2019年6月7日(金)、Fantasy on ICE 2019神戸会場に行ってきました。
フィギュアスケートのショーは、長ったらしい名前のことが多いので、省略して表記することが一般的です。
Fantasy on ICEの場合は、FaOIと表示されることが多い感じなので、以降FaOIと表記します。
私、フィギュアスケートは試合を見に行くことがほとんどです。
なので、毎年、NHK杯フィギュア、全日本フィギュアを観戦して、年によって日本で開催される大会、2018年であれば世界選手権を観戦する的な感じです。
というわけで、あまりフィギュアスケートのショーには興味がなかったのですが、今回のFaOIすごく良かったです。
公演の内容を詳しく説明するわけにはいかないので、今回観劇したFaOI神戸会場の様子などをまとめてみます。
Contents
Fantasy on ICE 2019ってどんな公演?チケットはどうやって確保したの?
Fantasy on ICEとは
Fantasy on ICEとは、オリンピックや世界選手権などで活躍する一流スケーターが集まり、華やかな演技を見せてくれるフィギュアスケートのショーです。
出演する選手が豪華なのが特徴で、過去には羽生結弦選手はもちろん、荒川静香選手、高橋大輔選手なども出演しています。
また、有名アーティストとのコラボがあるのも特徴で、郷ひろみさんやゴスペラーズなどの生歌に合わせた演技を見ることもできます。
出演するスケーターが豪華なので、それなりに人気公演になるFaOIですが、ここ数年は「例のあの方」が出演するかどうかでチケットの取得難易度が大きく変わるのも特徴です。
そう、羽生結弦選手です。
今年は足のケガもあったので、正直なところ出演はナイかなと思っていたのですが、5月10日に「羽生選手がFaOIの全公演に出演」の朗報が発表になり、フィギュアファンは超ざわつきます。
ダメ元でFaOIのチケット買ってた人が超勝ち組!
チケット持ってない人は右往左往という図式が出来上がったってのが今年のFaOIチケット争奪戦のお話です。
ちなみに、2019年神戸公演の出演スケーターは
【男子】
羽生結弦 / 織田信成 / デニス・バシリエフス / エフゲニー・プルシェンコ / フィリップ・キャンデロロ / ステファン・ランビエル / ジェフリー・バトル / ジョニー・ウィア / エラジ・バルデ
【女子】
紀平梨花 / 坂本花織 / 宮原知子 / 三原舞依 / 鈴木明子 / アリーナ・ザギトワ / エフゲニア・メドベージェワ / エリザベータ・トゥクタミシェワ
です。
ヤバイくらい豪華ですよね。
Fantasy on ICE神戸のチケットは放流で確保!
2019年のFantasy on ICEは、次の4会場で開催されます。
- 幕張会場:2019年5月24日(金)~5月26日(日)
- 仙台会場:2019年5月31日(金)~6月02日(日)
- 神戸会場:2019年6月07日(金)~6月09日(日)
- 富山会場:2019年6月14日(金)~6月16日(日)
元々FaOIに参戦する予定がなかったのですが、幕張公演の評判を聞いて、どうしても行きたくなりました。
行けるとすれば6月7日(金)の神戸公演だったのですが、もちろんチケットはとっくの昔に売れ切れです。
こんな時はどうするのか?
もちろん、あきらめたらそこで試合終了なので、戻りチケット、放流チケットにかけることにします。
ターゲットは、やっぱり「ローソンチケット」です。
で、マメにチェックしていたところ、とあるフォロワーさんが「神戸戻ってるよ!」と教えてくれました。
あわててチェックすると、注釈付きSですが戻りチケットがあります。
無事2枚確保して、6月7日(金)の神戸公演に行けることになりました!
