飛行機に乗って移動する時、どうせだったら機内からの景色を楽しみたいですよね!
窓側の席を確保できて、当日の天気が良ければ、景色を見ながらのフライトはとても楽しいです。
そんな時に気になるのが、「お目当ての山や街は、飛行機のどちら側に乗ると見えるのかな?」ということです。
たとえば、富士山が見たい場合は、乗る飛行機が富士山の右側を通るのか、左側を通るのかで、見える見えないが違います。
また、沖縄にフライトする時などは、島が多いほうが美しいサンゴ礁なども見れるのでお勧めです。
海ばっかりじゃつまんないからね。
そんな時に便利なのが、「Flightradar24」というアプリで、このアプリを使うと飛行機が飛ぶルートをある程度予想可能です。
また、飛行機に乗っている時に、自分が今どこにいるのかをアプリ上で確認できるので、「あそこに見える島は〇〇島だ、あの山は〇〇山だ!」なんてこともリアルタイムに確認できます。
そして、このリアルタイム飛行情報を使うと、家族がフライト中の飛行機の現在位置を知ったり、遅延や到着予定時刻の情報も確認できるので、お迎えに行ったり安否確認にも便利です。
使いこなすと色々と便利な「いつでも航空機の飛行情報を確認できるアプリFlightradar24 」をご紹介します。
Contents
Flightradar24の特徴とメリット、デメリット
Flightradar24の特徴とメリット
(1)過去の飛行ルートから、乗りたい便の飛行ルートを予想できる
Flightradar24を使うと、過去の飛行ルートを地図上で確認できます。
自分が乗る予定の便と同時刻便の履歴を確認すると、どのルートで飛行するのかがある程度予想できます。
当日の気象状況などによりルート変更の可能性があるため、100%同じルートを通るとは限りませんが、ある程度の予想ができるのはとても便利です。
例えば、この飛行機に搭乗して富士山が見たい場合、飛行機の右側のお席を取ればOKってのが事前にわかります。
(2)航空機の現在地、予想到着時刻などを確認できる
Flightradar24を使うと、飛行機がどこを飛んでいるかを地図上で確認できます。
飛行機に搭乗中であれば、リアルタイムで地図上に位置が表示されるので、眼下に見える街や山の名前が簡単に確認できます。
これ、意外と楽しいのでおすすめです。
(3)無料、アカウント登録不要で利用できる
Flightradar24には有料版と無料版があります。
無料版でも「過去7日分の飛行履歴」、「現在のフライト状況」を確認できるので、通常利用であれば無料版で問題ありません。
また、アカウント登録などが不要なのもいいところです。
Flightradar24のデメリット
(1)表示される時間が協定世界時(UTC)の場合がある
Flightradar24は世界中の航空機のフライト情報を確認できるので、採用されている時刻は「協定世界時(UTC)」です。
このため、日本時間で考える際は、UTCに+9時間する必要があり、例えば日本時間で10時発のフライトは、UTCでは19時発となります。
アプリ利用の場合は日本時間(JST)に自動変換されていることもあるので、Flightradar24を利用する場合は、「表示されている時間がUTCかJSTか」を常に確認する必要があります
(2)あまり操作性が良くない
Flightradar24はWEB版、アプリ版があり、アプリ版のみ日本語化されています。
WEB版はパソコンからも利用できますが、全て英語で日本語化されていません。
アプリ版は全体的に広告が多めで、お世辞にも操作性がいいとは言えません。
(3)無料版は利用できる機能に制限がある
Flightradar24は無料版と有料版があります。
有料版では、3Dフライトシュミレーション、過去8日以上前のフライト情報、フライト中航空機の詳細情報などが確認できるようになりますが、一般人には無料版の情報で十分です。
Flightradar24のインストールと事前準備
Flightradar24には、iOS版とAndroid版があるので、自分が使用しているスマートフォン用のアプリダウンロードします。
アカウント登録などは不要なので、ダウンロード後は特に設定しなくても利用できます。
WEB版を利用する場合はこちら。
