2026年6月 北海道・礼文島へ行ってきた 1日目

2026年6月、北海道の離島「礼文島」に3泊4日で行ってきました。

礼文島は「花の浮島」と呼ばれるほど高山植物が豊富な島で、300種類以上の珍しいお花が咲きます。

以前からずっと行きたかった礼文島ですが、観光情報が非常に少なく、事前プランの作成に大変苦労しました。

ぜひ皆さんにも一度は行って欲しいと思うので、情報提供の意味もこめて礼文島の情報をまとめます。

羽田空港から稚内へ

【礼文島へのアクセス】

礼文島までの交通手段は、東京発の場合、

  • 羽田空港⇒稚内空港⇒フェリーで礼文島
  • 羽田空港⇒千歳空港⇒利尻空港⇒フェリーで礼文島

という2つのルートがあります。

一般的には「羽田空港⇒稚内空港⇒フェリーで礼文島」というルートを選択することが多く、私もこちらを選びました。

利尻空港経由の場合、利尻空港を発着する便に欠航や遅延が多いため、旅行行程が不安定になります。

ガイドさんも「私は稚内空港の利用を強くお勧めします」と言っていたので、礼文島に行くには稚内経由が基本です。

ただし、羽田⇒稚内便は1日2便しかなく、機材も小さめなので、早めに航空チケットの確保をしておいたほうが無難です。

私は1月10日に宿の確保ができた後、すぐにUAマイルを使って航空チケットを確保したので、交通費は格安(というか7,000マイル+空港使用料のみ)でした。

 

【羽田空港~稚内空港】

2026年6月に私が搭乗したのは10:55発のANA571便です。

ANAは2026年5月19日(火)にシステムを更新した影響で、トラブルが頻発しています。

特に予約が重複する「ダブルブッキング」が多発し問題となっていたのですが、私の搭乗する便では特になかった様子。

 

 

30分ほどの遅延で、無事に稚内空港へ到着しました。

それにしても、最近のANAは遅延が多いですね。

 

 

稚内空港内にはアザラシ?のぬいぐるみが各所に置いてありました。

なんだろ?と思っていると、稚内の観光キャラクター「出汁之介」とのこと。

読みは「でじるのすけ」ではなく、「だしのすけ」です。

 

 

稚内空港は小さな空港で、ターンテーブルは1つしかありません。

しかも、出てくるのが遅い。

 

【稚内空港連絡バス】

私はSFCなので、荷物は早めに出てきます。

荷物を回収した後、急いで稚内フェリーターミナルに向かうバスに乗り込みます。

荷物が早く出てくると、早くバスに乗れるので椅子に座れる確率も高くなります。

 

 

稚内空港から稚内フェリーターミナルまでは、30分くらいかかります。

料金は800円で、現金またはPayPay支払いのみ。

PayPayはバーコードが運転手の横にしかないので、支払いにすごく時間がかかります。

車内の色々なところにバーコードを置いておけば、事前に支払い準備ができてスムーズになるのにね。

稚内フェリーターミナル~礼文島

【稚内フェリーターミナル】

バスに乗ること約30分、稚内フェリーターミナルに到着しました。

稚内フェリーターミナルは2008年に供用開始されたばかりなので、まだ新しくてキレイです。

 

 

向かい側の「稚内国際フェリーターミナル」も2008年に完成していますが、サハリン便が2019年から休止されているので、現在は使われていません。

完成年は同じなのに、使われていないため施設の痛みが大きいです。

 

 

2026年6月4日(木)の最高気温は14度でした。

風も強いので、軽めの防寒着は必須です。

 

 

フェリーの乗船券売り場はそこまで混雑していません。

WEBで事前に購入する人が多いためと思われます。

私も事前にWEBで購入済み。

 

 

稚内の観光ガイドツアーのチラシがありました。

今回は利用しませんが、次に稚内に来る時はお願いしてもいいですね。

 

 

フェリーターミナル内にあるショップです。

礼文島は飲み物やお菓子を購入できるお店が少ないので、ここで事前に購入しておきましょう。

 

 

実はこのショップが穴場で、利尻島や礼文島のお土産が置いてあります。

また、稚内周辺だけでなく、北海道全体のお土産も取り扱っています。

礼文島はお店がしょぼいので、帰りにこのショップでお土産を購入するのがおすすめです。

 

【フェリー「サイプリア宗谷」】

今回乗船する「サイプリア宗谷」です。

サイプリアとは、アツモリソウの学名「Cypripedium」に、国・地域名「IA」を合わせた造語ということです。。

 

 

乗船口1から、フェリーに乗り込みます。

今回は1等ラウンジ指定席を購入しているので、並んでいる人が乗船した後に乗り込みました。

2等席は自由席なので、いいお席を確保したい場合は乗船前に並んだほうがいいです。

 

 

フェリー内には、1等ラウンジ指定席優先の荷物スーペースがありました。

 

 

1等ラウンジ指定席はこんな感じ。

「サイプリア宗谷」の就航は平成20年5月なのですが、内装が昭和な感じ。

 

 

