SONY 4K有機ELテレビ A95Kのインプレまとめ

2022年7月、自宅のテレビを久しぶりに買い換えました。

理由は、「ARASHI Anniversary Tour 5×20」のBlu-rayを最高画質で見たいから。

「ARASHI Anniversary Tour 5×20」は映画館で何回も見たのですが、ファンとしては松潤がこだわったという最高画質を観たいと思ったんです。

色々調べると、「ARASHI Anniversary Tour 5×20」は4K ULTRA HD Blu-rayでも発売され、こちらが最高画質&音質だとか。

 

うちには4Kのテレビがなかったので、この機会に買い替えるべく情報収集をしたのですが、忘備録&誰かの参考になればということでまとめてみます。

なお、私はオーディオビジュアルには素人なので、以下の内容には間違っている点があるかもしれません。

また、わかりやすさを最優先しているため、厳密には違う表現も含まれているので、この点はご容赦ください。

テレビを買い替える動機

うちのリビングで使っているテレビは、SONYのKDL-46W920Aです。

このテレビ、2014年発売なのでかなり古いモデルなのですが、現状でも地デジ、BS2Kを見るのであればトップクラスのテレビと思ってます。

というか、そこらの4Kテレビよりフルハイビジョンについては今でもアドバンテージがあります。

 

なので、これまでテレビの買い替えは全く考えていなかったのですが、

  • 「ARASHI Anniversary Tour 5×20」を4K環境で観たい
  • 夏の高校野球を4K環境で観たい
  • JSportでプロ野球カープ戦、SUPER GTを4K環境で観たい

次の3つの理由でテレビ買い替えを決意しました。

まあ、理由の80%が嵐なんですけどね~。

現状のテレビ閲覧環境

SONYのKDL-46W920Aを買ったのが2014年なので、かれこれ10年近く使っています。

この機種って実は「最後の4倍速搭載機」で、地デジやBS2Kを見るだけなら、今でもトップクラスの性能を持っています。

個人的には、まさに「神機」です。

SONYのKDL-46W920Aのメリット

1.4倍速駆動の液晶を搭載している

何といってもW920Aのメリットはこれで、「優れた4倍速液晶」を搭載していることです。

通常のテレビは、「60i」という方式で、おおざっぱに言うと1秒回に60回画面を更新します。

1秒間に更新される回数が多いほど「なめらかな画像」になるのですが、W920Aは1秒間に240回も画面を更新します。

60×4倍=240ということで「4倍速」と呼ばれるのですが、「コマ数が多い=動きのある画面が超なめらか」で、まさに「ぬるぬる」動くんです。

 

この「ぬるぬる」を実現しているのが4倍速駆動パネルです。

通常の「60秒に一回更新」される画像の間に、W920Aは3つの画像を計算して差し込みます。

4倍速の効果は絶大で、アニメやCGなどはほんとに「ぬるぬる」動きます。

また、高速で動くテロップもはっきりくっきり読めるので、大河ドラマ「鎌倉殿の13人オープニング」などは、買い替えた最新の4K有機ELテレビよりずっと滑らかに動きます。

 

その他、「繊細な質感までくっきり描くX-Reality PRO」や、「色彩豊かな映像を再現するトリルミナスディスプレイ」など、当時のソニーが持っていたトップクラスの技術が投入されたのが、W920Aシリーズです。

 

2.フルHD映像を見る場合は現状でもトップクラスの性能

W920Aは、4K、HDRなどの最新の技術には対応していません。

ですが、2022年9月時点では、これらの技術に対応しているのはBS4K放送、CS4K放送の一部のみです。

要は、地デジやBS2K放送は4KやHDRに対応していないので、「最新の4Kテレビは性能を発揮できない=W920Aで十分」ってことです。

 

また、個人的な感想ですが、地デジやBS2K放送の画面が汚なくて見にくい理由は、画面の更新回数が少ないのが大きいと思ってます。

この点、4倍速液晶を搭載したW920Aは圧倒的で、スポーツやアニメ、CGはとてもきれいな画面になります。

実は、最新の4Kテレビでも2倍速までしか搭載していないので、地デジとBS2Kに限れば、現状でもW920Aのほうが断然なめらかだと思います。

 

