2020年10月16日(木)、2020年NHK杯フィギュアの観戦ツアー取り扱いが発表されました。
2020年のNHK杯フィギュアは、東和薬品RACTABドーム で、2020年11月27日(金)~11月29日(日)までの3日間開催されます。
そして、今年も旅行会社による「フィギュアスケート観戦ツアー」が設定されます。
今年のNHK杯フィギュアは、基本的に日本国内で活動する選手のみが出場します。
なので、メンバーを見ると「グランプリシリーズ」って感じはほとんどありません。
どちらかというと、プチ全日本選手権という感じ。
羽生選手、宇野選手、紀平選手の出場がないので、「そこまで争奪戦にならないのでは?」というのが正直な感想。
ただし、高橋選手がアイスダンスで出場するので、ここがちょっと不透明なところ。
ツアーは値段設定がお高めですが、確実にチケットが欲しい場合はアリかなと思います。
【2020年10月23日追記】
NHK杯フィギュアツアーについて、アンケートを実施しました。
結果は「こちら」。
Contents
NHK杯フィギュア観戦ツアーとは
ここ数年、NHK杯フィギュアスケートの試合が開催される時期には、旅行会社による「観戦ツアー」が設定されます。
2020年は昨年と変わらず、JTBと近畿日本ツーリスト(KNT)が取り扱います。
NHK杯フィギュア観戦ツアーのメリット
1.当選すれば確実に観戦できる
フィギュアスケートのチケットは競争率が高く、自力で入手するのはかなり大変です。
なので、チケットを入手できる手段として「ツアー」はとても需要になります。
何と言っても、当選すれば激烈なチケット争奪戦にチャレンジしなくてもいいのは大きなメリットです。
ただし、2020年に関しては、いつものグランプリシリーズと出場選手のレベルが違うので、競争率についてはそこまで高くないと予想します。
2.お席もまあまあ良い
観戦ツアーで準備されるチケットは、「まあまあのお席」であることが多いです。
アリーナやスタンド前列のように「超良席」になることはありませんが、ロングサイド真ん中の見やすいお席である可能性が高めです。
まあ、お値段がお高いので当然と言えばそうですが、お席の面で心配する必要はないと思います。
3.交通手段、宿泊先などの心配がない
観戦ツアーは、プランによっては飛行機などの現地までの交通手段、宿泊するホテルなどがセットになっています。
なので、「どうやって行こうか?」とか、「どこに泊まろうか?」みたいな心配がなく、とっても楽です。
また、ホテルから会場までの送迎バスがあったりと、まさに至れり尽くせりで楽ちんです。
NHK杯フィギュア観戦ツアーのデメリット
1.お値段がお高め
フィギュアスケートの観戦ツアーの一番のデメリットが、この「お値段がお高め」ってとこです。
観戦ツアーは、開催地までの交通費+宿泊費+観戦チケットがセットになっているのが基本です。
それぞれ、微妙に高く値段設定されているので、トータル金額では、個人で交通手段、宿泊施設、チケットを手配したほうが全然安上がりです。
ただし、2020年はGo toトラベルが使えるので、基本的に旅費は35%オフになります。
「自分でチケット確保+Go toトラベルを利用して個別プラン作成」のほうが安上がりですが、例年より割高感は少なめ。
2.当たらない(今年は違うかも)
観戦ツーアは結構なお値段になるのですが、それでもかなりの競争率になります。
結果、「応募しても全然当たらない」というのが現状です。
ただし、チケットを自力で確保できた人の「キャンセル」がそれなりにあるので、再販も結構あったりします。
なので、一度売り切れてもあきらめずにチェックしていると、2次販売や再販分を購入できたりします。
2020年NHK杯フィギュア観戦ツアー概要
JTBフィギュアスケート観戦ツアー
【ツアー期間】
2020年11月27日(金)~11月29日(日)
【受付方法】
抽選方式
【申込期間】
2020年10月16日(金)15:00~10/20(火)15:00
【結果発表】
10/22(木)15:00
【支払期限】
10/22(木)15:00~10/26(月)15:00
【ツアーのポイント】
- 大会期間全種目の観戦券付き
- 大会公式マスクケース付き
- ホテル~会場間の往復送迎バスをご用意
※往路は開場時刻にあわせて運行します。復路は各日最終競技終了後に運行します。 - 最終日はJR新大阪駅行きバスをご利用いただけます。
- GoToトラベル事業支援対象ツアー!
