マツダスタジアムはオープンフィールド球場なので、デイゲームの場合は「日差し」が大きく観戦の環境に影響します。
ナイターの場合でも、夏場は19時位まで西日が当たるので、注意して座席を選ばないと日焼けで大変なことになります。
マツダスタジアムの日陰は、基本的に
- ホームベース側から外野センター側に
- 1塁側から3塁側へ
伸びていきます。
日陰になるかどうかは観戦時の快適性に大きく影響するので、ぜひこちらの情報を参考にしてください。
Contents
マツダスタジアム座席表PDF
こちらがマツダスタジアム座席表のPDFデータですが、最新の情報ではありません。
【マツダスタジアム内野座席表】
https://kurumicat.com/wp-content/uploads/zasekizu_naiya.pdf
【マツダスタジアム外野席表】
https://kurumicat.com/wp-content/uploads/zasekizu_gaiya.pdf
マツダスタジアムは座席改修を数回実施しているのですが、詳細な座席位置を記載した座席表は更新されていません。
特に、2025年にはカープパフォーマンスエリアの座席が改修され、以前より1列横に増えたようですが、この内容はPDFに反映していないので要注意です。
詳細は「こちら」のコメントを参照してください。
マツダスタジアムの基本的な日陰情報
マツダスタジアムはホームベース側が西側、1塁が南側、3塁が北向きに建設されています。
このため、マツダスタジアムの日陰は、午後になると
- ホームベース側から外野センター側に
- 1塁側から3塁側へ
伸びていきます。
まず、この基本情報を頭に入れておいてください。
デイゲーム開催時のマツダスタジアム日陰席
マツダスタジアムでカープの試合を観戦する際、「どこが日陰になるか」ついては、季節や時刻により大きく変わるので一概に言えません。
ですが、ある程度の傾向は事前に把握可能です。
まず、屋根下となる席は「正午時点では100%日陰」となります。
例えば、こちらの5月13日13:30頃の写真を見ると、日陰はほぼ屋根下+αということがわかります。
【5月13日13時30分】
なので、太陽が真上にある時間帯(正午ごろ)の日陰は、ほぼ屋根下と考えてOKです。
マツダスタジアムの屋根下になる席は、こちらにまとめてあります。

ですが、実際にマツダスタジアムで試合が開始されるのは、デイゲームで13:00~14:00、ナイターで18:00なので、正午頃の日陰情報にあまり意味はありません。
実際にマツダスタジアムで試合が開催される時間帯のことを考えると、
- ホームベース側、1塁側は夕方になるほど日陰が伸びる
- 外野側、3塁側は夕方になると日陰が少なくなる
という傾向を把握する必要があります。
例えば、こちらの5月13日15:30頃の写真を見ると、ホームベース側の日陰がグラウンド側に伸びているのがわかります。
【5月13日15時30分 】
同時刻の3塁側内野指定席A、ビジターパフォーマンス席の様子です。
ビジターパフォーマンス下の日陰は、徐々に外野寄りに移動しています。
【5月13日15時30分 】
同時刻のライト外野席を見ると、カープパフォーマンス下の影が後退し、日陰エリアが少なくなっているのがわかります。
このライト外野の日陰は夕方には完全に消滅します。
【5月13日15時30分 】
以上をまとめると、デイゲームの場合
- 正午(太陽が真上にある時間)は屋根下=日陰
- 夕方になるにつれ、「ホーム側から外野側へ」and「1塁側から3塁側へ」日陰が伸びる
- 夕方になるにつれ「ライト外野」、「3塁側内野指定A」の日陰は消滅する
- 夏至(6月20日頃)に近いほど日陰になる時刻は遅くなる
という傾向があります。
具体的には、デイゲームの場合
【ほぼ日陰で観戦できるエリア】
- SS・S席の20~32列以降
- 1塁側内野指定A席のR191~250番の20~32列以降
【時間の経過とともに日陰になるエリア】
- SS・S席の最前列~20列
- 1塁側内野指定A席の最前列~20列、R250~300番
- 3塁側内野指定AのL171~L250番
【時間の経過とともに日陰が消滅するエリア】
- ライト外野の屋根下エリア
- 3塁側内野指定Aの屋根下エリア
【直射日光が一日中当たるエリア】
- ライト、レフト外野席の屋根がないエリア
- カープパフォーマンス
- ビジターパフォーマンス
となります。
ナイター開催時のマツダスタジアム日陰席
ナイターは18:00から開催されることが多いのですが、夏至に近い時期はこの時刻でも強烈な日光がスタンドに差し込みます。
なので、最初に確認するのは「その日の日没時刻はいつか?」です。
広島市の日没時刻の目安はこんな感じです。
・04/01 18:30
・04/15 18:40
・05/01 18:55
・05/15 19:05
・06/01 19:15
・06/15 19:25
・07/01 19:25
・07/15 19:20
・08/01 19:10
・08/15 18:55
・09/01 18:35
・09/15 18:17
