夏の暑さ対策グッズ「ハンディファン」「ネッククーラー」の使用感とおすすめポイント

夏の暑い時期、熱中症対策として色々なグッズが販売されています。

メジャーなのは携帯扇風機「ハンディファン」で、街中でもたくさんの人が使っています。

ですが、このハンディファンは気温が35度を超えると、暑い風が皮膚にあたるストレスのため、逆に熱中症のリスクが高まると言われています。

なので35度を超えるような猛暑の中では、他の方法で体を冷やすのが重要です。

私が色々なグッズを利用して「これがいい!」というお勧めグッズにたどり着いたのでまとめてみます。

クーラーが効いた場所ではハンディファンが効果的

35度を超える環境では逆効果と言われるハンディファンですが、冷房が効いた場所でいち早く汗を乾かしたり体温を下げる場合にはとても有効です。

色々なハンディファンが発売されていますが、私のイチオシはこちらの「リズム ハンディファン」です。

おすすめポイント1:風量が強い

リズムのハンディファンは「2重反転ファン」という2つのファンで風を送ります。

他のハンディファンより強い風を送ることができるので、結果的にバッテリーも長持ちします。

 

おすすめポイント2:日本製

リズムのハンディファンは、日本の時計メーカー「リズム」が製造、販売しています。

最近は日本製でも粗悪品が目立つようになりましたが、それでも安物中国製と比較すると安心感が違います。

特に、バッテリー内蔵の商品は発火のリスクがあるため、ちゃんとした製品を選びましょう。

 

おすすめポイント3:PD充電に対応

実はUSB Type-Cの規格には色々な種類があって、「端子の形がType-Cでも充電できない」という相性問題があります。

安い製品だと、最近のスマートフォンやパソコンが急速充電できるPD規格に対応していないため、「充電端子に差し込んでも充電できない」というケースが結構あります。

リズムのハンディファンは、2024年モデルからPD対応機器でも充電できるようになりました。

なので、基本的にUSB-Type-Cであれば、どの充電器でも充電可能です。

ただし、急速充電には対応していないので、PD対応機器を利用しても充電速度は遅めです。

冷凍庫が利用できる環境では再利用できるネッククーラーがおすすめ

冷凍庫が利用できる環境では、冷やすことで再利用できるネッククーラーがおすすめです。

私はこちら「Genki Ice ネッククーラー」をお風呂上りなどで使っています。

おすすめポイント1:冷凍庫、冷蔵庫に入れると30分ほどで再利用できる

Genki Ice ネッククーラーにはPCMという素材が使われていて、ぬるくなっても冷凍庫で30分ほど冷やすと、冷たさが復活します。

冷蔵庫でもOKですが、冷凍庫のほうが早く冷える&つけた直後に冷たくで気持ちいいのでお勧めです。

ただし、冷凍庫で冷やした場合、最初の15分ほどは結露で表面が濡れます。

 

おすすめポイント2:2時間程度は効果が持続する

Genki Ice ネッククーラーの維持温度は24℃です。

他の商品では維持温度26℃の物が多いのですが、この2℃の差は意外と大きくて、冷たさがだいぶ違います。

また、他の商品より直径が太い=PCM素材の量が多いので、室内利用であれば2時間程度は冷たさを維持してくれます。

ただし、冷えるといっても24℃程度なので、猛暑の屋外などではほとんど効果を感じません。

 

おすすめポイント3:サイズはLがおすすめ

Genki Ice ネッククーラーにはXS、S、M、Lの4種類がありますが、女性が利用する場合でもLサイズがおすすめです。

小さいサイズだと首に圧迫感があること、サイズが大きい方が単純にPCM素材の量が多いので冷たい時間が長くなるからです。

35度を超えるような屋外では氷を利用したネッククーラーがおすすめ

屋外での野球観戦をする場合、Genki Ice ネッククーラーの維持温度24℃だと冷却効果はほとんど感じられず、持続時間も短くなります。

また、冷凍庫がない環境の場合、一度温まると復活させることができず、1時間もすると「ただの荷物」になります。

なので、私は屋外ではこちらの「アルファックス・ネッククーラー」を使っています。

 

