2024年11月のカンボジア&ベトナム旅行。
カンボジア2日目は「アンコール・ワット」「アンコール・トム、「タ・プローム」、3日目は「バンテアイ・スレイ」「ベンメリア」と、シェムリアップの主要遺跡を観光しました。
2024年11月カンボジア、ベトナムへの旅 その弐 「アンコール・ワット」「アンコール・トム」「タ・プローム」 2024年11月カンボジア、ベトナムへの旅 その参「バンテアイ・スレイ」「ベンメリア」
4日目は夕方までシェムリアップ市街地を観光し、次の目的地ベトナム・ハノイに向かいます。
カンボジア、ベトナムでは「grab」の利用がおすすめ
朝食後にホテルのチェックアウト手続きを済ませ、パブストリートに向かいます。
ホテルからパブストリートまでは徒歩15分ほどなのですが、日中の30度を超える気温の中を歩くのは厳しいので、トゥクトゥクを呼ぶことにします。
利用したのは「grab」というアプリ。
要はタクシー配車アプリなのですが、カンボジアやベトナムなどの東南アジアではかなり使えるアプリです。
grabのメリット
(1)アプリから簡単にタクシーやトゥクトゥクを呼び出せる
grabを利用すると、簡単にタクシーやトゥクトゥクを呼び出せます。
手配した車両の現在位置やカーナンバーがアプリ上で表示されるので、間違えて他の車両に乗ることがありません。
また、乗るポイントと降りるポイントをアプリ上で指定するので、運転手に目的地を伝える必要もなく、言語の問題もクリアできます。
(2)値段交渉が必要ない
grabを利用すると、登録したクレジットカードで利用料が決済されます。
運転手と現金のやり取りが一切ないので、値段交渉やぼったくられるリスクもありません。
grabのデメリット
(1)事前のアプリのインストールが必要で日本語対応していない
grabは事前にインストールし、各種設定や登録が必要です。
アプリは日本語に対応していないので少しハードルが高めですが、それでも簡単な英語がわかれば大丈夫だと思います。
(2)クレジットカードは現地でしか登録できない
私の場合、日本でgrabにクレジットカードを登録することができませんでした。
理由を調べると、grabはサービス提供地域に行かないとクレジットカードを登録できない仕様とのこと。
(3)クレジットカード登録時は3Dセキュアに要注意!
grabにクレジットカードを登録する際、3Dセキュアによる認証が求められるのですが、これが問題です。
3Dセキュア認証のワンタイムパスワード送信方法をSMSにしていると、海外だとSMSを受け取ることができず、結果的にクレジットカードを使えない場合があります。
私の場合、手持ちのカードの何枚かがSMS認証だったので使えず、たまたまメール認証にしていたカードが通ったので難を逃れました。
今回のケースで勉強になったので、私は全てのカードの3Dセキュア方法をSMS⇒メールに変更しました。
昼間のパブストリート散策
grabを利用してトゥクトゥクを呼びだすと、すぐに1台が駆けつけてくれました。
ホテルから約5分の短い時間ですが、なんかすごい楽しい!
目的地は事前に設定済み、お支払いもクレカ決済なので、ほんとに乗って降りるだけ。
これは楽だ。
パブストリートに到着です。
夜とはまた違った雰囲気ですが、とにかく暑い。
なんかよくわからない傘が飾ってありました。
Golden Templeグループのパブを発見!
シェムリアップに来るまでは、宿泊した「Golden Temple Villa」は怪しいホテルかもと思っていたのですが、こちらではメジャーなグループっぽいです。
ただ、「Golden Temple Villa」はシャワーの排水が悪すぎるので、次に来る時はもう少しグループ内でも上位のホテルにしたい。
こんな感じの市場もあります。
綺麗なお姉さんが野菜に囲まれて何か作業をしていました。
市場には、衣料品を売っているお店も多くあります。
観光客は高めの値段を吹っ掛けられるので、ある程度値切る必要があります。
私は値段交渉をしてTシャツを数枚買ったのですが、それでもぼったくられてると思います。
インスタなどで見かけて行ってみたかった「very berry souvenir shop」というお店に来ました。
素敵な小物やTシャツなどが売っています。
お店の方とお話しすると、日本人の方でした。
外国でこんな素敵なお店を経営できるなんて、夢があって素敵です。
【very berry souvenir shop】
1時間も屋外をウロウロすると汗だくになるので、休憩のためチョコレート専門店「WAT CHOCOLATE Store & Cafe」で休むことにします。
店内に入ると涼しい!
