JGC修行の2日目です。
初日の最終フライトは、那覇空港着が22時25分。
空港からホテルまで約30分なので、お風呂入ったりしたら日付が変わりました。
修行2日目のフライト予定は、この4レグです。
朝イチのフライトは7時10分ですが、那覇空港のチェックインカウンターは6時からオープンなので、ファーストクラスへのアップグレード目的で早めに行こうと思います。
ゆいレールの始発に乗ると、那覇空港に6時15分頃に到着なので、この電車をセレクト。
という訳で、ゆいレールの始発に乗れるよう、ホテルを朝5時50分頃出る事にします。
睡眠時間は5時間も取れなさそう。
Contents
那覇空港のファーストクラス専用チェックインカウンターで手続き
早朝の那覇空港チェックインカウンターに、半分寝ぼけながら到着。
今日のフライトは、第3レグがファーストクラス利用なので、チェックインカウンターもファーストクラス専用を利用できます。
最初に、今日のフライトでファーストクラスへのアップグレードができそうな便があるか確認すると、第2レグの「羽田⇒那覇」便で空きがあるとのこと!
早速、クラスJとの差額7,000円をお支払いして、ファーストクラスへアップグレードします。
その後、本日のチケット4枚をすべて発券してもらい、チェックイン手続き、乗り継ぎの情報付与もお願いしました。
発券したチケット4枚がこちら。
あらら。
第2レグの「羽田⇒那覇」と、第3レグの「那覇⇒羽田」のお席が「ファーストクラス02H」で同じです。
まあいいかと思ったのですが、これがあとで恥ずかしい思いをする原因になります。
保安検査場特別通過証の発行
手続きの最後に、「国内線保安検査場特別通過証」というチケットを2枚渡されました。
1つが利用者用、1つが係員用みたい。
この、「国内船保安検査場特別通過証」はとても重要なチケットになるのですが、詳しく解説しているブログが少ないんですよね。
保安検査場特別通過証とは
保安検査場特別通過証とは、保安検査でエラーがでても素通りできる通過証です。
券面に印字されている「〇〇様のお見送り」という表現を見る限り、本来は見送り客用に発行する通行証っぽい。
普通に飛行機に乗る場合は、まず「保安検査場特別通過証」のお世話になることはありません。
ですが、JGC修行をする時には、基礎知識として知っておく必要があります。
同一空港を複数回出発すると保安検査場でエラーが発生する?
JALのシステム上、「同一日に同一空港を複数出発するチェックイン済みチケット」を持っていると、保安検査場でエラーが発生する場合があります。
エラーが発生すると、保安検査場特別通過証を持っていないと保安区域内に入れない=飛行機に乗れないということになります。
例えば、
- 那覇⇒羽田
- 羽田⇒那覇
- 那覇⇒羽田
という行程を1日でフライトする場合、第1レグと第3レグで那覇空港を2回利用することになります。
どうも、JALのシステム上では第1レグと第3レグの区別がつかないようで、第1レグの保安検査通過時に「この人が乗ろうとしているのは第1レグ?第3レグ???」と混乱、結果的にエラーが出るようです。
そして、エラーが発生すると、保安検査場の担当者は絶対に検査を通過させてくれません。
結果的に、チェックインカウンターまで戻って
- 「保安検査場特別通過証」を発行する
- 2回目以降のチェックインを取り消す
どちらかの処理をする必要があります。
これ、混雑していると大幅に時間をロスするので、下手すると乗り遅れにつながります。
ちなみに、第3レグの保安検査場でエラーが発生することはありません。
既に第1レグは処理済みなので、システム上迷うことがないからだと思われます。
ただし、システム改修されて2020年はエラーが出ない(はず)
「同一日に同一空港を複数回利用」すると発生するエラーですが、2020年7月時点では対策されているようです。
ですが、空港としては万が一のエラー発生時に備えて、あらかじめ保安検査場特別通過証を発行している模様。
今回の修行では、毎回何も言ってないのに保安検査場特別通過証を発行してくれました。
どうも、保安検査場特別通過証は自動的に出力されるようで、受付のお姉さんが気を利かせて発行しているわけではないようです。
という訳で、現在ではエラーが出る可能性が低いものの、修行する場合は「保安検査場特別通過証」の効果と発行される理由くらいは押さえておきましょう。
昨日2回やられた搭乗口でのエラー原因を聞いてみる
チェックインカウンターで一通りの手続きが終わったので、昨日の第3レグ、第4レグで発生した搭乗口でのエラーについて原因を聞いてみます。
教えてもらった内容を整理するとこんな感じ
保安検査場で発行される「搭乗案内」は大切な意味を持っている