おすすめポイント1:氷を入れれば冷たさが即復活する

「アルファックス・ネッククーラー」は、氷を入れれば簡単に冷たさが復活します。

Genki Ice ネッククーラーは一度ぬるくなると復活させるのに冷凍庫が必須ですが、「アルファックス・ネッククーラー」であればコンビニで氷を買って入れるだけで簡単に再利用可能です。

また、氷を入れるので冷たさも段違いです。

 

おすすめポイント2:折りたためば非常にコンパクトになる

「アルファックス・ネッククーラー」は、折りたたむと非常にコンパクトになるため、鞄などに入れておくことができます。

また、氷を入れる部分とカバーを分離できるため、洗濯や乾燥も簡単です。

ネッククーラーは汗や結露で結構汚れるので、洗濯のしやすさはとても重要。

サイズは「ふつうサイズ」と「ちいさめサイズ」がありますが、小柄な女性でもちいさめサイズ一択です。

 

おすすめポイント3:氷が首に残る、結露が気にならない

「アルファックス・ネッククーラー」は、布製のカーバーがあるので結露が気になりません。

このようなシリコンタイプのネッククーラーだと、結露で首の周りがビチョビチョになるので、屋外では使い物になりません。

 

また、「アルファックス・ネッククーラー」は、カバーより氷を入れる部分が短いため、氷が下に落ちてきません。

氷が解けてきても、首の部分に留まるので冷たさが持続します。

この写真を見ると、氷を入れるビニール部分のほうが短いのがよくわかると思います。

 

氷嚢型のネッククーラーには数種類あるのですが、氷を入れる部分が前方にある商品はお勧めできません。

こんなタイプのやつです。

実際に利用してみたのですが、写真のような「氷を前方から入れるタイプ」は、ネッククーラー全体に氷が入ります。

結果、水や氷が下のほうまで落ちてくるので、肝心の首の後ろを冷やすことができません。

また、ネッククーラー全体に氷が入るので、重量もかなり重くなります。

 

 

注意点1:持続時間はせいぜい1時間

「アルファックス・ネッククーラー」は特殊な保冷剤などを利用せず、ただの氷で冷やします。

このため、冷たさはせいぜい1時間程度しか持続しません。

なので、替えの氷を準備しておく必要があります。

私はコンビニで大サイズの氷(ロックアイス)を購入し、1/3程度をネッククーラーに入れ、残りを保冷バックに入れて持ち歩くことが多いです。

ぬるくなったらネッククーラーの水を捨てて、氷を入れなおすだけで冷たさが復活します。

 

注意点2:しっかり留めるためにはクリップなどが必須

「アルファックス・ネッククーラー」の固定は、カバーの穴に通すだけというシンプルな形態です。

この方法だと歩いているとすぐにずれてくるので、クリップで留めたほうが無難です。

この点はメーカーさんも改良して欲しいですね。

 

注意点3:水漏れ報告がある

私が持っている製品では問題ないのですが、ちょくちょく水漏れ報告があります。

まとめ:夏の暑さ対策グッズ「ハンディファン」「ネッククーラー」の使用感とおすすめポイント

ここ数年の酷暑で、屋外では熱中症対策を常に考えておく必要があります。

多くの人が持っているハンディファンは、「35度以上の環境では逆に熱中症のリスクが高くなる」と言われています。

また、PCM素材を利用したネッククーラーは、「あまり冷たくない&一度ぬるくなると荷物になる」という弱点があります。

 

色々と試した結果、私のおすすめは「アルファックス・ネッククーラー」です。

ちょっと詰めが甘い部分もある製品ですが、

  • 氷で直接冷やすため単純に温度が低い
  • 氷を入れればすぐに復活する⇒コンビニで氷を買えば何度でも利用できる
  • 氷が落ちてこないので首を直接冷やせる
  • 洗濯、感想が楽
  • 重量が軽くて首への負担が少ない

というメリットは非常に大きくて、夏場の野球観戦などでは非常に便利だと思います。

興味がある方、ぜひ試してみてください。

 

Recommend How to get a Ticket

コメントをどうぞ(名前にはニックネームを入力してください)

名前欄を入力し、「コメントを送信する」ボタンを押してください。