2020年12月1日(火)、KyashCard(キャッシュカード)の大改悪が発表になりました。
正直、この改悪は「KyashCardを持つ価値なし」と言い切ってもおおげさではない改悪です。
しかも適用は2020年12月11日(金)~なので結構急な変更。
WEB上のニュースでは、もう一つの変更である「Kyash残高に年利1%の残高利息を毎月付与!」というのを中心にリリースしてます。
さも、改善してよくなったようなアピールしてますが、こんなの改悪の内容と比較すると微々たるものです。
私は、今まではKyashを結構使っていたのですが、今回の改悪でスパッと解約します。
【2020年12月8日追記】
改悪と同時に発表した「Kyash残高の1%を利子としてもらえるサービス」が急遽中止、再開の目途なしとなっています。
なんだこれ?

【2021年1月28日追記】
2021年1月28日、さらに改悪が発表されました。

Contents
2020年12月1日(火)に発表されたKyashサービス内容変更
1.「残高利息」サービスの開始
銀行口座などから入金した残高に対して、年利1%の「残高利息」が毎月付与されます。
【開始時期】
2020年12月8日(火)に配信するバージョン8.0.0から
【残高利息の付与日】
毎月1日にKyashバリューを付与
【残高利息の付与条件】
前月に1回以上の決済をしていること
【残高付与の対象】
銀行口座、セブン銀行ATM、コンビニ、ペイジーから入金した、Kyashマネー残高のみが対象
【2020年12月8日追記】
改悪と同時に発表した「Kyash残高の1%を利子としてもらえるサービス」が急遽中止、再開の目途なしとなっています。

2.登録カードを使った指定金額入金機能の廃止
クレジットカードから、金額を指定してKyashにチャージする機能が廃止されました。
つまり、Kyashへのチャージは、銀行口座からの入金のみに限定されます。
ただし、決済における残高の不足時に、リンクしたカードを使って差額の決済が行われる機能(カードリンク機能)は引き続き利用可能です。
3.Kyashポイント付与率の改悪
Kyashを利用するともらえるポイントが改悪されました。
Kyash Cardの場合、引き続き利用額の1%がもらえますが、1か月の上限が何と500円と半額以下になります。
【Kyash Cardのポイント付与上限】
改悪前 | 改悪後 | |
クレカチャージ | 1,200円/月まで | 500円/月まで |
銀行口座チャージ | 1,200円/月まで | 1,200円/月まで |
Kyashサービス改悪のポイント
2020年12月1日(火)に発表されたKyashの変更は、正直Kyashを持つ価値がなくなったと言いっても過言ではないレベルの改悪です。
1.実質、クレジットカードからのチャージができなくなった
Kyashのメリットは、
- 他のクレジットカードからKyashにチャージしてクレカのポイントをもらう
- Kyash利用時点で1%のポイントをもらう
⇒結果的にポイントの二重取りができる
というのが一番のポイントでした。
今回の改悪で、クレジットカードからあらかじめチャージしておくことができなくなったので、このメリットが無くなります。
一応、「残高が無くなったときの自動チャージ機能」は残るみたいですが、自動チャージ設定は悪用されると大変なことになるのでお勧めできません。
今後、Kyashにチャージする時は銀行口座からのチャージのみとなります。
これではクレカのポイント2重取りできないし、口座を紐づけは危険だし、誰が使うのって感じです。
2.ポイント付与上限が月額500円と半額以下になった
クレカからのチャージができなくなった時点でどうでもいいのですが、ポイント付与の月額上限が1,200円⇒500円に減りました。
半分以下という大改悪です。
Kyash Cardのポイント付与は利用額の1%なので、たった5万円で上限に達することになります。
こんなのイラネですよね。
3.「残高利息」サービスは実はかなり微妙
クレカチャージの廃止、ポイント月額上限の減額をごまかすためか、あらたに「Kyash残高の1%が利息としてもらえる」サービスがスタートしました。
これ、年利1%と聞くと素晴らしい気がしますが、もらえるポイントは「決済のみに利用でき、現金で引き出せない」というポイントです。
また、Kyashの現金引き出しはには220円の手数料が必要で、一日の出金限度額は100万円です。
果たしてこの条件でKyashの利息を目当てにKyash残高を増やす意味があるのか・・・私はないと思います。
4.そもそもKyashを信頼できるのか
Kyashは、もともと2%還元だったのが、2020年4月の「Kyash Card」デビュー時に1%還元になり、ついにはクレカチャージができなくなりました。
4月のサービス開始からわずか9か月での大改悪は、正直なところ企業として信頼できるのかと疑わざるを得ません。
今後は、近いうちに利用還元率1.0%⇒0.5%などの改悪が実施されるのと思いますので、ここがKyashと縁を切るいい機会だと思います。
まとめ:KyashCard(キャッシュカード)が大改悪!今から作る価値はゼロの無能カードに!
2020年12月1日(火)、Kyashの大改悪が発表されました。
他のサイト、ブログなどでは、「年利1%の残高利息が毎月もらえる」と、さも改善されたような表現ですが、これは大ウソです。
何かもらってるのかもしれませんが、Kyashを利用している層からすると、今回の変更は改悪以外の何物でもありません。
- クレカチャージの実質廃止
- ポイント月額上限が1,200円⇒500円に減少
この2点は、Kyashを利用するメリットがゼロになったと言い切っても大げさではない改悪です。
また、改悪のペースが速すぎるので、ちょっとサービスとしての信頼関係もなくなりました。
私は今までKyashをかなり使っていましたが、今回の解約でスパッと辞めます。
Kyash⇒Revolutルートなんかも紹介しようかっと持ってたのですが、それもナシですね。
残念ですが、他の使えるサービスをまた探します!
Kyashについて詳しくはこちら。



先月、やっと使い始めたと思ったら、この大改悪。
ICチップ付いてて便利だと思ったんですが、
発行手数料分のポイント付いたんで解約ですね。
auPAYプリペイドカードに逆戻りだなあ…
ホントそれ。
Kyashへの自動チャージを使う気にはならないので解約かな~。
QUICPayと連携させると無駄な明細が上がらなくて便利だったのに。