3.W920A以降のフルハイビジョンテレビは低性能の劣化品ばかり

W920A以降、ソニーは4倍速液晶モデルを発売していません。

高画質技術などは4Kモデルに搭載するようになり、フルHDモデルは廉価版の安物ばかりというラインナップになりました。

これは他社でも同様なので、結果的にW920Aシリーズは、「高画質フルHD液晶テレビの最終モデル」となりました。

 

ちなみに、2022年9月時点では、4倍速液晶を搭載したテレビは発売されていません。

最新の4Kテレビでも2倍速までなので、今となってはフルHD 4倍速液晶はとても貴重です。

SONYのKDL-46W920Aのデメリット

1.画面の隅にムラがある

これがW920Aの最大の弱点なのですが、画面の隅に「ムラ」があります。

真っ白な画面を表示するとわかるのですが、隅に黒い影ができるので、画面全体が白くなりません。

通常の映像では気にならないのですが、タイトル表示など画面全体が白いときは結構気になります。

価格ドットコム」でも話題になっているので、仕様とあきらめるしかないです。

 

2.4倍速は予測に失敗し「破綻」することがある

非常に滑らかな画面を楽しめる4倍速液晶ですが、弱点もあります。

4倍速は、通常の画像の間に「前後の画像から計算した画像」を3枚差し込み、より滑らかな表現を実現する技術です。

なので、差し込む画像の計算を間違えると映像が破綻、ノイズが乗ります。

特に、紙吹雪など不規則な動きをするものは苦手で、高確率で破綻します。

普通の映像では気になるシーンはそれほどありませんが、破綻がゼロではありません。

 

3.4K放送、HDRなどに対応していない

W920Aは2014年に発売されたテレビなので、4KやHDRなどの最新の技術に対応していません。

なので、4KBS放送、4KCS放送は見ることができず、動画配信でもフルHDまでしか再生できません。

逆に言うと、これらを利用せず地デジ、BS2K、配信2Kしか見ないのであれば、現状でもトップクラスの性能があると言えます。

テレビ買い替えにあたり必要な情報を整理してみる

今回、テレビを買い替えるにあたりいろいろな情報を整理してみました。

すると、「ARASHI Anniversary Tour 5×20」を最高画質&音質で楽しみたい場合、テレビの買い替えだけではダメなことが分かってきました。

うちの環境だと、「テレビ、Blu-rayレコーダ、AVアンプの買い替え」と「ドルビーアトモスイネーブルドスピーカーの追加」が必要っぽい。

 

そして、購入する機種を決めるには、どうも最新の用語についても勉強する必要があるようです。

という訳で、素人が一生懸命調べた最低限の情報をまとめてみます。

1.テレビ関連の技術と用語

(1)解像度

解像度とは、テレビが表示する映像の細かさのことで、テレビ画面をどのくらいに分割しているかで表現します。

より細かく分割して表示するほうが映像もきれいになるので、高解像度=高画質と一般的に言われています。

ですが、写真などの静止画については「解像度が高いほど美しく」なりますが、動画についてはあくまで1つの指標にすぎません。

2022年時点では、主に「ハイビジョン(1366×768)」、「フルハイビジョン=2K(1920×1080)」、「4K(3840×2160)」の3つの解像度があります。

 

(2)リフレッシュレート

リフレッシュレートとは、1秒間に何回画面を更新、書き換えしているかを示す指標です。

単位はHz(ヘルツ)で表され、60Hzであれば1秒間に60回、120Hzであれば、1秒間に120回画面を書き換えています。

動画の場合、実はこのリフレッシュレートが非常に重要な指標で、リフレッシュレートが低いとカクカクした非常に見ずらい動画になります。

 

一般的なテレビ放送では60Hz(厳密には60i)が使われていているのですが、動画視聴だと正直60Hzはギリギリのリフレッシュレートです。

60Hzと120Hzの動画を比較すると、圧倒的に120Hzが見やすくて自然です。

ただ人がしゃべるだけの動画でも、唇の動きがなめらかなので、120Hzの映像になれると60Hzだとかなり厳しく感じます。

個人的には、「4K解像度+60Hz」より、「2K解像度+120Hz」の映像のほうが圧倒的に見やすくて美しいと思います。

 