今回、指定席に座りたいのでお値段が高い1等ラウンジ指定席を予約しましたが、1等ラウンジには5名しか利用者がいませんでした。

自由席の2等席もガラガラだったので、お値段倍の1等ラウンジ指定席を購入しなくてもよかったかも。

ちなみに、稚内~礼文島の1等ラウンジ指定席は7,270円、2等席は3,950円です。

 

 

「サイプリア宗谷」の1等ラウンジ71~76の最前列のお席は、前が壁で窓がないので、外の景色は見えません。

お勧めは、稚内や利尻山が見える左側の1~17のお席です。

 

 

フェリーの中には、アイスの自動販売機があります。

 

 

クマザサのアイスがあったので購入してみました。

アイスは、なぜかプラスティックのケースに入って出てきます。

 

 

クマザサアイスの見た目はこんな感じ。

味は薄い抹茶みたいな感じで、ササ感は少な目。

普通に食べれるけど、リピはないかな。

 

 

クッキーシューもあったので買ってみました。

最初はカチカチなので、10分ほど自然解凍してねという案内がありました。

味は、まぁ普通においしいです。

 

 

フェリー内には売店もあります。

ただ、あまり利用している人はいませんでした。

 

 

売店でも、自動販売機と同じアイスを買えます。

 

 

1等ラウンジから外に出た景色です。

このあたりは1等ラウンジの人しか出入りできないエリアなので、人が少なくて快適です。

 

 

フェリーの左側テラスに行くと、利尻山が綺麗に見えました。

側面テラスも1等ラウンジの人しか入れないので、この展望の良さは1等ラウンジの隠れたメリットです。

「サイプリア宗谷」の2等ラウンジだと、この景色は窓越しでしか見られません。

 

 

フェリーの右側テラスに行くと、遠くに礼文島が見えてきました。

周囲は晴れているのに、礼文島だけ霞がかかっています。

6月の礼文島は霧に覆われることが多く、この環境が多種多様な高山植物を育てているんですね!

 

 

フェリーに乗ること約2時間、やっと礼文島の香深港が見えてきました。

今日は比較的波が穏やかだったようで、揺れもほとんど感じませんでした。

 

 

山の中に「ようこそ礼文島へ」とあります。

 

 

有名な、桃岩荘ユースホステルのスタッフの旗振りを見られました。

ほんとに全力で旗を振って「おかえりなさい!」と叫んでます。

 

【香深フェリーターミナル】

香深港フェリーターミナルに到着です。

接岸がむちゃくちゃ上手で、ちょっと感動。

 

 

「ようこそ!礼文島へ」

なんかテンション上がります!

 

 

礼文島のマスコットキャラクター「あつもん」です。

見た目のとおり、レブンアツモリソウの妖精です。

島内のあちらこちらに、あつもんの旗があります。

 

 

礼文島リボンプロジェクトのバッチが置いてありました。

礼文島リボンプロジェクトは、礼文島にの高山植物や自然環境を守るための環境保全活動です。

1,000円のリボンバッチを購入すると、その収益金が散策路の整備や保護活動に活用されます。

私は一番人気のレブンアツモリソウのバッチを購入しました。

民宿 香栄丸

【礼文島の宿事情】

じつは、礼文島旅行を個人で計画する場合、一番の難関が宿の手配です。

(1)宿の数が少ない

礼文島は観光に適した時期が短いため、そもそも宿の数が少ないんです。

その少ない宿に、観光シーズンは多くの人が訪れるため、結果的に宿が不足します。

 

(2)WEB上の情報が極めて少なく、予約は基本的に電話

礼文島は、観光客の客層が高齢で、60~70歳の定年退職を迎えた人がほとんどです。

若い観光客が少ないので、ブログやインスタの情報がほとんどありません。

また、宿自体もWEB上に情報をほとんどUPしないので、どんな宿なのかを事前にネットで知ることが非常に難しいです。

予約についても、基本は「お電話にてお問い合わせください」で、WEB経由での予約に対応している宿は少な目、あっても非常に高額です。

 

(3)レブンアツモリソウの時期は宿の価格が非常に高い

レブンアツモリソウの時期は、観光客が多く訪れるため、宿代が非常に高くなります。

一泊一人3~5万円とかになるので、礼文島観光には2泊は必要なことを考えると、宿泊費が非常に高額になります。

 

【私が予約したのは「民宿 香栄丸」】

私が今回予約したのは、「民宿香栄丸」さんで、2026年度の予約が始まる2026年1月10日に電話で予約をしました。

香栄丸さんを選んだ理由は次の4点です。

(1)オーナーの対応が非常に良かった

今回の礼文島ツアーにあたり、かなりのホテル、宿に電話で問い合わせをしました。

その中で、ダントツで感じが良かったのが香栄丸さんでした。

親切丁寧で、こちらの立場に立った的確な回答もあり、「泊まるならここ」と思えるようになりました。

この判断は、結果的に正解でした。

 

(2)お値段がリーズナブルだった

香栄丸さんは、お値段がとてもリーズナブルです。

レブンアツモリソウの時期に宿泊しても、一泊二食付きで14,000円/人と格安です。

二人で2泊しても5万円台というお手軽さなのに、料理の質はかなりいいです。

 

