【2022年全日本フィギュア】１次先行抽選（チケットぴあ）のアンケート結果まとめ

「2022年全日本フィギュアのチケット１次抽選販売」について実施したアンケートの結果をまとめました。

今回は、1,102名からアンケート回答をいただけたのですが、コメント欄には今までないくらいプレイガイドに対する苦情が多かった印象です。

まあ、「第20希望まで申し込み可能だけど、当選は１日のみ」という意味不明な申し込みを設定されたら困るよね。

チケットぴあの担当は、フィギュアのことよく勉強して欲しいです、ほんと。

チケットぴあが意味不明な申し込み方法を採用したおかげで、今回のアンケートでは、席種ごとの当選確率などは算出していません。

というか無理です。

当選確率は、「当選した人」÷「申し込んだ人」で計算するのですが、第20希望もあるとアンケートで回答を得るのがとても困難です。

このため、今回の集計結果は「当選確率」ではなく「当選した席の割合」となっています。

この点がいつもと違うので注意してください。

2022年全日本フィギュア１次抽選アンケート結果

アンケートには1,102件の回答をいただきましたが、1次抽選に申し込んでいないデータなど297件を除いた、805件を集計対象としています。

１．1次抽選の当選確率

（１）1次抽選の当選確率

2022年の全日本フィギュアは、12月22日(木)～12月25日(日)までの4日間開催されます。

まずは、1次抽選の当選確率を集計してみます。

【1次抽選当選確率】

結果は、「1公演当選が59.6%、2公演当選が21.5%、3公演当選が4.0%、4公演当選が1.1%、全滅が13.8%」でした。

「4日間の公演のうち、いずれか1日が当選する確率は86.2%」と、非常に高い数値になってます。

昨年も9割以上がいずれか1日当選しているので、以前よりはだいぶチケットが取りやすくなっていると思います。

２．ぴあ有料会員の当選確率

今年の全日本フィギュアは、めずらしく「ぴあプレミアム会員の優遇対象」でした。

また、ぴあプレミアム会員ではなくても、当選アップ券が利用できたので、ご利益があるのか確認してみます。

【ぴあ会員種別確率】

お～！

ぴあプレミアム会員の当選確率が93.3%、当選確率UP券利用者が93.3%、非会員が75.7%の当選確率です。

今回ははっきりと有料会員のご利益がわかりましたね！

結論としては、「ぴあプレミアム会員、当選確率UP券は明らかにご利益がある」です。

2022年全日本フィギュア１次抽選の2つの申し込み方法

2022年の全日本フィギュアは、「通常の申し込み」と「複数の公演に行きたい」という2つの申し込み方法がありました。

【通常の申し込み】

【複数の公演に行きたい】

以降は、「通常の申し込み」、「複数の公演に行きたい」それぞれ別に集計してみます。

2022年全日本フィギュア１次抽選アンケート結果（通常申込）

１．当選割合

【当選割合（通常申込）】

通常の申し込みは、「当選は1公演のみ」という制限があったため、1公演当選が82.7%と圧倒的に多くなっています。

一方、電子チケットと紙チケットは両方に申し込みが可能だったので、16.4%が電子チケットで1日、紙チケットで1日の計2公演当選しています。

通常の申し込みでは3公演以上の当選は理論上ありえないので、3公演以上当選という回答は入力ミスの可能性が高そうです。

結論としては、「電子チケットと紙チケットは別枠だったので、2日間行きたい場合は両方申し込むのが正解」です。

２．座席別当選割合

【席種別当選確率（通常申込）】

席種別の当選割合を計算してみました。

今回はチケットぴあの変な申し込みのせいで、当選確率を計算できません。

あくまで「当選した席種の割合」なので注意してください。

まず目立つのが、「土日スタンドSの割合が異常に高い」という点です。

木曜日37.8%、金曜日29.8%という割合が、土日になると土曜日71.7%、日曜日67.6%と異常に高くなります。

逆に、アリーナSとスタンドSSは土日がとても低くなっているのが特徴的です。

全日本フィギュアは選手の関係者にスタンドSSが抜き取られるので、一般向けチケットが少ないという噂がありましたが、数値的には裏付けられた感じですね。

あと、意外にアリーナSも割を食っているみたい。

結論としては、「土日はスタンドSの販売数が多く、アリーナS、スタンドSSの一般向けはかなり絞られる」となります。

2022年全日本フィギュア１次抽選アンケート結果（複数の公演に行きたい）

１．当選割合

【当選割合（複数の公演に行きたい）】

「複数の公演に行きたい」で申し込むと、文字通り複数公演が当選する可能性があります。

当選の割合を見てみると、「1公演当選が47.3%、2公演当選が38.3%、3公演当選が11.5%、4公演当選が2.9%」となっています。

申込方法が違うので単純比較はできませんが、「通常申し込みの2公演当選が16.4%」なので、1日1席種しか申し込めないという制限が許容できれば、「複数の公演に行きたい」もアリですね。

