今回作成したJGC修行プランは、「5日間で18フライト」というかなりのハードスケジュールになりました。
複数回に分けてFOPを貯めるのではなく、一気に解脱することを目指したプランニングです。
修行をすると決めた時期が遅かったので、チケットはフライトの2週間前に購入しました。
夏休み中の沖縄ということで、普段であれば売り切れの便もある時期です。
ですが、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、普通席であれば余裕、クラスJでも席を選ばなければすべてのフライトで確保できました。
購入したのは特便7ですが、羽田⇔沖縄便が、片道9千円~1万3千円程度とかなりリーズナブル。
ひとまず全行程のチケットを抑えた後、次はお席のランクアップを狙います。
Contents
JALの当日アップグレード
JALの航空機チケットには、当日アップグレードというシステムがあります。
フライトの当日、ファーストクラス、クラスJに空きがあれば、追加費用の支払いでランクアップができるというシステムです。
当日アップグレードの概要
【追加料金】
- 普通席⇒クラスJ:+1,000円
- 普通席⇒ファーストクラス:+8,000円
- クラスJ⇒ファーストクラス:+7,000円
【手続方法】
- 自動チェックイン機
- 有人カウンター
【支払方法】
クレジットカードのみ
当日アップグレードのポイント
当日アップグレードは、「フライト当日に、出発空港で、空きがあれば」手続きが可能です。
上手にアップグレードを利用するポイントは次の3点です。
1.空席の状況を把握しておく
アップグレードは、対象のファーストクラスやJクラスに空きがないと手続きできません。
なので、空きがあるかマメに公式サイトでチェックしておきましょう。
2.とにかく朝早く空港に行く
アップグレードは、フライト当日に、出発空港のみで手続き可能です。
人気路線の場合は速攻で売り切れるので、空港にできるだけ早く行くようにしましょう。
羽田空港のように規模が大きい空港では、場所によって受付開始時間が違うことがあります。
なので、一番早く手続きできる窓口を探してチャレンジするのも一つの手です。
また、手続きは自動チェックイン機でも可能ですが、有人カウンターが空いていればこちらの方がおすすめです。
真偽のほどは不明ですが、機械では買えないけど有人カウンターだと購入できる席があるとかないとか。
3.乗り継ぎがある場合は、出発空港以外でも手続きができる
原則、アップグレードは出発空港でしか手続きができません。
ですが、乗り継ぎがある場合は、他の空港でも手続きが可能です。
例えば、羽田⇒那覇⇒羽田とフライトする場合、有人カウンターであれば、最初の羽田空港で、「那覇⇒羽田」のアップグレードが可能です。
売り切れて「キャンセル待ち」になったら一般会員はほぼ試合終了
ファーストクラス、クラスJなどが売り切れると、WEBサイトの表示は「空席待ち」となります。
この空席待ちは、JMBダイヤモンド会員などの上級会員が優先されるので、一般人がアップグレードできる可能性はかなり低くなります。
空席待ちは保安検査後の乗り継ぎカウンターでも手続きできるので、ダメ元でチャレンジするのがいいと思います。
ファーストクラスの激安ゲリラ放流
ファーストクラスへのランクアップというと、当日アップグレードが一般的です。
ですが、新型コロナウイルス感染症の影響もあるのか、ゲリラ放流的にファーストクラスの安売りがされています。
金額的には、普通席にプラス8,000円なので、当日アップグレードと同額です。
当日アップグレードと違って、ゲリラ放流でチケットを抑えることができれば、スケジュールも立てやすくて精神的にも楽です。
ファーストクラスの激安ゲリラ放流の傾向
私が2020年7月にチェックした際の傾向は次のとおりです。
1.日付が変わる深夜0時5分ごろにゲリラ放流がある可能性が高い
0時5分頃にゲリラ放流があるのを何回か確認しました。
0時00分ちょうどではなくて、0時5分ごろから、ポロポロと戻る感じです。
だいたい、0時5分から0時15分くらいの間に戻ることが多いので、この時間帯は要チェックです。
2.誰かがキャンセルした席は、10分後くらいに復活販売される
購入していたチケットをキャンセルすると、その10分後くらいに復活、購入できるようになります。
これは、実際に自分で試して確認しました。
なので、「誰かがキャンセルするかも」という前提で、マメにチェックをする必要があります。
3.お昼の12時過ぎに大量のゲリラ放流があった
確認できたのは1回だけですが、お昼の12時過ぎに大量の安売りゲリラ放流を確認しています。
深夜0時の放流より枚数が多く、私が遭遇した中では一番の放流でした。
出発前の最終フライト計画
最初に確保したのは、全てクラスJでのフライトです。
その後、マメにJALのチケット販売サイトをチェックしたところ、激安ファーストクラスを数便購入することができました。
結果的に、フライト前のスケジュールはこんな感じになっています。
赤字がファーストクラスなので、合計5便をアップグレードできたことになります。
このアップグレードにより、
・元々持っていたFOP 4,252
・JALカード作成でもらうFOP 5,000
・地元⇔那覇で獲得するFOP 3,200
・修行で取得するFOP 41,236
合計 53,688
と、50,000FOPを突破!!