店内には数席ですがイートインスペースがあるので、アイスクリームやブラウニー、ドリンクなどを飲食可能です。
店内には美味しそうなチョコレートが並んでいますが、この暑さだと速攻で溶けちゃうよね。
Ice Chocolateをオーダー。
美味しいチョコレートと涼しい店内で体力を回復できました。
【WAT CHOCOLATE Store & Cafe】
お店を出ると、やっぱり暑いです。
気温は35度前後ですが、とにかく湿度が高いので不快指数が高め。
カンボジアのお土産を買うため、「Angkor Cookies Shop」へ行くことにします。
距離があるのでgrabを使ったのですが、やっぱり楽ちん。
これは便利だわ。
こちらが、「Angkor Cookies Shop」。
店内には日本語が話せる店員さんが沢山います。
ツアーでシェムリアップに来ると必ず「寄らされる」お店で、とにかく日本人向けの商品が並びます。
とりあえずバラマキ用のクッキーをいくつかご購入。
シェムリアップ=アンコールワットのバラマキ用お土産としてはかなり優秀だと思います。
【Angkor Cookies Shop】
Angkor Cookies Shopのすぐ近くにある「Cafe Amazon」に寄ってみました。
店内は明るくて天井も高く快適。
こちらでは人気のあるcafeみたいです。
しばらくのんびりした後、ホテルまでトゥクトゥクを利用して帰ります。
私、grabがあればシェムリアップ市内ならどこでも行けそう。
シェムリアップ空港
ホテルで預けていた荷物を回収し、空港まで送迎してもらいます。
行きはよくわからないワンボックスカーでしたが、今回はなんとアルファードでした。
左ハンドルのアルファードってあるんだ。
空港まで約1時間、アルファードで快適な移動時間を過ごせました。
・空港⇒ホテルまでの送迎:30ドル
・ホテル宿泊料:36ドル×3泊=108ドル
・ホテル⇒空港までの送迎:30ドル
合計:168ドル
と、かなりリーズナブルに済ませることができました。
空港からシェムリアップ市街地までは、バスが1日8便しかありません。
また、一人片道8ドルするので、二人で利用するとホテルの送迎30ドルをお願いしてもいいかなーという気分になります。
辺鄙なところに作ったのなら、せめて市街地までの交通手段は充実させて欲しいです。
シェムリアップでの3日間はあっという間でした。
来たときは不安でいっぱいでしたが、帰るとなると寂しくなります。
2023年11月に移転したシェムリアップの新空港は、ほんとに周りに何もないところにあります。
交通の便が悪すぎ。
空港の建物は新しくてきれいです。
観光客も少なく、2019年比で3割程度しか回復していないとか。
空港の1階には、通信用SIMカードを販売しているお店があります。
日本で購入したSIMカードはほとんど使い物にならなかったこと、ahamoのローミングも圏外が多かったことから、できればこちらで現地SIMを購入するのが良さそう。
ただ、できれば通信環境だけは日本でそろえておきたいんですよね。
サークルーKというコンビニがありました。
日本のサークルKとは関係なさそうですが、余ったリエルを使い切るにはいいお店だと思います。
米ドルなら持っていても使い道がありますが、リエールは残っても困ります。
今回搭乗するのは、ハノイ行きのVN836便です。
日本発着便ではないのでSFCのステイタスは使えませんが、シェムリアップ空港はキャパに余裕があるので混雑しません。
出国審査や手荷物検査もスムーズに完了です。
まあ、出発3時間前に空港に来たおかげでもあるけど。
よくわからない、いかにもカンボジアなオブジェがありました。
記念撮影ポイントとして人気。
今回はラウンジが使えないので、バーガーキングのハンバーガーをお買い上げ。
というか、シェムリアップ空港に航空会社ラウンジがあるのだろうか?