保安検査場で発行される搭乗案内には、実は「保安検査場を通過したよ!」という大切な意味があるそうです。
例えば、「福岡⇒羽田⇒那覇」と乗り継ぎフライトする場合を考えます。
(1)正しい乗り継ぎ処理がされている場合
福岡空港で保安検査を通過した時「福岡⇒羽田」と「羽田⇒那覇」の搭乗案内が続けて出力されます。
この場合、「羽田⇒那覇」の搭乗案内が出力されているので、空港で保安検査場を通過する必要がありません。
(2)乗り継ぎ処理ができていない場合
福岡空港で保安検査場を通過した時「福岡⇒羽田」の搭乗案内しか出力されません。
この場合、「羽田⇒那覇」の搭乗案内が出力されていない=羽田空港で保安検査場を通過したという記録がないので、搭乗口でエラーが出る。
ということらしいのです。
搭乗口でのエラーを防ぐためには、空港の乗り継ぎカウンターで該当する搭乗案内を発行してもらえばOKとか。
なので、乗り継ぎする場合、保安検査場を通過するときに発行される「搭乗案内」をよく確認して、レシートに発行されていない区間がある場合は、乗り継ぎカウンターで手続きをする必要があります。
那覇空港のファーストクラス優先保安検査とダイヤモンド・プレミア専用ラウンジ
ダイヤモンド・プレミア専用保安検査場
ファーストクラス専用チェックインカウンターでの手続きが終わったので、保安検査場に向かいます。
今日は第2レグ、第3レグでファーストクラスを利用するので、ダイヤモンド・プレミア専用保安検査場が使えます。
専用レーンだけあって、誰も並んでいなので、超スムーズ。
今日は那覇空港を2回出発するスケジュールなので、保安検査場でエラーが出る可能性があります。
ドキドキしながらチケットをかざすと・・・何のエラーもなく通過可能!
JALのシステムが改修されたおかげか、別切りチケットだからかは不明ですが、とりあえずは一安心。
ただし、出力された搭乗案内は「那覇⇒羽田」の1枚のみ。
ということは、このまま第2レグの飛行機に乗ろうとすると、昨日と同じエラーが出ると思われます。
ダイヤモンド・プレミア専用ラウンジ
ダイヤモンド・プレミア専用保安検査場を抜けると、すぐにラウンジの受付があります。
これは便利!
ファーストクラスのチケットをかざし、ダイヤモンド・プレミア専用ラウンジへ向かいます。
ビール、ソフトドリンク、コーヒーなどを自由に飲むことができます。
パンとおにぎりも置いてありました。
那覇空港の場合、クレジットカード会社のラウンジは保安検査の前&無茶苦茶離れたところにあるので超不便です。
保安区域内で利用できるのは、サクララウンジ、ダイヤモンド・プレミア専用ラウンジのみなので、ここが利用できるかできないかは大きな差です。
電源もほとんどのテーブルに設置されているので便利!
羽田空港での乗り継ぎ手続きと、ダイヤモンド・プレミア専用ラウンジ
本日の第1レグ「那覇⇒羽田・クラスJ」で羽田空港に到着した後、搭乗案内を発行してもらうために乗り継ぎカウンターに向かいます。
乗り継ぎカウンターで「搭乗案内を発行してください」というと、10秒ほどで搭乗案内のレシートを発行してくれました。
これで、搭乗時のエラーは出なくなるはず。
その後、羽田空港のダイヤモンド・プレミア専用ラウンジで第2レグの出発時刻まで時間をつぶします。
羽田空港のダイヤモンド・プレミア専用ラウンジは、那覇空港と違って飛行機がよく見えるところにあります。
それにしてもガラガラ。
広いスペースに、10人ほどしかお客さんがいません。
こちらも、ビール、ソフトドリンク、コーヒーを自由に飲めます。
おにぎりがあったけど、人気ですぐに売り切れます。
補充が遅いので、運が悪いと食べられないかも。
試しに、お隣のサクララウンジものぞいてみました。
間取りなどは、ダイヤモンド・プレミア専用ラウンジと大きな差はありません。
ですが、おにぎりが置いていないのと、ビールサーバーがかなりボロい。
サクララウンジもかなり空いていて、快適に過ごせました。
ただし、普段はサクララウンジの方が混雑することが多いようです。
第2レグ:羽田⇒那覇便でファーストクラスを利用
第2レグの羽田⇒那覇便は、ファーストクラス利用です。
那覇空港のカウンターで当日アップグレードしたやつね!
昨日は2回連続でエラーが出たのでドキドキしたのですが、今日は無事にエラーなく搭乗できました。
乗り継ぎカウンターで搭乗案内を発行したのが良かったぽいです。
教えてくれた那覇空港のお姉さんありがとう。
今回のお席はファーストクラスの02H、お隣は30歳くらいのお兄さんで、パソコンでお仕事っぽいことをしてました。
わたしもThinkPadを出してブログの記事を書きます。
こんな時、ThinkPadのトラックポイントはほんとに便利です。
マウスがなくても、そこそこの効率で作業ができます!