(3)HDR

HDRとは、High Dynamic Range(ハイ・ダイナミック・レンジ)の略です。

HDRに対応していると、ダイナミック・レンジ(テレビ画面の明るさの最大値と最小値)が広くなるので、より鮮やかで自然な映像を表現することができます。

要は、白がより白く、赤がより赤くという感じで、通常放送(SDR)よりも鮮やかな映像を楽しむことができます。

 

2022年時点では、HDRに対応しているのは4K放送のみで、地デジ、BS放送などは通常放送(SDR)のみです。

同じ放送をSDRとHDRで見比べると、特にカープのヘルメットの赤とか全く違うので驚きます。

ちなみに、テレビ放送ではHDRのことをHLGと表記していますが、これはほぼ同じものと理解してOKです。

2.Blu-ray関連の技術と用語

4K ULTRA HD Blu-ray

4K ULTRA HD Blu-rayとは、「4K(3840×2160)の高解像度」、「HDRによる高輝度表示」、「BT.2020の広色域再現」の動画を再生できる規格です。

通常のBlu-rayの場合は「フルHD解像度(1920×1080)」、「SDR」、「BT.709」なので、映像のクオリティーが全く違います。

特に嵐の「5×20」の場合、スワロフスキーの輝きや客席のペンライトの明るさが全然違います。

 

4K ULTRA HD Blu-rayの映像を楽しむ場合

  • 4K ULTRA HD Blu-rayに対応した再生機対応のプレーヤー/レコーダー
  • HDR対応の4Kテレビ

が必要です。

なので、いままで2K環境だったうちの場合、テレビ、レコーダー両方の更新が必要ということになります。

3.オーディオ系の技術と用語

オーディオ系は「沼」なので、今回はドルビーアトモスについてのみまとめます。

DOLBY ATMOS

ドルビーアトモスとは、立体音響技術の一つで、映画館などでも採用されているメジャーな方式です。

映像に合わせて、音が上下左右から包まれるように流れてくるのが特徴です。

中でも、「音が天井から降ってくる」のが最大の特徴で、ヘリコプターとかほんとに上にいるみたいな臨場感があります。

 

ドルビーアトモスを楽しむためには、通常のシアターシステムに加えて、上からの音を表現する「天井スピーカー」が必要です。

うちにはもともと5.1chのシアターシステムを組んでいたので、今回はイネーブルドスピーカーを新たに購入して環境を整えました。

イネーブルドスピーカーとは、フロントスピーカーの上に載せるだけで天井設置のトップスピーカーと同様の効果を発揮するスピーカーです。

地デジ、BS4K放送の画質が悪い理由

テレビ、オーディオに関する基礎知識を理解したうえで、次に現行の地デジ、BS2Kの画質が低い理由をまとめます。

1.そもそもフルHDじゃない

地デジの画像が汚い理由は、何といっても解像度が低くて、「そもそもフルHDですらない」という点です。

一般的なフルHD映像は「1920 x 1080」ピクセルなのですが、地デジの解像度は、「1440 x 1080」ピクセルしかありません。

しかも、「1440 x 1080」ピクセルだと、アスペクト比が4:3になってしまうので、ピクセルを左右に引き延ばすことで16:9に見せかけているという極悪仕様。

なので、そもそも画像の解像度がダメダメなので、画面が汚くなっています。

2022年9月時点だと、BSプレミアムなどごく一部の放送だけが「1920 x 1080」で放送しています。

2.動画の圧縮方法が悪い

地デジの放送は、「MPEG-2 」という非常に古い方式で圧縮されています。

「H.264/MPEG-4 AVC」、「H.265/HEVC」といった圧縮方式と比較すると圧縮効率が半分以下なので、転送できるデータ量が少ない=画質が悪いという状況です。

