2021年4月12日、岡山国際サーキットで開催予定だった「全日本スーパーフォーミュラ選手権 第6戦」が開催中止、ツインリンクもてぎでの開催となることが発表されました。
変更になった理由は公表されていませんが、「新型コロナウイルス感染症の影響で条件等々が合意に至らず、双方の同意によって、開催を断念することになりました」という事みたいです。
今回のスーパーフォーミュラの開催中止はとても残念ですが、個人的にはもっと気になることがあります。
それは、「岡山国際サーキットが倒産、閉鎖したりしないよね?」ってことです。
2021年は岡山国際サーキットでスーパーフォーミュラの開催なし
岡山国際サーキットで2021年に開催されるはずだったスーパーフォーミュラは開催中止、ツインリンクもてぎで開催されることになりました。
合わせて開催日程も「10月2日(土)、3日(日)」⇒「10月16日(土)、17日(日)」に変更されています。
国内レースとしてはSUPER GTに次ぐ人気を誇るレースの開催が無くなるなんて、かなり大きなニュースです。
開催地変更の理由は公式発表されていないので想像するしかありません。
「新型コロナウイルス感染症対策がうまくできない」という理由であればいいのですが、もし「サーキット閉鎖」とかだとホントに困ります。
岡山国際サーキットが無くなると、西日本でSUPER GTが開催できるサーキットがオートポリスだけになっちゃう。
岡山国際サーキットサポーターズクラブも2021年でサービス終了
岡山国際サーキットでは、「岡山国際サーキットサポーターズクラブ」という有料会員制度がありました。
クレジットカードを作成して会員になると、駐車券を優先的に購入できたり、チケット代金の割引を受けることができます。
駐車券を買うのがとても大変な岡山国際サーキットなので、サポーターズクラブの特典は魅力的で、わたしも会員になっていました。
ですが、「岡山国際サーキットサポーターズクラブ」も残念ながら2021年で廃止、代替サービスは2021年4月13日時点では発表されていません。
スーパーフォーミュラの中止、サポーターズクラブの廃止と、なんか嫌なことが続きます。
岡山国際サーキットサポーターズクラブのサービスが2021年12月で終了!SUPER GTの駐車券争奪戦はどうなる?岡山国際サーキットが廃止になったりしないよね?
「岡山国際サーキットサポーターズクラブ廃止」、「突然のスーパーフォーミュラ開催中止」と嫌なニュースが続く岡山国際サーキット。
新型コロナウイルス感染症の影響で昨年はSUPER GTの開催が中止になるなど、売り上げ的にはかなり厳しいのが現状だと思います。
今回のスーパーフォーミュラ開催中止について、親会社のアスカ株式会社も含め、サーキットサイドからは具体的な理由は発表されていません。
個人的に考えた理由は次の3点です。
(1)F1が開催される前の週なので集客が厳しい
2021年に鈴鹿サーキットで開催されるF1は、10月9日(土)、10日(日)に開催予定です。
岡山国際サーキットで開催予定だったスーパーフォーミュラは10月2日(土)、3日(日)の予定だったので、同じフォーミュラレースが2週連続で開催されることになります。
となると、さすがに2週連続で観戦するファンは少ない=集客的に厳しいと判断された可能性があります。
(2)新型コロナウイルス感染症対策が厳しい
岡山国際サーキットは施設の老朽化が進んでいます。
特に観客席には座席がなく、コンクリートの階段があるだけで、座席番号などはありません。
なので新型コロナウイルス感染症対策として「座席に座っている人を特定する=指定席化」はほぼ不可能です。
また、その他の新型コロナウイルス感染症対策も費用が掛かるので、この辺がネックになって開催中止となった可能性もあります。
でも、SUPER GTは普通に開催できたんだよね。
(3)実は破産手続きを進めている
これが一番怖いのですが、実は経営状態が悪くて破産手続きを進めているという可能性があります。
もし、岡山国際サーキットが無くなると、西日本でSUPER GTが開催できるサーキットがオートポリスだけになっちゃう。
現時点でサーキット閉鎖の話は全く出ていませんが、山口県美祢市にあった「MINEサーキット」も突然閉鎖されてるので、なんか嫌な感じがします。
さて、果たしてどうなるのか?
来年も岡山国際サーキットでSUPER GTのレースが見れるのか、とても気になります。
SUPER GT(OKAYAMA/AUTOPOLIS/SUGO/MOTEGI) How to get a Ticket
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