やっぱり最後まであきらめたらダメですね。
ちなみに、FaOIの場合、会場ごとに「強いプレイガイド」ってのが決まってます。
戻りチケットも含めて、どのプレイガイド、販売窓口を狙うかってのも地味に大切です。
Fantasy on ICE 2019神戸会場の様子
2019年6月8日(金)FaOI神戸会場は17時に会場、18時から公演の予定でした。
で、こちらが、余裕をもって会場30分前に到着した、6月7日(金)16時30分頃の神戸ワールド記念ホール付近です。
結構な人であふれかえっています。
プログラム販売所やグッズ販売所はそれほど人が並んでいないので、5分も並べば問題なく買える感じです。
一方、ひどかったのが画面には見えない「引換券に並ぶ列」です。
今回の神戸公演では、S席以上のチケットは「座席引換券」として販売され、当日会場に行かないと座席位置詳細がわからない仕様でした。
こういうシステム自体は、福山雅治さんやPerfumeのライブでよく採用されます。
なので特段珍しくはないのですが、今回は運営がダメダメで現場はかなり混乱、長蛇の列ができてました。
引換券のために並ぶ行列は、引換所からこんな感じでかなりの長さになってました。
【引換所】
【(1)付近の様子】
【(2)付近の様子】
こんな感じで、かなりの列ができていました。
しかも途中に係員がいないから、あとから並ぶ人も「これが何の列なのかわからない」ので混乱します。
16時30分の時点でかなり並んでいたので入場を早めればいいのに、運営の判断は予定開場時刻5分前の16時55分ごろに開場という判断でした。
しかも、開場した当初はチケット引換の要領がすごく悪くて、行列が全然進みません。
正直、開演に間に合わないと思ったのですが、途中でチケット引換のスピードアップが図られたこともあり、なんとかギリギリで行列がさばけたようです。
ずっと引換所の様子を見ていたのですが
- チケットの引き換え窓口が4つしかない
- 本人確認っぽいことをするスタッフの要領が悪い
- チケットのバーコードをかざして発券する機械が少なすぎ
この辺りの影響が大きかったようです。
要は「要領悪すぎ、見込み甘すぎ」なので、運営は他の公演を視察に行って勉強してもらいたいです。
まあ、文句を言っても仕方ないので、こういう時に備えてやっぱり会場には余裕をもって到着するようにしましょう。
Fantasy on ICE 2019神戸会場リンクの様子
会場となる神戸ワールド記念ホールの特設リンクです。
リンクは、東西がロングサイド、北側がショートサイド、南側がステージという構成です。
ロングサイドは横が80列、縦が10列程度で、最前列の数メートル先がリンクという近さでした。
番号は、東西どちらも北側から番号が振られていました。
北側・ショートサイドは、ステージが正面になるのはいいのですが、最前列からリンクまでかなり距離がある感じです。
私が戻りで確保したチケットは、注釈付きS席です。
もしかしたらステージの裏側かなと思ったのですが、普通にロングサイド西側の席で、非常に見やすい良席でした。
席からの眺めはこんな感じで、前の人の頭も全然気になりません。
この席が注釈付きとか、意味わかんないです。
Fantasy on ICE 2019神戸を観劇した感想
あまり詳しく書いてしまうとネタバレになるので、あえて詳しくは書きません。
私の感想を3つにまとめると
- TOSHIさん歌上手すぎ!心に響く歌声ってこれだと感じました!
- 生歌に合わせた演技がこんなに感動するとは思わなかった!
- 宙ぶらりん2人組すごい!けど、これサーカスでは(いい意味で)?
かな。
とにかく、「行って良かった!」と思いました。
これまでは、試合の緊張感が好きで、NHK杯や全日本フィギュアなどの試合観戦がほとんどでした。
エキシビジョンもあまり興味がなくて行く機会がなかったくらい。
ですが、ショーの
- のびのびとした選手の演技
- ライトアップや音楽など、フィギュアの演技+αの演出
- 生歌とフィギュア演技のコラボのすばらしさ
を感じることができ、単純に「エンターテイメントとして素晴らしい」と感じました。
そして、会場で生観劇することの価値、大切さも強く感じました。
私はプロ野球、高校野球、フィギュアスケート、演劇など色々な分野の公演を観るのが好きなのですが、フィギュアスケートはテレビと生観戦の差が最も大きい競技の一つだと思います。
- リンク全体を舞台として演出が計算されているが、テレビだとそれがわからない
- 音楽、ライトアップの迫力は会場でないとわからない、伝わらない
- 開場全体の何ともいえない雰囲気
このあたりは、テレビだと魅力の1割も伝わらないと思います。
もちろん、テレビ観戦のほうがいいところもあるけどね。
うちのブログ、フィギュアファンだけでなく、野球やレースなど他分野のファンも多いので、ぜひ一度フィギュアの試合、ショーを生で見てください。
エンターテイメントとして単純に素晴らしいので、感動すると思います。
難点はチケットのお値段が高いこと、人気過ぎてチケットが取れないことです。
ですが、ある程度勉強すればチケットって取れるようになります。
ぜひ、一度フィギュアスケートの試合、ショーを会場で生観戦してみてください!
Figure Skating How to get a Ticket
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