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2020年SUPER GTレギュレーション・ドライバー変更点と、個人的注目ポイントまとめ

2020年のSUPER GTは、4月11日(土)~12日(日)の岡山国際サーキットで開幕の予定でした。

ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で、開幕戦は残念ながら延期となっています。

 

正直、今年のSUPER GTが開催できるかどうか自体が微妙という非常事態です。

個人的には、今年は観客ありでの開催はちょっと無理かなと思ってます。

 

仮に観客ありで開催できたとしても、あの混雑するピットウォークやグリッドウォークは中止になると思います。

 

運営としては、ドライバーやレース関係者を感染から守るのが最重要課題になるはずです。

万が一ドライバーやチーム関係者から感染者が出ると、レース自体を中止とせざるを得ないからです。

 

なので、ピットウォーク、グリッドウォーク、パドックへの立ち入りなどは、少なくとも2020年は無理かな。

私はここ数年、複数のサーキットでこれらのイベントに参加していたので、とっても残念です。

 

レースの再開がいつになるのかは別にして、今年はSUPER GTのレギュレーションやドライバーに変更点がかなりあります。

GT500のベースカーがレクサスLC500からトヨタスープラに変わることを筆頭に、変更点が目白押しです。

 

今回は、2020年SUPER GTの変更点や注目ポイントについて、いちファンの目線からまとめてみます。

2020年SUPER GT変更点(共通編)

1.フルコースイエロー(FCY)の導入

2020年から、フルコースイエロー(FCY)がついにSUPER GTにも導入されました。

FCYは、WECなどの海外レースでは既に導入されているので、SUPER GTでもやっと導入されたって感じです。

 

FCYの特徴は

  1. コース上全てで追い越しが禁止される
  2. 制限速度が80キロに制限される
  3. FCY中のピットインはペナルティ対象となる

という3点です。

 

従来のセーフティーカーの場合、セーフティーカーの導入時期によって「それまで築いてきたタイム差」が一挙に0になります。

FCYの場合は80キロという制限速度が設定されるため、基本的にFCY導入前のタイム差が保持される=セーフティーカーより有利不利がでにくいという特徴があります。

 

なので、FCYは、「セーフティーカーを導入するほどではない事故やトラブルの場合に導入される」っていうイメージでOKです。

2.フロントウインドウのドライバー識別灯変更

SUPER GTでは、複数のドライバーが交代してレースに参戦します。

通常は2人で、距離が長いレースの場合には3人目も登録される感じです。

なので、今運転しているのが誰なのかが一目でわかるように、フロントウインドウに識別マークがついています。

 

2019年までは、第一ドライバーの時は赤色、第二ドライバーが青色のランプが表示されていました。

例えばこの写真は、2019年の第7戦SUGOでの23号車です。

赤色ランプがフロントウインドウについているので、運転しているのは第一ドライバーのロニー選手ってのがわかります。

 

2020年は、このドライバー識別表示が変更になります。

変更点は次の3点で、

  1. GT500クラスは白、GT300クラスは青で点灯
  2. ドライバー名はイニシャルで、間にアンダーバーを表示
  3. ドライバー名とその時点の順位が交互に表示

実際の表示はこんな感じになるようです。

31号車のTOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTの嵯峨 宏紀選手がドライブしているので、イニシャルのK_Sが青色で表示されてます。

ただ、この表示だとGT500の白、GT300の青ってのはかなり見分けが難しそうです。

まあ、車見ればわかるけどね。

3.マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットでの開催

2020年は、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットでレースが開催されます。

セパンでは2002年から2013年まで海外ラウンドが毎年あったのですが、2014年からは、タイのチャン・インターナショナル・サーキットにその座を奪われていました。

 

前回セパンでレースがあったのは2013年なので、なんと7年ぶりということになります。

しかも、スーパーGT初となるナイトレースです。

 

SUPER GTの場合、鈴鹿の1000kmレースの終盤が、かなり日が落ちてからのレースになるので、ナイトレースっぽい雰囲気になってました。

今回のセパンは正真正銘のナイトレースなので、どんな雰囲気になるか楽しみです。

2017年SUPER GT第6戦鈴鹿の終盤の様子です。

実際はかなり暗くて、ライトがないと車がかなり見ずらい感じです。

2020年SUPER GT変更点と注目ポイント(GT500編)

