2022年のNHK杯フィギュアは、北海道の真駒内で開催されます。
今年はロシア勢が不在ということもあり現地観戦をしなかったので、自宅でテレビ観戦となりました。
NHK杯フィギュアを自宅で見るのは超久しぶりかも。
そして、初めて4K放送でNHK杯フィギュアを見たのですが、これが素晴らしい放送だったのでちょっとまとめてみます。
以降はあくまで「個人的な感想」に過ぎず、何かを批判する意図はありませんので、この点はご理解ください。
Contents
2022年NHK杯フィギュア4K放送の素晴らしい点
2022年のNHK杯フィギュアは、NHKの地デジ放送、4K放送、8K放送で放送されました。
私の家には8K放送を受信できる環境がないので、自宅で4K放送のNHK杯フィギュアを観たのですが、これがとても素晴らしくて感動しました。
1.実況や解説がなく、現地音声のみの放送だった
4K、8K放送では、実況や解説がなく、現地音声のみでの放送でした。
これが現地にいるような臨場感があって素晴らしかったです。
私、解説の「トリプルルッツから・・・・」みたいな解説が苦手なんですよね、うっとおしくて。
あと、画面に出る緑と赤の成功、失敗のメーターみたいなのも苦手で、これ単純に邪魔でフィギュアの芸術性を下げてると思う。
今回の4K放送はこれが一切なく、邪魔なテロップなし、音声も場内音声のみだったので、とても快適にテレビ観戦できました。
場内の放送などはしっかり拾っていたので、6分間練習の選手紹介とかは、現地にいる感じで聞けました。
また、氷を削る音やジャンプ着地時の音も拾っていたので、音に関しては現地のスタンドよりいいかも。
転倒時の「ドンッ」って低音もかなり拾っていたのでちょっとびっくり。
2.4K放送の美しい映像が楽しめた
4K放送の一番の利点は、HDRといって色の再現できる範囲が広いことなのですが、これはフィギュアスケートととても相性がいいんです。
同時刻に放送している地デジと比較すると雲泥の差。
地デジだとくすんで汚く感じるのですが、4K HDR放送だとリンクの氷は真っ白、選手の衣装はキラキラで、ほぼ現地に近い色彩で再現できてます。
「HDRに対応していない4K放送は、4Kの意味がない」と言い切っても過言ではないくらい違いますね、やっぱり。
あと、音もよくて、うちの7.1chドルビーアトモス環境だと、拍手などは包み込まれるような臨場感もあります。
ちなみに、自宅のテレビはSONYの4K有機ELテレビA95Kという、2022年時点の民生機としては最高画質を誇る機種なのですが、この機種は色の再現度が素晴らしく、赤が赤、青が青でとても美しく表現されるので、超おすすめのテレビです。
3.CMや不快な引き延ばしがない
NHKの放送だったので、不快なCMがないのはすごくよかったです。
まあ、民放だと仕方ない部分だけど。
あと、現地の映像&音声のみだと、まるで現地にいるような気分で観戦できるのがいいですね。
「〇〇選手登場まであと〇〇」みたいなテロップや、うるさい解説が、私にとっていかに不快だったか思い知りました。
というか、「私が現地観戦が好きな理由=テレビ観戦が苦手な理由」だったみたい、どうも。
2022年NHK杯フィギュア4K放送のイマイチだった点
1.選手のインタビューがなかった(多分)
私が4K放送を視聴した範囲では、演技後の選手インタビューがなかった気がします。
これはこれでいいのですが、ちょっと残念に思う人もいるかも。
まあ、現地でもインタビュー放送はないので「現地にいるつもりで観戦できる」と考えればいいかも。
インタビューはあとから配信でも見れるからね。
2.11月18日(金)はアイスダンス、ペアの放送がなかった
11月18日(金)の4K放送では、男女シングルしか放送がありませんでした。
ちょうど大相撲の開催中と被るので仕方ないのですが、ペアやダンスのファンにとって残念な放送スケジュールでした。
3.動きのある映像は厳しい
これは4K放送自体の問題なのですが、動きがあるシーンだと残像感があります。
4K放送は「60p」といって、1秒間に60コマ表示されます。
一方、8K放送は「120p」といって、1秒間に120コマ表示されるのですが、8K放送は動きの滑らかさが全然違うんですよね。
120pはほんとにヌルヌル動くので、人が話す動画だけでも唇の動きとか全然違います。
4Kテレビにも倍速機能といって1秒間60コマ⇒120コマに疑似的に変換する機能があるのですが、真の120pとはやっぱり違うんです。
フィギュアスケートは動きが多いので、4Kの倍速だとちょっとしんどいなというのが正直な感想です。
正直、動きの滑らかさだけだと、うちの2台目のテレビ「SONY W920A」の4倍速液晶のほうがなめらかです。
個人的には解像度的に8Kは不要だけど、120pはやっぱりうらやましい。
まとめ:2022年NHK杯フィギュアの4k放送が素晴らしいので超おすすめ!
北海道の真駒内で開催されたNHK杯フィギュアを、NHKのBS4K放送で見たのですが、これが素晴らしかったので思わずコラムを書きました。
- 場内放送、映像のみの臨場感ある放送
- 4K HDRの美しい映像
- 臨場感あるきれいな音声
は素晴らしくて、これならテレビ観戦もありだな~とちょっと感動しました。
一方、アイスダンスやペアの放送がなかったり、「60p+倍速」の環境だと、なめらかさの面でイマイチ感があります。
それでも地デジ放送とは比べ物にならないくらい快適で、美しい映像と臨場感ある音声が楽しめるので、4K視聴環境があれば、BS4Kでの視聴をおすすめします。
フィギュアスケートに興味がない方も、ぜひ!
How to get a Ticket
くるみっこさん、こんにちは。
4Kも8Kもないのでその事にコメント出来ないです。
しかし、アイスダンスやペアの放送がない!には
賛成票を1票投じます。全部見たいです。
あと今回現地観戦だったのですが
アリーナにハズレてスタンドSでした。
先行発売での当選でしたが、かなり遠い席でした。
チケットは一般発売でもかなり売れ残った
ようで空席も多くあり、それなのに先行発売
でここなのと、ガッカリしました。
NHK杯、金曜日はかなりチケット残ったみたいですね、テレビで見た限りですが、ショートサイドはガラガラなのに、一部だけ人が固まって座っているのがちょっと異様でした。
先行で当選したS席が遠いのに、あれだけ空席あると切ないですね。通し券の競争率は何だったのか。