2019年12月19日(木) ~ 12月22日(日)の期間に開催される2019年第88回全日本フィギュアスケート選手権大会。
チケットは、2019年10月28日(月)10:00~11月4日(月・祝)23:00までの期間に申し込む「1次販売」からスタートします。
過去の経験的に、1次販売で外すと非常に苦しい全日本フィギュアなので、気合を入れて申し込みしたいところです。
今回は、1次販売の概要と申し込みのポイントをまとめてみます。
Contents
2019年全日本フィギュアスケート選手権大会開催概要
【大会名称】
第88回全日本フィギュアスケート選手権大会
兼 世界フィギュアスケート選手権大会2020 最終選考会
兼 世界ジュニアフィギュアスケート選手権大会2020 最終選考会
兼 四大陸フィギュアスケート選手権大会2020 最終選考会
【開催日程】
2019年12月19日(木) ~ 12月22日(日)
【会場】
国立代々木競技場 第一体育館
2019年全日本フィギュア・スケジュール
【12月19日(木)】
- 16:20~ ペア(ショートプログラム)
- 17:00~ 女子シングル(ショートプログラム)
※競技終了は20:55頃を予定
【12月20日(金)】
- 15:10~ アイスダンス(リズムダンス)
- 16:10~ 男子シングル(ショートプログラム)
※競技終了は20:55頃を予定
【12月21日(土)】
- 16:25~ ペア(フリースケーティング)
- 17:00~ 女子シングル(フリースケーティング)
- 表彰式(女子シングル、ペア)
※競技終了は21:10頃、表彰式終了は21:40頃を予定
【12月22日(日)】
- 16:00~ アイスダンス(フリーダンス)
- 17:00~ 男子シングル(フリースケーティング)
- 表彰式(男子シングル、アイスダンス)
※競技終了は21:10頃、表彰式終了は21:40頃を予定
※開場は、各日とも最初の競技開始時刻の約90分前を予定
2019年全日本フィギュア・チケット発売概要
チケット発売概要
【席種】
・北アリーナSS席:16,000円
・東アリーナS席:14,000円
・西アリーナS席:14,000円
・スタンドS席:12,000円
・スタンドA席:8,000円
※西アリーナS席は、大型ビジョンが後方にあるため、振り返ってご覧頂くお席となります
【購入可能枚数】
1人各日 2枚まで購入可能
【チケット形態】
紙チケット、電子チケット
【販売方式】
抽選方式
【抽選受付期間】
2019年10月28日(月)10:00~11月4日(月・祝)23:00
【抽選結果発表】
2019年11月11日(月) 15:00頃
【販売窓口】
チケット販売に関する注意事項
【転売禁止について】
- 本大会のチケットは「チケット不正転売禁止法」の対象となる「特定興行入場券(特定チケット)」となります。
- 主催者(日本スケート連盟)の同意のない譲渡は有償・無償に関わらず禁止です。
【本人確認について】
- チケットには購入者の名前が印字されます。
- チケットに記名された本人とその同行者以外の入場はできません。
- 入場の際に本人確認のため身分証明書の掲示(原本)が必要です。
【本人確認資料】
- 1点で身分証明書として認められるもの:パスポート、運転免許証、マイナンバーカード、住民基本台帳カード(写真付き住基カード)、外国人登録証、写真付健康保険証、身体障害者手帳
- 2点で身分証明証として認められるもの:
購入者の名前が刻印されたクレジットカード、健康保険証、住民票、戸籍謄本(抄本)、印鑑登録証明書、年金手帳、社員証、学生証、アイスクリスタル会員証。
【電子チケットについて】
- 「顔写真付き電子チケット」での入場となり、事前に、入場者の顔写真登録が必要になります。
- 顔写真の登録方法は後日当選者のへ、EMTGよりメールにて案内があります。
- 顔写真の登録が無い場合には入場はできません。
【重複申込について】
同一競技日の申込において複数回申し込みがあった場合、全ての申し込みが無効となる場合があります。
【その他】
- 花束・プレゼントの投げ込みは、競技進行の都合およびお客様の安全確保のため禁止とさせていただきす。
- 既に当選している場合、重複での申し込みはできません。
2019年全日本フィギュア・チケット申し込みのポイントと注意点
1.電子チケットと紙チケットどちらが有利?
