2024年SUPER GT Round8 モビリティリゾートもてぎ観戦記 その参

2024年11月2日(土)、3日(日)に栃木県にある「モビリティリゾートもてぎ」で、2024年SUPER GT Round8を観戦してきました。

初めての「もてぎ」だったのですが、11月2日(土)は大雨で予選開催が危ぶまれるくらいの悪天候。

私はプレミアムチケットを購入していたので雨がしのげるのですが、屋外の一般席だと相当厳しい環境でした。

 

11月2日(土)午前中までの様子はこちら。

2024年SUPER GT Round8 モビリティリゾートもてぎ観戦記 その弐

◆エグゼクティブスイート利用ガイド

イベント広場

まぁまぁの雨が降り続いているのですが、せっかくサーキットに来たのでイベント広場へ行ってみます。

でも、雨がすごくて色々と無理。

 

一時的に小雨になる時間帯もあるのですが、基本はザーザー降り。

今年のSUPER GTは鈴鹿が雨で中止になったり、SUGOの土曜予選が雨天中止となったり、天候に悩まされますね。

 

売店で変な商品を見つけました。

「さきいか」をイカ墨で黒くした商品で、その名も「タイヤカスさきいか」。

サーキットのコースを歩いたことがある人なら、「おー!」と感心する出来栄えです。

パドック

雨がひどすぎるのでイベント広場を早々に引き上げ、パドックへ向かいます。

もてぎはサーキットの構造上、メインスタンド側からパドックへ行く際には地下トンネルを通る必要があります。

そして、これがまぁまぁ距離がある。

後でまとめますが、今は使われていないオーバルコースの悪影響なんですよね。

 

エグゼクティブスイートルームから15分ほどでパドックへ到着です。

ザーザーぶりで、のんびりパドックウォークという雰囲気ではない。

レインウェア着てるから濡れないけど。

 

ちらっとロニー選手が見えました。

今年のロニー選手は成績が非常に悪いので、もしかしたら23号車に乗るのは最後になるかも。

 

第2パドック入り口から、ガラス張りのプレミアムルームが見えます。

一番右にあるのがエグゼクティブスイートルームで、さっきまでのんびりしていたところです。

 

ちなみに、この第2ドック入り口はピットウォークの「パドック側入場口」です。

また、ピットウォークの優先入場待ち合わせ場所もこちらです。

もてぎ特有のスタンド事情

雨が酷すぎるのでエグゼクティブスイートルームへ帰ることにします。

途中でスタンド席上段からコースを見たのですが、レースカーが走るコースが遠いですね。

しかも、この高さだと展望もよくないので、かなり微妙。

 

これは、もてぎというサーキット特有の事情があるからです。

モビリティリゾートもてぎは、1997年8月に「ツインリンクもてぎ(Twin Ring Motegi)」としてオープンしています。

 

もてぎのコースは、薄いグレーの「オーバル」と、SUPERT GTで利用されている「ロード」の2つがあります。

ツインリンクの由来もこの2つのコースなのですが、2024年時点ではオーバルコースは利用されていません。

 

SUPER GTが開催される時は、メインスタンドから見ると

  • メインスタンド
  • オーバルコース
  • ロードコース

と、メインスタンドとロードコースの間にオーバルコースが挟まれる形状となります。

このままだとオーバルコース部分が無駄になりすぎるので、オーバルコース内に仮設スタンド(V席)を設置してコース近くで観戦できるようにしています。

結果、「他のサーキットのようにコース近くで観戦できるのが仮設のV席」、「本来のメインスタンドはコースから離れたところから観戦する」ということになります。

しかも、メインスタンドの下段~中段は仮設スタンドが壁になってロードコースを見ることができません。

 

今となってはオーバルコースの存在はかなりの負の遺産となっています。

  1. メインスタンドからロードコースが遠い、下段~中断はそもそも見えない
  2. わざわざロードコース脇に仮設スタンドを設営する必要がある
  3. メインスタンドからピットが遠い
  4. オーバルコースを駐車場として利用するので見栄えが悪い

