【2022年Fantasy on Ice幕張】ローチケ２次抽選のアンケート結果まとめ

2022年のファンタジーオンアイス（以下FaOI）は、2022年5月から6月にかけて、幕張、名古屋、神戸、静岡で開催されます。

羽生選手inが早々と発表されたことも影響してか、特に幕張公演のチケットは強烈な競争となり、1次販売では「幕張全滅」というパワーワードがTwitterのトレンド入りするくらいでした。

1次販売についてアンケートを集計してみると、

• 特定の日1日だけ申し込む「日程単願」が有利
• ローチケ有料会員のご利益ほとんど無し

という結果となり、モヤモヤするというご意見が多数寄せられました。

この抽選方法だと、「どこでもいいから1日見たい人」をバッサリと切り捨て、「わざわざ有料会員になってる人」をガン無視しているので、まあ不満も出ますよね、仕方ないけど。

詳しくはこちらを参照してください。

【2022年Fantasy on Ice幕張】ローチケ特別抽選のアンケート結果まとめ

そんな中、2次販売が5月21日(土)～5月24日(火)にかけて実施されたので、こちらについてもアンケートを実施してみました。

すると、前回不評だった点が改善（？）されていることがわかりました。

「誰かが運営に凹った」のか、「たまたま」なのかは不明ですが、比較的素直な抽選方法を採用したっぽい。

という訳で、FaOI幕張2次抽選のアンケート結果についてまとめてみます。

Fantasy on Ice 2022幕張2次販売概要

【開催期間】

2022年5月27日(金)～29日(日)

【会場】

幕張イベントホール（千葉県千葉市）

ローソンチケットチケット2次販売

【申込期間】

5月14日(土)～16日(月)

【当選発表】

2022/5/19(木) 18:00頃

【入場料】

※赤字は2次販売の追加席

【チケット媒体】

電子チケットのみ

Fantasy on Ice 2022幕張2次販売「当選確率と申込者」について

最初にお詫びです。

今回のアンケート期間中、私が設定を間違えて「googleアカウントにログオンした状態」か「メールアドレスを登録」しないと回答できない制限が発生する時間帯がありました。

知らないうちにチェックボックスがONになっていたのですが、気づいた後に制限を解除し、誰でも回答できる仕様としています。

仮にメールアドレスを入力していても、こちらの手元には一切残っていないので安心してください。

ご迷惑おかけして申し訳ありません。

今回のアンケートには、1,015件の回答がありました、いつもありがとうございます。

このうち、2次抽選に申し込んでいない49件、整合性が取れない28件を廃除した　938件を集計対象としています。

１．当選確率は？重複当選があった？

2022年FaOI幕張公演は、5月27日(金)、28日(土)、29日(日)と3日間開催されます。

一人で複数日程が当選するケースがあったのか、1次抽選のように「当選は一人1日まで」という制限があったのかを確認してみます。

【当選確率】

結果は、1公演当選30.3%、2公演当選が0.4%、3公演当選が0.0%、全滅が69.3%でした。

複数当選はわずか0.4%なので、1次抽選と同様に「2次抽選も当選は一人1公演のみ」と判断して問題なさそうです。

いずれかの公演が当選する確率は30.7%となりますが、実際にはもっと低いと思います。

通常、2次抽選の当選確率は、1次抽選の50%程度になる傾向があります。

「1次抽選のいずれかの公演が当選する確率」は43.0%なので、本来の「2次抽選でいずれかの公演が当選する確率」は22～25%程度に落ち着く可能性が高そうと予想します。

今回は「当選のほうがアンケート回答しやすい」という傾向が強く出ているので、高めの当選確率になったと予想されます。

まあ、全てローチケのせい。

まとめると、「いずれかの公演が当選する可能性は30.7%だけど実際はもっと低い、当選は一人1公演で重複当選なし」となります。

２．住んでいる地域で当選確率が変わる？

次に居住地別の当選確率を集計してみました。

【地区別当選確率】

開催地が関東地方、開催直前の2次販売という要素もあり、東日本の申込割合が88.6%と圧倒的です。

東日本の当選確率が31.4%、西日本の当選確率が25.2%と差がありますが、これは「遠くから参戦する場合はいいお席＝競争率が高いお席を選びがち」なのが影響していると予想されます。

