2020年8月3日(月)、国際スケート連盟(ISU)はオンラインで理事会を開催し、フィギュアスケートのグランプリシリーズ全6戦の開催を決定しました。
開催方式については検討中とのことですが、
- 1人1大会のみ出場
- 本国または活動拠点への出場
に制限される可能性が高いとのことです。
フィギュアスケートは、選手や関係者が世界各国から訪れるので、渡航制限があると開催が非常に難しくなります。
正直なところ、2020年のグランプリシリーズは中止と思っていたので意外です。
日本で開催されるGPシリーズは、2020年11月27日(金)~29日(日)に大阪で開催される「2020 NHK杯国際フィギュアスケート競技大会」です。
NHK杯フィギュアの開催形式、参加選手、チケット販売等の詳細については、9月頃に発表予定となっています。
「チケット発売」という単語があるので、もしかしたら観客を入れて開催される可能性があります。
なので、日本のトップスケーターがこのNHK杯に出場してくれれば、生で観れるかも。
Contents
2020年フィギュアGPシリーズ開催日程
2020年のグランプリシリーズ6大会は、次の日程で開催されます。
2020年GPシリーズ日程
- 第1戦:スケートアメリカ(10月23日~25日 ラスベガス)
- 第2戦:スケートカナダ(10月30日~11月1日 オタワ)
- 第3戦:中国杯(11月6日~8日 重慶)
- 第4戦:フランス杯(11月13~11月15日 グルノーブル)
- 第5戦:ロシア杯(11月20~22日 モスクワ)
- 第6戦:NHK杯(11月27~29日 大阪府門真市・東和薬品ラクタブドーム)
- GPファイナル:(12月10~13日 中国・北京)
GPファイナルは、12月10~13日に北京で行われる予定ですが、年明けにずれ込む可能性があるとのことです。
2020年GPシリーズの開会開催概要
2020年に開催されるGPシリーズは、現時点では日程どおり開催される予定です。
ですが、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、各大会の12週間前を期限として開催可否も含めて判断されます。
なので、開催国での新型コロナウイルス感染症の感染状況によっては、中止も含めて大きな変更がありそうです。
第1戦のアメリカ大会とか、相当厳しそう。
また、フィギュアスケートGPシリーズは、世界各国の選手が集まって開催されます。
このため、新型コロナウイルスによる渡航制限の影響がとても大きく、大会への出場は「開催国の選手、開催国で練習している選手などに制限」される予定です。
合わせて、従来は1人2大会までの出場が、原則1人1大会まで出場に制限されます。
2020年フィギュアGP第6戦NHK杯フィギュアについて
気になるのは日本で開催されるNHK杯フィギュアです。
2020年NHK杯フィギュア開催概要
【開催期間】
2020年11月27日(金) ~ 2020年11月29日(日)
【開催地】
東和薬品RACTABドーム
公式サイトには、「2020 NHK杯国際フィギュアスケート競技大会の開催形式、参加選手、チケット販売等の詳細については、現在検討中です。9月頃に大会実施概要をこちらのページにて発表する予定です。」
との記載があるので、素直に読むと「チケットの発売がある=有観客開催」の可能性があります。
現時点では何ともですが、9月の概要発表まで情報収集が必要ですね。
2020年NHK杯フィギュアのチケットを取るための準備
2020年11月27日(金)~29日(日)に大阪で開催されるNHK杯フィギュアですが、現時点ではチケットが発売されるかどうか未定です。
詳細は9月に発表されますが、今から準備できることを考えてみます。
そもそも観客をいれて開催できるのか?
2020年のNHK杯フィギュアは、2020年11月27日(金)~29日(日)に大阪で開催されます。
観客を入れて開催できるのかどうかは、他のスポーツ、演劇などの対応が参考になります。
まず、「観客を入れての開催が可能か?」については、可能だと思います。
ただし、11月末の時点で新型コロナウイルス感染症の拡大状況がどうなっているのか不明です。
あくまで、2020年8月上旬時点での判断となります。
次に、「何人観戦できるのか?」ですが、これは政府の指針に影響されます。
現状だと、NHK杯フィギュアを観戦できるのは、「定員の50%までOK」となる可能性が高いと思います。
東和薬品RACTABドームの座面あり定員が6,000席なので、定員の50%となると、約3,000人。
出場メンバーによると思いますが、かなりの競争率になりそう。
詳しくはこちらを確認してみてください。

