2018~2019年に日本で開催されたフィギュアスケートのメジャー大会は、
- 2018/11/09(金)~11(日):NHK杯
- 2018/12/21(金)~24(月/祝):全日本フィギュア
- 2019/03/20(水)~24(日)世界フィギュア
この3大会です。
私は、NHK杯、全日本は先行抽選でチケットを確保して観戦してます。
世界フィギュアは、先行販売の時点では観戦できるかわからななかったのでパス、2~3月に放流チケットで全て揃えました。
それぞれの大会のチケット争奪戦については、こちらにまとめてあります。

2019年の世界フィギュアは派手な放流チケットがありました。
また、良席も多かったので、「今後も放流狙いでいこう!」って思ってる人がいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
実は、2019年の世界フィギュアみたいに放流が多いのは結構珍しいんです。
特に過去の経験上、全日本フィギュアについては、ほとんど放流がありません。
なので、1次、2次の先行抽選販売が勝負なんですね。
ここで外すと、チケット確保は絶望的です。
となると、やっぱり先行抽選でチケットをなんと確保する必要があります。
フィギュアスケートのチケットを取ろうとした場合、スマートフォンを持つことは必要不可欠です。
また、チケットを取る確率を上げるためには「申し込み数を増やす」というのが有効です。
そして、申込数を増やすためには、スマートフォンが複数台必要になります。
Contents
フィギュアスケートのチケットを取るためにはスマートフォンが必須
1.電子チケットが有利になる可能性がある
フィギュアスケートのチケットでは、従来の紙チケットと合わせて、電子チケットEMTGも採用されています。
EMTGは、決して使いやすいサービスとは言えませんが、ここ数年の改善でまあ使えるかなレベルにはなってきています。
また、これまでは紙チケットと電子チケットで明確な当選確率の差は感じませんでしたが、今後はわかりません。
世間一般の流れも転売に厳しい方向になっているので、電子チケットが有利になる可能性もあります。
2.電子チケットでしか販売されないチケットがある
フィギュアスケートの試合は数日にわたって開催されるため、期間中にずっと利用できる「通し券」が設定されることがあります。
ここ数年、通し券は電子チケットのみで販売されるケースが多くなっています。
スマートフォンを持っていない場合、そもそも通し券の販売に参加できないため、貴重なチケットを取る機会を失うことになります。
3.リセールシステムを利用するにはスマートフォンが必須
フィギュアスケートのチケットはEMTGというシステムを利用しています。
EMTGでは、行けなくなったチケットを公式にリセールに出すことができます。
リセールでチケットを売りたい場合、紙チケット、電子チケットどちらも出品可能なケースが多いです。
一方、リセールでチケットを買いたい場合は、電子チケット限定となるケースがほとんどです。
人気公演の場合、リセールでチケットを購入できる可能性はかなり低めですが、応募しないと可能性ゼロです。
スマートフォンを持っていない場合、そもそも応募すらできませんので、この点でもスマートフォンは必須です。
EMTGについて、詳しくはこちら。

当選確率を上げる一番手っ取り早い方法が「申し込み数を増やすこと」
申込数を増やすと当選確率を上げることができる
チケットの当選確率を上げるためには、プレイガイドの有料会員になったり、特典付きチケットを選んだり、クレジットカード会社の貸切枠を利用したりと色々な方法があります。
ですが、一番手っ取り早くて確実な方法が、「申し込み数を増やすこと」です。
単純に1名義応募より2名義応募のほうが当選確率が上がるのわかりやすいですよね。
特にNHK杯フィギュアや全日本フィギュアなどは、ローソンチケットの「エルアンコール枠」や、チケットぴあの「ぴあプレミアム枠」など、有料会員が優遇されるというのがありません。
なので、とにかく申込数が勝負!ってことになります。
申込数を増やすには電話番号が複数必要
フィギュアスケートの場合、有料会員枠やクレジットカード枠の設定がないため、当選確率を上げたい場合は「申込数を増やす」しか選択肢がありません。
なので、自分名義だけでなく、一緒に行ってくれそうな家族名義でも応募するなど、複数アカウントで申し込みをする必要があります。
チケットぴあやローソンチケットなどのプレイガイドでアカウントを作成する場合、電話番号を利用した認証が必須です。
なので、複数カウントで申し込みするためには、複数の電話番号が必要になります。
プレイガイドごとの認証方式については、こちらにまとめてあります。
【参考】
スマートフォンが複数あれば電子チケットも複数利用できる
複数アカウントを利用して申し込む場合、電話番号が必須です。
アカント作成のことだけを考えると、ガラケーでもいいのですが、おすすめはやっぱりスマートフォンです。
スマートフォンであれば、電子チケットも利用できるので、電子チケットしか申し込むことができないケースでも活用できます。
チケットの購入にはクレジットカードが必須
また、フィギュアスケートのチケットは、支払方法がクレジットカード限定となることがほとんどです。
チケットを購入する際のクレジットカードの利用条件には次の2つの大原則があります。
1.同じクレジットカードを使いまわすことができない
原則、クレジットカードは使いまわすことができません。
例えば、アカウントAにクレジットカードYを支払い登録した場合、別のアカウントBにクレジットカードYを登録することができません。
1枚のクレジットカードは、1つのアカウントにしか利用できません。
2.原則、アカント名義とクレジットカード名義は同一である必要がある
原則、アカント名義とクレジットカード名義は同一である必要があります。
例えば、原則、AさんのアカウントにはAさん名義のクレジットカードしか登録できません。
ですがこの制限を突破できるのがエポスカードです。
特に、クレジットカードの管理に厳しかったチケットぴあで、唯一「アカウント名義とクレジットカード名義が違っていても登録できた」のはエポスカードのみです。
※2019年5月のシステム更新で条件が緩和されました
エポスカードは、チケットの当選がいち早くわかったり、1枚のエポスカードで最大3名義までアカント登録できたりと、非常に便利なカードです。
フィギュアスケートファンであれば、ぴあカードやエルアンコールカードより使えるカードになるので、必ず作っておきましょう。
エポスカードについて詳しくはこちら。

