2019年2月22日(金)、第91回選抜高校野球大会のチケット発売日が発表されました。
予想どおり、チケットは3月1日(金)に発売開始となります。
毎年のことですが、3月1日は他の公演チケット、特に広島東洋カープの一般発売と被るので、WEBが非常に混雑します。
高校野球のチケットが即完売という事はほとんどないのですが、いかんせん混雑して販売サイトに繋がりません。
逆に言うと、みんな混雑のためチケットを買えないので、かなり後までチケットが売れ残ります。
結果的に、根気強くチャレンジすれば、結構チケットとれます。
ただし、開幕日=開会式の日は毎年瞬殺なので、この日狙いの場合はかなりの事前準備と気合が必要です。
Contents
第91回選抜高校野球大会日程
2019年の春のセンバツは、3月23日(土)に開幕し、11日間の熱戦が繰り広げられます。
順調に日程を消化できれば、決勝戦は4月3日(水)の予定です。
【予想日程】
3月23日(土)開幕日
3月24日(日)
3月25日(月)
3月26日(火)
3月27日(水)
3月28日(木)
3月29日(金)
3月30日(土)
3月31日(日)準々決勝
4月01日(月)休養日
4月02日(火)準決勝
4月03日(水)決勝
第91回選抜高校野球大会 チケット発売概要
甲子園で開催される高校野球のチケットは、前売り券と当日券があります。
前売り券には、11日間の大会期間中ずっと利用できる「通し券」と、日付指定の「単日券」があります。
前売り券(通し券・連券)
【券種】
◆中央特別自由席:25,000円
◆一・三塁特別自由席:18,000円
※第1~4日と第5~8日は共通券で、共通日のいずれかに利用できます。
※中央特別自由席に共通券はありません。
【販売窓口】
- 毎日新聞大阪開発(毎日新聞大阪本社3階、平日のみ)
- ミズノオオサカ茶屋町(大阪・茶屋町)
- 久保田運動具店(大阪・中津)
- 大阪ホーマー(大阪・緑橋)
- 梅田阪神プレイガイド
- 毎日新聞旅行(東京・竹橋、平日のみ)
- エスポートミズノ5階(東京・神田小川町)
- 毎日新聞福岡本部事業部(福岡・天神、平日のみ)
- 毎日新聞名古屋開発(名古屋・丸の内、平日のみ)
- 毎日文化センター(名古屋・名鉄バスターミナル10階、平日のみ)
前売り券(単日券)
【券種】
◆一・三塁特別自由席:2,000円
※こども800円
※23日~30日までの8日間設定
◆アルプスデッキ席:19,200円
※団体用貸し切りボックス席(定員16人)
【販売窓口】
※アルプスデッキ席は電話申込(0570-000-732)
当日券
【券種】
大会期間中、開門と同時に発売。
◆中央特別自由席:2,500円
◆一・三塁特別自由席:2,000円
※こども800円
◆アルプス席800
※外野席は無料
前売り通し券、前売り単日券、当日券のメリットとデメリット
甲子園で開催される高校野球のチケットには、前売り通し券、前売り単日券、当日券の3種類があります。
それぞれメリット、デメリットをまとめてみます。
前売り通し券
大会期間中(11日間)利用できるチケットです。
冊子状になっていて、1日1枚利用できます。
【前売り通し券のメリット】
1.中央特別自由席を利用できる
甲子園のバックネット裏になる「中央特別自由席」は、前売り単日券の設定がありません。
当日券では「中央特別自由席」も販売されますが、日程によってはかなり並ぶ必要があります。
「中央特別自由席が前売りで購入できる」のは、通し券の大きなメリットです。
2.単日券を11枚買うよりお得
春の選抜の場合、通し券には割引があります。
<中央特別自由席の場合>
・通し券:25,000円
・単日券11枚:2,500円×11枚=27,500円
なので、2,500円お得
<1・3塁特別自由席の場合>
・通し券:18,000円
・単日券11枚:2,000円×11枚=22,000円
なので、4,000円お得
と、それなりにお得感があります。
1・3塁特別自由席の場合、11日間行けなくても、9日間観戦できれば元が取れますね。
3.1・3塁特別自由席は共通券なので1セットでペア観戦もできる
1・3塁特別自由席は、「第1~4日と第5~8日は共通券」になっています。
共通券とは、指定された期間であればいつでも使えるよってチケットです。
なので、1セットに4枚付いている「第1日~4日の共通券」を使って、第一日目に4人観戦するってことができます。
ただし、9~11日目までは共通券ではなく「大会○日目指定」なのでこの技が使えないこと、中央特別指定席には共通券がないことに注意してください。
【前売り通し券のデメリット】
1.お値段がお高い
通し券はやっぱりお値段がお高めです。
◆中央特別自由席:25,000円
◆一・三塁特別自由席:18,000円