あまり理解されないけど。
今回も、CAさんには至れり尽くせりの対応をしてもらえました。
最初に挨拶に来てくれるのはもちろん、新聞はいかがですか?お飲みのはいかがですか?お食事はいかがですか?おつまみはいかがですか?食後のコーヒーはいかがですか?と、すごく気を使ってくれます。
しかも毎回名前を呼んでくれます。
ごはん食べたり、お酒飲んだり、PCでブログ書いたりとしていると、あっという間に那覇空港に近づきます。
ベルト着用サインが出るちょっと前に、CAさんが来て、「お帰りの便もお待ちしております!」と声掛けしてくれました。
「お帰り??もしかして次の便で羽田に戻ること言ってる???」と思ったのですが、お隣のお兄さんなど数人に同じ声掛けをしているので、「沖縄での滞在後に羽田に帰る便のこと」に違いないと判断、にこやかに飛行機を後にします。
第3レグ:那覇⇒羽田便でもファーストクラスを利用
那覇空港に到着後、乗り継ぎカウンターで搭乗案内を発行してもらいます。
次の飛行機の時間までダイヤモンド・プレミア専用ラウンジで時間をつぶした後、出発時間が近づいたので搭乗口へ向かいます。
出発の15分前にラウンジを出たのですが、なんか場内放送で呼ばれてる(汗
どうも、わたくし以外の人は全員乗り込んで、あとは1人だけとか。
出発10分前までに搭乗手続き済ませてくださいのはずなのに(汗
小走りで搭乗口まで向かい、飛行機に乗り込みました。
ちなみに、今回も搭乗口でのエラーなし!
今回の便もファーストクラス利用なのですが、お席が第2レグと全く同じファーストクラス02Hです。
急いで席につくと、なんとお隣のお兄さんがさっきと同じ人。
目が合ったけど気まずい(汗
で、周りを見ると、何人か見たことある人がいる。
どうも、14席あるファーストクラスのうち、6~7席は先ほどの便で羽田から来た人=修行僧みたい。
女性も数人いる。
先ほどの便でCAさんが「お帰りの便もお待ちしております!」と声掛けしていたのは、全員修行僧であることが判明しました。
そして、なんとCAさんもさっきの便と同じです。
わお。
とても気まずい2時間半のフライトとなりました。
個人的に、今回の修行でつらかったベスト3に入るかも。
第4レグ:本日の最終フライト羽田⇒那覇便
第3レグで精神的にだいぶ削られたせいもあり、ぐったりして羽田空港に到着。
今日の那覇便は最終便ではなく、17:10発の便なので、乗り継ぎ時間が25分とギリギリです。
忘れずに乗り継ぎカウンターで搭乗案内を発行してもらった後、ダイヤモンド・プレミア専用ラウンジでちょっとだけ休憩、すぐに次の便の搭乗口へ向かいます。
今回も搭乗口でのエラーはナシ。
ちゃんと乗り継ぎカウンターで搭乗案内を発行してもらえば、エラーが出ないことが確定したかな。
最後の便はクラスJなので、ファーストクラスみたいにCAさんのこと気にする必要がありません。
やっぱりこちらの方が気楽。
もうファーストクラスへのランクアップはしなくていいかな~。
昨日と同様、最終便はさすがに疲れたのでPCをほとんど触らず。
長い長い2時間半のフライトを経て、那覇空港へ到着しました。
今日の到着は19時50分なので、だいぶ楽。
ホテルでお風呂入っても20時前だったので、利用するならこの時間の便かな~。
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自分も今年JGCになりました。
元々、修行に興味がなく毎年クリスタル止まりだったけど、2月に海外に行ったfopが2倍になり3万超え。
さらに6月の沖縄も2倍&クリスタル特典の1.5倍で往復でfop9000でした。
流石にあと一回6月中に沖縄行くだけでJGCなので取ってしまいました。。
正直、お金と時間を無駄に使ってまで取る程のメリットは少ないですよ。
そのお金を国際線のプレエコやビジネスに使った方が快適です。
でも、一回でも修行してしまったので自分も同類です笑
頑張って下さい。
FOP2倍のいい時期に利用されてますね!
JGC修行はコストパフォーマンスのこと考えたらだめです(笑
早く海外旅行に行ける環境になればいいのになと思ってます。
コストパフォーマンスを考えてはダメ。
そうですね笑
自分もJALラブなのでなんとなく分かります。
来年には行ける事を祈りましょう!