1.車両規則の変更

2020年のGT500クラスは車両規則が変更され、DTMドイツ・ツーリングカー選手権との共通規則「Class1(クラス1)」に準拠した車両となりました。

この車両規則変更に伴い、ホンダNSXは従来のミッドシップレイアウトから、クラス1に準拠したFRレイアウトへ変更となっています。

なので、見た目は同じNSXですが、中身は全然違う車ってことになります。

これは、ホンダの開発チームは色々と大変そうです。

2.レクサスLC500からトヨタGRスープラへの変更

トヨタ陣営は、ベース車両をこれまでのレクサスLCからGRスープラへと変更します。

これに伴い、従来のチーム名も「LEXUS TEAM○○」から「TGR TEAM○○」に変更となっています。

 

SUPER GTのGT500クラスにトヨタブランドで参戦するのは、2006年のスープラ以来です。

個人的には、ほとんどBMWが作ったGRスープラよりは、レクサスブランドのほうが良かったかなと思います。

3.チーム、ドライバーの入れ替え

2020年もチーム、ドライバーの入れ替えがあります。

チーム体制で一番大きな変更は、2019年のチャンピオンチームTeam Le Mansの撤退です。

 

Team Le Mansの撤退でトヨタは1チーム減となりましたが、TEAM WAKO’S ROOKIとして1台出走するため、トータルの出走台数は6台のまま変わらずです。

 

あと、チャンピオンチームの撤退により、カーナンバー1を付けた車両がいなくなりました。

 

2020年のドライバーエントリーは次のとおりです。

No Machine Driver Tire
3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 平手 晃平
千代 勝正
MI
8 ARTA NSX-GT 野尻 智紀
福住 仁嶺
BS
12 カルソニック IMPUL GT-R 佐々木 大樹
平峰 一貴
BS
14 WAKO’S 4CR GR Supra 大嶋 和也
坪井 翔
BS
16 TBN 武藤 英紀
笹原 右京
YH
17 KEIHIN NSX-GT 塚越 広大
Bertrand Baguette
BS
19 WedsSport ADVAN GR Supra 国本 雄資
宮田 莉朋
YH
23 MOTUL AUTECH GT-R 松田 次生
Ronnie Quintarelli
MI
24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R 高星 明誠
Jann Mardenborough
YH
36 au TOM’S GR Supra 関口 雄飛
Sacha Fenestraz
BS
37 KeePer TOM’S GR Supra 平川 亮
Nick Cassidy
BS
38 ZENT GR Supra 立川 祐路
石浦 宏明
BS
39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra Heikki Kovalainen
中山 雄一
BS
64 Modulo NSX-GT 伊沢 拓也
大津 弘樹
DL
100 RAYBRIG NSX-GT 山本 尚貴
牧野 任祐
BS

赤字が新人、青地がチーム移籍ですが、今年は新人がかなり多いです。

個人的2020年GT500クラス注目チーム

個人的に気になるGT500のチームは、次の3チームです。

36号車:au TOM’S GR Supra

関口 雄飛 選手

 

Sacha Fenestraz 選手

 

このチーム、何と言ってもドライバーが熱いです。

今、SUPER GTで最も熱い走りをする選手の1人である関口選手に加えて、2019年GT300クラスで非常に評価が高かった、サッシャ・フェネストラズ選手が加わります。

大ポカがなければ、チャンピオンチーム大本命ではないかと思うくらいの存在感があるチームです。

 

サッシャ選手は昨年、56号車リアライズ日産自動車大学校GT-Rをドライブしてました。

同じ56号車をドライブしていた元チームメイトの平峯選手も、今年からGT500にステップアップしてます。

はたして、昨年の56号車チームメイト対決はどちらが勝つのがも見ものです。

 

100号車:RAYBRIG NSX-GT

山本 尚貴 選手

 

牧野 任祐 選手

 

ジェンソン・バトン選手が抜けたホンダのエースチームに、なんと牧野任祐選手が加わります。

牧野選手は確かに素晴らしいドライバーですがバトン選手の後釜&ホンダエースチームに加入ということで、かなりのプレッシャーがかかりそうです。

果たしてそのプレッシャーをものともしない走りを見せるのか、注目です。

 

3号車:CRAFTSPORTS MOTUL GT-R

平手 晃平 選手

 

千代 勝正 選手

 

3号車は、笑顔が素敵なマコビッキ選手に変わって、千代ちゃんが戻ってきました。

実は私、千代ちゃんが結構好きなのですが、2016年のSUPER GT第5戦・富士で大クラッシュしてから、なんか変なんですよね。

 

それまであった走りの切れが、この大クラッシュ以降無くなってると思います。

果たして、1年のブランクを経て千代ちゃんが復活するのか、期待半分、不安半分って感じです。

2020年SUPER GT変更点と注目ポイント(GT300編)

1.ウエイトハンデの見直し

GT300クラスは、2020年からウエイトハンデが大きく変わります。

従来はポイント1点につき2キロのウエイトハンデでしたが、今年は1点につき3キロと1.5倍の重量増になります。

 

