混雑してチケット販売サイトに繋がらない時は「スーパーリロード」と「キャッシュの削除」を利用してみよう!

チケットの発売時刻に何度チャレンジしても、「混雑していて繋がりません!」って表示されるのはよくある話。

そんな時は再接続を試すのですが、皆さんどんな感じで端末を操作してますか?

 

混雑メッセージが表示された時は、ブラウザの更新ボタンを押して、画面を再読み込みする方法が一般的だと思います。

この方法は「リロード」と呼ばれていて、Windows用ChromeやIEでは「F5」キーを押すことでリロードすることができます。

 

ですが、この「リロード」には2種類あるんです。

1つが普通の「リロード」、もう一つが「Super reload(スーパーリロード)」と呼ばれているもので、チケットを取る場合は、「スーパーリロード」が有利と言われています。

今回は、スーパーリロードについてまとめてみます。

 

なお、今回は「わかりやすさ」を重視しているので、厳密にいうと違う点が結構あります。

あらかじめご了承ください。

キャッシュって何?

リロードとスーパーリロードの違いを理解するためには、パソコンやスマートフォンがWEBサイトのページをどうやって読み込んでいるかを理解する必要があります。

 

通常、WEBサイトを閲覧する場合はこんな感じで処理されます。

【初めて見るWEBサイトの場合】

  1. 表示したいWEBサイトから画像、文字などのデータをダウンロードする。
  2. ダウンロードしたデータを元に、WEBサイトを表示する。
  3. 同時に、ダウンロードしたデータを端末内にコピーして保管する

(3)の手順で端末内にコピーされるデータを「キャッシュ」といいます。

そして、同じWEBサイトを再度閲覧する場合は、ネットからダウンロードするのではなく、キャッシュにコピーされているデータが利用されます。

 

2回目以降にキャッシュが利用される理由はいろいろあるのですが、「表示速度の向上とネットワーク負荷の軽減」が大きな目的の一つです。

ネット経由でデータをダウンロードするより、端末内のデータを利用するほうが速度も速いし、ネットを利用しないので通信量も節約できます。

どうせ同じ画像や文字データを表示させるなら、端末にコピーしたデータ利用したほうが効率的だよねって考え方です。

 

なので、WEBサイトをブラウザで表示させる場合、最初の1回目と2回目以降では、データの出所が違います。

  • 1回目:ネット経由でWEBサーバーからデータをダウンロードして利用する
  • 2回目以降:端末に保存してあるキャッシュを利用する

表示速度が向上して、通信料も節約できる「キャッシュ」はいいことづくめな気がしますが、残念ながら弱点があります。

特に、チケット購入手続きの場合、致命的な問題が発生することがあるんですね。

チケット購入時にキャッシュが悪さをする

チケットを販売するページは、発売時刻になるとページが切り替わって購入手続きを進めることが可能になります。

なので、「発売時刻を境に表示されるページが変わる」という特徴があります。

また、購入手続きをする時「混雑しています」表示が出ることがよくあります。

この「発売時刻を境に表示されるページが変わる」という仕様や、「混雑しています」という表示は、キャッシュと相性が悪いんです。

 

WEBサイトが表示される仕組みをもう一度振り返ってみます。

  • 1回目:ネット経由でWEBサーバーからデータをダウンロードして利用する
  • 2回目以降:端末に保存してあるキャッシュを利用する

 

とあるチケットを購入したい場合、発売時刻前に1度でも販売ページにアクセス歴があると、端末には「チケット発売前の画面情報」がキャッシュされます。

発売時刻ちょうどにアクセスした時、もしキャッシュにある情報を優先的に表示してしまうと、「発売時刻を過ぎているのに端末内のチケット発売前の画面が表示される」という最悪のケースがありえます。

1秒を争う先着販売でこれが発生すると、その時点で試合終了です。

 

また、購入手続きの途中で「混雑しています」表示になると、そのデータがキャッシュに保存されてしまい、2回目以降は何度再読み込みしても「混雑しています」表示になってしまうことがあるんです。