もするので、お財布と相談する必要があります。
2.観戦できない日のチケットが無駄になる
通し券は11日分のチケットがセットになっているので、観戦できない日のチケットは無駄になってしまいます。
ですが、通し券には割引きがあります。
例えば、1・3塁特別自由席の場合、通し券が18,000円、単日券が2,000円なので、9日間以上観戦できるのであれば、通し券の方がお得です。
3.WEB販売がない
通し券はWEB販売がありません。
窓口で購入する必要があるのですが、販売窓口が限られているので、地方在住の場合は購入自体がかなり厳しくなります。
前売り単日券
日付指定で入場できるチケットです。
【前売り単日券のメリット】
1.日付指定で購入できる
前売り単日券は、利用できる日が決まっています。
なので、雨天中止があるとチケットは払い戻しになります。
中止の場合はスライドして利用できる通し券とは、取り扱いが違うので注意が必要です。
遠方からの観戦で、「この日にしか観戦できない」というケースには大きなメリットになりますね。
2.WEBから購入できる
単日券は、WEBから購入可能です。
販売店が遠かったり、チケット発売日に予定があっても、少し時間がとれればチケットを購入することができます。
【前売り単日券のデメリット】
1.日程によってはかなりの激戦になる
単日券は日程によってはかなり激戦になります。
中でも、開会式の日や土日は瞬殺も普通にあり得るので、かなり気合が必要です。
ただし、それ以外の平日であれば、よほど不慣れでなければチケット取れると思います。
2.中央特別自由席の設定がない
前売り単日券は、1・3塁特別自由席の取り扱いしかありません。
中央特別自由席が欲しい場合は、通し券か当日券を購入する必要があります。
3.準々決勝、準決勝、決勝の発売がない
3月1日に発売される前売り単日券は、準々決勝、準決勝、決勝の取り扱いがありません。
もしかしたら追加で販売されるかもしれませんが、やっぱり3月1日にあらかじめ買えないのはデメリットです。
当日券
試合当日に球場窓口で購入するチケットです。
【当日券のメリット】
1.対戦カードを確認してから購入できる
甲子園で開催される高校野球は、対戦カードが決まる前にチケットの前売りが始まります。
なので、「地元チームが出場する日の前売りチケットを購入して観戦しよう」ってのができないんです。
この点、当日券であれば出場するチームを確認してから購入することができます。
2.全てのチケットを当日の様子を確認したうえで購入できる
当日券は全てのチケットを取り扱います。
特に、アルプススタンドで応援に参加したい場合は、当日券の購入一択となります。
また、「雨が降っているので中央特別指定席がいい」とか、「ちょっと寒いので日の当たる3塁側がいい」みたいに、当日の様子に合わせたチケットの購入が可能です。
【当日券のデメリット】
1.並ぶ必要がある
一番のデメリットがこれで、日程によっては長い行列に並ぶ必要があります。
春の選抜の場合、そこまでの混雑となる可能性は低そうですが、開幕式、土日は要注意です。
甲子園で開催される春の選抜高校野球の座席
甲子園で開催される春のセンバツ高校野球では、大きく分けて4つの席種があります。
夏の高校野球の場合は一部指定席化されていますが、選抜はすべて自由席です。
中央特別自由席
2,500円/枚
いわゆるバックネット裏に該当する座席です。
座席にはテーブルもついていて、ほとんどのエリアに屋根もあるので快適に観戦することができます。
1・3塁特別自由席
2,000円/枚
阪神タイガースの試合では、ブリーズシート、アイビーシートと呼ばれる座席です。
甲子園では、午前中は1塁側が日向、午後は3塁側が日向になります。
夏の甲子園の場合は、日向かどうかが死活問題になるため、午後が日陰になる1塁側が人気です。
春の選抜の場合、そこまで「日向か日蔭か」を重視する必要はありません。
エリアの後ろ部分には屋根もあるので、雨が振りそうな時は屋根下の座席を選びましょう。
アルプス席
800円/枚
出場校の応援団やブラスバンドが利用する席ですが、一般の人も入場できます。
応援が非常に盛り上がるエリアですが、屋根がないので雨が降るとずぶぬれになります。
夏場は日差しも厳しいエリアになりますが、選抜の場合は逆に暖かくていい場合もあります。
背もたれがないことから、長時間の観戦には不向きかも。
外野席
外野席は無料で入場、観戦できます。
春のセンバツ高校野球でおすすめの座席・席種
結論から言うと、夏の大会ほど席にこだわる必要はないと思います。
なんなら、外野席でもいいくらいです。
無料だし。
夏の大会は、強烈な日差しをいかに避けるかが大きなポイントなので、とにかく日陰になる席を探す必要があります。