これらの問題を解決するのはオーバルコースの廃止、ロードコースの形状変更しかないのですが、ちょっと費用的にも難しそう。

観戦するファンとしては、もてぎの構造と問題点を知っておかないと、現地に行ってから痛い目にあいます。

ピットウォーク

土曜日は11時25分からピットウォークがあったのですが、雨が酷すぎて断念。

エグゼクティブスイートからピットウォークの様子を眺めてました。

ピットウォークの並びは、

  • 第2パドック入口(優先、一般)
  • オーバルコース内4番ゲート

の2か所があります。

 

こちらが第2パドック入口のピットウォーク待ち行列です。

右側が一般、看板挟んで左側が優先入場の列です。

悪天候もああり、優先入場の列は最終的にも30人ほどでした。

 

オーバルコース内4番ゲート内のピットウォーク待ち行列です。

基本的にパドックに入場できない人がこちらに並ぶイメージです。

写真では並んでる人数が少ないですが、最終的にはかなりの人が並びます。

 

ピットウォーク優先案内の対象者は、ピットウォーク開始前に優先して入場案内されます。

優先案内対象者がピットに入ってしばらくしてから一般入場可能になるので、優先入場のメリットは非常に大きいです。

写真は一般入場が始まった直後の様子ですが、優先入場権利を持っていると、この行列が来る前にピット内で写真撮影やサイン会に並んだりが可能です。

 

続々と入場。

今回は第2パドック入口、オーバルコース内4番ゲートどちらも同時刻にオープンしています。

なので、一般枠については第2パドックとオーバルコース内4番ゲートの差はなさそう。

 

土曜日+雨という条件なので、通常のピットウォークより参加者はかなり少なめです。

それでもこんな感じなので、明日の決勝は晴れると大混雑になりそう。

 

今回は双眼鏡を持っていったのですが、これが大活躍。

レーサーやマシンがとてもよく見えるので、一日楽しめました。

元々は釧路で野鳥を見るために購入したのですが、こんなところで役に立つとは。

エグゼクティブスイート土曜日の食事

エグゼクティブスイートルームは、土日ともにビュッフェスタイルのランチが利用できます。

種類は少ないのですが、アルコールの提供もあります。

 

サラダとマリネ。

魚介類はとても質が良く、ちょっといいホテルで提供されるレベルです。

 

食事は全6種類+ビーフカレーと種類こそ少なめですが、どれも美味しいです。

魚介類もそうですが、お肉も品質がとても良くて驚きました。

カレーも高級ホテルで提供されるレベルで、いいお肉が使われてます。

 

ケーキはこんな感じで、まあ普通。

コーヒーはちゃんとマシンで淹れてくれるので、ちょっとした珈琲タイムを楽しむこともできます。

 

スタッフの人数は多めで、皆さんとても丁寧。

一人、とても笑顔が素敵でレベルの高い接客をされる女性がいました。

どこぞのホテルの方なのかな?

 

食事はこちらの丸テーブルでいただきます。

テーブルには番号が振られていて、事前に自分が利用するテーブルが指定されます。

この形式は場所取りが必要ないのでいいですね。

 

結局、11月2日(土)の予選日は

  • 午前中は豪雨のため練習走行中止
  • 午後の予選は雨の中なんとか開催

という状況でした。

予報では明日の決勝は晴れみたいです。

 

今回は奮発してエグゼクティブスイートを購入したのですが、結果的には大正解でした。

何といっても予選日の悪天候でも快適に観戦できたメリットは大きくて、個人的には十分アリです。

ただし、買えるのであればコスパがいいVIPスイートのほうがいいかな。

 

決勝日11月4日の様子は続きはその四

2024年SUPER GT Round8 モビリティリゾートもてぎ観戦記 その四 SUPER GT(OKAYAMA/AUTOPOLIS/SUGO/MOTEGI)

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