【宿泊レポート】2025年10月「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル横浜」

私はIHGグループの上級ステイタスを維持しているので、横浜スタジアムで野球観戦する場合「ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル」を利用することがあります。

ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル(以下横浜インターコンチネンタル)は、安い時は2万円代で宿泊できるので、朝食やポイント付与まで考慮すると東横インなどのビジネスホテルともコスパで負けないくらいお得になります。

一方、横浜には同じIHG系の「インターコンチネンタル横浜Pier 8」もあるのですが、Pier 8は宿泊費がお高い(正確には安くならない)のでほぼ利用しません。

2025年も横浜インターコンチに数回宿泊したので、おすすめポイントをまとめてみます。

「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」とは

横浜インターコンチネンタルは、横浜市のみなとみらいにあるIHGグループのホテルです。

「風を受けたヨットの帆」をイメージした外観が特徴的で、その特徴的な形から、横浜ランドマークタワー、クイーンズスクエア横浜、よこはまコスモワールド観覧車と並んで、みなとみらい地区のランドマーク的な存在になっています。

【住所】

神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1

【連絡先】

045-223-2300

 

【ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル】
https://www.icyokohama-grand.com/

 

1.アクセス面は一長一短あり

横浜インターコンチネンタルは、みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩10分ほどのところにあります。

公式サイトには「みなとみらい駅から徒歩5分」と書いていますが、長々としたエスカレータや結構な高低差があるので、徒歩5分は嘘です。

横浜インターコンチネンタルの周辺にはパシフィコ横浜、横浜コスモワールド、ハンマーヘッドなどがあるので、これらの施設を利用する場合は非常に便利です。

ですが、横浜スタジアム、中華街などへは地味に距離があるので不便です。

 

2.建物自体は古めだけど中国人が少ない

横浜インターコンチネンタルのオープンは 1991年なので、建物の古さが目立ち始めています。

使っているものや設備はしっかりしているのですが、最新の高級ホテルと比較すると古臭さは否めません。

また、私の個人的な印象ですが、宿泊者はアメリカ系の白人の方が多く、うるさい中国人は少ないイメージです。

結果、静かで快適に過ごせるケースが多いです。

 

3.高層階からの眺めは抜群

横浜インターコンチネンタルは31階建て、140mの高さがあり、海側の「ハーバービュー」のお部屋では、美しい横浜湾の景色を見ることができます。

横浜ベイブリッジ、港を行き交う船、埠頭を照らすオレンジの灯りなど、港町・横浜ならではの夜景はとても美しく、特に海から朝日が昇る様子は素晴らしいです。

街側の「シティビュー」のお部屋からは、コスモワールド、赤レンガ倉庫、山下公園までを一望でき、特にライトアップされた大観覧車はとても美しいです。

個人的には、美しい海が見えるハーバービューがおすすめ。

 

4.宿泊費が高いときと安い時の差が激しい

横浜インターコンチネンタルは、安いときは2万円台、高いときは10万円近くなど、日によって宿泊費に大きな差があります。

安い時期に2万円台で宿泊する場合、ダイヤモンドステイタスの朝食無料やポイント付与などを考慮すると、東横インなどのビジネスホテルと比較してもコスパで負けないくらいお得になります。

近くにあるPier 8の価格は高値安定なので、私は横浜インターコンチネンタルを利用することが多いです。

 

5.インターコンチネンタルを名乗るだけはある

横浜インターコンチネンタルは、「インターコンチネンタル」を名乗るだけあって、設備やサービスがANAクラウンプラザ系とは比較にならないくらい上質です。

ただし、他のインターコンチネンタルと比較すると、ラウンジサービス・スタッフの質や設備の古さなど微妙な点もあります。

私が利用したことがあるハノイ、石垣、大阪、東京などのほうが、色々な面で上位です。

「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」宿泊レポート

2025年に横浜インターコンチネンタルに数回宿泊したので、その時の様子をレポートします。

みなとみらい駅から長いエスカレーターなどを使って徒歩10分、ホテル2階の玄関先に到着します。

駅からホテルまでは屋根があるので雨が降っても濡れることはありません。

 

 

駅から歩いてホテルに到着した場合、2階玄関に到着します。

フロントは2階にあるので、そのままチェックイン手続きが可能です。

タクシーを使う場合は1階の玄関に到着するので、エスカレータで2階に上ってフロントに向かいます。

 

 

フロントにはアンバサダー専用のカウンターがあるのですが機能していないので、混雑する時間帯は並ぶ必要があります。

 

 

今回のお部屋は、海側のオーシャンビュー・プレミアムルームです。

私はIHGダイヤモンドステイタス+アンバサダー会員になっているので、お安いお部屋を予約していても、ほぼこのランクのお部屋にアップグレードしてもらえます。

お部屋の広さは余裕があってスーツケースを楽々広げられます。

 

 

