JCBゴールドは、JCBが発行する「JCBオリジナルシリーズ」のゴールドカードです。
JCBは日本発の国際クレジットカードブランドなので、カード券面は「和」をテーマとした落ち着いたデザインで人気があります。
JCBのプロパーカードだけあって、補償内容が充実していること、万が一のトラブル発生時にもしっかりとした対応をしてくれることも大きなメリットです。
また、カードを保有していると利用できるチケットJCBでは、宝塚などの人気公演のチケットを取ることもできます。
私のメインカードでもあるJCBゴールドについて、メリットとデメリット、おすすめポイントをまとめてみます。
Contents
JCBゴールドのメリット
チケットJCBを利用できる
チケットJCBとは、JCBカード保有者だけが利用できるチケット販売サイトで、入手困難なチケットや人気公演を数多く取り扱っています。
このチケットJCBには「プレミアムカード限定枠」が設定されることがあります。
プレミアムカード限定枠は、JCBゴールド以上のランクのカードを保有していると利用できるのですが、一般枠より当選確率が高いのが特徴です。
特に、宝塚の貸切公演などでは、プレミアムカード限定枠の効果は絶大なので、ぜひ利用できるようにしておきましょう。
普通にSS席の最前列なんかが当選しますよ!
ただし、ゴールドカードの威力が発揮できるのは「プレミアムカード限定枠」に申し込んだ時だけです。
一般枠にゴールドカードで申し込んでも効果は全くないので注意が必要です。
チケットJCBについては、こちらに詳しくまとめてあります。

日本発の国際クレジットカードである
JCBは日本国内の企業です。
実は、自国内の企業が国際的なクレジットカードのブランドを担っているというのは世界的にも凄いことなんです。
自国内に国際的なクレジットカードブランドがない場合、アメックス・VISA・Mastercardなど外国企業から取引が打ち切られてしまうと、たちまち国内の決済業務が停止してしまいます。
日本の場合、JCBが存在するので、そのような場合でも国内の決済業務は継続可能となります。
実際に契約打ち切りなんてことはあり得ないのですが、日本企業を応援する意味も込めて、私はJCBのプロパーカードをメインカードとして利用しています。
カードデザインが「和」をモチーフにしている
「JCB ORIGINALシリーズ」のカードのデザインコンセプトは、独創的な「和」をテーマとしたデザインです。
個人的には、すごくいいデザインだと思うんですよね。
威厳があるけどスタイリッシュだと思います。
企業ロゴがデカデカと印字された「楽天」カードなんかとは比較にならないくらいカッコいいと思います。
カード券面で「すごい!」となることはありませんが、最低限の見た目って大事だと思うんです。
JCBゴールドであれば、高級なお店などで出しても全く違和感ありません。
カード付帯保険が充実している
JCBゴールドに付帯している保険はかなり充実していて、ゴールドカードの中ではトップクラスです。
【JCBゴールドの旅行保険】
JCBゴールドの場合、海外旅行、国内旅行共に自動付帯です。
なので、旅費の決済にJCBゴールドを利用しなくても、充実した補償を受けることができます。
※金額は全て最大限度額です。
また、特筆すべきなのは、航空便遅延保険が、海外・国内共に自動付帯である点です。
ゴールドカードクラスで、海外・国内航空便遅延保険が自動付帯となるカードは他にありません。
年会費が1万円必要なのがネックですが、
- 海外旅行傷害保険
- 国内旅行傷害保険
- 海外、国内航空便遅延保険
の3点セットが自動付帯というだけで、JCBゴールドを持つ価値があると思います。
クレジットカードの海外傷害保険については、こちらに詳しくまとめてあります。

