2020年NHK杯フィギュアのアンケート結果をまとめてみました。
アンケート自体が久しぶりなので、色々と思い出しながら集計してたら、どえらい時間がかかってしました。
集計していて気づいたのですが、今回は設問を失敗してます。
まず1点目は、チケプラのプレミアム会員について聞き忘れてました。
チケプラは加入した期間により、ブロンズ、シルバー、ゴールドとランクがUPし、リセール販売の当選確率が上がると記載があります。
はたして、リセールだけではなく抽選販売でも効果があるのか確認しようと思ってたのですが、すっかり忘れてました。
あと、一番大きなやらかしは、複数当選した時の回答を「複数当選した!」しか準備してなかったことです。
これまで、NHK杯フィギュアのチケットが複数当選するなんてほぼなかったので、今回もそのつもりで設問しました。
ですが、結果は複数当選が20%ちかくあるという状況!!!
複数当選した時の選択肢を「複数当選した」しか設定してなかったので、どの日程が当選したのかアンケート結果からは判定できません。
せっかくご協力いただいたのにごめんなさい。
Contents
2020年NHK杯フィギュアアンケート結果
アンケートには418件の回答をいただきましたが、抽選販売に申し込んだのはそのうち386件です。
このため、集計対象はこの386件となります。
1.当選確率
まずは、2020年NHK杯の当選確率を集計してみます。
(1)少なくとも1公演が当選した確率
1公演当選が70.2%、複数公演当選が18.9%なので、合計約89.1%もの人がいずれかの公演が当選しています。
昨年のNHK杯1次は39.6%なのでえらい違いです。
まあ、出場メンバーが違いすぎますからね、当初の予想どおりです。
2.地区別当選確率
次に居住地別の当選確率を集計してみました。
ただし、地域を細かく分けるとサンプル数が少なすぎるので、東日本、近畿(会場地元)、西日本という区別で集計してみました。
3地区に分けると、地元近畿地区の当選確率が高くなっています。
でも、これは地元枠というよりは、近畿地区の人は会場へのアクセスがいいので競争率の低い金曜日、日曜日の応募が多かったためと考えられます。
なので、例年通りフィギュアスケートについては居住地による制限はないと考えてOKです。
3.年齢・性別当選確率
次に、年齢、性別の当選確率を集計してみます。
けっこう数値がばらけてますが、サンプル数が少ない事、他の要因の影響が大きそうなことから、年齢と性別については何ともです。
フィギュアスケートの場合、過去のアンケートでも年齢や性別は当選確率に関係ないことが多いので、今回も同じかなと思います。
4.申込日別当選確率
申込日別当選確率を集計してみました。
抽選方式の申し込みの場合、期間内であればいつ応募しても当選確率は変わりません。
ですが、今回はチケプラのシステムと注意事項がダメダメで、途中でしれっと注意事項が書き換わったりいてます。
しかも、一度申し込んだ内容はキャンセルや変更ができないので、初日に申し込んだ人はとばっちりを受けたケースもあります。
多分、それが影響して初日の当選確率が低くなっているのではと予想されます。
5.申込枠数別当選確率
第1希望のみの単願が有利なのか、第3希望まで全て申し込んだ方が有利なのかを調べてみます。
これははっきりした数字が出ましたね!
今回のNHK杯については、単願だから有利ということはありません。
単純に、第3希望までめいっぱい利用したほうが断然有利です。
6.同日に複数申し込んだ場合の当選確率
今回のNHK杯フィギュアは、第3希望までめいっぱい申し込んだ方が有利でした。
次に気になるのは、同じ日に複数申し込んでもOKなのかという点です。
たとえば、一番人気の11月28日(土)フリーの日に、
- 第1希望:アリーナSS
- 第2希望:アリーナS
- 第3希望:スタンドSS
みたいに申し込んでもOKだったのでしょうか?
結論から言うと、同日に複数枠を利用して申し込んでも問題なく当選します。
実際、私もその方法でアリーナSS当選したし。
そして、「同日に複数枠を利用」した方が、実は当選確率が段違いに有利になります。
一番人気の11月28日(土)フリーに、何枠利用したかで当選確率が変わるかを集計してみました。
3枠利用が87.1%、1枠利用が12.6%なので、圧倒的に「11月28日(土)フリーに第1希望から第3希望まで全て利用する」のが有利ってわかります。
2020年NHK杯フィギュアアンケートの当選確率について
次に、ちょっと詳しくアンケート内容を集計してみます。
ここからは、「どこか1公演だけが当選した」ケース359件を対象に集計しています。
1.1枚申し込み、2枚申し込みどちらが有利?