こうなると、何回再読み込み(リロード)しても、キャッシュのデータを読み込んでいる限りエラーとなります。

パソコンでのスーパーリロードの使い方

そこで登場するのがスーパーリロードです。

スーパーリロードは、「キャッシュのデータを利用せず、ネット経由で最新のデータを取得してね」っていう命令です。

なので、チケット購入時のリロードは、通常のリロードではなく「スーパーリロード」を使った方が接続できる確率が上がります。

 

スーパーリロードの使い方は、使っている機種やブラウザによって変わります。

パソコンの場合、スーパーリロードはショートカットキーを押すだけで簡単に利用できます。

Windows

Mac

Windowsパソコンの場合、通常のリロードがF5キーです。

F5キーを押すときに合わせてctrキーを押すだけでスーパーリロードになるので手間がかかりません。

ですので、Windowsパソコンを利用する場合は、スーパーリロードを使うようにしましょう。

スマートフォンでのスーパーリロードの使い方

問題は、スマートフォンでのスーパーリロードの使い方です。

結論から言うと、スマートフォンには「スーパーリロード」がないので、手動で端末内のキャッシュを削除するしか方法がありません。

これは、ブラウザやシステムの設定画面から何回も階層をたどる必要があるため、すごく手間がかかります。

 

パソコンみたいにショートカットキーを押すだけでOKではないので、スマートフォンでのキャッシュの削除は、「発売時刻直前」に1回、あとは通常のリロードを使うほうがいいと思います。

通常のリロードでは何か変、スーパーリロードを使った方がいいと判断した時だけキャッシュの削除をおすすめします。

Android(Chrome)

バージョンによって多少変わりますが、基本はこの操作方法でキャッシュ削除可能です。

1.Chromeの右上「・・・」マークをタップする

 

 

2.「設定」をタップします

 

 

3.「プライバシー」をタップします

 

 

4.「閲覧履歴データを削除する」をタップします

 

 

5.「閲覧履歴」と「キャッシュされた画像とファイル」を選択し、「データを消去」をタップします。

iPhone(Safari)

1.設定から「Safari」をタップします。

 

 

3.「履歴とWEBサイトデータを消去」をタップします。

 

 

4.「履歴とデータを消去」をタップします。

まとめ:チケット発売時刻の混雑時に繋がる方法「スーパーリロード」

チケットの発売時刻は混雑するので、スムーズにチケット購入できるケースはまれです。

「混雑していて繋がりません!」って表示が何度も表示されて、なかなか次の画面に進みません。

 

そんな時は再接続「リロード」を試すのですが、通常のリロードでは端末内のキャッシュを利用してしまうため、何度リロードしても画面が進まないことがあります。

こんな場合は、スーパーリロードを試してみるがおすすめです。

 

また、チケット購入手続き中は、常に現在接続中のURLをチェックする癖をつけてください。

もし、「http://sorry.pia.jp/nt2/pia/punk.html」みたいなアドレスだったら、何回リロードしても無駄なので、その画面は破棄してやり直しましょう。

 

そして、地味に大切なのが「チケット発売時刻前に一度キャッシュを削除しておく」ことです。

特にチケットぴあでチャレンジする場合は有効で、発売開始時刻前に1度キャッシュの削除をしておかないと、「発売時刻になってるに発売前の画面がずっと表示される」なんてことがありえます。

 

たくさんある「チケット取るための基本知識の中の1つ」として、ぜひ知っておいてください。

How to get a Ticket

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7 COMMENTS

きょちゃん

はじめまして。
例えばネットで商品を購入したい時、最後の購入確定になる前にサーバーダウンした場合はリロードが良いのかスーパーリロードが良いのか教えて下さい。スマホ使用の場合です。

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くるみっこ

ご指摘ありがとうございます。

一部スペルミスがありましたので、[sasari]⇒[safari]に修正しました。

返信する
ぱになろ

ありがとうございます!iPhoneのスーパーリロードで無事つながってチケット予約できました!!感謝です〜(T . T)

返信する
くるみっこ

チケット取れて良かったですね!
iPhoneのスーパーリロードはちょっとめんどくさいのが弱点です。

返信する

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