今回の1次販売では、紙チケットと電子チケットが準備されています。
それぞれの当選確率について、公式サイトに説明はありませんが、電子チケットのほうが当選確率が高いと予想します。
なぜかというと、2019年NHK杯フィギュアの単日券1次販売で実施したアンケートで、「電子と紙では電子チケットのほうが2.5倍当選確率が高い」という結果が出たからです。
今までは「紙チケットも電子チケットも当選確率は変わらない」と思っていました。
実際、私が当選するのは紙チケットがほとんどで、今年のNHK杯でも土曜日フリーのアリーナ2枚を紙チケットで当ててます。
ですが、アンケート結果でここまで差がつくと、電子チケットで申し込みせざるをません。
というわけで、今年の全日本フィギュアについては、電子チケットでの申し込みを強くおすすめします。
スマートフォンを持っていない人は早めに機種変更して電子チケットに申し込めるようにしましょう。

2.申込時の希望順位はどうすればいい?
今回の全日本フィギュアでは、
- 北アリーナSS席:16,000円
- 東アリーナS席:14,000円
- 西アリーナS席:14,000円
- スタンドS席:12,000円
- スタンドA席:8,000円
と5種類の席種が準備されます。
申し込みは第三希望までなので、この5つの席種から3つを選んでの申し込みが必要です。
第一希望だけ申し込む「単願」については、全日本フィギュアについては効果なしだと思います。
実際、NHK杯フィギュアのアンケートでも、単願有利という結果は出ていません。
BTSのライブでも併願のほうが有利という結果が出ているので、今まで通り「第三希望まで全て申し込み」がおすすめです。
申し込む順序については、お好みでいいと思います。
基本は
- 取れたらいいなという席(アリーナ等)
- 本命席(スタンドSなど)
- 最低でもここは確保したい席(スタンドA)
という申し込み順序がおすすめです。
ですが、公演によっては第一希望が有利な場合もあります。
NHK杯は「S席が広大、A席が少なめ、アリーナは極少」だったのですが、全日本はそこまでS席とA席の座席数に差がありません。
なので、お好きな順に第三希望まで全て申し込みでOKです。
どうしてもチケット取りたいという場合はA席を第一希望にするのもアリですよ。
3.1枚申し込み、2枚申し込みどちらがおすすめ?
全日本フィギュアの1次販売は、1人2枚まで申し込み可能です。
NHK杯のアンケートでは、1枚申し込みも2枚申し込みも当選確率に大きな差がありませんでした。
なので、必要な枚数の申し込みでOKだと思います。
問題は、2枚ペアで申し込めるのがこの1次販売のみになる可能性が高いことです。
NHK杯では、1次販売は2枚ペアでの申し込みができましたが、2次販売はなんと1人1枚しか申し込めなくなっています。
個人的には「あり得ない対応」なので改善される可能性もありますが、1次販売を逃すと、ペア連番での観戦ができなくなる可能性があると思ってください。
4.抽選申し込みする時期によって当選確率が変わる?
以前から言われている「申し込み開始直後が当選しやすい」とか「申込期限ぎりぎりがいい」という噂は、100%ガセです。
色々なアンケートで申し込み時期と当選確率の関係を調査しましたが、明確な関係はないという結果が出ています。
また、プレイガイドも申込時の混雑を緩和するため「いつ申し込んでも当選確率は変わらない」と明確にアナウンスしています。
なので、いつ申し込んでも当選確率は変わらないので、空いている時間帯に申し込むのがおすすめです。
5.重複申し込みには要注意
チケットの申し込みページには、次のような記載があります。
「同一競技日の申込において複数回お申し込みがあった場合、全てのお申し込みが無効となる場合がございますのでご注意ください。」
なかなかつかみにくい表現なのですが、重複申し込みすると全て落選になるよってことです。
実際、NHK杯でも、
- 通し券に当選していると、単日券の応募は全て無効
- ツアーに当選していると、単日券の応募は全て無効
- トレードに申し込んでいると、該当日の単日券2次販売応募は無効
というのが公式にUPされていて、重複応募について非常に厳しい取り扱いなのがわかります。
また、「アイスクリスタル会員がNHK杯のどこか1日に当選していると、一般枠で全日自動落選」という噂もまことしやかに流れています。
全日本フィギュアはローソンチケット、NHK杯はチケットぴあと取り扱いプレイガイドが違いますが、それでも重複応募には十分注意が必要です。
同一氏名、住所で複数アカウントを作って申し込みも、名寄せされて全て申し込み無効にされるリスクが高いと思います。
私であれば、同一名義での複数応募は絶対にしません。
エルアンコール会員とローチケWEB会員が申し込める場合も、どちらか一方のみにするかな。
紙と電子もどちらか一方にします。
NHK杯フィギュアでは、チケットぴあに色々電話で確認しました。
結論から言うと、「電話での回答は全く当てにならない」です。
平気で違うこと言うので、自分で判断する必要があると思います。
5.本人確認は実施される?
