ネットで通信販売を利用する場合、クレジットカード決済を利用するのが一般的です。
料金代引きや銀行振り込みで対応できるケースもありますが、手数料が必要だったり手続きが面倒だったりします。
また、チケット販売のように「クレカ決済限定」というケースも結構多いので、この場合は有無を言わさずクレカが必要になります。
こんな時、学生さんや諸事情でクレジットカードを持てない人は、商品やチケットを買えないという悲しい状態になってしまいます。
ですが、世の中便利なものがあって、「本人確認不要、年齢条件なし、スマホから数分で作成完了」という便利なクレジットカードがあります。
正確に言うと通常のクレジットカードとは違うものなのですが、注意点をしっかりと把握しておけば、通販やチケット購入、ファンクラブ年会費なども支払い可能です。
今回は、個人的におすすめする、本人確認不要、年齢条件なし、スマホから数分で作成完了な「プリペイド式バーチャルクレジットカード」についてまとめてみます。
Contents
プリペイド式バーチャルクレカとは
プリペイド式バーチャルクレジットカードとは、
- プリペイド式なので、事前にチャージした金額までしか使えない
- バーチャルカードなので、実店舗で利用できる「プラスティック製のカード」は発行されない
という特徴を持ったクレジットカードです。
スマートフォンを利用すれば、「本人確認無し、年齢条件なし」で簡単に作成できるので、通常のクレカを持てない中学生や高校生でも普通に持てる利便性の高さが特徴です。
ただし、「プリペイド式バーチャルカード」であるが故の特徴、デメリットがあるので、この点はしっかりと把握しておく必要があります。
プリペイド式バーチャルクレカのメリット
1.年齢条件、本人確認が不要
一般的なクレジットカードは、「18歳以上しか申し込めない」など年齢条件があります。
ですが、プリペイド式バーチャルクレカは年齢条件がないので、中学生や高校生でも利用することができます。
また、本人確認も不要なので、免許証などを持っていなくても申し込み可能です。
この、「誰でも申し込める」というのが、プリペイド式バーチャルクレカの最大のメリットです。
2.コンビニで簡単にチャージできる
プリペイド式バーチャルクレカは、あらかじめ入金した金額を上限に利用できるクレジットカードです。
カードへの入金方法は、別のクレジットカードからチャージ、銀行振り込み、コンビニ支払いなどいろいろあります。
中でもコンビニ支払いはとても便利で、銀行口座やクレカを持っていなくても簡単に近くのコンビニで入金可能です。
3.スマートフォンがあれば数分で利用できるようになる
プリペイド式バーチャルクレカは、スマートフォンにアプリを入れることで、簡単に利用できるようになります。
手続きも簡単で、本人確認や口座登録の必要がないので、数分で完了します。
ただし、登録時に電話番号認証が必要なので、電話をかけることができる端末からの申し込みが必要です。
プリペイド式バーチャルクレカのデメリット
1.町のお店で使える「プラスティック製のカード」は発行されない
プリペイド式バーチャルクレカは「バーチャルカード」なので、プラスティック製のクレジットカード実物は発行されません。
なので、町のお店で利用することはできず、ネット利用限定となります。
2.利用できるお店、金額に条件がある
プリペイド式バーチャルクレカは、「チャージされた金額を上限に利用できるカード」です。
このため、カードにチャージされている金額以上の決済は不可です。
カードによっては「後払い」制度もあるのですが、手数料が極悪なので利用してはダメです。
3.作成にはスマートフォンが必要
プリペイド式バーチャルクレカの作成には、スマートフォンが必須です。
パソコンやタブレットからの申し込みはできないので注意が必要です。
4.ポイント面でのメリットはない
プリペイド式バーチャルクレカは、通常のクレカのように「利用額に応じたポイント付与」は基本ありません。
ポイント面でもメリットより、「誰でも、簡単に、本人確認なしで作れる」点を重視して保有するクレカです。
プリペイド式バーチャルクレカをネットで利用する方法
プリペイド式バーチャルクレカを使う前の注意点
(1)クレジットカードのブランドを確認する
クレジットカードには、VISA、MASTER、JCB、AMEXといったカードブランドの種類があります。
お店によって利用できるカードブランドが違うので、「VISA」が利用できるか確認しましょう。
とはいえ、ほぼ100%のお店でVISAは利用できると思います。
(2)カードの残高を確認する
