バンドルカードとは、Visaの加盟店で支払いができるVisaプリペイドカードです。
Visaのプレイペイドカードといえば、「Vプリカ」が有名ですが、主に手数料の面でバンドルカードのほうがメリットがたくさんあります。
クレジットカードを持ちたくない、諸事情で作れない場合に便利なバンドルカードについてまとめてみます。
Contents
バンドルカードとは
バンドルカードとは、Visaの加盟店で支払いができるVisaプリペイドカードです。
インターネット上のVisa加盟店なら世界中どこでもクレジットカードと同じように利用することができます。
また、Vプリカと違い、オプションで「実際にカードを発券」することで、実店舗でも利用できるようになります。
バンドルカードの作成条件
バンドルカードの発行には年齢制限はありません。
ただし、未成年の方の場合は、発行の際に保護者の同意が必要となります。
Vプリカを申し込みできるのは、「日本国内在住の18歳以上の方」なので、バンドルカードのほうがカード作成のハードルが低くなります。
また、バンドルカードの作成はスマートフォンからアプリをインストールし、簡単な登録をするだけでOKです。
本人確認や銀行口座の登録などが一切必要ありません。
発行される情報
バンドルカードを作成すると、すぐにカード情報が付与され、アプリで確認することができます。
- カード番号:クレジットカードと同じ16桁の番号です。
- 有効期限:月/西暦が下2桁で表示されます
- セキュリティコード:クレジットカードと同じ3桁の番号です。
バンドルカードは、無記名で利用できるカードなので、所有者氏名情報の登録は必要ありません。
インターネットなどで氏名を入力する必要がある場合は、[姓:VANDLE][名:USER]でOKです。
この点もカード作成時にニックネーム登録が必要なVプリカとの違いになります。
有効期限
バンドルカードの有効期限は5年間です。
Vプリカの有効期限1年と比べるとかなり長い有効期限です。
バンドルカードが利用できないケース
バンドルカードはプリペイドカード方式という性質上、Vプリカと同様に利用できないケースがあります。
- ガソリンスタンド
- 宿泊施設
- 公共料金
- 定期支払い・定期購買
- 保険料の支払い
- 高速道路料金
- 機内販売
バンドルカードのメリット
審査が無いので、誰でも利用できる
バンドルカードの作成には事前審査や本人確認が必要ありません。
特に年齢制限もないので、スマートフォンが利用できればOKです。
学生さんなど諸事情によりクレジットカードが作れない人、あまりクレジットカードを作りたくない人には強い味方です。
最近は「クレジットカード支払い限定」のチケットが増えています。
クレジットカードがない、持てない場合は、バンドルカードを利用するとチケットを購入できるようになります。
登録も、スマートフォンにアプリを入れて簡単な登録をするだけです。

本名で登録する必要がない
バンドルカードは、作成の際に氏名登録する必要がありません。
この「無記名カード」というのはチケット購入時には大きなメリットです。
例えば、クレジットカードの登録に一番厳しいチケットぴあでは、通常はアカウント名義とクレジットカードの名義はイコールでないとカードで支払うことができません。
ですが、バンドルカードを利用すると、だれのアカウントでも問題なく支払い登録ができます。
そもそもバンドルカードは無記名で利用できるカードなので、名義チェックの意味がないからです。
この特性を利用すると、クレジットカード登録に厳しいチケットぴあでも、家族に協力を依頼してチケット購入が可能になります。
チャージ手数料、維持費が無料
バンドルカードは、Vプリカと比較して手数料がとてもお得です。
チャージ手数料無料で、カードに維持費も一切必要ありません。
Vプリカの場合、チャージには2,000円で200円、10,000円で390円の手数用が必要なことに加えて、3か月利用が無いと「休眠カード維持費」として125円も引かれます。
バンドルカードのデメリット
ポチっとチャージは便利だけれど手数料に注意が必要
ポチっとチャージについては、公式サイトにこう説明してあります。
「ポチっとチャージは、アプリから金額を入力すると即座にチャージされ、国内外のVisa加盟店でのお買い物にすぐに使えるサービスです。お申込み金額は後からお支払いいただきます。」
要は、バンドルカードにお金が入っていなくても、前借りしてチャージができるシステムです。
前借りしたお金は、翌々月末までに返済する必要があります。
プリペイド方式のカードは、「カードにチャージされている金額までしか利用できない」というのが大原則なのですが、それを覆すシステムが「ポチっとチャージ」です。
一見、非常に便利なサービスなのですが、注意点は「手数料」です。
バンドルカードは、登録、維持費などが0なのが特徴ですが、さすがに「ポチっとチャージ」の利用には手数料が必要です。
- 3,000円〜10,000円の場合:500円
- 11,000円〜20,000円の場合:800円
の手数料が必要となるので、利用するときには注意してください。
リアルカードの発行には手数料が必要
バンドルカードは「スマートフォンで発行するバーチャルカード」なので、標準ではカードの現物は発行されません。
なので、実店舗で利用することができず、インターネット限定での利用となります。
ただし、Vプリカと違って、バンドルカードには「リアルカード」というオプションがあります。
リアルカードを発行すると、カードの現物が郵送されてくるので、コンビニなどの実店舗でもクレジットカードと同様に利用できるようになります。
このリアルカードの発行は大きなメリットなのですが、発行手数料として300円が必要です。
セブンイレブンでコンビニチャージができない
バンドルカードはコンビニでチャージすることが可能ですが、セブンイレブンでは取り扱いがありません。
店舗数が一番多いセブンイレブンでチャージできないのはデメリットの一つです。
まとめ:チケット申し込み時に便利なバンドルカード
「バンドルカード」は非常に優れたプリペイドカード方式のカードです。
プリペイドカード方式のカードとしては「Vプリカ」が有名ですが、「バンドルカード」のほうが次の点で優れています。
- 年齢制限がない
- チャージ手数料が無料
- 維持費が無料
- 有効期限が5年
- 登録がスマートフォンで簡単
特に、学生さんやクレジットカードを作れない方がチケットを購入する時にはとても強い味方になってくれます。
また、通販を利用する時にもとっても便利です。
「バンドルカード」の登録は、スマートフォンから簡単にできるので、ぜひ試してみてください。
バンドルカードの使い方はこちら



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