【flightradar24公式サイト】
https://www.flightradar24.com/
Flightradar24の使い方
1.航空機のフライト予想ルートを確認したい場合
Flightradar24には世界中の航空機の情報が表示されるため、上手に使うポイントは、「いかに自分が知りたい飛行機だけの情報を表示するか」です。
色々な方法があるのですが、一番シンプルなのが「出発空港、到着空港で絞り込む」という方法です。
(1)起動直後の画面で検索ボックスを選択する
(2)出発空港、到着空港を入力する
空港名をローマ字入力すると、候補が表示されます。また、3レターコードで入力も可能です。羽田はHND、広島はHIJですね。
(3)「直近および今後のフライト」から、見たい便を選択する
(4)フライト情報を確認したい日を選択する
無料版の場合、過去7日分を確認できるので、確認したい日を選択します。台風などの影響がない限り、基本は前日でOKです。
(5)指定した日のフライト情報が表示されるので、「PlayBack」を選択する
この画面でいろいろな情報がわかります。例えば、この便は14:00出発予定だったけど、遅延して実際の出発は14:21分です。でも、到着は3分遅れの15:28だったことがわかります。実際の飛行時間は1時間7分ですね。
(6)フライトルートが表示される
フライトルートが表示されるのでマップを拡大、スクロールして、確認したい山、街、島などを表示しましょう。
例えばこの羽田発JAL261便の場合、富士山を見たい場合は左側の席を取ればいいことがわかります。
また、別の羽田⇒沖縄便ですが、このルートの場合は左側の席のほうがおすすめです。
こういうのが事前にわかると面白いし、旅行の楽しみ方の一つだと思います。
2.航空機の現時点のフライト情報を確認したい場合
現時点のフライト情報を確認したい場合は、起動直後の画面から対象の航空機を選択すればOKです。
ですが、羽田空港周辺みたいにフライト中の航空機が多い場合は、「出発空港、到着空港から絞り込んで探す」がおすすめです。
(1)起動直後の画面で検索ボックスを選択する
(2)出発空港、到着空港を入力する
空港名をローマ字入力すると、候補が表示されます。また、3レターコードで入力も可能です。
(3)「現在飛行中の便」から、見たい便を選択する
(4)指定した便の詳細情報が表示されるので「地図に表示」を選択する
(5)マップ上に現在位置が表示される
現在地はほぼリアルタイムに更新されるので、機内Wi-Fiにつないでいれば、今どこを飛んでいるのかが把握できます。
眼下の街、山、島が何なのかよくわかるので、とても楽しいです。
フライトマップ画面で「詳細」を選択すると、さらに詳しい情報がわかります。
到着予定時刻はこちらで確認するのがわかりやすいかも。
時刻はJST(UTC+9:00)と表示されているので、そのまま日本時間となっています。
「ロックを解除」と表示されているのは、有料会員用の機能なので、無料会員では利用できません。
まとめ:Flightradar24の使い方、購入前に空席状況やブロックされている座席を確認できるアプリ
Flightradar24というアプリを使うと、
- 自分が乗る航空機の飛行ルートの予想
- 現在フライト中の航空機の現在地、予想到着時刻
などを、無料で誰でも確認できます。
飛行ルートが事前にわかると、「富士山が見える側に座りたい」、「眺めがいい席に座りたい」といった場合、飛行機の右側、左側どちらを選べばいいかがわかります。
事前に空席の位置がわかる「Seat Alert」と併用すると、飛行機に乗ることがとても楽しくなります。
【Seat Alertsの使い方】チケット購入前に航空機の空席状況やブロックされている座席を確認できるWEBサービス
また、機内Wi-Fiにつないでいればフライト中の現在位置が正確に把握できるので、眼下の街や山、島がどこなのかを把握することができます。
これが地味に楽しいので、ぜひ飛行機に乗る機会があったら試してみてくださいね!
How to get a Ticket
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