まとめると、FaOI幕張については、やっぱり「明確な地元優遇はない」と判断できそうです。

３．ローチケHMVプレミアム会員のご利益は？

1次抽選では全くご利益がなく、非難ごうごうだったローチケHMVプレミアム会員。

果たして2次抽選ではご利益があったのでしょうか？

【ローチケHMVプレミア会員当選確率】

申込者のうち、ローチケHMVプレミアム会員が28.9%もいます。

1次抽選では散々だったのですが、ローチケHMVプレミアムの加入は月単位なので、5月中は継続している人が多そう。

気になる結果ですが、なんと会員が当選確率39.1%、非会員が当選確率27.3%と、ローチケHMVプレミアム会員の当選確率が11.8%も高くなってる！

前回のアンケート結果で、ローチケ有料会員に対するヘイトがかなりあったので、ローチケの中の人が「これはヤバイ」と思ったのか、それとも偶然なのか。

真実は不明ですが、少なくとも今回はご利益あったみたいですね。

という訳で、「2次抽選はローチケHMVプレミアム会員のご利益があったっぽい」と判断します。

４．1次抽選の落選者は、2次抽選で有利になる？

2022FaOI幕張は、アイクリ枠、1次抽選、その他（P＆Gのプレゼントなど）と、計3回チケットを取るチャンスがありました。

既にチケットを持っている場合、2次抽選で強制落選などの処理がされているのでしょうか？

【チケット確保状況別当選確率】

アンケート対象者が938件に対し、申込数合計が943件となっているのは、「アイクリと1次で当選」などの複数当選ケースがあるためです。

結果は、アイクリ枠当選者が2次も当選したのが33.3%、1次当選者が2次も当選したのが4.1%、それ以外のケースが34.8%となっています。

つまり、「1次抽選の当選者は2次抽選で当選しにくくなっている」ということです。

逆に、アイクリ会員は全く影響を受けていなみたい。

なので、幕張については複数公演に参戦できるのは、アイクリ会員かP&Gプレゼント当選者などに限られそうです。

まとめると、「1次抽選当選者は2次ではほとんど当選しない」となります。

Fantasy on Ice 2022幕張2次販売「申込方法」について

ここまでの集計はアンケート回答者938件を集計対象としていましたが、以降は「5/27(金)、5/28(土)、5/29(日)」という公演日ごとに集計を行います。

例えば、Aさんが「5/27(金)、5/28(土)、5/29(日)」の3日間すべて申し込んだ場合、集計対象は3件となる感じです。

集計対象となる938人の申込内容は、「5/27(金)：502件、5/28(土)：332件、5/29(日)：378件」の申し込みをしているので、この合計1.212件を対象に以下の集計を実施しています。

１．複数枚申込だと不利になる？

2022FaOI幕張は、最大で4枚までチケット申し込みが可能でした。

チケットを申し込む枚数で当選確率に差があるのか確認してみます。

【枚数別当選確率】

あれ、今回は1枚申し込みが26.9%、複数枚申し込みが12.9%と、圧倒的に1枚申し込みが有利ですね。

1次抽選では申込枚数で当選確率は変わらなかったのですが、これは意外です。

今回の2次販売では、「列の端っこみたいな一人しか座れない席」が多かったからなのか？それとも条件付き席は一人1枚に絞っているのか？

原因は何でしょうね？

結論としては、「2次販売については、1枚申し込みのほうがかなり有利」としておきます。

２．第1希望がやっぱり当選しやすい？

幕張1次抽選では、「ほぼ第1希望しか当選しない」という制限がありました。

今回の2次抽選でも同様の制限があったのでしょうか。

【希望順位別当選確率】

第1希望当選が88.0%、第2希望当選が10.6%となっています。

1次抽選ほど極端ではありませんが、やはり第1希望をどのお席にするかはとても重要になります。

なので、2022FaOI幕張2次抽選は、「第1希望以外でも当選するが、やはり第1希望をどの席にするかは重要」となります。

３．第5希望までしっかり申し込んだほうがよい？

2022FaOI幕張は、それぞれの日程で第1希望から第5希望まで申し込みが可能だったので

• 5月27日(金)：第5希望まで
• 5月28日(土)：第5希望まで
• 5月29日(日)：第5希望まで

と、最大で15種類の申し込みが可能です。

申し込む際、「第1希望のみ」とする希望枠単願と、「第1希望～第5希望まで申し込む」希望枠併願と、どちらが有利だったのでしょうか。

【申込枠数別当選確率】

当選確率は、第1希望のみ申し込みが32.5%と高い一方、第2希望まで申し込みが17.3%と落ち込み、その後は希望数が多いほど当選確率が上がっています。

この結果は判断が難しいですね。

後ほどの集計で、今回の2次販売は「どのお席を申し込んだか」が当選確率に大きな影響を与えていることが分かっています。

また、過去の経験も踏まえ、現時点では「第1希望のみのほうが当選確率が高い可能性があるが、基本的に第5希望まで申し込むのが正解」と判断します。

どちらにしても、「第1希望をどのお席にするか」のほうがはるかに重要なので、こちらは参考程度に。

４．申し込んだ席種によって当選確率は変わる？

幕張2次販売では、プレミア席、SS席、S席、A席、B席という5種類の席種に加えて、注付A席、注付B席、ステージバックA席（以下SBA席）という3種類のお席が追加されました。