チケットを発売するプレイガイドはどこか?
NHK杯のチケットを取り扱うプレイガイドは、過去の経験からローソンチケットの可能性が高そうです。
次点でチケットぴあかな。
それ以外のプレイガイドがチケットを販売する可能性はかなり低いと思います。
チケットの発売方法は?
チケットの発売方法は全て抽選販売になると思います。
昨年までの状況だと
- 1次販売:抽選
- 2次販売:抽選
- 3次販売:抽選(先着の可能性もわずかにあり)
こんな感時での販売が予想されます。
気になる1人で購入できるチケットの枚数ですが、残念ながら「1人1枚まで=ペア観戦は無理」となる可能性が高そうです。
あったとしても、「1次販売のみ1人2枚までOK、ただし同行者の登録も必要」かな。
プレイガイドの有料会員優先枠が設定されるか?
次に気になるのが、ローソンチケット、チケットぴあでチケットを販売するとして、何か有利になる条件があるかってことです。
通常のチケット販売では、ローソンチケットは「エルアンコールカード」、チケットぴあは「ぴあカード」を持っているとチケットの当選確率が上がります。
ですが、過去の経験上、フィギュアスケートについては、プレイガイドが発行するクレジットカードを持っていても、優遇措置は全くありません。
なので、2020年についても、プレイガイドのクレジットカードを作る必要はないと思います。


リセール販売はあるか?
フィギュアスケートでは、数年前からEMTGのシステムを利用したリセール販売を実施しています。
他のスポーツより早めにシステムを導入したこともあり、昨年などもある程度スムーズに機能している印象です。
2020年についても、チケット販売があればリセールも実施されると思います。
利用するシステムは引き続きEMTGといいたいところですが、EMTGは2020年4月に「チケプラ」へ名称変更しています。
名前は変わりましたが、基本的にチケプラはEMTGのシステムを引き継いでいます。
アカウントもそのまま利用できるので特に注意点はありませんが、システムのあらましくらいは確認しておきましょう。

あと、チケプラでは、「チケプラトレードプレミアム」という有料会員制度があります。
チケプラプレミアムに加入すると月額400円が必要ですが、「チケット当選確率のUP」という特典があります。
しかも、プレミアム会員に加入している期間に応じて当選確率がUPします。
フィギュアスケートのリセールチケットで効果があるか不明ですが、私はとりあえず5月から加入しています。
なので、9月以降はシルバー会員となり、当選確率が5倍となるはずです。
今から加入してもシルバー会員は無理っぽいので、もしチケプラでチケット取り扱いがあると確定したら、有料会員も検討してみてください。
直前加入でもブロンズ会員になれるので、当選確率が2倍になるはずです。
まとめ:2020年NHK杯フィギュアグランプリシリーズの開催決定!
2020年8月3日(月)、国際スケート連盟(ISU)から、フィギュアスケートのグランプリシリーズ全6戦を開催するとの発表がありました。
開催方式については検討中ですが、昨年までと大きく違うのは、
- 1人1大会のみ出場
- 本国または活動拠点への出場
に制限される点です。
海外を拠点としている日本人選手はどちらにアサインするのか注目です。
もし、NHK杯に有力選手が出場とかなると、チケット争奪戦は大変なことになりそう。
NHK杯の開催概要は、観客を入れるかどうかも含めて9月に発表されます。
現時点でチケットを取るために準備できることはあまりありません。
あえて言えば、
- チケプラの有料会員になる
- エポスカード作っておく
くらいかな。
あと、大切なのはやっぱり情報収集です。
今年はイレギュラーな対応が多いのですが、それでも過去のチケット発売状況などは参考になるので、こちらをよく読んでおくことをおすすめします。
チケットの取り方・裏技はこちら


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