また問い合わせダイヤルがフリーダイヤルなのもポイントが高いです。
携帯電話からも利用できるので、問い合わせる時に電話料金を気にする必要がありません。
オペレーターに繋がるのも早いし、対応も非常にしっかりしてます。
ここも、某通販系の会社とは大違いです。
JCBゴールド ザ・プレミアへのインビテーションの可能性がある
JCBゴールドの利用実績を積み重ねると、JCBゴールド ザ・プレミアへのインビテーションが届くことがあります
JCBゴールド ザ・プレミアとは、ゴールドカードのワンランク上のプレミアム・ゴールドカードです。
2年連続で年間100万円以上カードを利用すると招待されるのですが、JCBゴールドのサービスに、さらにプラスαが追加されるイメージです。
私もJCBゴールドからJCBゴールド ザ・プレミアにアップグレードして使っていますが、券面もカッコいいしおすすめです!
その他
- 国内主要空港、ハワイ・ホノルル国際空港の空港ラウンジ無料利用
- JCBゴールド会員専用の通話料無料のゴールドデスク
- JCBゴールド グルメ優待サービス
- 会員情報誌「JCB THE PREMIUM」
JCBゴールドのデメリット
年会費が 10,000円かかる
年会費が10,000円(税別)必要です。
三井住友カードのようにリボ払いの設定などで減額することができないので、「必ず10,000円の年会費支払い」が必要です。
ゴールドカードとしては一般的な年会費ですが、やっぱり年会費がかかるのはデメリットです。
ETCカードは年会費無料です。
意外とETCカードの無条件年会費無料って少ないので、これはメリットかな。
あと、家族会員は1名まで無料、2人目より1名様につき1,000円(税別)です。
この「家族会員が1人まで年会費無料」というのは大きなメリットで、家族会員もJCBゴールドの手厚い補償を無料で受けることができます。
また、チケットJCBを利用する時、実は家族会員も別枠で「プレミアムカード限定枠」に申し込むことができるんです。
つまり、家族カードを1枚作成すると、年会費10,000円で2口、つまり、1口当たり5,000円で「プレミアムカード限定枠」を利用することができます。
ポイント目当てに取得するカードではない
JCBゴールドは、ショッピング利用でJCBの「Oki Dokiポイント」が貯まります。
年間の利用金額により翌年度のポイント還元率がアップしたり、ポイントUP対象の店舗があったりしますが、基本的な還元率は0.5%で、ポイント的に優れたところはありません。
ポイント以外のメリットを重視して保有するカードだと思います。
私の場合は、年間100万円ちょっとの利用なので、還元率は0.8%です。
カードステイタス、補償内容を考えると、十分な還元率だと思ってます。
海外で使える店舗が少ない
JCBは日本国内ではほぼすべての店舗で利用できるので、「カードが使えない」と困ることはほとんどありません。
ですが、海外利用となるとちょっと変わってきます。
近年ではJCBの海外加盟店が増えてきていますが、それでもVISA・Mastercardと比較すると「海外で使える店舗」が少ないのは事実です。
JCBカードを急いで作りたい場合の対応方法
JCBカードを作成する場合、「通常申し込み」と「翌日お届け」という2つの申し込み方法があります。
一般カード、ゴールドカードなど、カードドランクが違っても、発行までの日数は変わりません。
通常申し込み
通常申し込みの場合、最短3営業日でカード発行、約1週間でカードが手元に届きます。
インターネットで設定できない金融機関を引き落とし口座として登録した場合、免許証などのアップロードが必要になる場合があります。
翌日お届け
次の条件を満たす場合、翌日お届けとして最短で申込日翌日にカードを受け取ることができます。
- 平日11:00AMまでに申し込みが完了し、同12:00PMまでに審査通過のメールが届いている
- 引き落とし口座をインターネットで設定できている
ただし、北海度、長崎、沖縄、その他一部地域の場合は、最短で翌々日以降の受け取りとなります。
なお、翌日お届けは申し込みする時の入り口が違うので注意してください。
まとめ:チケットJCBの「プレミアムカード限定の先行抽選」を利用できるJCBゴールド
「JCBゴールド」は、JCBオリジナルシリーズの上位に位置するカードです。
充実した補償と和をモチーフにした高級感ある券面は、メインカードとして利用するのにふさわしいカードだと思います。
個人的に、メインで利用するクレジットカードは「何かあった時の対応」で選ぶべきだと思ってます。
目先の特典やポイント還元に目がくらんでカードを選んでしまうと、万が一の不正利用やトラブルの時が大変です。
JCBゴールドは補償も充実しているし、コールセンターも携帯電話からフリーダイヤルで連絡できます。
オペレーターの対応もしっかりしているので、万が一の時には非常に心強い対応をしてくれます。
これが某通販カードみたいなカードだったらどうでしょう?
電話も有料でなかなかつながらず、対応もダメダメです。
やっぱり、メインで利用するクレジットカードは何かあった時の対応と安心感で選ぶのがいいと思います。
この点、JCBゴールドは個人的にも一押しのカードです。
また、JCBゴールドはチケットJCBの「プレミアムカード限定枠」を利用できるのというのも大きなメリットです。
特に宝塚ファンであれば、貴重なSS席のチケットを取ることができるので、必須のカードだと思います。
当選確率も高いし、普通に最前列が当選することもあります。
私も「JCBゴールド」をメインカードとして利用していますので、ぜひ検討してみてください。
- 「
JCBゴールド」は、チケットJCBの「プレミアムカード限定枠」を利用できます。
- 年会費が10,000円必要ですが、補償やセキュリティがしっかりしているのでメインカードとして使えます。
- 家族カードを作っておくと、さらにコストパフォーマンスも高くなります。


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