２．座席別当選割合

【席種別当選確率（複数の公演に行きたい）】

「複数の公演に行きたい」でも、席種別の当選割合を計算してみました。

こちらも当選確率ではなく、「当選した席種の割合」なので注意してください。

まず目立つのが、通常の申し込みと同じように「土日スタンドSの割合が高い」という点です。

ですが、通常申込よりも緩やかな傾向で、例えば12月25日(日)のスタンドSS、スタンドの割合を比べてみると、

【12月25日(日)当選割合】

と、「複数の公演に行きたい」のほうがスタンドSSの割合が高くなっています。

「複数の公演に行きたい」のスタンドSS当選割合が高いのはなんでなんだろ？

2022年全日本フィギュア１次抽選のポイント

以上の結果をまとめると、次のようになります。

1. 1次抽選の当選確率は「1公演当選が59.6%、2公演当選が21.5%、3公演当選が4.0%、4公演当選が1.1%、全滅が13.8%」
2. 4日間の公演のうち、いずれか1日が当選する確率は86.2%と非常に高い
3. ぴあプレミアム会員、当選確率UP券は明らかにご利益がある
4. 電子チケットと紙チケットは別枠だったので、複数日程行きたい場合は両方申し込むのが正解
5. 土日のアリーナS、スタンドSSは明らかに当選割合が下がる。
6. 「1日1席種しか申し込めない」という制限が許容できれば、「複数の公演に行きたい」もアリ。

以上となります。

アンケート自由記載欄から気になる内容をピックアップ

アンケート自由記載欄の気になった内容をいくつかご紹介します。

今回のチケットぴあに対しては、「申込方法がわかりにくい」、「意味わからん」という苦情が無茶苦茶ありました。

多分、過去最高に評判が悪いです。

テレ朝チケットもたいがいですが、「去年までちゃんとしていた大手プレイガイドのやらかし」ということで、今回のほうが不評です。

途中の「第4希望まで⇒第20希望まで」という変更がさらに迷走感を増したかんじで、かなり「おこ」な人もいますね。

ぴあに問い合わせた方が何人かいて、「発売方法に関しましては、主催者からの指示のもとで実施している内容でございます。」という回答があったようですが、「変な指示だったら、それを止めるのがお前の仕事だろ！」と突っ込みたい。

とりあえず、チケットぴあの担当者はこのアンケートの自由記載欄を見て欲しいですね、まじで。

｢複数の公演に行きたい！｣は、「ALLorNOTHING＝申し込んだ公演が全て当選するか、全滅か」ではありません。

「申し込みの中で複数当選する可能性がある」という形式なので、例えば第4希望まで申し込むと、「全滅、1公演当選、2公演当選、3公演当選、4公演当選」というパターンがありえます。

まあ、こんな勘違いするのも「チケットぴあの申し込みシステムがわかりにくい」のが原因なので、何とかしてください、プロでしょ？

あと、ごく僅かですが4公演コンプリートした強者もいるみたい。

今回のクレカ枠変動は遅かったみたいですね。

枠が動く時間は、ローチケが発表当日の0時～4時くらい、チケットぴあが発表数時間のケースが一般的です。

最近のチケットぴあは、当選発表の直前に枠移動があるケースが多いですね、カープのチケットもそうでした。

「全日本は関係者向けの抜き取りチケットが多いので、スタンドの前方席は一般向けに販売されない」という噂は昔からありますね。

試しに調べてみると明らかに土日はスタンドSSの割合が少なくなってます。

あと、アリーナSも意外と割をくっているので、土日はスタンドS狙いがいいかも。

今回は予想通り、「電子チケットと紙チケットで別日程に申し込み」しても、抽選排除とはなっていません。

「土日に行きたい」のように2日間の観戦を希望する場合は、この申し込みが正解だったと思います。

一方、意外と複数当選しているのが「複数の公演に行きたい」です。

「1日1席種しか申し込めない」という制限が許容できれば、「複数の公演に行きたい」もアリだと思います。

ごく少数ですが、4公演当選した強者もいます。

土日に行きたい場合は、通常申込で土曜日、日曜日を電子と紙で申し込みが正解だと思います。

全公演行きたい場合は、「複数の公演で行きたい」を利用して、「木土を電子チケット、金日を紙チケット」みたいな申し込みでコンプリート出来てるみたい。

でも、平日の公演はこの後の2次抽選やトレードでも取れると思うので、とりあえず通常申し込みで土日を確保することをお勧めするかも。

このコメントは非常に興味深いのですが、整理すると

• 通常の申し込みだと第2希望のスタンドSが当選する
• 「複数公演行きたい」だとスタンドSSが当選する

となり、今回の集計結果そのままです。

「複数公演行きたい」のほうがなぜにスタンドSSが当選しやすいのか？？

個人的に気になったのは、「複数公演行きたいの当選通知がそれぞれ別に届いた」というコメントです。

これって、申し込みは1回だけど、抽選作業はそれぞれ別に実施されているということなので、複数公演で4日間申し込んだ場合は「第1希望のみの単願を4つ申込」ってことになります。

ローチケと違い、チケットぴあは単願有利になるケースはほとんどないのですが、これが影響したのかなと。

ちょっと根拠弱いけど、これくらいしか思い浮かびません。

皆さんの思う理由があれば教えてください。

アンケート自由記載欄

アンケートの自由記載欄にいただいたコメントをまとめています。

面白いのでぜひ一読してみてください！

Figure Skating

How to get a Ticket