・10/01 17:55
当然、この日没時刻には太陽が地平線に沈むため、直射日光がスタンドに当たることはありません。
ほとんどのお席が日没の数十分前には日陰になるのですが、唯一カープパフォーマンス席だけは、日没ギリギリまで日差しが照り付けます。
2025年7月27日(日)の実際の日陰の様子を確認してきました。
この日の広島市の日没時刻は19:16となっています。
1塁側内野指定席ホーム寄り、2階コカ・コーラテラス
【7月27日(日)17時35分】
試合開始30分前、1塁側内野指定席ホーム寄り、2階コカ・コーラテラスは完全に日陰になっています。
ライト外野エリア
【7月27日(日)17時35分】
大型ビジョンによるスタメン発表直後の様子です。
この時間だと、外野席はカープパフォーマンスエリアの下がわずかに日陰になっているだけで、ほぼ全てのお席に強烈な日差しが当たります。
1塁側内野指定席Aも、外野寄りは結構日差しが当たるエリアがあります。
【7月27日(日)18時00分】
一般的なナイターの試合開始時刻です。
1塁側内野指定席Aがほぼ日陰になりますが、外野席はまだまだ直射日光が当たります。
【7月27日(日)18時13分】
試合開始から15分が経過しましたが、外野はまだ日向です。
でも、ここからは日陰のエリアがどんどん広がっていきます。
【7月27日(日)18時34分】
試合が始まってから約30分後の様子です。
ライト外野席は、下段のほうから日影が伸びていく様子がよくわかります。
【7月27日(日)18時40分】
やっとライト外野席が全て日陰になりました。
でも、カープパフォーマンス席はまだまだ強烈な西日が当たります。
【7月27日(日)19時02分】
19時を過ぎると、やっとカープパフォーマンス席も日陰になります。
この日の広島市の日没時刻は19:16なので、カープパフォーマンス席は日没の15分ほど前まで日差しが当たるみたいです。
7月末だと、ナイターでも試合開始後1時間は強烈な日差しへの対策が必要です。
レフト外野エリア
【7月27日(日)17時36分】
スタメン発表の後だと、レフト外野はポール寄り1/3程度が日陰になります。
テラス席も、ポール寄りなら早めに日陰になるので楽です。
【7月27日(日)18時00分】
グラウンドの影はどんどん伸びてくるのですが、レフト外野席の日陰エリアはあまり増えていません。
【7月27日(日)18時13分】
ポール寄りからの日陰エリアが伸びてきて、レフト外野の2/3程度が日陰になります。
この後、グラウンド側からの日影が伸びてきて、スタンドの下段から日陰になっていきます。
【7月27日(日)18時34分】
この時間でも、レフト外野のバックスクリーン寄りは日が当たります。
テラス席エリアはこの時間でほぼ日陰になっています。
【7月27日(日)18時44分】
やっとレフト外野のバックスクリーン寄りも日陰になります。
ただし、一部エリアは建物の隙間から入り込んだ日差しが微妙に当たります。
ビジターパフォーマンスエリア
【7月27日(日)17時36分】
ビジターパフォーマンスエリアは、一番ホーム寄りのエリア(3塁側パフォーマンス)が日陰になっていますが、2/3以上に直射日光が当たっています。
また、3塁側内野指定Aエリアは、日が当たる席と日陰の席が混在しています。
【7月27日(日)18時00分】
試合開始時点で、ビジターパフォーマンスエリアのホーム寄り半分くらいは日陰になるんですね。
19時まで灼熱地獄のカープパフォーマンスとは対照的です。
また、3塁側内野指定席Aは日が当たる部分が30分前より増えています。
【7月27日(日)18時14分】
ビジターパフォーマンスエリアの外野よりに一部日が当たりますが、ほぼ全体が日陰になっています。
3塁側内野指定Aは、ポール寄りのエリアでまだ日が当たります。
【7月27日(日)18時45分】
この時間になると、完全に3塁側は日陰になります。
以上が、2025年7月27日(日)マツダスタジアムの日陰エリアの様子です。
この時期、太陽は1塁側に向かって沈むので、基本的に日陰は1塁側から3塁側に伸びていきます。
なので、かなり早い時間から1塁側のお席は日陰になって快適です。
3塁側はなかなか日陰にならないのですが、意外とビジターパフォーマンスエリアは18時30分頃に日陰になります。
半面、日没まで強烈な西日が当たり続けるのがカープパフォーマンス席です。
やっぱり、このエリアは色々な意味で気合が入っていないと座ったらダメですね。
太陽の動きは季節によって異なりますが、7月末時点での情報として、参考にしてください。
まとめ:マツダスタジアムで快適に観戦できる日陰になる座席情報まとめ!
マツダスタジアムは美しいオープンフィールドの球場ですが、特に6月~9月までは観戦中の日差しに注意が必要です。
幸い、限られたエリアですがマツダスタジアムには屋根下となる座席があります。
また、早い時間に日陰になる座席もあるので、特に夏場の試合は事前にお席の情報をチェックしておきましょう。


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