プリペイド式カードは、「チャージされている金額を上限として利用できる」クレジットカードです。
チャージされている金額以上の買い物をしようとするとエラーになるので、残高を確認しておきましょう。
特にチケット申し込み時に残高が足りないと「せっかく当選したのに残高不足で強制落選」という切ないことになります。
カードによっては、残高がないと勝手に「後払い」と称した借金を組ませることもあるので要注意です。
名前は違えど「借金」なので、極悪な金利を支払うことになります。
(3)3Dセキュアが利用できる端末を準備する
3Dセキュアとは、ネットでカードを利用する時の本人認証サービスで、カードを利用するとSMSやメールに「その時だけ有効なワンタイムパスワード」が届くサービスです。
購入手続きを進める場合、届いた「その時だけ有効なワンタイムパスワード」を入力する必要があります。
このため、3Dセキュアのワンタイムパスワードが届く端末を手元に置いておく必要があります。
カード利用時に必要な情報を入力する
クレジットカードをネットで利用する場合、「カード番号、カード有効期限、氏名、セキュリティコード」といった情報が必要です。
これらは全てアプリ上で表示されるので、間違えないように入力しましょう。
決済手続きの最後に「3Dセキュアによる認証」が入る場合は、メールやSMSに贈られてきたワンタイムパスワードを入力すればOKです。
おすすめのプリペイド式バーチャルクレカ
プリペイド式バーチャルクレカにはいろいろな種類があるのですが、おすすめは、「Kyash virtual」カードか、「バンドルカード」です。
どちらも同じようなカードスペックなので、雰囲気が自分に合いそうなほうを利用すればいいと思います。
個人的には、ネットでの利用のみならバンドルカードのほうが使いやすくておすすめかな。
アプリも使いやすい、色々な説明もシンプルです。
ただし、バンドルカードの「後払い」は、名前は違えどただの「借金」なので絶対に利用してはいけません。
必ず事前に利用額をチャージして、「カードにチャージしてある金額を上限に利用する」を徹底しましょう。
もし、将来的に「町のお店でも使える実カードが欲しい」と思ったら、Kyashの作成を検討してみてください。
Kyashのリアルカードについては、こちらに詳しくまとめてあります。
Kyashカードのメリット、デメリット
【Kyash virtualカードとバンドルカードの比較】
Kyash virtual |
VANDLE | |
審査 | なし | なし |
年齢制限 | なし | なし |
本人確認 | 任意 | なし |
登録時電話認証 | 必要 | 必要 |
登録料金 | 無料 | 無料 |
利用上限 | 3万円/回 | なし |
残高上限 | – | 10万円 |
ブランド | VISA | VISA |
3Dセキュア | 対応 | 対応 |
緊急停止 | あり | あり |
ポイント還元 | 最大0.5% | なし |
出金 | 条件付きあり | なし |
まとめ:クレジットカードを持っていなくても通販、チケット購入できる方法まとめ
ネット通販、チケット購入、ファンクラブ入会などでクレジットカードが必要だけど、カードを持っていないor持てない場合は、「プリペイド式バーチャルクレジットカード」がおすすめです。
「本人確認無し、年齢条件無し、スマホから数分で作成OK」という手軽さは抜群で、学生やカードを持てない人には最適の選択肢です。
ですが、
- 利用できるのはネット決済利用のみ
- 実店舗で利用できるプラスティック製カードは発行されない
- 事前にチャージしている金額までしか利用できない
- 「後払い」は借金⇒極悪な利息を支払うことになるので絶対使わない
- 携帯代金などの「継続的な支払い」や、ガソリンスタンドやホテルなどの「利用後に金額が確定する支払い」には使えない
など、通常のクレジットカードとは取り扱いが違う点があります。
なので、「プリペイド式バーチャルクレジットカード」の特徴とメリット、デメリットをよく把握しておく必要があります。
「プリペイド式バーチャルクレジットカード」を作る場合、おすすめは、「Kyash virtual」カードか、「バンドルカード」です。
この2枚に大きな差はありませんが、説明が親切で分かりやすいのはバンドルカードかなー。
Kyashは、プラスティック製のカードが発行される「Kyash card」がむっちゃ使えるので、将来的に町のお店でも使いたいなと思うようになったら、ぜひ検討してみてください。
Kyashカードのメリット、デメリット
コメントをどうぞ(名前にはニックネームを入力してください)