(3)香深港、温泉施設からのアクセスが良かった

香栄丸さんは香深港まで車で送迎してくれるのですが、歩いても15分ほどとアクセスが良いです。

また、徒歩5分ほどのところに日帰り温泉施設もあるので、この点も非常に便利。

 

(4)レビューが良かった

数少ない礼文島の宿泊施設のレビューでも、香栄丸さんの評価はとても良いものでした。

特に料理については評価が高かったので、この点も香栄丸さんを選んだ理由の一つです。

 

【民宿 香栄丸】

本日宿泊するのは、香深港から歩いて10分ほどのところにある「民宿 香栄丸」です。

事前にお願いしていたので、宿の人が香深港まで迎えに来てくれました。

歩いても行ける距離ですが、荷物があるので車での送迎は助かります。

 

 

香栄丸の玄関を入った感じ。

掃除が行き届いた清潔なお宿です。

そして、電話と同じく香栄丸の人はとても愛想がよくて親切です。

 

 

予約したお部屋は2階です。

館内はスリッパ履きなのですが、階段を上り下りする時の音がまぁまぁします。

部屋で休んでいても、かなりの音が入ってきました。

 

 

洗面所は共用スタイル。

トイレも共用ですが、いずれも清潔で特に不便は感じませんでした。

 

 

長期滞在向けに、洗濯機もあります。

 

 

香栄丸の2階の間取りです。

 

 

私が予約できたのは「すずらん」というお部屋。

1月10日に予約した時点では、このお部屋しか空いてませんでした。

 

 

中はこんな感じ。

広くはないけど、必要十分なスペースです。

私、民宿に泊まることはほとんどないのですが、清潔であれば全く問題ないですね。

 

 

タオルなどのアメニティは、こちらのBOXにあります。

連泊の場合は毎日交換してくれます。

 

 

ヒーターと扇風機が並んでいます。

私が礼文島に来た日は肌寒かったのですが、数日前は暑くて扇風機が必要だったとのこと。

 

 

Wi-Fiもあります。

ただ、私が利用しているドコモ、ソフトバンクはどちらも電波状況が良好だったので利用しませんでした。

 

 

香栄丸に荷物を置いたあと、徒歩5分ほどのところにある「礼文島温泉・うすゆきの湯」に向かいます。

香栄丸にもお風呂はありますが、2日間ともこちらに来たので利用しませんでした。

 

 

6月の営業時間は午後0:00~9:00まで、料金は大人600円です。

 

 

利用券は自動販売機で購入するスタイルです。

 

 

館内は広くて清潔で、休憩スペースもあります。

また、こちらの窓からは利尻山を正面に眺めることができます。

気になる泉質ですが、ちょっとヌルヌルする感じの非常にいいお湯でした。

香深港近くに宿泊するなら、この温泉施設を利用するのがおすすめです。

 

 

お風呂で温まった後、香栄丸に歩いて戻ります。

途中、お食事処の「かふか」の看板を発見。

礼文島は宿も少ないのですが、夜ご飯を食べるお店も非常に少ないんです。

色々調べた時、「かふか」で晩御飯もいいかなーと思ったのを思い出しました。

 

 

「民宿 さざ波」です。

宿を予約する時、香栄丸と悩んだのがこちら。

御飯がおいしいらしいです。

 

 

「花れぶん」という高級ホテルです。

6月前半のレブンアツモリソウの時期は、一人一泊3~5万円もするので、選択肢から速攻で外れました。

確かに綺麗だけど、礼文島まで来て部屋風呂は不要かと。

民宿 香栄丸の晩御飯

香栄丸では、夕食は18:00~19:00の間に提供されます。

今回、宿泊先を香栄丸にしたのは、この夕食も大きなポイントでした。

素泊まりの宿だと、飲食店が少ない礼文島では、朝食と夕食をどうするかが難点となります。

なので、できれば朝夕の2食付きがよく、ごはんの評判がいい香栄丸を選択しました。

 

お食事は、1階の大広間でいただきます。

 

 

18:30に会場に行くと、すでに料理が並んでいました。

民宿とは思えないクオリティですが、どの料理も18:00には準備されているので、18:30だと冷めてます。

 

 

ご飯は自分で準備するスタイルです。

 

 

右がアカガレイの昆布締め、左がハッカクのお刺身です。

ハッカクのお刺身はとても珍しいですよね。

 

 

ニシンの煮つけです。

小骨が多いのが難点ですが、煮つけで食べると美味しいです。

 

 

生のむらさきうにです。

うには解禁になったばかりですが、やっぱり新鮮な生うには美味しい!

 

 

ぬかホッケ、アワビ、さつまいもの甘露煮です。

ぬかホッケは礼文島の名物で、塩味が強いのでご飯が進みます。

 

 

お飲み物はこちら。

 

美味しい夕食をいただいた後は、翌日のトレッキングに備えて早めに就寝します。

2日目はこちら。

非公開: 2026年6月 北海道・礼文島へ行ってきた 2日目

 

旅行記はこちら

How to get a Ticket

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