待つこと2時間、やっと搭乗が始まりました。
もう少し後に空港着のプランにしても良かったのですが、初めての空港で情報が少なすぎることから、かなり余裕を持ったプランにしていました。
まあ、万が一のトラブルを考えると余裕あるプランが無難だと思います。
ハノイ・ノイバイ空港
シェムリアップから飛行機に乗ること約2時間、ベトナム・ハノイに到着です。
今回も沖止め。
ノイバイ空港は改修中という影響もあるのかもだけど、ナショナルフラッグ・キャリアなのに沖止だとがっかり。
入国審査の行列は、行きの「関空⇒ハノイ」の時よりは空いていて、1/5程度の混雑でした。
それでも20分くらいは並んだかな?
今回はベトナム入国時のビザが不要なので、パスポートを掲示するだけであっさりと入国審査終了。
でも、これは行きの「関空⇒ハノイ⇒シェムリアップ」で預入荷物を直送できたからです。
通常、日本からベトナムへの入国時にビザは不要ですが、ベトナムに30日以内に複数回入国する場合、2回目以降はビザが必要になります。
今回は行きの「関西国際空港⇒ハノイ⇒シェムリアップ」で預入荷物を直送したので問題ありませんでしたが、ハノイで預入手荷物を一度回収する場合、荷物を回収するために一度ベトナムに入国する必要があります。
この場合、「シェムリアップ⇒ハノイ」での入国が30日以内に2回目の入国となるためビザが必要です。
ここは意外と重要なのに見過ごしがちなポイントなので注意しましょう。
近くにあった銀行でベトナムドンに両替。
とりあえず5万円ほどしておけば十分足りそうですが、ベトナムドンにすると約800万ドンです。
桁が多すぎて金銭感覚が狂います。
空港からホテルまでは、kkdayの送迎サービスを利用しました。
ちゃんと迎えに来てくれるか不安だったのですが、名前を書いたボードを持ったお兄さんが空港出口で待ってくれていて一安心。
kkdayを利用する際は、荷物の大きさにも注意したほうが良いです。
下手に値段の安い小型車にすると、大型のスーツケースが乗らない可能性があります。
私は荷物が大きいので大き目のSUVを指定していたので、楽勝で積み込み可能なマツダの大型SUVがお迎えに来てくれました。
InterContinental Hanoi Westlake
ハノイでの宿泊は、IHGグループのインターコンチネンタル ハノイウエストレイクです。
私はIHGグループの
- ダイヤモンドエリートメンバー(最上位会員)
- アンバサダー会員
- 年間ラウンジアクセス権
というかなり上位のステイタスを持っています。
なので、インターコンチネンタルホテルに宿泊すると
- 朝食無料
- どの部屋に宿泊してもラウンジ利用可能
- お部屋のランクアップ(確約)
- 12時チェックイン、16時チェックアウト
とかなりの優遇を受けられます。
しかも、スイートルームへの無料アップグレード権利も保有していたので、一番お安いお部屋を予約して、3連泊分全てスイートルームにアップグレードしてもらいました。
ホテルに到着後、アンバサダー専用のカウンターでチェックイン手続きをします。
スイートルームへのアップグレードは、宿泊の14日前以降に日本のIHGコールセンターに電話をし、空きがあれば無料でアップグレードしてくれるというものです。
今回は空きがあったので、事前にアップグレードは確定していました。
お部屋に入ると、ウェルカムドリンク的なものがテーブルに置いてありました。
ちゃんと名前も入ってる。
ホントはツインルームが良かったのですが、キングサイズベットのお部屋しかないとのことでした。
まあ、これは仕方ない。
お部屋はさすがに広いです。
シェムリアップのホテルとは数段ランクが違うので、全てが快適!
これ、逆の順序で泊まらなくてよかった。
シャワールームも広くて快適。
何気にトイレにはウォシュレットが付いています。
この後、このウォシュレットに救われることになるとは、この時点ではつゆ知らず。
お部屋からの眺めもよさそう。
近くにある西湖が良く見えます。
【インターコンチネンタル ハノイ ウエストレイク】
5日目に続く。
2024年11月カンボジア、ベトナムへの旅 その五 ハノイ市内観光 How to get a Ticket
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