(日)

【日程（予定）】

8月7日(水)大会1日目　開会式
8月8日(木)大会2日目
8月9日(金)大会3日目
8月10日(土)大会4日目
8月11日(日)大会5日目
8月12日(月)大会6日目　～2回戦
8月13日(火)大会7日目
8月14日(水)大会8日目
8月15日(木)大会9日目
8月16日(金)大会10日目　～3回戦
8月17日(土)大会11日目
8月18日(日)休養日
8月19日(月)大会12日目　準々決勝
8月20日(火)休養日
8月21日(水)大会13日目　準決勝
8月22日(木)休養日
8月23日(金)大会14日目　決勝

まとめ：2024年夏の高校野球は午前と午後の「2部制」を一部導入！！

2024年4月19日(金)、日本高校野球連盟は、第106回全国高等学校野球選手権大会を「試合を午前・夕方に分ける2部制を試験導入して開催する」と発表しました。

最近の「夏の暑さ」を考えると、まあ仕方ないのかなと思います。

今回の2部制導入のポイントをまとめると、次の点になると思います。

１．2部制が導入されるのは大会第1日～3日目までの3日間のみ

今回2部制が導入されるのは「1日に3試合開催される日程」のみです。

なので、2部制が実施されるのは大会1日目～3日目までの3試合しかないので、日程のほとんどを占める4試合開催日には影響ありません。

まあ、とりあえず試験導入なので、今年の結果によって来年以降は全日程2部制となるかもしれません。

２．2部制導入日は1部と2分で別のチケットが必要

2部制が導入される日程では、1部と2部で観客の入れ替えが行われます。

なので、1部と2部を観戦したい場合は、それぞれ別のチケットが必要です。

1部と2部両方のチケットを購入する場合、アルプス席と外野席は値上げとなります。

※()は子供料金

３．チケット発売概要は7月上旬に発表予定

チケットの発売概要は、7月上旬に発表予定とのことです。

詳細が分かり次第、概要をまとめる予定でが、基本的に2023年と同様の発売になると思います。

昨年のチケット発売概要については、こちらを参考にしてください。

【2023年夏の甲子園高校野球】チケットの取り方・買い方と、おすすめ座席まとめ

暑さ対策のため実施される「2部制」ですが、個人的には賛成です。

今年はとりあえず「3試合開催日のみ実施」となっていますが、おそらく来年以降は4試合開催日も2部制となりそうです。

夏の甲子園については、現状をよく知らない人から非難を受けやすいので、色々と難しい点が多いのが現状です。

特に「京セラドームで開催しろ」なんて人は、甲子園球場を無料で利用していることすら知らないんでしょうね。

最近の「声が大きいだけの無知な人、正義を振りかざしているつもりの人」には、ほんとに辟易します。

とはいえ、時代の流れもあり何かしらの対策が必要なのは事実です。

なので、今回の2部制の試験導入は大いに歓迎すべきかなと思います。

ただし、今年こそは

1. チケット販売時の座席指定
2. 雨天中止時のキャンセル、払い戻し対応
3. リセールシステムの構築

はしっかりとして欲しいです。

プロ野球並みのチケット価格を徴収するのであれば、それなりのシステムを整えるべきですよね。

【2024年7月11日追記】

2024年夏の選手権大会のチケット発売概要が発表されました！

【2024年夏の甲子園高校野球】チケットの取り方・買い方と、おすすめ座席まとめ

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