2019年の全日本フィギュアでは、「本人確認は厳しくなる」と思っておいた方がいいです。
入場の際には、本人確認のため身分証明書の掲示(原本)が必要です。
また、電子チケットも今年から「顔写真付き」になっています。
なので、変な名義で応募すると入場できないなんてことになるので、必ず会場に行く人の名義で申し込むようにしましょう。
6.投げ込みが禁止になったのでアリーナの価値が下がる
今年の全日本フィギュアから、投げ込みが全て禁止されます。
これまではアリーナのみ投げ込みOKだったのですが、厳しくなった感じですね。
まあ、3月のワールドで羽生選手の演技後の投げ込みがひどかったので、やむを得ない判断かな。
次の選手の演技に支障が出るようでは本末転倒ですからね。
というわけで、「投げ込みができる」というアリーナの価値が下がり、もしかしたら人気も少し下がるかもしれません。
まとめ:2019年全日本フィギュア1次販売でチケットを取る申し込み方法、買い方
12月に開催される全日本フィギュアのチケット1次抽選販売は、2019年10月28日(月)10:00~11月4日(月・祝)23:00まで受付中です。
個人的に2019年の日本で最も取りにくいチケットの一つと思っているのが全日本フィギュアです。
また、今後2次販売、3次販売が実施されると思いますが、どちらも非常に競争率が高く、しかも1人1枚制限がかかる可能性が高いです。
なので、この1次販売に全力で申し込みましょう。
ちなみに、2018年の全日本フィギュアは、
- 1次販売:2018年10月11日~10月17日(抽選)
- 2次販売:2018年12月1日~12月4日(抽選)
- 3次販売:2018年12月12日(先着)
とういう感じでした。
あと、放流はほとんどない可能性が高いです。
特に、2019年3月の世界フィギュアで放流チケットを買えた経験があると「放流のほうが良席だしチケット取りやすい」と勘違いしがちですが、これは大間違いです。
世界選手権は特別に放流が多いだけで、特に全日本フィギュアはほとんどチケットの再販売=放流がありません。
なので、特に全日本フィギュアについては、先行抽選で取れないと試合終了です、あきらめてください。
「あきらめなければチケット取れる!」というのが私の基本スタンスなのですが、全日本フィギュアは別格です。
当選確率を上げるためには、とにかく「重複応募をさけつつできる限り複数申し込む」しかないです。
全日本フィギュア、NHK杯フィギュアは、プレイガイドの有料会員になっていてもご利益がありません。
ローソンチケットのエルアンコール会員だろうが、チケットぴあのぴあプレミアム会員だろうが、無料会員と差がありません。
なので、とにかくできる限り複数応募しかないんです。
一緒に観戦してくれそうな家族名義など、複数名義で申し込むときにネックになるのが「支払い方法」と「アカウント認証用の電話番号」です。
フィギュアスケートのチケットは、クレジットカード支払い限定です。
基本的に、応募するアカウント名とクレジットカードの名義は同一である必要があるのですが、「エポスカード」を作っておくと、この制限なく申し込みができます。
詳しくはこちら。

また、チケットぴあ、ローソンチケットのアカウント作成には、認証用の電話番号が必要です。
ですので、格安シムで電話番号を確保しておいて、今使っているスマートフォンと差し替えて利用するのがおすすめです。
この方法だと、電子チケットにも対応できます。
ただし、EMTGの正式サポートは3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)だけです。
私は普通に使えてますが、格安シムの利用は自己責任としてください。
詳しくはこちら。

私も、フィギュア用に複数回線契約してますが、それでも普通に全滅もあります。
正直、1口ではどうにもならないと思うので、本気でチケット取るならそれなりの準備は必要だと思います。
全日本フィギュアは、先行抽選でチケット取れなかったら試合終了です。
なので、できる限りの準備をしておきましょう!
チケットの取り方・裏技はこちら


お忙しい中での更新ありがとうございます。
自分名義と、あと一緒に行ってくれそうな同居家族の名義でも申し込んだのですが同一住所だと名寄せ→弾かれてしまうのでしょうか。申し込みの際に端末と回線は別にしていますけれど、急に不安になってきました。
NHK杯のアンケート、微力ながら回答させていただきました。皆さんがどうされているかが分かってとても興味深いです。
本当にありがとうございます。