3.インターレースを採用している

テレビ画面の表示方法には

  • 一度に全部を更新する「プログレッシブ」
  • 画面の半分ずつ更新する「インターレース」

という2つの方法があります。

地デジはインタレース方式を採用し、60秒に1回更新しているので「60i」と表記されます。

インターレース方式は画面の半分ずつを更新するので、60iだと実際の画面更新は1秒間に30回ということになります。

なので、画面の更新回数が少なくなり、結果的にカクついた汚い画面になります。

新しいテレビ閲覧環境

オーディオビジュアルについて全く素人の私が一生懸命勉強した結果、

  • 「ARASHI Anniversary Tour 5×20」を4K環境で観たい
  • 夏の高校野球を4K環境で観たい
  • JSportでプロ野球カープ戦、SUPER GTを4K環境で観たい

という3つの要望を満たす環境としてそろえたのが次の機器です。

 

(1)テレビ:SONY XRJ-55A95K

テレビは、2022年7月時点でSONY最高画質を誇る「XRJ-55A95K」にしました。

A95Kは、「QD-OLED」という有機ELパネルを採用しているのですが、とにかく発色が鮮やかです。

デモ機で見比べると、隣に置いてある液晶テレビとは全く鮮やかさが違うので、この発色と彩度だけで選びました。

他のテレビよりかなりお高めですが、私はそれだけの価値があると思います。

https://www.sony.jp/bravia/products/XRJ-A95K/

 

(2)Blu-rayプレイヤー:SONY BDZ-FBT2100

ブルーレイ再生機は、同じくSONYの「BDZ-FBT2100」にしました。

「4K ULTRA HD Blu-ray対応」、「4K放送の録画可能」で、録画容量はそこまで必要ないとなると、この機種一択でした。

ちなみに、SONYのレコーダー下位モデルは動作がモッサリです。

なので、3番組同時録画とか必要ないと思っても、この機種を選んだほうが吉です。

https://www.sony.jp/bd/products/BDZ-FBT6100_4100_2100/

 

(3)AVアンプ:SONY STR-DH790

メインアンプは、ドルビーアトモス対応の「STR-DH790」にしました。

相性を考えてSONY製、ラックに入るコンパクトな本体となると、こちらもこの機種一択でした。

https://www.sony.jp/audio/products/STR-DH790/

 

(4)イネーブルドスピーカー:DENON SC-EN10

もともとDENONのスピーカーを使っていたので、その上に置いて利用できるイネーブルドスピーカー「Denon SC-EN10」を購入しました。

ただ、このイネーブルドスピーカーの効果については、正直なところ微妙です。

天井に吊り下げるタイプと比較すると、効果は限定的かな。

https://www.denon.jp/ja-jp/shop/speakersystem_ap/scen10_ap

新しいテレビ視聴環境はどうなの?

まぁまぁのお金をかけて更新した我が家のオーディオビジュアル環境ですが、結論はどうなのか。

(1)映像ソースが良ければ新環境が圧倒的

まず、テレビ、レコーダー、シアターシステムいずれも安定していて、特に不具合はありません。

これはSONYで統一したご利益あるかも。

 

そして、4K ULTRA HD Blu-rayの「ARASHI Anniversary Tour 5×20」は圧倒的に素晴らしいです。

QD-OLED+ドルビーアトモス環境だと、映画館で見るより数倍いいです。

映像はむっちゃきれいで、スワロフスキーとかキラキラ。

SDRだとわからない色がもはっきりと知覚できるので、「あ~このセットはこんな色だったんだ」と感動するくらい。

 

「ARASHI Anniversary Tour 5×20」はアマゾンのプライムビデオでも4K配信しているのですが、4K ULTRA HD Blu-rayを見た後にアマゾンの配信を見る気にはなりません。

音、映像のクオリティーが違いすぎます。

 

(2)4KBS放送は「まあこんなもの」

4K BS放送は、「まあこんなもの」です。

HDRで放送している4K放送は、とても鮮やかな映像を楽しむことができるのでアリです。

同じ放送をBS2K、BS4Kで見比べると圧倒的に4K HDRのほうが美しいので、基本的にBS4Kを利用しています。

ただし、ちゃんとHDRで放送してる番組は非常に少なくて、特に民放はSDRのまま放送しているケースも多いので、現状だと4K HDRの恩恵があるのはかなり限定的です。

私の視聴環境だと、NHK連ドラと大河ドラマ、野球放送くらい。

期待していたJ Sportが「4Kなのに2Kソースを垂れ流し」だったので、これはかなり残念な点です。

J SPORTS 4Kの注意点と、J SPORTSを半額で視聴する方法まとめ

 