しかも、あと1フライトをファーストクラスにアップグレードできれば、1往復(17レグ、18レグ)を省略しても50,000ポイント到達できちゃいます!
FOP単価的には6.03⇒6.30と悪化していますが、1往復少なくできるのであればそちらの方が全然楽。
ということで、少なくともあと1便はファーストクラスへ当日アップグレードできるようチャレンジしてみます。
出発前の最終フライト計画の問題点
ファーストクラスのゲリラ放流をうまく掴めたので、18レグのうち5レグをファーストクラスにアップグレードできました。
個人的にはかなり上出来だと思っているのですが、ちょっと気になるのは次の3点です。
1.2、4、5日目の3レグ⇒4レグの乗り継ぎが25分しかない
2、4、5日目の3レグ⇒4レグは、
- 3レグ:羽田着16:45
- 4レグ:羽田発17:10
と、羽田空港での時間が、乗り継ぎ制限時間ギリギリの25分しかありません。
3レグが少しでも遅延すると空港内を走る羽目になる可能性があります。
2.3日目の3レグ⇒4レグの乗り継ぎが2時間40分もある
3日目の3レグをファーストクラスにした関係で、3レグと4レグの乗り継ぎ時間が2時間40分もできてしまいました。
3日目はファーストクラスに乗るので、ダイヤモンド・プレミア会員専用ラウンジが使えるのですが、さすがにこの待ち時間は厳しそう。
しかも、沖縄に帰るのが22時25分なので、翌朝も早くから出発することを考えると、ちょっと大変。
3.3日目の3レグ⇒4レグはファーストクラス連続になる
3日目の3レグ⇒4レグはファーストクラスに連続して登場することになります。
万が一同じCAさんだと、これは恥ずかしい。
まとめ:ファーストクラスの激安ゲリラ放流チェック
当初は全てクラスJに登場するスケジュールを立てたのですが、運よくファーストクラスのゲリラ安売り放流を5レグも確保できました。
乗り継ぎ時間が短い日程があるのがちょっと気になりますが、短期集中のプランとしてはまずまずかなと思ってます。
あとは、ファーストクラスへの当日アップグレードが1フライトできれば、17、18レグを省略しても50,000ポイント到達できます。
という訳で、事前準備はここまで。
かなり長くなりましたが、欠航、遅延などがなければ、5日間の集中フライトでJGCへ解脱できる予定です。
さて、果たして予定どおりうまく事が運ぶのか。
次回からは、やっと実践編に移ります。
事前まとめが長すぎ(汗
JAL「JGC会員」になるため修行をしてみるその六 JGC修行1日目
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いつも楽しく拝見しています。
この記事にある「ファーストクラスのゲリラ放流」について質問なのですが、例えば羽田-那覇便では大体当時いくらぐらいで放流されていたのでしょうか?
フライトの時間帯にもよりますが、最安で1万7千円代でした。
私の場合、1万7千円~2万1千円くらいでチケット取ってます。