例えば、開幕戦で優勝したチームには20ポイントが付与されるので、第2戦ではいきなり20ポイント×3キロ=60キロものウエイトハンデが乗ることになります。

ちなみに、1ポイント当たり3キロのハンデは第6戦までで、第7戦は1点あたり1.5キロ、最終戦となる第8戦はノーハンデとなります。

2.車両変更、タイヤ変更など

2020年は2019年より1台多い30台もの車両がエントリーされています。

主な変更点はこんな感じ。

【車両変更】

  • 52号車埼玉トヨペット:MC MARK-X⇒JAF-GT規定GRスープラ
  • 25号車つちやエンジニアリング:MC 86⇒ポルシェ911GT3R

【タイヤ変更】

  • 9号車PACIFIC-D’station Racing(アストンマーティン)、60号車LM corsa(レクサスRC-F):ミシュランに変更
  • 96号車K-tunes(レクサスRC-F):ダンロップに変更

【その他】

  • BMW Team StudieがBMW M6 GT3でシリーズ復帰!ドライバーは荒聖治選手と、ポルシェカレラカップジャパンなどを戦ってきた山口智英選手
  • 2号車 シンティアム・アップル・ロータスの高橋選手が引退、代わりのドライバーがなんと柳田真孝選手

個人的2020年GT300クラス注目チーム

個人的に気になるGT300クラスのチームは次の3チームです。

96号車K-tunes

新田 守男 選手

 

阪口 晴南 選手

 

メンバーは昨年優勝争いをした新田、阪口ペアのまま変更がありません。

この二人、いい感じでバランス取れてると思うんですよね。

 

ここ数年、ちょっと衰えてきたかなと思った新田選手と、同じくここ数年伸びやなんでたかなという坂口選手ですが、お互いにいいところが出てると思います。

坂口選手は、今年GT500クラスのステップアップしたライバルの宮田選手に負けないように頑張って欲しいです。

 

あと、96号車は今年ダンロップタイヤをチョイスしてます。

GT300クラスでは、ダンロップタイヤをチョイスしているのは11号車GAINERと61号車スバルのみです。

レクサスがダンロップタイヤを履くのは初めてなので、果たしてこれが吉と出るか凶と出るか、これも楽しみです。

 

25号車 HOPPY Porsche

※写真は2019年のMC86

松井 孝允 選手

 

佐藤 公哉 選手

 

25号車はチーム名を「つちやエンジニアリング」から「HOPPY Team TSUCHIYA」変更しています。

使用車両も86MCからポルシェ911GT3Rになっているので、いろいろな面で再スタートの年です。

MC86時代の「手作りチューン感」が結構好きだったのですが、今年はどうなるか楽しみです。

 

あと、25号車は松井選手の相方に素晴らしいドライバーを見つけてくることが多いです。

  • 2018年:坪井翔選手
  • 2017年:山下健太選手

と、いずれもGT500にステップアップして活躍しています。

2019年から25号車をドライブしている佐藤選手は、今のところあまりぱっとした活躍を見せていません。

果たして、土屋監督の選手を見る目はやっぱり確かなのか、佐藤選手の活躍にも注目です。

 

2号車 シンティアム・アップル・ロータス

加藤 寛規 選手

 

柳田 真孝 選手

 

2号車は、ジェントルマンドライバーの高橋 一穂選手がついに引退となりました。

で、代わりに加入したのがなんと柳田選手です。

 

相方の加藤選手は一発の速さもあって、予選では度々光る走りを見せてます。

マシントラブルが多いこと、加藤選手と高橋選手の実力差が大きかったことから、レースでは結果が残せませんでしたが、今年は期待できそうです。

 

柳田選手は2度もGT500のチャンピオンになっているドライバーなのですが、ここ数年はジャーニーマンになっていて、2019年に至ってはシートがなくなってしまいました。

今年はまさかの2号車で復帰ということで、個人的に楽しみです。

 

柳田選手は顔もイケメン、話も面白いのに、人気面ではイマイチです。

2度のチャンピオンについても、相方に恵まれたって意見が多いので、ここで一発見返してくれたらうれしいです。

まとめ:2020年SUPER GTレギュレーション・ドライバー変更点まとめと個人的注目ポイント

2020年のSUPER GTは、フルコースイエローの導入、GT500クラスへのClass1既定導入など、変更点がいくつかあります。

ドライバーも特にGT500クラスで新加入が多く、今年も目が離せません。

 

新型コロナウイルス感染症の影響で、スケジュール変更を余儀なくされてますが、再開したときに備えて、ファンもいろいろと勉強&情報収集しておきましょう!

 

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