今回のNHK杯フィギュアは、1枚申し込みと2枚申し込みが可能でした。
それぞれの当選確率を比較してみます。
フィギュアの場合、お一人様観戦が圧倒的に多くなります。
ペア観戦は少数派になるので、2枚ペアのほうが当選しやすいイメージがありましたが、結果はほぼ同数です。
なので、あまり考えずに欲しい枚数で申し込めばOKですね。
2.席種や希望順位によって当選確率は変わる?
そして、今回のアンケートの一番重要なポイントとなる、「席種や希望順位によって当選確率は変わるのか?」という点について調べてみます。
まず、こちらの表を確認してみてください。
日程、希望順位別の当選確率を計算しています。
申込数の多さは人気の高さに比例するので、人気は「11月28(土)>11月27日(金)>11月29日(日)」ってことが分かります。
土曜日を第1希望にした人は176人もいるのに、日曜日のエキシビジョンを第1希望でいれた人は、たったの13人しかいません。
また、それぞれの日程の当選確率は、
- 11月27日(金)SP:30.7%
- 11月28日(土)FS:22.1%
- 11月29日(日)EX:44.1%
と圧倒的に11月29日のエキシビジョンが取りやすいってことが分かります。
あと、第3希望でも意外と当選確率が高いってのもポイント。
次に、この表を席種別に詳しく集計してみます。
これ、作るのにかなり気合が必要だったので、よく見てください。※タップすると拡大されます。
まずは3日間のトータル集計分です。
359人の人が、3日間で第1希望~第3希望までトータルすると、970枠に申し込んでいるってことになります。
この表だと、人気のある29日(土)とその他の日程の数字が混ざってしまうので、傾向がよくわかりません。
なので、次に日程別に同じ集計表を作ってみます。
やっぱり、11月28日(土)が人気で、多くの人が第1希望を11月28日(土)にしているのが分かります。
そして、この日は基本的に希望順位が上のほうが当選確率が高くなってます。
半面、第3希望だから確率0ではなく、ポロポロと第3希望でも引っかかっているのが分かります。
もっと掘り下げれば面白い点があるかもしれませんが、ちょっと余裕がないので今回はここまで。
この表と見比べて、自分の申し込み傾向がどうだったのか皆さん考えてみてください。
もちろん、気づいた点があればぜひ教えてください!
まとめ:2020年NHK杯フィギュアのチケット一次抽選販売アンケート結果まとめ!
2020年NHK杯フィギュアのチケット1次抽選アンケートについて集計してみました。
ポイントをまとめてみると
- 居住地、年齢、性別、申込日による当選確率の差はない
- 1枚申し込みと2枚申し込みに明確な差はない
- 人気は11月28日(土)>27日(金)>29日(日)の順番
- 単願は意味がないので第3希望までめいっぱい利用する
- 11月28日(土)のチケットが欲しい場合は、第1~第3希望まで全て突っ込むのが正解
- 第1希望のほうが当選確率が高いが、第3希望でも当たらないことはない
こんな感じです。
私は、
- 第1希望:11月28日(土)フリー:アリーナSS×2枚
- 第2希望:11月28日(土)フリー:スタンドSSペア
- 第3希望:11月28日(土)フリー:スタンドSS×2枚
で申し込んで、第1希望のアリーナSS×2枚が当選しました。
アンケートの結果をみると、ど正解の申し込み方法をしてたっぽいです。
という訳で、NHK杯フィギュアスケート1次抽選販売のアンケートについてまとめてみました。
今回は久しぶりの集計ってこともあって、かなり時間がかかりました。
今後も続けられるかはわかりませんが、アンケートの回答数がある程度集まれば頑張ってみます。
という訳で、ご意見やご指摘があればお気軽にお寄せください。
最後になりましたが、アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
Figure Skating How to get a Ticket
第3希望と書いてありますが今回は全てが第1希望として抽選されたのではないのでしょうか?
そういう話がちらほらありましたがいかがでしょうか?
今回の抽選販売は、チケプラのシステムがしょぼくて、チケット申し込みが全て「第1希望」と表示されていました。
「今回は全てが第1希望として抽選された」については、意味がよくわかりません、ごめんなさい。