春の選抜の場合、時期的に寒いくらいなので、「日陰だと日焼けしない、日向は暖かい」とそれぞれにメリットがあります。
なので、料金も見ながら自分にあった席を選べばOKです。
あえて言うと、特定チームを応援したい場合はアルプス席がおすすめかな。
応援がむっちゃ盛り上がるし。
甲子園の屋根下になるエリアや日陰の情報、詳細な座席表はこちらにまとめてあるので、参考にしてください。

選抜大会で前売り券は必要?混雑が予想される日とおすすめのチケット購入方法
夏の大会の場合は、とにかく前売り券を準備することをおすすめしています。
なぜなら、むちゃくちゃ混雑して、前売り券がないと甲子園に入場すらできない可能性があるからです。
一方、春の選抜の場合はケースバイケースなので、前売り券の特徴とメリット、デメリットをよく把握したうえで判断する必要があります。
チケットは対戦カードが決まる前に発売される
高校野球のチケットは、対戦カードが決まる前に発売されます。
また、土日や開幕日は即日完売なので、「対戦カードをみてチケットを買う」とか「地元チームが出場する日のチケットを買う」という事ができません。
平日の場合は結構後まで買えることがありますが、基本的に「前売りチケットを購入する時点ではどのチームの試合を観れるかわからない」というのが甲子園のチケットの特徴です。
春の選抜で前売りチケットは必要?
甲子園で開催される高校野球は、春の選抜と夏の選手権大会があります。
ここ数年の傾向から、夏の大会の場合は前売り券が必要不可欠です。
特に土日、お盆時期などは尋常じゃないくらい混雑して、当日始発の電車で行っても内野席が買えないとか普通にあります。
何も予備知識なしで行くと、まじでヤバイくらいの混雑に遭遇するので、夏の大会は「前売り券」が必須です。
詳しくはこちらにまとめてあります。

で、春の選抜はどうかというと、2~3年前までは「選抜は前売り券不要」というのが一般的でした。
土日や準々決勝などは混雑しますが、それでも始発でチケット買えないとか、超並ぶとかはなく、のんびりと観戦が可能だったんです。
ですが、ここ数年の高校野球人気の急上昇に合わせて、選抜でも日程によってはかなり混雑します。
例えば、2018年の3月31日(土)、4月1日(日)は、朝から甲子園周辺が大混雑になり、選抜としては異例の開門前倒しになっています。
あと、開幕日=開会式の日は、選手の身内が観戦に来るので混雑しがちです。
なので、人気のある日程は
【Sランク】
・3月23日(土)開幕日
・3月31日(日)準々決勝
【Aランク】
・3月30日(土)
・3月24日(日)
こんな感じで、この2つのランクに該当する日に観戦する場合は、前売り券を確保しておいたほうがいいです。
それ以外の平日は、余程対戦カードに恵まれない限り当日券でも楽勝だと思います。
単日券と通し券どちらがおすすめ?
甲子園で開催される高校野球の場合、通し券と単日券が設定されます。
通し券とはその名の通り、大会期間中観戦できるチケットで、冊子になっているチケットを1日1枚使う感じです。
それぞれメリット、デメリットがありますが、簡単にまとめると、
- 11日の大会期間中、9日以上観戦できるのであれば通し券がお得
- WEBで購入できるのは単日券のみ
- 単日券は日付指定なので、雨天中止の場合は払い戻しになる
- 中央特別自由席が希望の場合は通し券一択
こんな感じかな。
中央特別自由席、1塁特別自由席、3塁特別自由席は、それぞれの座席の特徴をみて選べばOKです。
どこを選んでも、夏の大会ほどの差はありません。
個人的には、通し券なら中央特別自由席、単日券なら1塁特別自由席を選びます。
チケット購入時の混雑の様子
選抜のチケットは、ここ数年3月1日に発売されます。
甲子園はキャパが大きいこともあり、開幕日以外が瞬殺となることはほとんどありません。
ですが、問題は他のチケット販売、特に広島東洋カープの一般発売と重なることです。
かなりWEBが混雑するのは覚悟しておく必要があります。
一方、WEBが混雑して買えない人が多いので、かなり遅い時間までチケットが売れ残るのも特徴です。
特にセブンチケットではこの傾向が顕著で、2018年はお昼ごろまで売れ残っているチケットがありました。
また、春の選抜は夏の大会と違って、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、CNプレイガイドと販売窓口がたくさんあります。
カープ一般発売の影響を受けにくいCNプレイガイドを狙うって手もありますね。
個人的なおすすめは、WEBならイープラス、店頭端末ならセブンイレブンでチケットぴあ利用かな。
詳細はこちらにまとめてあるので参考にしてみてください。


通し券についてはWEBでの販売がなく、窓口のみで購入できます。