スマートフォンを複数台持つ方法
複数の電話回線を持つ場合、格安通信回線がおすすめ
複数アカウントを利用して申し込む場合、電話番号も複数必要になります。
また、どうせ電話番号を複数持つのであれば、スマートフォンを複数持つ方が、電子チケットやリセールサービスも利用できるので便利です。
問題は、どうやって電話番号を複数持つかってことです。
なんとなく、電話番号って一人に1つしか持てないイメージがありますが、実は普通に複数回線持つことができます。
ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手通信会社(=キャリアといいます)では、一人5回線まで持つことができるので、5回線×3社=15回線も持つことができます。
ただし、大手キャリアは利用料金が高いので、何回線も持つと金銭的負担がバカになりません。
なので、チケット申し込みのために複数回線を持つ場合は、格安通信サービス(格安シム)の利用がおすすめです。
格安通信サービスについてはこちらに詳しくまとめてあります。

機種変更する場合は、端末の下取りは利用しない
格安通信サービスを利用すると、月1,000円ほどで電話回線を持つことができます。
1台の端末を利用し、シムカードを差し替えて使うという方法もありますが、おすすめは別の端末を準備することです。
別端末を用意してシムカードを差しておけば、SMS認証だけでなく、電子チケットやリセールサービスへの登録もできるようになります。
ですが、別端末を準備するのはそれなりに費用が掛かってしまいます。
なので、機種変更するときに古い機種を下取りに出さず、手元に残してサブ端末として利用するようにしましょう。
大手キャリアでは、スマートフォンを機種変更するときに、古い端末を「下取り」として買い取ってくれるサービスがあります。
この下取りサービスで数万円の価値が付く場合はともかく、数千円程度しか値段がつかないときは、サブ機として手元に置いておく方がいいと思います。
メイン端末のシムカード差し替えはめんどくさい&電話・SMS認証くらいにしか使えないのですが、サブ機があると色々と可能性が広がります。
まとめ:フィギュアファンにはスマートフォンが必須!しかもチケットの当選確率を上げるためには複数台持つことが有効!
プレイガイド有料会員枠やクレジットカード会社枠の設定がないフィギュアスケートでは、当選確率を上げるためには、「とにかく応募数を増やす」のが重要です。
というか、これ以外に方法がありません。
応募数を増やす場合、家族など、一緒に観戦してくれそうな人の名義で応募する必要があります。
そして、
- アカウント作成のための電話番号
- 決済時に利用できるクレジットカード
が必要になります。
アカウント作成のための電話番号は、格安通信サービスを利用すれば、月1,000円程度で保有が可能です。
合わせて、機種変更した時に古い端末を残しておけば、電子チケットやリセールサービスにも利用が可能です。
また、決済用のクレジットカードは、「エポスカード」を準備しておけば、1枚のエポスカードで最大3名義まで利用できるので便利です。
実際、私も5回線以上保有していますが、それでも全滅なんて普通にあります。
大げさとか、そこまでしないとダメ?と思うかもしれませんが、人気公演、大会の場合はほんとに厳しいです。
1回線で応募してダメだったとかは当たり前というか普通だと思います。
この辺りは個人の価値観によって変わると思いますが、どうしても行きたい公演・大会がある場合は、それなりの事前準備(情報収取、コスト)が必要だと思います。
ただし、最近は本人確認などが厳しくなっていますので、変な名義での応募はおすすめできません。
フィギュアスケートでも本人確認は厳格化されるのは間違いないと思いますし、厳格にすべきです。
あくまで、一緒に行ってくれる人の名義で応募するなど、トラブルは避けるようにしてください。
- NHK杯、全日本フィギュアには、ぴあカード、エルアンコールカードの効力がないため、応募数が勝負になります。
- プレイガイドのアカウント登録には電話番号・SMS承認が必要です。
- 支払いはクレジットカード限定となるため、対応したクレジットカードが必要です。



こんにちは。横から入らせて頂いての質問で申し訳ありません。私は必ず一緒に行ってもらえる家族も友人もいないので、自分名義で複数アカウントでエントリーするしか確率をアップする方法がないのですが、そうすると名寄せで全部、無効になるのでしょうか…?
はじめまして。これまで自分なりに工夫してやってきたチケ取り対策の答えあわせができたようで興味深く楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。
ひとつ質問なのですが、申し込み数を増やすために複数回線を持つということですが、私はすでに2回線を所持しております。そしてそれぞれの回線、Aの番号の名義もBの番号の名義も自分。
この場合、プレイガイドでのアカウント名義が同じ(つまり自分自身)になってしまうのですが、同一のプレイガイドで同一人物が複数アカウントを作成することは使用回線が違えば可能という事でしょうか。
基本的な事かなとは思うのですが、教えていただけるとありがたいです。
どうぞよろしくお願いします。
「同一のプレイガイドで同一人物が複数アカウントを作成することは使用回線が違えば可能」
こちらは、システム上は可能だけど、名寄せされちゃって両方とも無効になるかもという回答になります。
プレイガイドにより微妙に異なりますが、「電話番号と登録クレカ」が違えば、同一人物でもアカウントはいくらでも作れます。
ですが、これはあくまでシステム上のお話で、抽選作業で排除されちゃうリスクがあるんです。
なので、私はどのプレイガイドでも、「同一氏名」での重複申し込みはしません。