【発着地】
宿泊ホテルまたは会場
※現地までは自力で行く必要あり
【席種・料金】
- スタンドSS:93,000円(Go to割引後)
- スタンドS:81,000円(Go to割引後)
【宿泊先】
- ホテルモントレ ラ・スール大阪 2泊朝食付き
【注意点】
- 観戦チケットは『3日間通し券』ではございません。座席番号は各日異なる場合もございます
- チケットはすべて電子チケットとなります。
- 抽選のお申込みは、おひとり様1回のみ、最大1名様となります。同じお客様にて複数回のお申込みは無効となります。
- 宿泊ホテルはシングル1名様1室利用のみとなります。
近畿日本ツーリストフィギュアスケート観戦ツアー
【ツアー期間】
2020年11月27日(金)~11月29日(日)
【受付方法】
抽選方式
【申込期間】
2020年10月23日(金)12:00~10月26日(月)09:30
【結果発表】
2020年10月27日(火)※当選者のみ通知
【支払期限】
2020年11月5日(木)12:00まで
【ツアーポイント】
- 大会公式プログラムプレゼント
- 東京駅発、現地集合が選べる
- ホテルから会場への送迎付き
【発着地】
東京駅、大阪(現地集合)
【利用ホテル】
ANAクラウンプラザホテル大阪
【最小施行人数】
・東京駅発着:20名様
・大阪(ホテル)発着:20名様
【席種】
・スタンドSS席
・スタンドS席
【料金】
- 東京駅発(スタンドSS・1名1室):112,000円
- 東京駅発(スタンドSS・2名1室):103,000円
- 東京駅発(スタンドS・1名1室):100,000円
- 東京駅発(スタンドS・2名1室):91,000円
- 大阪ホテル発(スタンドSS・1名1室):85,000円
- 大阪ホテル発(スタンドSS・2名1室):76,000円
- 大阪ホテル発(スタンドS・1名1室):73,000円
- 大阪ホテル発(スタンドS・2名1室):64,000円
※いずれもGoTo割引後
【注意点】
- 本大会のチケットはすべて電子チケットになりますので、必ずスマートフォンをお持ち下さい。同伴者の方もスマートフォンが必要になります。
- 重複予約は無効となります。(代表者と同伴者を入れ替えてのお申込みも重複予約となり無効となります。)
- 東京駅発着及び大阪(現地)発着の両方をお申込みの場合も無効となります。
まとめ:2020年NHK杯フィギュア観戦ツアーの概要発表!JTBと近畿日本ツーリストで10月16日(金)から抽選受付開始
2020年10月16日(木)、2020年NHK杯フィギュアの観戦ツアー取り扱いが発表されました。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、例年とは違った点が多そうです。
JTBは現地集合プラン、KNTは現地集合プランor現地までの交通費込みプランから選択できます。
1.JTBとKNTで受付期間が違う
今年は、JTBとKNTで受付期間が違います。
JTBの受付期間が2020年10月16日(金)15:00~10/20(火)15:00、結果発表が10/22(木)15:00。
近畿日本ツーリストの受付期間が2020年10月23日(金)12:00~10月26日(月)09:30なので、JTBの結果を確認してから近畿日本ツーリストに申し込むことも可能です。
昨年までは、ほぼ同一の時期に申し込みだったので、結果確認してから申し込みができませんでした。
個人的に、これは嬉しい改善です。
2.JTBはお一人様専用になった
昨年までのJTBツアーは、「1人 or 2人参加」のツアーでしたが、今年のJTBツアーは、おひとり様のみです
新型コロナウイルス感染症対策だと思いますが、昨年のアンケートをみると1人申し込みが80%以上だったので、これも影響あるかも。
2人で観戦したい場合は、それぞれで申し込み、お部屋も別々になります。
また、「どちらか1人だけが当選するリスク」も考えておく必要もありますね。
一方、KNTは1人プラン、2人プランから選択できます。
現地集合プラン、交通費込みプランも選択できるので、KNTのほうが申し込みしやすいかも。
3.当選後に入金しなければ自動キャンセルになる
フィギュアスケートのツアーは、当選発表後に料金を支払うシステムです。
期限内に支払いがなければ、自動的に当選はキャンセルになります。
なので、2人で申し込みしたけど1人しか当選しなかった場合、ほっとけば当選分はキャンセルになります。
4.チケットは電子チケットのみ
チケットは電子チケットのみになりました。
昨年までは、ツアー当選者分は紙チケットだったのですが、今年はスマートフォン必須です。
まだガラケーの人は、あきらめてスマートフォンに機種変更しましょう。
5.Gotoトラベル対象なので、例年よりはお得感あり
フィギュアスケートのツアーは、お値段がかなりお高めなことで有名です。
ですが、今年のツアーはGo toトラベル対象なので、旅費は35%引きになります。
あと、多分追加で15%分の商品券っぽいものも貰えるはず。
なので、例年よりはかなりお得感があると思います。
ただし、「自分でチケット確保+自分でGo toトラベル利用」のほうが断然お安くなるので、あくまで例年よりは安いレベルということで。
例えば、JTBのスタンドSプランで比較すると
【ツアー料金】
81,000円
【自分で手配】
- ホテルモントレ ラ・スール大阪(1室1名/朝食付/2泊):30,497円×0.65=約19,800円
- スタンドSチケット:8,000円 ×3=24,000円
- 合計:43,800円
【差額】
81,000円ー43,800円=37,200円
この「差額37,200円」と、「マスクケース、会場までバス、事前にチケットを確保できる安心感」とを比較して判断することになります。
今年は、Go toトラベル利用でツーアー費用的にはお得になりますが、羽生選手、宇野選手、紀平選手というトップスケーターが出場しないため、そもそもチケットの競争率が高くないかもという事情もあります。
個人的には、どうしてもチケットを先行して欲しい場合以外は、ツアーではなく一般発売にチャレンジで十分な気がします。
大相撲、野球など、明らかに昨年よりチケットが取りやすいんですよね。
思ったより新型コロナウイルス感染症の影響で外出を控える人が多いんだと思います。
ただし、高橋選手がアイスダンスで出場予定なので、ここがちょっと読めない点です。
この辺りは、各自で判断してください。
2019年のNHK杯ツアー(北海道開催)ではアンケートを実施しているので、こちらも参考に。

【2020年10月23日追記】
NHK杯フィギュアツアーについて、アンケートを実施しました。
結果は「こちら」。
チケットの取り方・裏技はこちら


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