2022年7月11日(月)から、クレディセゾン会員向けの電子書籍サービス「まんがセゾン」のサービスが始まりました。
「まんがセゾン」は、サービス名のとおり、セゾンカード会員向けの電子書籍サービスで、旧「コミなび」をリニューアルしたシステムです。
新たに設定された「セゾンコース」に登録すると、購入したマンガの50%が還元されるので、マンガを実質半額で購入できるというのが大きな売りです。
ですが、
- 利用には月額登録が必須
- 取り扱い書籍が少なめ
- システムの安定性に不安
- そもそもセゾンがいつまでこのサービスを提供するのか不透明
と、デメリットというか不安な点が多いのも事実です。
とりあえず、サービス開始時点でのメリット、デメリットをまとめてみますが、実際に利用してみてわかったことは随時追記していきます。
Contents
まんがセゾンのメリット
セゾンカード保有者は実質50%オフ
セゾンカード保有者が利用できる「セゾンコース」の利用には、月額550円が必要です。
ですが、コンテンツを購入すると50%のポイントが還元されるので、マンガを実質半額で購入することができます。
ただし、2022年7月11日(月)時点では、セゾンコースを利用できるのはセゾンのアメックスカードのみです。
まんがセゾンのデメリット
月額会費が必要
まんがセゾンの「セゾンコース」を利用するには、月額550円の有料会員に加入する必要があります。
この有料会員になる必要があるのが最大のデメリットだと思います。
他の電子書籍では、「登録は無料で、欲しい書籍を購入する時だけお支払いする」という方法が一般的です。
月額費用+αのポイントがもらえるとはいえ、やっぱり月額会員必須というのはハードルが高くなります。
タイトル数が少ない
まんがセゾンには、35万作品が準備されています。
正直なところ、この数は電子書籍サイトとしてはかなり少なめです。
読みたい本がないという確率も高くなるので、取り扱い書籍についてはしっかりと確認が必要です。
旧コミなびの評判は決して良くない
まんがセゾンは、旧「コミなび」をセゾン会員向けのサービスとしてリニューアルした電子書籍システムです。
なので、コミなびの特徴をそのまま引き継いでいます。
コミナなびは、2021年の大規模改修時に「過去に購入した書籍が読めなくなる」という大きなトラブルを起こしています。
システム更新により書籍の再ダウンロードが必要になったのですが、雑誌などの「ダウンロードに期限がある書籍」は再ダウンロードできず、お金を払っているのに二度と読めなくなる大トラブルを起こしています、ありえないですよね。
また、「システム不具合でログインできない⇒書籍を読むことができない」というやらかしもあったようで、正直なところ評判が良いサービスとは言えません。
将来性に不安大
まんがセゾンは、クレディセゾンが、旧「コミなび」を運営していた(株)メディアドゥと資本提携しリニューアルしたシステムです。
電子書籍は手元にモノが残らないので、最悪の場合「もうサービスやめるよ!」といわれると、今まで購入した書籍がゼロになるという怖い側面も持っています。
セゾンは、あれだけ力を入れていた「セゾンクラッセ」を、わずか3年ほどであっさりと廃止したりと、サービス継続について信頼性がありません。
はたして、この「まんがセゾン」もいつまでサービスが続くのか、正直なところ不安です。
私も、現状でまんがセゾンに大金をつぎ込むのはちょっと躊躇しますね~。
2022年7月11日(月)実際に「まんがセゾン」を利用してみた
2022年7月11日(月)、サービス開始とともに、まんがセゾンを利用してみました。
とにかく登録方法、システムがわかりにくい
実際にまんがセゾンに登録してみたのですが、とにかくわかりにくいです。
諸悪の根源は、旧「コミなび」のシステムを中途半端に引き継いでいるから。
ヘルプを見ても、旧「コミなび」利用者と、新規登録者で手順がいろいろと違うので、非常に複雑かつ煩雑です。
また、ID登録、クレカ登録、月額会員登録と、利用までに少なくとも3回の登録が必要など、めんどくさすぎ。
しかも、登録の途中で不正終了も多いし。
「まんがセゾン」立ち上げるなら、旧「コミなび」は切り捨てて全て初期化するべきでしたね。
無理して引き継いだ影響で、非常に完成度が低いシステムになってます。
システムの完成度が低い
肝心の漫画閲覧システムですが、こちらもレベル低すぎです。
画面の小さいスマートフォン用のアレンジもないし、ちっちゃい画面に1ページが表示されるだけというお粗末なもの。
こんなの字が小さくて見えない。
その他、画面遷移やUIもお粗末で、私は使う気にならないかな~。
やっぱり「まんがセゾン」にお金を預けるのはリスクが高い
システムの完成度を見ると、まんがセゾンが長続きするとはとても思えません。
なんか、担当の思い付きでサービス開始した感が満載で、遅かれ早かれ閉鎖されそう。
となると、まんがセゾンで購入した書籍はゴミになるリスクが高いので、ちょっとお金をかけるのは怖すぎだと思います。
まとめ:セゾンカード会員向け電子書籍「まんがセゾン」のサービス開始!
2022年7月11日(月)から、クレディセゾン会員向けの電子書籍サービス「まんがセゾン」のサービスが始まりました。
「まんがセゾン」は、セゾンカード保有者であれば実質半額でマンガが読めるというのが売りです。
ですが、
- 利用には月額登録が必須
- 取り扱い書籍が少なめ
- システムの安定性に不安
- そもそもセゾンがいつまでこのサービスを提供するのか不透明
と、デメリットが多いので、現状でこのシステムに大金を投じるのは危険というか怖いです。
電子書籍は、手元に本が残らないので、サービス提供元が「もうやめるよ!」というと今まで課金したものがゼロになるという面があります。
私も漫画は結構好きなので、とりあえず利用して試します。
でも、現状だと他の人におすすめはしないかな~。
個人的には、今後、急遽システムが終了してもダメージが少ない「定額読み放題」がリーズナブルな価格で設定されれば、利用してもいいかなと思います。
現状の「漫画を買う」という方式だと、サービス終了時のリスクが高すぎでちょっとね。
How to get a Ticket
コメントをどうぞ(名前にはニックネームを入力してください)