ここ数年の様子では、即日完売はないと思われるので、早朝から並ぶ必要はなさそうです。
ですが、念のため発売日当日には購入するようにしましょう。
昨年のチケット発売状況まとめはこちら。

まとめ:2019年春の選抜甲子園・入場券の発売日とチケットを取る方法、買い方
2019年2月22日(金)、第91回選抜高校野球大会のチケット発売概要が発表になりました。
夏の大会は2018年から「外野席の有料化」、「中央特別席の指定席化」など大きな変更がありましたが、選抜は基本的に従来どおりの販売方法ですね。
チケットのお値段は、
- 中央特別自由席:2,500円(+500円)
- 1、3塁特別自由席:2,000円(+500円)
- アルプス席:800円(+200円)
- 外野自由席:無料
と、地味に料金が上がっている感じです。
チケット発売日は予想どおり3月1日(金)です。
この日は、プロ野球のチケット一般発売、特に広島東洋カープの一般発売と被るので、WEBや端末が動かず、全国のコンビニ、パソコン前は阿鼻叫喚となります。
高校野球の場合、チケットの発売時点で対戦カードが決まっていません。
なので、「地元チームのが出場する日に観戦したいから前売りチケットを買う」ってのはできません。
ですが、
- 3月23日(土)開幕日
- 3月24日(日)
- 3月30日(土)
- 3月31日(日)準々決勝
あたりはかなり混雑するので、あらかじめ前売り券を購入しておくことをおすすめします。
チケットの発売日も決まり、3月23日の開幕に向け、だんだんと盛り上がってくる高校野球。
今から楽しみですね!!
入手困難なチケットの取り方、裏技はこちら


[…] 参照元記事タイトル:野球が100倍楽しくなるブログ「夏の高校野球観戦チケットの購入方法!通し券か単日券か複雑なチケット購入もこれで解決!」 参照元URL:https://bmfree.com/archives/722 参照元記事タイトル:くるみっこ「【高校野球チケットを取る】2019年春のセンバツ甲子園・入場券の発売日とおすすめ座席のチケットを買う方法」 参照元URL:https://kurumicat.com/senbatsu2019-ticket […]
くるみっこさん、戻りですが、いつ頃か教えていただけますか?カープとかぶり全く購入できませんでした。
また、ぴあかローチケかオススメも教えていただきたいです。
やはり店頭に行くべきでしょうか?
どうかご教示お願いいたします。
いつもどおりだと
ぴあ、ローチケ、イープラス共に3月5日(火)10時だと思います。
WEBであればイープラスでプチ裏技使えば「戻りがあれば」取れます。
店頭はぴあ一択かな。
このページが参考になるかな。
https://kurumicat.com/ticket-ippan
くるみっこさん、ローチケの支払い期限が本日午後11時半だったと思うのですが、戻りは5日でしょうか。本日夜中店頭に並ぼうと思っていたのですが、間違いでしたでしょうか。
ぴあやイープラスはある程度規則性があるのですが、ローチケは再販売の時間が読ません。
夜中って何時に並ぶつもりですか??
戻りはカープのチケットのように直後ではないのですね。。。またひとつ勉強になりました。
5日10時、会社のトイレでチャレンジします。昨日のカープみたいに午前0時だと思っていました。。。無知で恥ずかしいです。やはりトイレでウェブですと、イープラス一択ですかね。
開幕の土日の戻りを期待していたのですが、100%可能性は低いですよね涙
う~ん。
まずは、先ほどご紹介したページから、戻りチケットについて確認されることをお勧めします。
チケット取ろうと思ったら、落ち着いて、必要な情報をつかんでおくことが最低限の条件です。
ご教示ありがとうございます。
先ほどのページ、叩き込みます!!!
いつもお世話になっております。
昨年の選抜、準々以降の単日チケット
発売された記憶がないのですが、今年は
発売される予定なのでしょうか?
あと、今年は試合あるのは12日ではなく
11日ですので早めに訂正してくださいね!
ああ、ごめんなさい。
休養日を1日として数えてしまいました!!
ご指摘ありがとうございます。
早速修正しました。
あと、選抜って準決勝以降の試合の単日券販売ってありませんでしたっけ?
夏と混同してうろおぼえで・・・。
夏は、最近の傾向として準々決勝後の
休養日に準決勝&決勝の単日券発売する
のですが、選抜はようわからなくて(^_^;)
夏の大会は、ご指摘の通り準決勝の翌日に発売ですね。
2018年は8月19日(日)に発売されて、ここで買ったチケットで20日に観戦に行ったので間違いないです。
選抜はよく覚えていないので、記事修正しました。
ご指摘ありがとうございます。