IHG系のホテルに宿泊すると、お水が1~2本無料でもらえます。

この写真はちょっと古いのでペットボトルですが、2025年現在はアルミ缶のお水に変更されています。

 

 

トイレとバスルームは広いのですが、別々ではありません。

これは仕方ない。

 

 

お部屋からの長めです。

天気がいいときはスカイツリーも見えたりします。

 

 

右手側にはハンマーヘッドも見えます。

この辺りまでは普通に徒歩圏内なので観光にも便利。

ラウンジのサービス

横浜インターコンチネンタルの2階にはラウンジがあります。

私は年間ラウンジアクセス権を保有しているので、どのお部屋に宿泊してもラウンジを利用可能です。

ラウンジ自体の営業時間は7:00~21:00までですが

07:00~10:00 朝食
14:00~17:00 アフタヌーンティー
17:00~19:00 スナックサービス 
17:00~21:00 カクテルタイム

となります。

 

 

ラウンジはかなり広くて、過去に混雑して座れなくなったことはありません。

あと、さすがに客層がいいので静か。

 

 

ソフトドリンクは自分で冷蔵庫から取り出すスタイルです。

時間帯によって利用できるドリンクが異なります。

 

 

14:00~17:00までの時間にラウンジいると、アフタヌーンティーのサービスがあります。

以前はかなりしっかりしたアフタヌーンティーだったのですが、年々劣化しているのが残念。

 

 

17:00~19:00まではスナックタイムで、アルコールとピザなどの軽食が提供されます。

ライトアップされた観覧車が目の前に見えるので雰囲気もよし。

 

 

アルコール類は自分で好きなものを入れるスタイルです。

私はお酒をほとんど飲まないので、品ぞろえはよくわかりません。

 

 

軽食も比較的しっかりしています。

特に、その場で作って焼いてくれるピザは普通においしいです。

ラウンジの朝食サービス

オーシャンビューのお部屋からは、朝日を望むことができます。

この日は雲が少なかったので、とても美しい日の出をみることができました。

 

 

通常、朝食は1階のブッフェ・ダイニング「オーシャンテラス」での提供ですが、500室を超える客室がある横浜インターコンチネンタルなので、朝食時は混雑します。

 

 

一方、ラウンジアクセス権を保有しているとラウンジでも朝食をとることができるのですが、こちらのラウンジは静かでとても快適です。

他のホテルではラウンジのほうが品数が少ないこともあるのですが、横浜インターコンチネンタルの場合、品数、部屋の広さ、客層全ての面でラウンジが上位なので、私はラウンジでの朝食一択です。

 

 

個人的には、このチャバタがおすすめです。

横浜インターコンチネンタルは、夜のピザも美味しいので、ラウンジによる機会があればぜひ。

 

 

2025年時点では、ラウンジで朝食を利用すると、3品のラウンジ専用メニューから1品を選ぶことができます。

私は和食を選んだのですが、普通です。

 

 

以前はもっといろいろなメニューから選べたのですが、サービス内容が劣化している気がします。

サーモンソテーとか、 エッグベネディクトとかおいしかったのですが、手間のかかる料理は廃止されているみたいです。

 

 

あと、以前は食後のスイーツもありました。

2025年時点ではこちらも廃止されています。

 

 

インターコンチネンタルのアンバサダー会員になっていると、1滞在につき2,000円分の館内利用券がもらえます。

これを使うのが意外と難しくて、ケーキかパンくらいしか買うものがない。

しかも営業時間が短めなので、夜遅くに到着したり朝早い出発だと、全く使えないことがよくあります。

まとめ:ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル横浜に宿泊してみた感想

2025年、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル横浜に宿泊した際のレポートをまとめてみました。

横浜スタジアムで野球観戦する場合、球場近くの「横浜スタジアム前1 or 2」、「関内」あたりが近くてお値段もお手頃で便利です。

ただ、ここ数年は宿泊費の高騰もあり、東横インでもツインで15,000円近くになるケースもあります。

 

私はIHGの上位会員を維持しているのですが、スタジアムからはちょっと距離があるものの、「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」が意外とコスパがいいのではと思っています。

安い時期だと2万円代で宿泊できるし、ポイント付与や朝食のことを考えると、東横インといい勝負するんですよね。

ただ、横浜スタジアムまでは徒歩で20分ほどかかるので、この点はマイナス。

 

横浜インターコンチネンタルは、設備が古めだったり、他のインターコンチネンタルよりもスタッフの質が微妙だったりしますが、さすが「インターコンチネンタル」だけあってサービスの質はビジネスホテルとは別次元です。

また、上層階からの眺めは素晴らしいので、この点もお気に入りです。

年々サービスの質が低下しているのが気になりますが、お手軽に関東でインターコンチネンタルのサービスを受けられるのはこのホテルだと思います。

 

旅行記はこちら

How to get a Ticket

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