一般的に、追加されたお席のほうがと当選確率は高めになるのですが、2次販売ではどうだったのでしょうか？

当選確率をわかりやすくするため、第1希望で申し込んだお席について集計してみます。

【席種別当選確率】

プレミア席が意外と当選確率が高くて、なんと13.4%もあります。

「第1希望以外はほぼ当選しない」という1次抽選の結果を受け、プレミア席を狙う人が減ったのも一つの要因かと。

あとは、注付A席が59.7%、注付B席が79.3%と当選確率が高い一方、SBA席は26.2%とかなりの競争率です。

このあたり、同じ追加席でもかなりの差が出るのが難しいですね。

あと、SS席、S席、A席など、「販売数は限られてます♪」と公式から告知があったお席は、やっぱり当選確率低いですね。

まあ、私も金曜日SS席で普通に落選しています。

まとめとしては、「追加設定されたお席が原則有利だが、どの席を申し込むかで大きく当選確率が変わる」となります。

５．特定の日のみ申し込む「単願」が有利だった？

幕張1次抽選は、特定の1日だけ申し込む「単願」の当選確率が非常に高く、ファンからはかなり不評でした。

「どこでもいいから現地で観たい！」と3日間申し込んだ時点でかなり不利になるので、なんかモヤモヤしますよね。

今回の2次抽選でも同様の傾向があるのか確認してみます。

【単願・併願別当選確率】

あらら～。

今回は「日程併願」のほうが有利みたいですね。

• 5月27日(金)のみ申し込むと当選確率27.3%
• 5月28日(土)のみ申し込むと当選確率28.8%
• 5月29日(日)のみ申し込むと当選確率26.9%

と、特定の日のみ申し込む日程単願は、当選確率が27%ほどに揃っています。

一方、「5月27日(金)と5月28日(土)両方申し込む」みたいな併願は、当選確率42.8%とかなりお高めの数値です。

要は、1次抽選みたいに日程単願の優遇がないので、単純に3日申し込んだほうが有利になるっぽいです。

あと、前回アンケート結果を受けて、1次と2次では、単願の割合が42%⇒79.3%と倍増しています。

誰かが運営に凹ったので抽選処理が変わったのか、単願が増えたので単願優遇を止めたのかは不明ですが、1次とは明らかに傾向が違います。

最近のプレイガイドは、公演によって抽選方法をかなり詳細に変えていることが分かっています。

「1次で単願有利だったから2次も単願で申し込みがおすすめ！」とは単純にならないのが難しい所ですよね。

結論としは、「日程単願が優遇されることはないので、単純に3日間申し込んだほうが有利」となります。

６．単願、併願それぞれの席種ごと当選確率を集計してみる

2次抽選については、日程単願の優遇がないため、単純に3日間全てに申し込んだほうが当選確率がお高めでした。

念のため、日程単願と日程併願それぞれの席種別当選確率を集計してみました。

こちらで自分が申し込んだお席の当選確率を確認してみてください。

【5月27日(金)単願と併願比較】

【5月28日(土)単願と併願比較】

【5月29日(日)単願と併願比較】

Fantasy on Ice 2022幕張2次販売のチケットが一番当選しやすい申し込み方法は？

以上の結果をまとめると、次のようになります。

1. いずれかの公演が当選する可能性は30.7%だけど実際はもっと低い
2. 当選は一人1公演で重複当選なし
3. 明確な地元優遇はない
4. 2次抽選はローチケHMVプレミアム会員のご利益があったっぽい
5. 1次抽選当選者は2次ではほとんど当選しない
6. 2次抽選は1枚申し込みが有利
7. 第1希望以外でも当選するが、やはり第1希望をどの席にするかは重要
8. 第1希望のみのほうが当選確率が高い可能性があるが、基本的に第5希望まで申し込むのが正解
9. 追加設定されたお席が原則有利だが、どの席を申し込むかで大きく当選確率が変わる
10. 日程単願の優遇がないので、3日間全てに申し込んだほうが有利