2Kと4Kの解像度の違いについては、まあ4Kのほうが詳細なのでキレイかなと思うのですが、これはあまり気になりません。

それより気になるのはフレームレートの低さ。

BS4Kは60p、BS2Kは60iなので、数値的にはBS4Kのほうが滑らかなはずなのですが、それでも微妙。

他のコンテンツでは120Hzも結構ある中で、60pはカクカクしていて厳しいなというのが正直な感想です。

 

(3)地デジ、BS2Kは微妙

そして気になる地デジ、BS2Kですが、正直微妙です。

ソースが高品質だと素晴らしい映像を表現できるA95Kの新環境ですが、元がダメだとどうにもなりません。

それどころか、A95K(2倍速)とW920A(4倍速)という倍速表現の差が効いてくるので、現状だと地デジや2K BSを見る場合は、旧機種のW920Aのほうがキレイです。

テロップとか、激しく動く画面だとかなりの差がありますね。

特にアニメの場合は倍速の差が顕著で、私は断然W920A(4倍速)のほうが好きです。

まとめ:SONY 4K有機ELテレビ A95Kのインプレまとめ

2022年7月、「ARASHI Anniversary Tour 5×20」の4K ULTRA HD Blu-rayを視聴するため、自宅のテレビ環境を更新しました。

  • テレビ:SONY XRJ-55A95K
  • Blu-rayプレイヤー:SONY BDZ-FBT2100
  • AVアンプ:SONY STR-DH790
  • イネーブルドスピーカー:DENON SC-EN10

と、オーディオビジュアル素人としてはかなり頑張った環境を構築した感じです。

 

そして、しばらく使ってみた感想は「良質なソースがないと環境を整えても無駄」ということです。

確かに新環境で見る「ARASHI Anniversary Tour 5×20」の4K ULTRA HD Blu-rayは素晴らしいです。

美しいQD-OLEDの映像、ドルビーアトモスの臨場感は、映画館で見るより数段上で、感動します。

アマゾンプライムの4K配信とは比べ物にならないクオリティなので、「良質なソースを再生するには最高の環境」という点は間違いないです。

 

ですが、残念ながら現状だとその「良質なソース」の提供が限定的なんですよね。

  • 地デジ、BS2KなどはフルHDですらなく、SDRの映像は論外
  • BS4KもHDRに対応した放送が少なく、まともなのはNHKくらい
  • 配信も4K HDR対応は限定的

なので、要は4K HDR環境の力を全然発揮できないんですよね。

 

そして、個人的には今までの4倍速から2倍速にスペックダウンしたのが大きいです。

現状だと、地デジやBS2Kを見る場合は、4倍速のW920Aのほうが疲れません。

たまに予測に失敗して画像が破綻することがあるけど、それでも4倍速の滑らかさは圧倒的です。

2K SDRの放送をA95K(2倍速)とW920A(4倍速)で見比べると、テロップや動きの激しい画面では圧倒的にW920A(4倍速)のほうがくっきりとしています。

特にアニメとかだと、W920A(4倍速)のほうがヌルヌル動くので圧勝です。

 

結論としては、「4K HDRの高品質な映像ソースがある」という条件限定でA95Kはアリです。

地デジ、BS2K、配信を見るだけであれば、現状でもW920Aのほうが上だと思います。

要は、「4Kの最新テレビが最高・最強ではない」という点に要注意です。

 

以上、忘備録も含めた素人のオーディオビジュアル更新記でした。

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2 COMMENTS

隣県のおっさん

アイススケートとかスキーなんかの雪景色を見るとSONYが唯一採用しているサムスンの「QD-OLED」パネルの良さが分かりますよ。
他機種(他メーカー含む)のLG製有機パネルは氷面や雪が青っぽくなるけどA95Kは真っ白に出ますよね。

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くるみっこ

QD-OLED、赤が赤、青が青という感じで、とても鮮やかに表現されるのが素晴らしいです。ご指摘のとおり白も真っ白になります。

でも、この実力を発揮できる場面がかなり限定的なので、現状だと宝の持ち腐れ的な。

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