2025年1月20日(月)、2025年度シーズンから、カープオンラインチケットで購入するチケットで「電子チケット」を選択できるようになりました。
リリース情報を見たところ、かなりシンプルな電子チケットシステムが導入されたようです。
個人的には電子チケットのメリットは十分にあると思うのですが、デメリットもあります。
2025年から導入されたカープ電子チケットについて注意点をまとめてみます。
Contents
2025年シーズンから「カープ電子チケット」導入開始
【対応プレイガイド】
カープオンラインチケットのみ
【対応決済方法】
クレジットカード決済のみ
【導入開始時期】
2025年オープン戦から
【表示方法】
スマートフォンにQRコード表示
【利用手数料】
無料
【中止時の払い戻し】
決済に利用したクレジットカードに自動返金
「カープ電子チケット」のメリット、デメリット
メリット
(1)発送手数料が不要で、座席位置がすぐに確認できる
電子チケットを利用すれば、これまで必要だったチケット送料が不要になります。
また購入後すぐにマイページで座席位置が確認可能です。
(2)チケットの分配が可能
チケットはURLを相手方に送付することで簡単に分配可能です。
チケットを受け取る人はカープIDを持っていなくてもOKなので、譲渡のハードルはかなり低めです。
このため、急に試合観戦できなくなった場合もチケットの譲渡が試合開始直前まで可能になったと言えます。
なお、複数枚のチケットを購入した場合、基本は一人1枚ずつ分配して入場となります。
(3)中止時の払い戻しが簡単
雨天中止になった場合、チケット代金は決済に利用したクレジットカードに自動的に返金となります。
今までのように払い戻し手続きが不要なので非常に楽です。
タイガースの甲チケはこの方式が採用されていて、私はとても便利だなーと思っていました。
デメリット
(1)電子チケットはカープオンラインチケットでクレカ決済のみ利用可能
電子チケットは「カープオンラインチケット」で「クレカ決済」を利用した場合のみ選択可能です。
従来のように口座振替を利用する場合は紙チケットのみの対応となります。
(2)チケットは簡単に盗難されるリスクがある
カープ電子チケットの分配は、非常にシンプルなシステムが採用されています。
チケット表示用URLは一度生成されると一切変更がないため、何らかの理由でURLが流出すると、だれでも入場用QRコードが表示できるようになります。
チケット購入者が意図的にURLを変更できないので、チケット盗難リスクがかなり高い仕様です。
また、表示されたQRコードは先に利用した人に優先権があり、その後は使用不可となります。
要は、QRコードのURLを知っている人が複数いた場合、先に入場したもの勝ちってことです。
(3)電子チケット特有のリスクがある
チケットを持っていれば確実に入場できる「紙チケット」と比べ、電子チケットにはリスクがあります。
- スマートフォンのバッテリー切れのリスクがある
- 通信障害が発生するとチケットを表示できない
- そもそもカープ電子チケットの信頼性が不透明
このようなリスクはどうしても発生します。
「QRコードのスクショ」や「QRコードを紙に印刷したもの」でも入場可能なので、心配な場合は準備しておきましょう。
(4)複数枚のチケットを購入した場合は必ず分配を!
まだ詳細は不明ですが、おそらく複数枚のチケットを購入した場合は、各自に分配しておいた方が良さそうです。
「1人で複数の二次元コードを表示してご入場された場合、同行者用の通行証等は発行いたしませんので、あらかじめご了承ください。※指定席エリアに入る際には、検札へチケットの提示が必要ですのでご注意ください。」
との記載があり、どうも指定席エリアの入場に支障が発生しそう。
(5)リセールシステム無し
カープ電子チケットの機能は、チケット表示・分配システムだけで、チケットリセールシステムがありません。
チケット販売にあたり、「この入場券は、購入者の氏名・連絡先を確認した上で販売された特定興行入場券です。主催者の同意なく、有償譲渡することは禁止いたします。」との記載があります。
本来、チケットは購入した人が売ろうが捨てようが自由です。
その権利を制限するのであれば、販売者側もしっかりとした対応、少なくとも都合で行けなくなったチケットがリセールできる環境を整備すべきです。
一方的にファン側に不利益を押し付け、「主催者の同意なく、有償譲渡することは禁止いたします。」という対応はありえません。
まとめ:カープオンラインチケットで電子チケット導入開始!2025年オープン戦から
2025年1月20日(月)、2025年度シーズンから、カープオンラインチケットで購入するチケットで「電子チケット」を選択できるようになりました。
ざっと概要を見たところ、
- 電子チケットはカープオンラインチケットでクレジット決済した場合のみ選択可能
- 手数料無料(従来の配送手数料分がお得)
- 分配はチケット表示URLを伝えるだけの非常にシンプルな方法
- チケット表示URLは一度生成されると変更不可のため盗難リスクがかなり高い
- 中止時の払い戻しが自動で楽
こんな感じかな。
とりあえずオープン戦で利用してみますが、基本的にカープオンラインチケットで購入する場合は電子チケットを選択したほうが良さそう。
従来の紙チケットを選ぶのは
- 高齢、障害の等の理由により通路横の席を取りたい(備考欄に入れると対応してくれることがある)
- どうしても紙チケットのほうが良い(ピクチャーチケットのほうが楽しい)
ぐらいしかなさそう。
皆さんの感想やご意見、お待ちしています!
Carp How to get a Ticket
こんにちは。
紙チケットの持参し忘れの心配がなくなるのは良いのですが、備考欄の絶大な効果がなくなることが非常に残念。
なので、電子チケットにも備考欄が欲しい。
明日は、Pay-Payドームのオープン戦(カープ戦)のチケット争奪戦に参戦です。
それです。備考欄は高齢カープファンを球場に連れて行く時の座席位置指定で便利だったんですけどね。電子チケットは決済即座席確定なので、備考欄の効果はないと思います。
阪神ファンでマツダスタジアムにまだ行ったことがなかったので今年の開幕戦どうしても行ってみたいなと思っているのですがビジパフォ以外の席にも阪神ファンは一定数いるのでしょうか?
間違いなくビジパフォは争奪戦になるのでレフトや内野2階指定席、スカイシートあたりどうなのかなと思いまして・・・
一応、事前準備としてエルアンコールカードとぴあプレミアム会員に入りました。
マツダスタジアムは甲子園と違った魅力があるいい球場です!
他のカープファンからもコメントあると思いますが、阪神戦が一番ビジターファンが多いです。普通に3塁側には白いタイガースのユニフォームを着た人がいるので、お席は好きなところでいいと思います。
ビジターパフォーマンスも、しっかり準備すれば普通にとれると思いますよ。
いつも貴重な情報ありがとうございます。
基本、紙チケット派です。観戦の記念にもなるので。
カープオンラインに関しては、配送料が高過ぎるので検討の余地ありですね。
個人的には、昔のように球場受け取り復活を願っています。
私も紙チケット派なのですが、払い戻しが楽なので電子のほうがいいかな。甲子園のように球場でピクチャーチケットを発券できればいいのですが。
おはようございます。
観戦チケットはすべて保存してるので自分は紙チケットですね。分配した先の管理も不安なので。
私も基本的に紙チケットが好きなのですが、カープの場合は「1年分を2~3月に全て販売」というファンの都合を無視した販売をしてるのがね。半年先の予定なんてわからないことも多いので、譲渡しやすい電子チケットにメリットを感じます。
でも、この盗難上等な仕様は何とかしてほしいです。