以上となります。

ポイントは、

1. ローチケHMVプレミアム会員のご利益あり
2. 第1希望の席種が重要
3. 1枚申し込みが有利
4. 行ける日程全てに申し込みが有利

となります。

1次抽選とはかなり傾向が違うのが気になりますが、これがクレームで変わったのか、申込者の傾向で変わったのか、それとも全く関係ないのかは気になります。

ですが、1次抽選よりは公平な気がしますよね。

また、「1次当選者は2次でほぼ落選なのに、アイクリ枠当選者は関係ない」あたりは、アイクリの強さを再認識させれらます。

という訳で、2022FaOI幕張2次抽選についてアンケートについてまとめてみました。

ご意見や感想、ご質問などがあればお気軽にコメントください。

最後になりましたが、アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

アンケート自由記載欄から気になる内容をピックアップ

アンケートの自由記載欄には、皆さんからいろいろなコメントをいただきました。

中から気になるコメントをピックアップして私なりの意見をまとめてみます。

こちら、お見込みのとおりです、すばらしい。

アンケート結果から、1次抽選で当選すると、2次での当選確率が4.1%と激減します。

平均が30.8%なので、明らかに操作されてるっぽいですよね。

逆に、アイクリ枠でチケットを持っている人の2次当選悪率は33.3%と普通に当選してます。

さすがアイクリ、強いですね！

「白日の下に晒される」は大げさな気がしますが、ローチケ有料会員のメリットがほとんどないことは、以前のアンケートからも判明しています。

たまに1割くらい当選確率が高いことがありますが、ほとんどの公演でご利益ゼロです。

まあ、月額500円も支払ってご利益ゼロだと、アホらしくて加入者は激減しますよね。

今回、ほぼ初めてローチケHMVプレミアム会員のご利益が確認できたのですが、この理由は不明です。

誰かがクレーム上げたのか、もしかしたらローチケの中の人がみて、「このままではヤバイ」と思ったのか、果たして真相はいかに。

こちら、私も以前から思ってたんですよね。

ローチケHMVプレミアム会員の当選確率UP対象は、「実際に申し込みしてみないと対象かどうかわからない」という謎仕様です。

申し込み画面の途中で、「当選確率UP」という地味な青色アイコンがあれば対象なのですが、なぜに事前にわからないの？

あと、紙チケットの当選確率を下げるのも不公平感ありますよね。

このあたり、後述しますが「プレイガイドの考える公平な抽選と、申込者の考える公平な抽選」って、必ずしも一致しないんです。

2次抽選に限っては、第1希望プレミアは悪い選択肢ではないと思います。

1次の当選確率が低かったので、2次で何とかチケット欲しい人は「高望みのプレミアは敬遠しよう」となりがちです。

結果、1次よりもプレミアだけ見れば当選確率がいいくらいなので、プレミア狙いは錯乱ではないんですよね。

ホント、どのお席を狙うかは難しいです。

2次抽選は日程単願の優遇はなく、「第1希望でどのお席を申し込むか」が重要でした。

1次よりもプレミアム席のチャンスがあるとはいえ、プレミア席から流すと、かなりの確率で全滅します。

色々と分析しながら申し込むのも楽しいですよね！

とはいえ、落選すると超凹んでそれどころではないけど。

まさに、「ローチケに振り回された、幕張の闘い」だと思います。

結果的に、1次抽選で日程単願で申し込むのが正解だったのですが、これってかなり勇気が必要ですよね。

そもそも、ここ数年の傾向から幕張がここまで激戦になるとは思ってもみなかったし。

そして、2次抽選では、1次の結果をあざ笑うように「日程単願有利なし、有料会員優遇」と、ほんとにローチケに振り回されました。

「今後ローチケは使いたくない」というコメントの気持ちもわかりますが、今後も付き合っていかなとダメなので、この経験を糧にできるようにしましょう！

これ、いろいろな公演でいわれてる「新参有利」ってやつですよね。

私が過去に実施したーアンケートでは、明確に新規有利だったことはありません。

ですが、アーティストのファンクラブとかだと、こういう優遇があるかも。

とはいえ、さすがに「ローチケに新規登録したアカウントが有利」はないと思うけど、どうだろ？

私がアンケートを始めたのは、「当選確率を上げたい」よりも「なぜ落選するのか知りたい」のほうが動機として強くありました。

連続で落選すると、なんか色々なものが信じられなくなるんですよね、やさぐれる感じです。

アンケートを取ってみると、当選しやすい申し込み、ダメな申し込みがある程度見えてきます。

第1希望がここまで大切と理解していないと、「プレミアから総流し」みたいな申し込みを続けて、落選メールの山に落ち込むことになります。

もちろん最終的には運ですが、過去の傾向を知るためにはアンケートは強力な資料になると思ってます。

あと、プレイガイドが公平と思っている抽選方法と、申込者が公平と思っている抽選抽選は違うんですよね。

過去にあった

・自宅近くの会場しか当選しない
・単願申込しか当選しない
・新規申込者しか当選しない

という制限は、申込者からすると不公平感が非常に強くなります。

アンケートの実施が、このあたりの「プレイガイドと申込者の感覚の差」がなくなる一助になればうれしいです。

アンケート自由記載欄

アンケートの自由記載欄です。

色々と面白いので、時間があればぜひ読んでみてくださいね。

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